比較的晴れていることが多いリオデジャネイロ。
それでも時々スコールのような強い雨に襲われます。
せっかくリオに観光に来ても、雨だったらちょっと残念な気分になってしまいますよね。
でも安心してください!リオは安い値段でクオリティーの高い美術館や博物館がたくさんある芸術の町でもあるのです。
今回は、リオのおすすめ美術館・博物館を5つ紹介していきます(・∀・)
1.Museu do Amanhã(明日の博物館)
2016年リオ・オリンピックのため、急ピッチで進められた旧市街地の開発工事。目玉として作られた新しい博物館がMuseu do Amanhã(明日の博物館)です。
この博物館でまず目を引くのは、その奇抜な外観です。
まるで巨大恐竜の白骨標本のようなデザインは、とっても近未来的でかっこいい!
そしてそれを囲むようにプールが設けられていて、あまりの美しさに声を失ってしまうはず。
内部は科学博物館となっていて、AI(人工知能)やエコについての知識を深めることができるようになっています。
土日はかなり混んで長い列が出来ているので、平日にいくのがおすすめです。
住所 | 10時~18時(火~日曜) |
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営業時間 | 10時~18時(火~日曜) |
料金 | 20レアル(火曜日は無料) |
定休日 | 月曜日 |
HP | https://museudoamanha.org.br |
アクセス:地下鉄シネランジア駅から路面電車(VLT)に乗り換えて、パラーダ・ドス・ムゼウス駅下車
口コミ・評判
人類の発展とその影響で地球がどのように変わってきているかを示唆する展示が中心で、非常に考えさせられる内容でした。
スケジュールの都合で、わたしは1時間程度しか見学出来ませんでしたが、もっと時間があればじっくりと見て回りたいような場所です。ICカードを使った仕掛けも面白かったですが、これに関してはポルトガル語がデフォルトで、残念ながら外国人の自分は100%は楽しめませんでした。(Googleレビュー)
2.Museu de Arte do Rio(リオ美術館)
「明日の博物館」の向かいに建つ、Museu de Arte do Rio(リオ美術館)
こちらも旧市街地の開発工事で2013年に完成した新しい美術館です。
内部は現代的なアート美術館になっていて、サンバの歴史についての展示をしたりと、ブラジルらしいユニークな期間展示やイベントも盛りだくさんです。
6階が展望台とレストランになっていて、グアナバラ湾の美しい景色を満喫しながら、美味しい料理に舌鼓をうつことができます。6階には無料で行けるので、時間のない方はここだけ見るのもいいかもしれません!
住所 | Praça Mauá, 5 – Centro, Rio de Janeiro |
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営業時間 | 10時~17時(火~日曜) |
料金 | 20レアル(火曜日は無料) |
定休日 | 月曜日 |
HP | http://www.museudeartedorio.org.br |
※明日の博物館との共通チケット(36レアル)もあります。
アクセス:地下鉄シネランジア駅から路面電車(VLT)に乗り換えて、パラーダ・ドス・ムゼウス駅下車
口コミ・評判
Museu do Amanhãより英語の説明があるの展示物がわかりやすいです。小さすぎず、大きすぎないので途中で見ていて飽きることもありませんでした。一時間あれば余裕で全部みれることができると思います。
一番上の階は Museu do Amanhãと海がよく見えます。火曜日の行くと無料なのでぜひこの日に行くのがお勧めです!(TripAdvisor)
3.CCBB(ブラジル銀行文化センター)
ブラジル銀行が運営する複合文化施設で、内部は博物館、美術展示、映画、劇、図書館など、様々なイベントを楽しむことが出来ます。
普段はブラジルの貨幣の歴史についての常設展示が無料で見られるのですが、運がよければ期間限定で一流アーティストの展覧会を無料で観覧するこができるかも!?
ちなみに、あの草間弥生展やエッシャー展など、日本だったら絶対無料じゃ見られないものもここでは全部無料!!ほんとすごい!
