ブラジルに行くと、その食材の多彩さに驚かされます。
今回は、豊富なブラジル料理の中でも、これだけは絶対食べてほしい!というブラジルグルメを、値段順に5つご紹介していきます。
ブラジルで絶対食べたい絶品人気グルメおすすめ5選
①シュハスコ(シュラスコ)Churrasco
値段:一人80~200レアル(ビュッフェ形式)
シュハスコとは、肉の串焼きのこと。(日本ではシュラスコ)
ビュッフェ形式で色々なお肉が食べ放題のレストランを、シュハスカリアと呼びます。
元々はポルト・アレグレなどブラジル南部の伝統料理でしたが、世界的に有名になり、今ではブラジル全土で見かけるようになりました。
ブラジルでは、シュハスカリアはちょっと値の張る高級料理店として扱われています。旅の締めくくりなど、特別な夜に行くといいかもしれません。
レストランでは、席に着くやいなや、待ってました!とばかりにウェイターさんが串ざしの肉を運んで来てくれます。
サラダバーも併設されているので、たまに席を立ってサラダで箸休めをするといいかもしれません。
席には、緑と赤が裏と表に色づけされたカードがあり、緑が「まだ食べられます」というサインで、赤が「もう要りません」というサインになっています。
②ムケッカMoqueca
値段:二人前80~200レアル
ムケッカは、魚介をトマトスープなどで煮こんだ海鮮シチューです。特に北部のバイーア州でよく食べられています。バイーア州は海で取れる海産物が豊富!
エビのムケッカ、イカのムケッカ、魚のムケッカなど、種類も様々で、一緒に添えられてくるご飯とファロファ(キャッサバ粉のフリカケのようなもの)と食べると、すぐにお腹いっぱいになってしまいます。
注意点がひとつ!デンデというパーム油が大量に入っているので、パーム油が苦手な人は、エンソパーダという、パーム油なしのムケッカを注文するといいでしょう。
海辺のビーチリゾートを観光し、「今日はちょっと海産物が食べたいわ」なんて時にはぴったりです。
③フェジョアーダFeijoada
値段:二人前50~150レアル
フェジョアーダは、黒豆をソーセージや豚の皮や足などと一緒に煮た、塩味のきいた豆料理。レストランではご飯、野菜、フルーツとセットで提供されるのが一般的。
ブラジルでは、伝統的に水曜日と土曜日に食べる料理とされていて、その曜日はレストランでフェジョアーダのスペシャルプレートが提供されます。
ぜひランチタイムにこれを食べて、精力をつけてみてください!
④ガレット galeto
値段:20~100レアル
ガレット、またはフランゴ・アサドは、ポルトガルから来たカラッと焼いた鶏の丸焼き料理。
ブラジルでは街中のパン屋さん店の前で鶏の丸焼きが専用のケースでグリルされている光景をよく目にします。
ブラジル人はパン屋さんで鶏の丸焼きを1羽まるごと購入して、家でご飯と野菜と一緒に食べます。店によってスパイスの味が違って、おいしいですよ!
レストランでも、たくさんガレットメニューを目にします。
たいてい鶏の丸焼きと、ご飯・フライドポテト・サラダが付いてきます。
鶏の丸焼きは2人で食べるにはかなりの大きさ。3~4人でお手軽にお腹いっぱいになりたかったら、ぜひ注文してみて下さい。
⑤サルガジーニョ
値段:3~8レアル
ちょっと小腹がすいた時などは、街角にあるサルガジーニョ(軽食)のお店へ足を運んでみて下さい。ショーケースにたくさん並ぶサルガジーニョは、どれもお手頃のお値段で、1つで結構お腹がふくれます。
いくつか、人気のサルガジーニョを挙げてみました。
パステウ
パステウは、小麦粉で作った生地に具を入れて、カラッと揚げた、餃子のような食べ物です。具材は、牛ひき肉やチーズなどがあります。
コッシーニャ
コッシーニャは、キャッサバで作った衣で鶏肉をくるみ、油で揚げた鶏肉のコロッケのようなものです。キャッサバがボリューミーで、かなりお腹いっぱいになりますよ。
ポンデケージョ
ポンデケージョは「チーズパン」という意味で、タピオカ粉、粉チーズ、牛乳などで作った小ぶりのパンです。外はさっくり、中はもっちりの最高のおいしさです。小ぶりなので、グラム売りしているお店が多いですね。
ブラジルに来たなら絶対食べたいブラジルグルメ5選まとめ
広大な自然と多様な文化が混ざり合うブラジルには本当にたくさんのグルメが存在します。
まだまだ紹介したいメニューがあるので、別記事も書きたいですねー。
日本のシュラスコレストランにも有名どころのメニューは置いてあるので、ブラジルまで行かなくてもぜひ色々なメニューにチャレンジしてみて下さいね!