ベルギーには美味しい食べものがたくさん溢れていますが、中でも人気なのがショコラ(チョコレート)!
かの有名なGODIVA、neuhausを始め、様々なチョコレートショップが軒を連ねます。
あのPierre Marcolini もフランスかと思いきや実はベルギーのショコラティエです♡
ベルギー人は年間に平均8キロものチョコレートを食べるというので驚くばかり。
このページでは、ショコラの激戦地ともいえるブリュッセルを中心に、ベルギーで絶対にチェックしたいショコラブランドをご紹介します。
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購入前に知っておきたいベルギーチョコレートの種類
ブランドの紹介前に簡単におさえておきたいポイントを紹介します。
チョコレートの種類は大きく分けて2種類。専門店でショコラティエが丁寧に仕上げた芸術作品のような高級品と、スーパーで購入できる量産品です。
高級品の中でも旅行者から人気を誇るのが「王室御用達」の称号。
日本も皇室御用達ときくと一気に信頼感が増すように、ベルギーでもまた厳しい審査を突破したブランドだけが選ばれています。
特別な人や自分用のお土産はぜひ王室御用達のブランドで、会社やご近所へのバラマキ土産はもう少しリーズナブルなものをと使い分けをするのもいいですね!
お買い物前にはチョコレート自体のざっくりした種類も頭にいれておきましょう!失敗する確率が下がり、好みのものをみつけやすくなります。
タブレット(板チョコ)
日本で最も手軽に手に入る板チョコ。シンプルなだけにお店の差が意外と出るのが板チョコです。
わたしが好きなのはピスタチオやフルーツがザクザク入った食べ応えのあるタブレット!
見た目もゴージャスでお土産にもぴったり♡
プラリネ
わたしたちが想像する宝石のようなチョコレートはだいたいプラリネ(ベルギーではプラリーヌと呼びます)。
中にフィリングと呼ばれる詰め物が入っていて、キャラメル、フルーツ、ガナッシュなど味のバリエーションは多岐にわたります。
最近大人気となったチョコレートラインでは、ワサビやユズゼリー、カレーやヘンプ(大麻の種)まで入っています。
トリュフ
プラリネと似ていますが、外側がココアやナッツでコーティングされていて色味はシンプル。
フィリングはチョコレートと生クリームで作られたガナッシュなので、中にフルーツや変わったものが入っているのが苦手な人におすすめです。
見た目が高級食材トリュフにそっくりということから名付けられました。
ベルギーの人気チョコレートブランドおすすめ13選
それではここからブランドの紹介に入りましょう!中にはてっきりフランスブランドかと思っていたものもありました。
ベルギー、本当にすごい!!
「王室御用達」の称号を得たブランドの横には☆を付けておくのでお土産の参考選びに利用ください!
ゴディバ (GODIVA)☆
日本でも有名なゴディバは、1926年にプリュッセルで創業された王室御用達のベルギー高級ブランドチョコレート。
現在はトルコのウルケル・グループの傘下にあり、アメリカ・ヨーロッパ・アジアなど世界中で絶賛販売中。
名前は、イングランドの有名な伝説に出てくる馬に乗った裸の女性「ゴダイヴァ夫人」が由来。
圧政を諌めるために、裸で馬に乗り町を行進したという伝説があり、ゴディバのロゴマークをよく見てみるとゴダイヴァ夫人の絵が描かれています。
※専門家によると伝説は、史実ではないと言われています。
そんな、歴史のあるゴディバの本家ベルギーでぜひ食べてもらいたいのは、Tourbillon85(トルビヨン・キャトルヴァン・サンク)カリッとした食感でビターな味わいが地元の人からも大人気です。
また、ベルギー限定発売の苺チョコディップも珍しく観光客から注目度の高い商品なので、ぜひご賞味あれ♪
日本に店舗あり。オンラインでも購入可能。
ノイハウス(Neuhaus)☆
1857年ベルギーのブリュッセルで創業されたノイハウス。プラリーヌなどの革新的なチョコレートをさまざま生み出した老舗です。
なかでも、おすすめは濃厚なクリームを香ばしいヌガティーヌで包み込みチョコレートでコーティングした、ノイハウスでしか味わえない「カプリスシリーズ」が大人気♪
また、チョコレート専用の箱バロタンを考案したこともあり、可愛いデザインのケースが多いのも魅力の1つなのでぜひ棚をチェックしてみてください。
ちなみに、チョコレートではないのですが秋冬限定のマロングラッセも一押しです。
日本に店舗なし。オンラインでも購入可能。※バレンタインイベントなどのときに百貨店で販売される可能性あり!