また、2~10レアルほどで観られる映画や音楽ショー、劇も行っているので、こまめにHPをチェックしてみるといいかもしれません。
住所 | R. Primeiro de Março – Centro |
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営業時間 | 9時~21時(水~月曜) |
料金 | 無料 |
定休日 | 火曜日 |
HP | http://culturabancodobrasil.com.br/portal/rio-de-janeiro/ |
アクセス:地下鉄ウルグアイアナ駅から徒歩10分
口コミ・評判
偶然みつけてはいってみました。リオオリンピック期間中だからか、夜の9時まで開いていました。特になにも考えずにはいったところ、オルセー美術館からきた、ゴッホなどの名作品がところせましと並んでおり、非常におどろきました。しかも無料!ものすごく近くからみられましたし、全然込み合っていなかったので、ぞんぶんに堪能できました。ブラジルのなかでいちばんよかったといえます!
やはりみなさん無料というところに驚かれているようです!そりゃそうだ~。
多くの人に芸術を見てもらうという素晴らしい取り組みですね!
4.Museu Nacional(ブラジル国立博物館)
9月3日火事により大半が焼失したという悲しいニュースが・・・( ;∀;)
先史時代を中心とした歴史博物館で、中には恐竜の化石や鉱石・隕石などを楽しむことが出来ます。
昔はポルトガル、ロイヤルファミリーの宮殿だったこともあり、外観はとっても荘厳!
キンタ・ダ・ボア・ビスタという巨大な公園の中にあって、博物館と公園と両方を楽しめるロケーションなのもいいですよね。
ちなみにこのキンタ・ダ・ボア・ビスタ公園には動物園もあって、ブラジルならではの動物に触れあうこともできます。
この公園は1日中いても飽きることはありません♪
住所 | Quinta da Boa Vista – São Cristóvão |
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営業時間 | 10時~17時(火曜)、10時~16時(水~日曜) |
料金 | 8レアル |
定休日 | 月曜日 |
HP | http://www.museunacional.ufrj.br |
口コミ・評判
リオの湖近くにあるJardin Botânico (ジャルジン・ボターニコ)植物園のそばにあり、滞在日数のある方はここまで足を伸ばすのも良いかもしれません。
博物館に興味のある方向き。どちらかというと自然系です。
隕石はサイズの割に重いのだとか。触れないから、わからないけど。(4travel)
5.Museu Nacional de Belas Artes(ブラジル国立美術館)
絵画が好きな人は絶対ここへ寄るべし!
セントロ地区のど真ん中に位置するこの美術館は、中世~近世のヨーロッパとブラジルの18,000点以上の絵画が展示されています。
外観はとても歴史あふれる風貌で、フランスのルーブル美術館をモデルにしたのだとか。
この美術館のあるリオ・ブランコ通りには、向かいの市立劇場や隣の国立図書館など、歴史ある石造りの建物がずらりと並んでいて、まるで19世紀にタイムスリップしたかのよう。
外観からは想像できないほど広く、全て見て回るのに2時間以上かかってしまいます。
レッドカーペットが敷かれた渡り廊下に、名作彫刻がずらりと並んだ展示は、圧巻!
名作揃いなのに、意外と入場者も少ないので、静かに美術鑑賞したい、という方にはおすすめです。
住所 | Av. Rio Branco, 199 – Centro |
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営業時間 | 10時~18時(火~金曜)、13時~17時(土、日曜) |
料金 | 8レアル |
定休日 | 月曜日 |
HP | http://mnba.gov.br/portal/ |
アクセス:地下鉄シネランジア駅降りてすぐ
口コミ・評判
リオデジャネイロのセントロにはコロニアルな建築物が並びますが、こちらの美術館もその一つです。交通アクセスは地下鉄のカリオカ駅が便利です。
風格ある建物は20世紀初頭の完成。展示作品はさほど特筆すべきものは感じませんでしたが、建物の内外ともに注目に値します。(4travel)
まとめ
リオは昔ブラジルの首都だったこともあり、歴史的な美術館や博物館がある一方で、オリンピックが行われたことで新しいものも続々とオープンしています。
まさに見所満載の芸術の町、といったところですね。
雨の日も思う存分リオ観光を楽しんでください!