リオは、ブラジルでも「シダージ・マラヴィリョーザ(素晴らしき都)」と称えられている、美しい景観を持つ大都市です。
このリオデジャネイロの山と海に囲まれた景観群は、2012年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。
キリスト像やコパカバーナビーチなど、1つ1つも素晴らしいのですが、今回はせっかくなので、この文化遺産となった景観群を一望できるとっておきの4スポットを紹介したいと思います!
コルコバードの丘 Corcovado
コルコバードの丘は、あの有名なコルコバードのキリスト像が建つ、高さ710mの丘です。
佇むキリスト像も必見なのですが、この丘から見渡せる360度の景観は、一度見たら忘れられません!ポン・ジ・アスーカルのあるグアナバラ湾はもちろん、マラカナン競技場やビーチの数々が、かなり高いところから見渡せます。
予約は、こちらのサイトから行うことが出来ます。
http://www.tremdocorcovado.rio/index-eng.html
登山電車乗り場までは、地下鉄ラルゴ・ド・マシャード駅からコルコバード行きのバス(580番)に乗り換えて、約15分くらい。コパカバーナ地区からだと、583番のバスでも直接行くことができます。
登山電車で標高が高くなるにつれ、見えてくる景色は圧巻ですよ!
ウルカの丘 Morro da Urca
ウルカの丘は、有名な観光地ポン・ジ・アスーカルに行くための経由地となる丘です。
標高は、220mですが、何がいいって、気軽に登っていくことができるハイキングコースがあることです!
もちろん、ポン・ジ・アスーカル行きのロープウェイのチケットを買えば、ウルカの丘からもポン・ジ・アスーカルからも景色を楽しめることができるのですが、85レアルとちょっとお高め。
ハイキングコースは、ロープウェイ乗り場の真ん前にある、プライア・ベルメーリャという小さなビーチの左端にある、遊歩道の途中にあります。
日曜日ともなれば、たくさんのカリオカたちがトレッキングているので、迷うことはないでしょう。
人によりますが、30分くらいかけて登っていくと、ウルカの丘の絶景が目の前に広がります。忘れられない思い出になること間違いなし。
ビスタ・シネーザ Vista Cinesa
キリスト像とグアナバラ湾、ポン・ジ・アスーカルを全て一望するならココ!
「ビスタ・シネーザ」とは、「中国の展望台」という意味です。なぜ中国なのかというと、19世紀、ブラジルにお茶栽培をもたらした中国人たちに感謝の意を表して、東洋風のパビリオンがここに作られたからです。
アウト・ダ・ボア・ビスタという、チジュッカ国立公園の西側にこの展望台は位置していて、400mの高台からキリスト、グアナバラ湾、イパネマビーチ、ロドリゴ・デ・フレイタス湖と、リオの主要スポットが全て一望できます!
アクセス方法は、車かタクシー。
コパカバーナやイパネマなどの観光地から、タクシーで約40分、30レアルくらいで行けます。タクシーに乗って、「ビスタ・シネーザ」と言えば、みんなわかるのでポルトガル語が話せなくても大丈夫です(・∀・)
カタクンバ公園 Parque da Catacumba
カタクンバ公園は、ちょっとマイナーですが、昔ファベーラというスラムだったところが整備され公園となった、異色のスポット。
ここにも距離600mほどの初級のハイキングコースがあり、頂上からはロドリゴ・デ・フレイタス湖やコルコバードの丘、イパネマビーチなどが見られます。
入り口はバスや地下鉄からのアクセスが悪いので、タクシーを頼みましょう。「パルキ・ダ・カタクンバ」といえば連れて行ってもえらえます。
コパカバーナやイパネマなど、観光地から近いのも魅力です。
まとめ
今回は、リオの景色が一望できる4スポットを紹介しました。
せっかくリオに行くなら、1つ1つ巡るのもいいけど、パノラマでぐるっと眺めてみたいもの!
是非色々な角度から、素敵なリオを見つけてくださいね!