ピエール・マルコリーニ(Pierre Marcolini)☆
創始者のピエール・マルコリーニは、パティシエなどの4つの職人資格をもつ凄腕シェフ。
わざわざ農園まで足を運び、厳選したカカオの焙煎までたずさわるストイックな人物として知られています。
マルコリーニから生まれるチョコレートは芸術作品そのもの。なんだかんだでわたしが一番好きなブランド。
看板商品は、カラフルなハートの形をしたプラリーヌの「Coere クール」。フレッシュなフルーツの味わいを詰め込んだ、まるで宝石のように美しいチョコレート♪
また、日本未発売のマカロンもぜひおすすめしたい商品の1つです。
日本に店舗あり。(羽田空港・銀座・東京駅など)オンラインでも購入可能。
ヴィタメール(WITTAMER)☆
1910年にブリュッセルで、アンリ・ヴィタメールによって創業された王室御用達のショコラトリー&パティスリー。
量産せず、丁寧に作ったものを届けたいという信念から、店舗はグラン・サブロン広場の本店のみというこだわり。
そんな愛のこもったチョコレートは地元の人からも今も愛され続けています。
看板商品は、その名のとおりの「Wittamer」。高級なブラックチョコレートカカオのグアラナ70%を使用した香り豊かなリッチな味わいが魅力です。
ぜひ、本場のヴィタメールチョコレートを味わってみてください♪
日本に店舗あり。(百貨店など)オンラインでも購入可能。
レオニダス(Leonidas)☆
1913年ギリシアのお菓子職人レオニダスが創業。高品質にも関わらずお手頃価格なチョコレートは老若男女問わず人気です。
なかでも、おすすめは「マノン・カフェManonCafé」♪
プラニネクリームとヘーゼルナッツまるまる1粒をホワイトチョコレートで贅沢に包んだ人気の看板商品。
世界40ヶ国・約2000店舗近く展開中。
日本に店舗あり。オンラインでも購入可能。
ガレー(Galler)☆
1976年にパリの3大シェフの1人、ジャン・ガレーが創業したお店。
わずか18年で王室御用達までのぼりつめた実力派のショコラトリーです。
伝統的な製法に加えて斬新なアイディアが魅力。なかでもガレーのお洒落なパッケージのミニバーは日本のオンラインストアでも大人気!
ぜひ、本場ベルギーでもご賞味あれ。
日本にわずか店舗あり。オンラインでも購入可能。※バレンタインイベント時に百貨店で販売される可能性あり!
ファン・デンダー(Van Dender)☆
エルマン・ヴァンデンダーが率いる王室御用達のショコラトリー。
カカオ豆の加工から製造するため、繊細で香り豊かなチョコレートを楽しむことができます。
ブリュッセルに一店舗しかないレアなお店なので、ぜひヴァンデンダーチョコの世界観を味わいに足を運んでみてください。
ケーキやクロワッサンも人気。エクレアも絶品ですよ!
日本に店舗なし。オンラインでも購入可能。※バレンタインイベント時に百貨店で販売される可能性あり!
マダムドリュック(Madame Delluc)
メリー・ドリュック夫人が1919年に創業し、1942年にはベルギー王室御用達になった歴史のあるチョコレートブランド。
ベルギーでは「Mary」と呼ばれていますが、日本では同じ名前のチョコレートメーカーがあるため「マダム・ドリュック」という名で取り扱われています。
人気の商品は、夫人の絵が描かれているチョコレートや伝統を感じさせる可愛いパッケージの商品。
箱を飾っておくためにわざわざ買いに来る人もいるのだとか!
日本に店舗あり(東京・大阪・京都など)。オンラインでも購入可能。
ダルシー (DARCIS)
若くして数々の受賞歴があるジャン・フィリップ・ダルシーが創業したお店。
斬新なお花やフルーツなどのフレーバーと、濃厚なガナッシュの組み合わせが特徴。
限界まで薄くしたコーティングは口の中で一瞬にしてとろけてしまいます。
日本に店舗なし。オンラインでも購入可能。※バレンタインイベント時に百貨店で販売される可能性あり!
パッション・ショコラ Passion Chocolat
1998年に、ブリュッセルで創業されたショコラトリー。プラリネの名店として知られています。
店名のパッションはフルーツではなく情熱の意味。少数精鋭でひとつひとつ手間をかけて作られたショコラは絶品です。
蝶や亀、ピーナッツなど可愛い見た目のものが多く、値段もお手頃なので、ベルギー土産にぴったり!
しかも日本未上陸のブランドなので、ぜひチェックしてもらいたいお店です。
日本に店舗なし。※バレンタインイベント時に百貨店で販売される可能性あり!
