最近は結婚式をやらない人も増えていますが、日本の結婚式と言えば、教会・神前・人前式などの式典から始まり、披露宴、2次会が一般的ですよね!
以前、ブラジル人の友達の結婚式に招待された時、日本といろいろルールが違うので結構とまどってしまいました。
今回は、「ブラジルで結婚式に招待されても恥をかかないように」ブラジルの結婚式について、まとめてみたいと思います!
ブラジル式結婚式・招待状の取り扱い
友人から結婚式の招待状をもらったら、
それはすなわち「あなたとあなたのパートナー(配偶者や彼氏、彼女)も同時に招待されている」ということです。
ブラジルの結婚式は日本と違い、出席者が細かく決められていません。
最近は出欠の確認をオンラインで管理したりするカップルも増えてきているので、招待状をよく読んで早めに出欠の連絡をしておきましょう。
ブラジル式結婚式・ご祝儀は必要なし!
多くのブラジル人カップルが、結婚式前に「Cha de Panela」というプレゼントをもらうパーティーを開催します。
その時に、ほしいプレゼントリストを作成してオンラインで招待客に公開するっていうシステムなんです( ゚Д゚)
友人からもらったURLにアクセスすると、色々な日用品がリストアップされていました。
リストには「ソファー」などの高い物から、「マグカップ」などお手頃なものまで色々。
わたしは、友達との親密度から考えて、「圧力なべ」をプレゼントすることにしました♪
このプレゼントがご祝儀代わり!結婚式に現金でご祝儀を持っていく必要はありません。
ブラジル式結婚式・セレモニーから披露宴の流れ
わたしが招待された結婚式&披露宴会場は、見晴らしのいいイベント会場。
式もパーティーも場所を移動せずに行える便利な所です。
招待状に「16時開始」とあったので、律儀に16時前に到着した私。
しかし、そんな時間に到着するブラジル人はおらず、そこから約30分、暇な時間を過ごしていました(笑)
16時半ころ、ようやく音楽がなり新婦が入場。
セレモニーは教会ではありませんでしたが、流れはカトリックの厳かな雰囲気でした。
ブラジルはカトリック教徒の多い国ですが、最近のセレモニーの場所や進行具合などは、新郎新婦の好みで自由にできるようです。
小一時間でセレモニーが終わると、新郎新婦が写真撮影のため、どこかへ消えて行ってしまいました。
そこから披露宴が始まるまで、出席者は自由時間です。
ちょっと早く来ていたわたしは、何もすることがなくなり、座っておしゃべりして時間を潰していました。
そして夜も暗くなるころ、ようやく披露宴の始まりです。
ブラジル式結婚式・パーティーは延々と続く!
披露宴といっても、日本のように席が決められていてコース料理が出てきたり、司会者が仕切ったり、上司の挨拶があったり、余興が始まったりなどは一切ありません!
フリースタイル・パーティーという感じです。
席は自由で、食事はバイキング形式なのでお腹がすいたら取って食べる(笑)。
もちろん上司の挨拶はなく、(そもそも上司は招待されているのかな?)お涙ちょうだいイベントもナシ!
しばらくすると、ロマンティックな音楽にのって、新郎新婦のファーストダンスが始まります。
間にちょこちょこ、ブーケトスやケーキカットなどのイベントはありますが、基本夜中まで踊り倒します。
小さな可愛い引き出物
終了時間がないので、それぞれ疲れた人からちらほら帰りだします。
帰り際にかわいいお菓子の引き出物を頂きました。
色々と日本と違うことだらけで戸惑いましたが、自由でとっても楽しい結婚式でした!
ブラジル式結婚式まとめ
ご祝儀制ではないので、新郎新婦が全て費用を負担せねばならず、日本並みに結婚式費用がかかることもザラです。(自分が払うこともないから結局一緒なんですけどね!)
もらうならご祝儀が嬉しいけど、プレゼントっていうのもなかなか素敵でいいシステムだなと思います。事前に欲しいものがリストアップされているので、変に好みの気を使う必要もなく送る側も送られる側にも嬉しいですよね♪
自由な雰囲気の披露宴もブラジルらしくて最高です。明るくてオープンなブラジル人にとっては、結婚式の司会者なんて野暮ですね。
参加者が自由に楽しく食べて踊って、これが一番大事だなぁと感じました。
チャウ!