日本から遠く離れたブラジル。
地球の反対側なので、ブラジル旅行っていったいどんな洋服を着ていけばいいの?と悩まれる方も多いのではないでしょうか??
実際わたしは結構悩みました。南米だからあまり目立つと犯罪に巻き込まれるかも・・・とか。
わたし自身ブラジルには12月の終わりころと5月の2回滞在し、夫側の親戚は全員ブラジル人なので服装についてはお任せください!!!
今回はブラジル旅行に行く際にどんな格好をすればいいのかについて、世界一周経験者、旅のプロのわたしが、季節ごと、シーンごとにおすすめの服装をまとめてみました。
- ブラジルに来ていく洋服がわからない
- ブラジルのファッションの傾向が知りたい
- 現地でのマナーがわかならいので不安
旅行に必要な洋服の枚数、荷物を増やさずに旅先でもおしゃれを楽しむ方法、避けた方が良い服装など、海外旅行で着る服を選ぶポイントを紹介します。
圧縮袋なしで衣類を50%圧縮
HOLICCのPackBagが超便利!!
一般的な圧縮袋のように
空気を抜く手間は一切なし
※複数購入はセット購入がお得です
海外旅行ってどんな服を着れば良いの?
ブラジルは日本と同じく四季がある国ですが、とにかく国土が広くどこへ行くかで温度対策はかなりかわってきます。
服で荷物を埋めてしまってせっかくのお土産が入らない!なんてことにならないように、事前にチェックしておきましょう。
まずは洋服の必要枚数や履物について、一般的な考え方をお伝えします。
必要な洋服の枚数
旅行の日程もよりますが、わたしは3日以内なら日数分。ワンピースが楽なので多用しています。
それ以上であれば着まわしてできるようなものを中心に、3日~5日分の洋服を持っていくことが多いです。
最近は写真を撮ってブログに載せることも増えたので、特に暑い季節は荷物に余裕があればそれ以上持っていくことも。
秋から春までの間は防寒対策のため、ユニクロのウルトラライトダウンを必ず忍ばせています。
動きやすい服装&靴がマスト
観光スポットをたくさん巡る予定がある方や、石畳など歩きにくい道が多い国では、動きやすい恰好+履きなれた靴がマストです。
特に、靴は重要!
「服に合わないから」という理由でヒールのある靴やパンプスを履くと、現地でひどい目に合います。
せっかくの楽しい観光が、思い出は足の痛みだけ・・なんてことにならないよう、スニーカーなどの歩きやすい靴を履いていくのがおすすめ。
「足が痛くてこれ以上歩けない・・!」なんて同行者にも迷惑をかけてしまうので、おしゃれな靴は日本で楽しみましょう♪
わたしのおすすめはNIKEかニューバランスの白、黒、グレー。シンプルな配色で色んな服に合わせやすいと思います。
また、季節に関係なくビーチサンダルを持っていくのもおすすめ。
海外ではバスタブなし、シャワールームのみというホテルも結構一般的。
ホテルでスリッパがない場合やシャワールームでサンダルを使いたいときに重宝するのでビーチサンダルは必需品。
100均のビーサンはすぐに壊れたり、歩くと足が痛くなるので履物は少し高くても良いものを購入されることをおすすめします。
薄手のストールかパーカーがあると便利
薄手のストールやパーカーは、肌寒い時にちょっと羽織るという定番の使い方以外に、日差しが強い場所での日よけ、空気が悪く排気ガスが臭い途上国ではマスク替わりとしても役立ちます。
教会やお寺、モスクなどの宗教施設を観光する際など、肌を隠さなければいけないシチュエーションが意外とあります。
1枚持っておくとめちゃくちゃ便利。
更にダサくなりがちな旅行の服装のアクセントにもなるのでおしゃれアイテムとしても一押しです。
身につけるもので防犯対策を
海外旅行ではスリが日常茶飯事。
外国に慣れておらず、危険を回避できる自信がないのであれば、できる範囲で現地の人の恰好に合わせた、カジュアルな服装を選ぶのが無難です。
例外として、旅行中にオペラなど観劇の予定がある場合はカジュアルすぎるのも問題。ジャケットやよそ行きのワンピース(ドレスの人もいますが、ワンピースでも大丈夫です)を持って行くことをお忘れなく。
わたしがフランスに行くときは必ずこのセキュリポを使うようにしていて、何度もスリから救われました。
スリの多くはリュックやポケットに手を突っ込んできます。かなり警戒しているのに過去5回以上遭遇しました。
とにかく貴重品は肌身離さずセキュリティーポーチで管理するのがおすすめです!
