東南アジア屈指のリゾート地、バリ島。
神々が住む島とも言われる雄大な自然。その独特な雰囲気が人々を魅了し、毎年たくさんの観光客が集まる日本人にも大人気の観光地です。
リゾート感たっぷりのバリ島ではつい開放的になってしまいがちですが、安全対策はきちんとしておきましょう!
今回はそんなバリ島の実際の治安や注意点などをご紹介します。
- バリ島で起こる犯罪手口
- バリ島の危険エリアと安全対策
- 女子旅・子連れ旅で気を付けたいこと
好きなホテルと組み合わせて自分のオリジナルツアーを作るのも楽しいですよ♪
公式リンク
このページの目次(もくじ)
バリ島の治安について
過去には何度かテロ事件などもありましたが、最近はほとんど起こっておらず、治安が良くなってきたと言われています。
外務省の安全情報
外務省の海外安全ホームページでは、「レベル1:十分注意してください」になっています。
日本やその周辺の国(韓国や台湾、香港など)はレベル0なので、やはり日本と同じ感覚ではいけません。
レベル1は「その国・地域への渡航,滞在に当たって危険を避けていただくため特別な注意が必要です。」というレベル。
渡航前にはバリで気を付けるべきポイントを押さえておきましょう!
テロについては必要以上に恐れる必要はありませんが、渡航前に旅レジなどの安全情報の登録をしておくことをおすすめします。
バリ島で頻発する犯罪の具体的事例
スリ、ひったくり、置き引きに注意
スリや置き引きには気を付けるのは国内でも当たり前ですが、海外旅行は浮かれやすいので気をつけたいですね(笑)
バイクで後ろから近づいてきて、あっという間にバッグを持って行かれるなんてこともよくあります。
バリでは基本的な生活が保障されているものの、決して裕福ではありません。バリ人の1ヵ月のお給料の平均は日本円にすると3~5万円程度。
高級リゾートに遊びにくる日本人とは大きな差があることは、バリの人たちもわかっています。
スマホや財布・パスポートなどは斜め掛けのカバンやウエストポーチに入れておくと良いと思います。
バリに限った話ではありませんが、観光客を狙えば簡単にお金が手に入ると考えている人も少なくないので、日本以上に気をつけて!
ぼったくり・詐欺に
観光客の被害で断然多いのがぼったくり!バリは、はっきり言ってぼったくり業者がたくさん(笑)
その代表となるのがタクシーです。法外な値段をふっかけてくるタクシーの運転手さんがたくさんいるので、メーター制のタクシーに乗りましょう!
バリのメーターがついたタクシーと言えば『ブルーバードタクシー』。どのガイドブックを見てもブルバードタクシーが推奨されています。
photo by Manoj Prasad
ブルーバードだから絶対に安心!というわけではありませんが、このタクシーに乗るだけでかなりの確率でぼったくりを回避できると思います!
とにかくブルーバードタクシーを摸したタクシーが多いので、公式サイトで見分け方をみてみてください!
他にも、いろんな手口で話しかけてきては、スリをしようとしたりお金を払わせようと仕向けてくるので、気軽に現地の人についていくのはやめたほうが良いと思います!
私もはじめてバリを訪れたとき、クタのコンビニで自称サウジアラビア人の男性にしつこく「サムライ!サムライ!ニホンダイスキ!だから、日本のお金見せて!」と言い寄られました(笑)変な人は相手にしないことですね!
物売りやナンパに注意(バリの危険人物ジゴロ)
アジアのビーチに高確率でいる物売り。光るおもちゃやアクセサリーなど安っぽい商品を手にもってウロウロしています。
よほど欲しいものではない限り無視するのがベター。トラブルを避けるためには、相手にしない方が吉ですよ!
モノだけでなく髪の毛三つ編み、マニキュア、マッサージなどのサービスの場合もあります。旅の思い出にサービスを受けるのも面白いかもしれませんが、「ゴセンエン!」とか言うおばちゃん達もいるのでちょっとコワいです・・(笑)