フレデリック・ブロンデール Frederic Blondeel
1994年に、ブリュッセルで創業されたショコラトリー。
フレデリック・ブロンデールは幼少期に祖父の焙煎珈琲専門店に影響を受け、焙煎の技術をショコラに生かすことでオリジナルの商品を生み出すことができたといいます。
カカオの風味を感じられるよう丁寧に1つ1つ作り上げられたショコラは地元の人からも愛されています。
また、カカオのアイスも人気があるので夏場の暑い日におすすめです。
日本に店舗なし。オンラインでも購入可能。※バレンタインイベント時に百貨店で販売される可能性あり!
ローラン・ジェルボー Laurent Gerbaud
ローラン・ジェルボーは、2009年にブリュッセルに創業されたショコラトリー。
砂糖や添加物を極力控え、フルーツやスパイスなどを組み合わせた独創的なチョコレートで名が売れ数々のメディアで紹介されています。
地元では、ドライフルーツチョコレートが大人気。2022年日本に上陸し販売されるようになりました。
日本に店舗なし。オンラインでも購入可能。※バレンタインイベント時に百貨店で販売される可能性あり!
チョコレートライン(The Chocolate Line)
1992年に、ドミニク・ペルソーネシェフがブルージュで創業したチョコレートショップ。
ドミニクは、アーティスト性が高く「チョコレート・シューター(カカオ粉末を鼻から吸引するもの)」を作ったりちょっとユニークなショコラティエ。
そんな、チョコレートラインの人気商品はカラフルなパティーボール。
ヘーゼルナッツ・フランボワーズ・キャラメル・パッションフルーツなど様々な味わいを楽しめるのが魅力。ウっというような変わり種も含めて、ドミニクの世界観を味わっていただきたいショコラティエです。
日本に店舗なし。オンラインでも購入可能。※バレンタインイベント時に百貨店で販売される可能性あり!
ベルギーをもっと楽しむ
シティパス
ブリュッセルで使えるシティパスを調べました。24時間、48時間、72時間有効の3種類のパスがあるので4つ以上の施設をまわるなら購入を検討してみてください。
料金は2023年現在32ユーロ、42ユーロ、49ユーロです。
変更もあるので、到着後観光案内所で最新情報をゲットしておきましょう!
現地ツアーに参加する
基本的にはすべてバスかメトロで移動できるブリュッセルですが、限られた時間での移動リスクや、トイレの場所、重要な場所の見逃しを避けることを考えると、不慣れな方は現地ツアーに参加するのがおすすめです。
日本語で予約できるベルトラでベルギーの現地ツアーを調べてみました。
ベルトラの現地ツアーは出発前に日本語で予約できる上に価格も良心的なので、わたしたちもよく利用しています。
また海外のサイトでもよければ、GetYourGuideのツアーの種類がかなり豊富でおすすめです。眺めているだけで楽しくなるものがいっぱいあるのでぜひチェックしてみてください。
観光の注意点
ブリュッセルはベルギー国内では最も治安の悪い都市と言われています。日中は旅行者も多く普通に観光できますが日本とは全くレベルが違います。
ヨーロッパ旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事。
どんな都市でも旅行者の多い中央駅周辺や観光地周辺は注意が必要です。
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険自動付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は年会費無料で海外旅行保険が自動付帯なのは他の無料カードにはない隠れた魅力。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
旅行の準備は「ベルギーに必要な持ち物と便利グッズを旅のプロが徹底解説【チェックリスト付】」を見ればバッチリ♪
ガイドブック
ベルギー関連の書籍を10冊以上読んでおすすめしたいガイドブックをまとめました。
正直その国をしっかりと堪能したいなら地球の歩き方1択といっても過言ではありません。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやっぱり地球の歩き方。
全467ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
ブリュッセル、ブルージュ、アントワープ以外の地方都市の情報が詳しく載っているので周遊するには欠かせない1冊。
ベルギーのハイライトはもちろん、ベルギービールの種類と特徴、チョコレート、ワッフルなどグルメに関しても詳しく紹介されています。
現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。
また、kindle版のみ分冊版があるため、ベルギーにしか行かないという方は分冊版がおすすめです。
通常版よりお値段が安くなるのが嬉しいですね♪
ベルギー人気チョコレートブランドまとめ
ベルギーでチェックしておきたいおすすめブランドを紹介しました!
ここで紹介した以外にも、歩いているだけでいくらでもショコラティエが見つかり、街中ショコラの香りでいっぱい。
チョコレートは世界中で人気ですが、隣のフランスやオランダではベルギーほど店舗はないため、その違いに驚かれるかもしれません。
ぜひ色々試してお気に入りのショコラを見つけてくださいね!