荷物を増やさない工夫と収納方法
荷物を増やさない工夫はいくつかあります。
わたしが実践しているのは
- 下着は100均の紙ショーツを使う
- ホテルで手洗い洗濯する
- 現地でコインランドリーを利用する
など。
また、荷物のパッキングには圧縮袋いらずで衣類を50%圧縮できる便利な商品もあるので活用しましょう。
一般的な圧縮袋って、空気を抜いて圧縮する作業が面倒だったり、袋が壊れやすかったり、ひと手間かかるイメージですが、パックバッグなら圧縮の手間なし。ファスナーも丈夫なので安心感も使いやすさも全く違います。
わたしはヨーロッパ1ヵ月旅行(幼児ひとり、大人ひとり)でLサイズ、Sサイズをそれぞれ2つずつ(計4つ)用意して自分の服と子供の服を管理しました。
大きな方に洋服をいれ、小さな方はブラトップや下着、靴下などを収納。
複数購入する場合は、パッと見てわかるように大きさや色を変えると便利です。
LサイズとSサイズをまとめて購入する場合はセット購入がお得ですよ。
ブラジル旅行で気を付けるべき服装の注意点
ブラジル旅行を安全に楽しむ上で
- 現地の人の恰好
- タブーとされる服装
- 現地での服装マナー
を知ることはとても大事。
トラブルに巻き込まれないためにも、事前にブラジルの文化を知っておきましょう。
現地のファッションの傾向
わたしが3週間滞在した時の印象だとブラジルにはお洒落好きな人が多いです。
南米は派手な洋服を好む人も多いので、服装についてはあまり気にしなくて大丈夫。
夏場はショートパンツや胸が見えるようなタンクトップなども普通で、日本人からするとかなりセクシーに感じるかもしれません。
涼しくなるとぴったりとしたジーンズやスパッツに長そでシャツやパーカー、男性はポロシャツも多かったな。
アジア特有のかわいらしい恰好をすると目立つので、カジュアルだったり綺麗めのほうが良いかも。
メイクはきちんとしている美女と、ほとんどしていない人にわかれていました。
旅行者も現地の人に合わせるべき?
結論から言うと、できる範囲で現地の人の恰好に合わせたほうが良いというのがわたしの考えです。
日本と同じようなかわいらしい恰好をして旅を楽しみたいのも理解できますが、できるだけ現地に馴染むような服装を選んだ方が無難だと思います。
ちなみにわたしが下の写真で履いているようなワイド系のパンツは南米でほとんど見ないので夫のフェニーから目立つよと言われてしまいました。
南米ではピタッと系のボトムスがおすすめです。
ブラジルでタブーとされている服装
ブラジルでタブーとされている服装は特にありません。
しかし、治安の悪さではピカイチなので、ブランド物やいかにも高級そうな恰好はやめておいた方がいいと思います。
また、ミニスカートは全世界共通でおすすめしません。
ミニスカートに高いヒール、ばっちりメイクのような恰好をしているとナンパされたり、性犯罪に巻き込まれてしまう可能性も。
※現地の人はミニスカートもショートパンツも履いていますが、旅行者が履くならショートパンツの方が良いと思います。
教会見学時の服装
キリスト教徒が大半のブラジル。
敬虔な信者にとって教会は神に祈りを捧げる場であり大切な場所です。派手すぎる格好や露出が高い服は×。
そして教会に入ったら帽子やサングラスをとり、携帯は音が鳴らないよう電源を切るかマナーモードにしておきましょう。
ブラジルの季節ごとのおすすめの服装
ブラジルには四季があります。
地域や季節によって雨量も気温もかなり違うので、事前にチェックしておきましょう!
ブラジルの気温や降水量をチェック!
ブラジルは日本から見ると、ほぼ地球の反対側に位置する国。季節は日本とだいたい反対と考えてみてください。
リオはサンパウロより5度くらい気温が高いです。年末年始は日差しが強くとても暑かった~!!!
イグアスの気温はリオと大きく差がありませんが雨量が全然違います。
年間降水量が2,000mm近くもあり、雨季の激しい滝は必見ですよ♪
ブラジル春の服装(10月・11月・12月)
ブラジルの春は10月~12月で、サンパウロの平均最高気温は24度〜26度、平均最低気温は15度〜18度です。
穏やかで過ごしやすい気候です。朝晩は少し冷えるので、防寒具を持っておくと安心です。
ストールがあると気軽に体温調節できるので重宝します!
日差しが強くなってくる季節、そろそろ日焼け対策も必要に。海外製品は肌に合わないことがあるので日本から買っていくのがおすすめです。
あたたかいクリスマスはなんだか変な感じで慣れません(笑)
ブラジル夏の服装(1月・2月・3月)
ブラジルの夏は1月〜3月。雨季のため雨が多い季節です。
高温多湿の気候で、平均最高気温が27度〜28度まで上がり、場所によっては30度を超えることもあります。平均最低気温は18度〜19度。
夏の時期は半袖でもとにかく暑い!日焼け止めや、サングラスなどの紫外線対策はマスト。
日傘をさしている人は見かけません。かなり目立ってしまうので避けたほうが良いアイテムだと思います。
ブラジル秋の服装(4月・5月・6月)
ブラジルの秋は4月~6月で平均最高気温は23度~27度、平均最低気温は14度~18度。
4月に入ると降水量もかなり落ち着き過ごしやすい季節に。
雨で冷えが気になる人は薄手のパーカーなどを持っておくと便利です。
折り畳み傘は重さか機能性か悩みどころですが、風が強いと軽くて小さい傘はすぐ壊れます。
天気に不安があるなら丈夫なものをおすすめします。
ブラジル冬の服装(7月・8月・9月)
ブラジルの冬は7月〜9月、平均最高気温は約23度前後、平均最低気温は約12度~14度と過ごしやすい季節。
東京都比べてもずっと暖かく、サンパウロで雪が降ることはほぼありません。
雨も少なくなり、観光しやすい季節ではありますが、ときおり風が強く冷え込み10度を切る日もあるので、防寒着を持っておくと安心です。
ブラジル服装まとめ
ブラジルは季節や場所によって気温が大きく異なります。
体調を崩したり、暑さでしんどい思いをしないですむよう、しっかり事前準備を心がけましょう。
写真にも残るので、ぜひ旅先でのファッションも楽しんでくださいね♪
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