路線バスはパース市民の生活に欠かせません。パースでは網の目のように複雑に路線が張り巡らされており、目的地のそばまでバスで行くことができちゃいます。
ですが、「便利そうだけど、旅行者に路線バスは難しそう・・」と思われる方も多いと思います。今回は、そんな方に向けてパースの路線バスの乗り方を詳しくご紹介します!
また、パースならではの乗車ルールもあるので、知らずに罰金を請求された・・というトラブルに合わないためにも予習は大切!
パース旅行に行かれる方は必見です♪
このページの目次(もくじ)
パースのバス路線はGoogleマップで確認すれば大丈夫!
出典:Wikipediacommons
だいぶ複雑な路線バスのルート。
しかし、バス停の位置やバス路線の確認は、Googleマップで簡単に行うことができます。
Googleマップで目的地を入力すれば、最寄りのバス停、路線番号など知りたい情報はすべて教えてくれますよ!
また、路線バスでは基本的に次の停車についてのアナウンスや表示はありません。
外の様子を見て、降りたいところが近づいたら、STOPブザーを押して知らせます。これも旅行者には至難の業ですね。
ですが、Googleマップを使えば地図上で自分の位置が分かるので、降りる場所も把握しやすいです。
パース公共交通のアプリも便利!
はっきり言ってGoogleマップだけでも大丈夫ですが、他にも便利なアプリがあります。
「TransPerth」。パースの路線バスや電車・渡し船の時刻表などを調べられてしまうのでかなり便利なアプリ!
メンテナンスや急な工事で運休になったとしても、その情報を知らせ迂回ルートも調べられます!
また、公式ホームページでバス停間の検索しかできませんでしたが、スマホ内のマップアプリと連携しており、現在地から目的地までのルートを教えてくれます!
あと何分でバスが来るかが分かったり、路線番号でバスのルートを調べたり、何かと役に立つので、旅行前にダウンロードしておきましょう。
Googleマップやアプリを使うならネット環境必須!
路線バスに乗るなら必須アイテムのGoogleマップやアプリはインターネットの環境が必須です。
パースで安くネットをつなげるなら、SIMカードかレンタルWi-Fiがおすすめ♪
パース公共交通の料金システム
(出典:Wikipediacommons)
路線バスの料金システムは日本と同じく、距離によって異なります。
パースのゾーンとは?
料金は市内を中心にゾーン制になっています。同じゾーン内であれば、距離に関係なく決められた運賃になります。
最大で9ゾーンまで存在します。電車も同様の料金システムです。
パースの運賃は?
バス、電車ともに共通です。
ゾーン | 現金払い | スマートライダー | スマートライダー(自動チャージ) |
2 Sections | $2.20 | $1.98 | $1.76 |
1 Zone | $3.20 | $2.88 | $2.56 |
2 Zones | $4.90 | $4.41 | $3.92 |
3 Zones | $5.80 | $5.22 | $4.64 |
4 Zones | $6.90 | $6.21 | $5.52 |
5 Zones | $8.50 | $7.65 | $6.80 |
6 Zones | $9.60 | $8.64 | $7.68 |
7 Zones | $11.30 | $10.17 | $9.04 |
8 Zones | $12.20 | $10.98 | $9.76 |
9 Zones | $13.10 | $11.79 | $10.48 |
DayRider* | $13.10 | $13.10 | $13.10 |
FamilyRider | $13.10 |
同ゾーン内の乗り継ぎは2セクションから4ゾーンまでは2時間以内、5ゾーンを超えた場合は3時間以内は、追加で切符を購入する必要はありません。
無料で使えるCATバスとは?
