ブラジルといえば、雄大な自然、魅惑の文化、温暖な気候と観光客をひきつけてやまない、観光大国です。
そこで今回は、ブラジルの歴史と文化を知るためにココだけは外せない!というサンパウロ、リオデジャネイロ、サルバドールの3都市をを10日間で無駄なく回れる、おすすめモデルルートを紹介していきます!
ブラジルモデルルート【1~3日目】経済と日系移民の町、サンパウロ
まずは成田から、経済の中心『サンパウロ』へ。おすすめは乗り継ぎ時間がちょうどいいエミレーツ航空です。
1日目に機内泊し、2日目の午後に到着。
早速サンパウロの中心パウリスタ大通りを散策しましょう。時差ボケで苦しんでいなければ、是非「奇跡の美術館」と評されるパウリスタ美術館を見学してみてくださいね。
3日目はサンパウロの市内観光。
朝ごはんも兼ねてサンパウロ中央市場で有名なモルタデッラ・サンドイッチを試食。
それからカテドラル・メトロポリターナという、サンパウロで最も有名な教会を観光します。
さらには、日系ブラジル移民の町、リベルダージへ。
日本移民資料館では100年前に大量に送られた日系人移民の苦労と現在を学ぶことが出来ます。
ブラジルモデルルート【4~5日目】文化の町、リオデジャネイロ
4日目、サンパウロからリオデジャネイロへ移動。
飛行機で約1時間と近く、チケットは、Avianca、Gol、Latamなどの現地のローカル航空会社のサイトで簡単に購入できます。
リオに到着したら、早速イパネマビーチやコパカバーナビーチでリゾート気分を味わいましょう。夜はポン・ジ・アスーカルという岩山にロープウェイで登って、夜景をバックにカイピリーニャを堪能します。
5日目、午前中は、コルコバードのキリスト像へ。1931年に建てられたこのリオのシンボルを拝んだ後は、今度はリオの新しいシンボル、ポルト・マラヴィーリャのムゼウ・ド・アマニャン(明日の博物館)へ。この博物館は、2016年リオ・オリンピックの年に建てられた、美しいスケルトンのシルエットで有名です。
夜はラッパ地区で、ボサノバやサンバの生演奏を楽しみましょう。
ブラジルモデルルート【6~8日目】コロニアルな雰囲気の残る古都、サルバドール
6日目、リオから飛行機でサルバドールへ。
サルバドールはブラジルの古都で、奴隷貿易の名残が残る歴史的な町。
飛行機で約2時間で着きます。まずは海岸線を観光。
7日目は、ラセルダエレベーターに乗って、旧市街観光。
サルバドールは面白い町で、奴隷売買をしていた港湾のシダージ・バイシャ(下の町)と、教会が連なる昔のポルトガル人の町シダージ・アウタ(上の町)に分かれていて、そこをラセルダエレベーターで移動できるんです。
上の町にある、世界遺産のペロウリーニョは、白壁のかわいらしいコロニアル風の街並みが広がるほか、お土産スポットとして買い物を楽しめます。
8日目、サルバドールでもう一つの必須スポット、ボンフィン教会へ。
願い事が叶うことで有名な教会です。この教会の入り口に、「フィタ・デ・ボンフィン」というリボンを結び付けて、おまじないをしておくのをお忘れなく。
8日目の夜に、サンパウロへ戻ります。明日はとうとう帰国。グルメの町、サンパウロで、ブラジル料理を堪能しておきましょう!
ブラジルモデルルートまとめ
休暇の少ない日本人には、10日間のお休みをとるのも大変かもしれません。これでもブラジルを全て回るには、全然足りないので年末年始休暇などを駆使して頑張って休んでみてください!
これ以外に、アマゾンやイグアスの滝へ行こうと思うと、1都市どこか削らなければなりませんね・・・。
今回は、歴史と文化に触れる旅ということで、3都市ピックアップしましたが、みなさんの目的に合わせて、アマゾンツアーを入れたり、イグアスの滝ツアーを入れたりして楽しい旅行にしてくださいね!