ビーチや街でナンパしてくるバリの男性も多くいますが、ついて行ってもあまり良いことはありません。
バリは昔からジゴロが有名。日本人女性はお金を持っているし、きっぱり断らないという理由で色んな意味でバリ人に人気があるようです・・。
お酒に薬を混ぜられて、お金を奪われてしまうなんてこともあるみたいなので、慣れていないならナンパには応じないのが一番安全。
ジゴロの特徴としては以下の通りなので舞い上がらないようにね♪
①優しい②口がうまい(やたらカワイイなどほめてくる)③身体つきはなかなかよい④顔はピンキリ
ドラッグ売りに注意
街で「ドラッグ!」「ハッパ!」「クスリ!」などダイレクトな言葉で誘ってくる売人がいます。
特に夜は声をかけてくる怪しい人が多いので、あまり遅くまで出歩かない方が良いですね・・。やはり昼間と夜の雰囲気は違います!
インドネシアは麻薬や大麻にはとても厳しいです。外国人だからと言って罪は免れないので、売人に声をかけられても無視!
空港にはドラッグは死刑!とかかれたポスターもあるくらいです。
野良犬に注意

バリには犬がたくさんいます!
リゾートホテルの周りにはいませんが、街中や一歩ローカルな道に入ると結構たくさん見かけるんじゃないかな。
これは飼い犬なのか?野犬なのか?ちょっと区別がつきませんが、多くの犬が殺処分されていることから野犬が多いのではないかと思います。
日本と同じ感覚で「ワンちゃんだ~♡」と近づくと、噛まれる危険性も!バリではまだ狂犬病にかかった犬がいると言われてます。
昔に比べるとその数は激減していますが、油断できないので近づかないようにしましょう。
バリで注意すべき危険エリア
クタ・レギャンはローカルも多く集まる賑やかな場所。
何度も通って特に危険な目にあったことはありませんが、トラブルが起こる場所として知られています。
心配性でどうしても治安が気になるというのなら、ヌサドゥア・ウブドでの滞在がおすすめ。
クタ・レギャン・スミニャックと異なり危険人物も少なく治安がよいことで有名です。
わたしは過去にクタ、レギャン、ヌサドゥア、ウブドへ宿泊しましたが特に危ない目に合うことはありませんでした。
関連記事57か国行ったけど、バリ島ウブドを観光したら移住したいレベルで気に入った
バリ島その他の注意事項
水道水は絶対NG!

治安的な問題ではありませんが、バリで友人がお腹を壊して大変な目にあったことがあります・・。
これから旅行される方には衛生面に気を付けて欲しい!海外で水道水を飲む方はほとんどいないとは思いますが、歯磨きのときもできるだけミネラルウォーター(アクア)を使いましょう。
インドネシア料理は結構スパイシーなので、それだけでも結構お腹にストレスがかかりそう・・。それに、暑いのでつい冷たい飲み物やフルーツを取りたくなりますが、食べすぎにはご注意!
お腹を壊してしまった友人は、寝られないほど苦しんでトイレから出てこれない状態に・・・。
その日は、クタにショッピングに行くつもりが出かけられず、二日間ホテルにこもって過ごすことになってしまいました。
予定はどうとでもなりますが、苦しんでいる様子が本当にかわいそうだったし、心配でした。気軽に病院にも行けないので、本当にお腹の調子は気を付けてくださいね!
バリで犯罪にあわないために気をつけたい7つの安全対策
危険な場所を避ける
上記の危険スポットはもちろん、宿泊先の従業員にこの辺りで危険なスポットはないかどうか聞いてみてください。
最新の情報はやはり実際に住んでいる方から聞くのが一番です。
怖いもの見たさで危険な場所へ立ち入るのは絶対にやめてください。日本とは違うということをお忘れなく!
現金を大量に持ち歩かない
バリでは支払いの際、デビットカードやクレジットカードでの支払いができるところも増えています。
現金しか受け付けないケースもありますが、物価も安いので大金を持ち歩く必要はありません。
万が一スリや盗難の被害にあった時のために、持ち歩く現金は最低限にしておきましょう。
また両替店や両替をすると声をかけてくる人の中には、金額をごまかしたり、偽札を紛れ込ませる人もいます。
損をしないためにも、銀行内のATMなどでクレジットカードによるキャッシングをおすすめします。
しつこく話しかけてくる人は無視する
物売りやナンパなどは、徹底的に無視しましょう。
酔っ払いなど危ないと感じたら、賑わっているお店に入るなどしてその場を離れるようにし
てください。
バリは優しい人も多いのですが、後から残念な気持ちにならないよう毅然とした態度も必要です。
置き引き対策をする
空港や駅など、ついつい荷物を床に置いておきたくなりますが、一瞬の隙に置き引きされることがほとんど!油断は禁物です。
レストランなどでは、場所取りなどに荷物をおいて席を離れなりすることのないようにしましょう。ホテルの朝食ブッフェなどでも油断できません!
席に座っているときも荷物は膝の上などに置き、いすの後ろにかけたりしないようにしましょう。
スリなどは音なので注意を引いて犯行に及ぶことがあるので、例えばコップなどが割れてもそっちばかりに気をとられないようにしましょう。
スリ対策をする
貴重品、パスポート、スマホなどもスリに狙われやすいアイテムです。
とにかく身軽にして出かけるのがポイントです。貴重品や現金も必要最小限にして、常に身体から離さないように持ち歩きましょう!
夜間の一人歩きは避ける
慣れていれば夜の街歩きもなんてことはありませんが、繁華街にはバーやクラブも多く、酔っぱらいも増えてきます。
強盗やひったくりのターゲットにされやすいので、夜遅くなった場合はタクシーで移動しましょう。
安全な地域でホテルを予約
バリでホテルを予約する際は、スリなどにも注意して安全で明るい地区にホテルを予約すると安心です。
ヌサドゥア・ウブドは日本人から大人気の落ち着いたエリア。
バリは宿泊費もとても安いので、思い切って五つ星ホテル泊まってみるのもおすすめですよ!

