ブラジル北東部の海に面した港町、サルバドールは、リオ、サンパウロに次ぐ人気の観光地です。
昔、奴隷貿易の中心地だったことから、カンドンブレやカポエイラなど、独特のアフリカ文化が栄えていて、料理や音楽も他のブラジルの都市とは一味違います。
これを食べずにサルバドールを訪れたとは言えません。旅行に行った際は、ぜひ食べてみてください!
ブラジル・サルバドールで人気の絶対食べたいおすすめフード5選
アカラジェ(Acarajé)
アカラジェは、豆をすりつぶした生地を丸めて、デンデ油(パーム油)で揚げたものに、干しエビやトマト、玉ねぎ、セロリ、オクラ、チリソースなどをサンドイッチした、サルバドールのソウルフードです。
よく、ブラジルのハンバーガーとも称されますが、ブラジルも南の方に行けば行くほど、このアカラジェを売っている露店は少なく、値段も高くなります。
でもサルバドールはスーパーの前やビーチサイドなどにたくさんアカラジェを売る露店があって、3レアル(100円)ほどで気軽に食べることができます。
辛いのが苦手な人は、「Sem pimenta(セン・ピメンタ)」と頼むと、チリソース抜きにしてくれますよ!
ムケッカ・バイアーナ(Moqueca bahiana)
ムケッカとは、魚やシーフードを煮込んだブラジル風シチューのこと。
バイーア州のムケッカは、ココナッツミルクやデンデ油(パーム油)が含まれていて、独特のうま味があります。
レストランでメニューを見ると、エビのムケッカ、白身魚のムケッカ、イカのムケッカなど、種類がたくさんあって、シーフード好きにはたまりません!
2人前で約60レアル(1,800円)くらいですが、量が多いので、3人で分けても余るくらいです。
カランゲージョ(Caranguejo)
カランゲージョとは、カニのこと。
サルバドールは海に面した港町ですから、カランゲージョが山ほど捕れます。
味付けは、シンプルに塩ゆで。手づかみで豪快に食べましょう。お値段は1匹7レアルくらい。
日本のズワイガニのように巨大ではありませんが、安価でがっつり食べられるのが魅力ですよね!
同じブラジルでも、リオやサンパウロだと、このお値段ではとても食べられません。
ランブレッタ(Lambreta)
ランブレッタとは、2枚貝のこと。
塩と玉ねぎとパセリ、レモンで味付けされたシンプルな味ですが、食べだしたら止まりません。
食べ終わった残りの汁をガラスのコップに入れてスープとして飲むのがブラジル流です。
鍋いっぱいに入って、18レアルくらいです。
Pititinga(ピチチンガ)
かわいい名前ですが、小魚のフライのことです。上にレモンやチリソースを垂らして、食べます。
サルバドールの人達は、このピチチンガを日本でいうから揚げ感覚よく頼みます。
ビーチや庶民派レストランには必ずある一品です。
値段は18レアルくらい。
サルバドールのおすすめ食べ物まとめ
サルバドールのレストランは、さすが港町なだけあって、シーフードのメニューの量は半端ありません!!
リオやサンパウロなど、南の大都市では、魚介類がすごく高いので、サルバドールにくるとそのお値段の違いに驚いてしまうでしょう。
サルバドールへ訪れた際は、ぜひシーフードでお腹いっぱいにしてくださいね!