出典:Wikipediacommons
CATバスは、無料周回バスのことです。パース中心部、ジュンダラップ、フリーマントルにあるので、観光にぜひ利用してみましょう。
また、パース中心部は無料区間もあり、その区間内は路線バスでも無料で利用することができます。
パース路線バスの料金払い方法
路線バスの料金は、先払いです。
パースのバスは、前乗り・前後降りシステムなので運転席の方から乗車し、そこで料金を先に支払います。
支払い方法は以下の3つ。
- 現金払い
- スマートライダー
現金で支払う
- 乗車口から運転手さんに行き先を告げ、現金をぴったり支払う
- 乗車券を受け取り乗車する
現金払いが一番簡単に見えて、ハードルが高い支払方法です(笑)
まず、バス料金はかならず小銭で用意する必要があります。
日本と違い、バスの中で両替できません。そのため、あらかじめバス料金を調べて支払う料金分の小銭を用意しておかなければなりません。
もちろん、お釣りはほぼないので多めに入れる分にはOKですが、余分にお金を払うだけになってしまいます。
スマートライダーで支払う
スマートライダーとは、電車・バス・渡し船でつかえるプリペイド式交通カードです。カード型の切符で、日本のパスモ・スイカなどの様に改札にかざして使います。
- 乗車口近くのカードリーダーにスマートライダーをかざす
- 降りる時も同様に降り口にあるカードリーダーにスマートライダーをかざす
現金払いと違い、乗車券を受け取る必要はありません。
自動的に乗車分の料金が交通カードから引かれるので、とても簡単ですね。
もしカードの読み取りをせずに降りてしまった場合は終点までの運賃が引かれてしまいます。降りる時も必ずカードをタッチしましょう!忘れると罰金です!
路線バスだけでなく電車でも使えるので、とても便利!地元の方はほとんどこのカードをつかっているそうですよ。
パース路線バスの乗り方
バス停に着いたら、念のためバス停番号・バス停名・停車するバスの番号を確認しておきましょう。
バスに乗る
- 乗りたいバスが来たら、手を挙げてバスを止める
- 運転手さんがいる前のドアから乗車、入ってすぐにあるカードリーダーにカードをタッチ(または現金を運転手さんへ)
スマートライダーの残額は、$2ほどの残高が必要です。
残額が少ないと乗れないことがあるので気をつけましょう。
バスを降りる
- 降りたいバス停が近づいたら、赤いSTOPブザーを押す
- カードリーダーにカードをタッチして、降車
後ろのドアが降車専用で、前のドアから降りてもOKです。
日本と違うのは、車内アナウンスがないところ!ハッキリ言って、停車ボタンを押すタイミングが難しいのです・・。しかし、これは慣れるしかない!
Googleマップを駆使して、降りる場所を把握しておきましょう。また、事前に目的のバス停と、一つ前のバス停を調べておくのも忘れずに。
パース路線バス乗車の際の注意点
路線バスに乗る際の注意点をいくつかご紹介します。場合によっては罰金を支払うよう命じられるので必ずチェックしてくださいね!
路線バスでの禁止事項
パースには規則がいっぱいありますが、車内でよく見る禁止マークは次の4つです。
- 飲食禁止
- 禁煙
- 危険物持ち込み禁止
- 音楽で騒ぐの禁止
この中で気をつけたいのは飲食禁止!!ペットボトル飲料を飲むのもダメです。
禁止事項はその他にもいろいろありますが、一般的なエチケットを守っていれば問題ありません。例えば、「つばを吐かない」「ゴミを捨てない」「座席に足を投げ出さない」「車内をうろつかない」など・・。
パース路線バスの乗り方まとめ
プリペイドカードとスマホがあれば、誰でも簡単に路線バスを利用することができます。
観光地へ行くバスが極端に少ないですが、地元の人に混じって路線バスに乗ってみるのも旅の醍醐味!ローカル感たっぷりのパースを体感したい方には、とってもおすすめですよ!
オーストラリアで世界遺産を満喫するなら
ベルトラで現地ツアーを手配しよう!
2人目無料の超お得なチケット多数!!
安心の日本語サポート付きで
オーストラリアを堪能できます。
英語のツアーでもOKならGetYourGuideがおすすめです。
海外サイトですが日本語表示可能で使いやすいのが特徴。
700以上のツアーがあり、自分の好みに近いツアーが格安で見つかります。
ぜひ一度のぞいてみてください。