バリ島旅行前に準備すべきはWi-Fiと海外旅行保険
バリに限らず、この2つはとても重要!海外旅行に行く際にスマホ利用と海外旅行保険はマストです。
Wi-Fiレンタルでネット環境を整える
何か困ったことが起きたとき、ネットが使えると安心感が違います。
海外では無料でWi-Fiを使えるスポットもありますが、いざという時のために海外Wi-Fiのレンタルをしておくことをおすすめします!
友達がスリにあった時、ネットが使えて本当に助かりました・・・。道に迷ったり、危険情報をチェックするためにもネット環境を整えることはとても大切です。

海外旅行保険でいざという時に備える
ウエストポーチでスリから身を守ったり、ナンパされてもついて行かないよう警戒しても事故や事件に巻き込まれる可能性をゼロにはできません。
実際にトラブルが起こってしまった時でも、海外旅行保険に入っていれば安心です。
万が一に備えて海外旅行保険には必ず入っておきましょう!
わたしは頻繁に旅行するため、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードをおすすめしています。
愛用しているメインカードはマリオットボンヴォイアメックス。
補償が手厚い(盗難補償50万円)上にマイルもたくさんたまるので、できればゴールドカード以上のクレカを1枚持っておくとかなり重宝します。
空港から自宅まで無料でスーツケースの宅配ができるのも神!!
とはいえ年会費が高いのでなかなか思い切りが必要かも・・・。そんな人におすすめなのが年会費永久無料のエポスカード
エポスカード
疾病・傷害治療費用 | 傷害死亡 | キャッシュレス診療 |
---|---|---|
疾病270万円・傷害200万円 | 500万円 | 〇 |
賠償責任 | 携行品損害 | 付帯 |
2,000万円 | 20万円 | 自動付帯 |
携行品損害の20万は少なめなので、高価な財布やアクセサリー、PCやiPhoneを持っていく場合は足りなくなる可能性があることは頭にいれておきましょう。
疾病、傷害治療費の200万円台はアメリカ以外であればわたしは許容範囲と考えます。
事情があってクレカを作れない人は通常の海外旅行保険でも全く問題ありません。
バリ治安まとめ
旅行を楽しむにはトラブルにならないよう極力気を付けることが大切です!
大人だけの旅行と子連れの旅行では注意する内容が全く異なりますので、しっかりと情報を頭に入れてご出発ください♪
子連れ旅行だとドラッグ関連やナンパは全然ないので治安の悪さは逆に感じませんよ(・∀・)
ガイドブックやブログなどの注意事項をよく読んで、海外旅行保険に加入すれば後は楽しむだけ♪気をつけつつもめいいっぱい楽しんできてくださいね♡バリは楽しいよ~!!
バリの超おすすめホテル!滞在するなら絶対ウブド♪
- ザ ウダヤ リゾーツ & スパ(ウブド)
- ザ カヨン リゾート(ウブド)
- ブルー カルマ スミニャック(スミニャック)
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