オーストラリアの中でも、おしゃれな街並みで人気のメルボルン!
治安は良さそうだけど実のところどうなんだろう・・・?と気になりますよね。
メルボルンの治安はそれほど悪くありませんが、観光スポット以外に夜出歩くと危険です。
ワーキングホリデーを使って1年間半滞在してきた私が、メルボルン最新の治安情報と絶対注意しておかなければならないことをまとめてみました!
旅行前に必ずすべてに目を通しておいてください。
- メルボルンで起こる犯罪手口
- メルボルンの危険エリアと安全対策
- 女子旅・子連れ旅で気を付けたいこと
Contents
メルボルンの治安について
メルボルンの治安は日本と比べて特別悪いと感じることはないと思います。
しかし、一部の地域や夜間に事件やトラブルが起こっているのも事実。海外に来ていることは忘れず、注意深く行動しましょう!
それでは具体的な情報を見ていきます。
外務省の安全情報
2019年4月現在、外務省の海外安全ホームページでは危険情報や感染症危険情報は出ていません。危険レベルは日本と同じく0です。
しかし2018年メルボルン市中心部のバークストリート(Bourke Street)で発生した通行人切りつけ事件について、テロではないかというニュースが流れかなり大きな報道がされていました。
のちにISILから犯行声明が出されています。
メルボルンは人気のある町でオーストラリア第二の都市。
その分、残念ながら旅行客を狙った事件も多いです。
もちろん必要以上に心配することはありませんが、渡航前に旅レジなどの安全情報の登録をしておくことをおすすめします。
犯罪データ
ビクトリア州の治安は、他の国と比べると比較的良いと言われますが、日本より悪いという認識が必要です。
人口10万人当たりの犯罪発生率を日本と比較した場合、殺人は約2.72倍、強盗は約8.07倍、強姦・性犯罪は約21.24倍、窃盗は約3.7倍の割合で発生しており、かなり高い数字であることがわかりました。また、この犯罪率は年々増加しています。
ビクトリア州のほかの地域も含まれているのでメルボルンだけの数字ではないと思いますが、女性だけの夜歩きは本当に気をつけましょう!
メルボルンで頻発する犯罪の具体的事例
置き引きに注意

メルボルンは他の国と比べれば治安は良いですが、オーストラリアで最も犯罪率の高い街の一つです。
そのため、観光客を狙ったスリや置き引きも多いので注意が必要です。
ビーチや公園でもちょっと目を離したすきに置き引きにあったという話も聞きます。
またスリや置き引きと同様に多いのが忘れ物。
日本のように忘れ物が返ってくることは少ないので、手荷物の管理はしっかりしておきましょう。
アボリジニーに注意
現地のアボリジニーは生活保護を受けて生活しているため、あまり仕事をせずにウロウロしたり、時に危害を加えてくることもあります。
メルボルンの街中ではほとんど遭遇することはありません。
ただし、他の都市では絡まれて暴行されるトラブルも発生しているので、見かけたらなるべく距離を取るようにしてください。
車上荒らし・車の盗難に注意
メルボルンでは軽犯罪が多いです。
自転車の窃盗や車上荒らし、車の盗難の話はよく聞きます。
車から離れるときは、短時間でもしっかりと施錠して貴重品は車内には残さないようにしましょう。
メルボルンで女子旅をするなら気をつけておきたいこと
メルボルンの女子旅で特に注意すべきことは夜遊び!
ケアンズのオーストラリア人は日本人好きな人も多く、簡単な日本語で話しかけてくれる人も多いです。
中には日本人女性は軽いと思っている人もいるので、性犯罪に巻き込まれないようくれぐれも注意してください!
特にナイトスポットは現地人、観光客ともに夜遅くまで賑わっていて、酔っぱらっている人もたくさん。安易についていかないようにしましょう。
観光客がたくさん集まる場所は夜間でも問題なく出歩けますが、中心部を外れると街灯がほとんどないところもあるので立ち入らないように気をつけてください。
メルボルンで子連れ旅行をするなら気をつけておきたいこと
メルボルンでは、子連れだからといって特段注意することはありません!
子供連れにも安心しておすすめできます。
現地の子どもはかなりわんぱくなので、子どもが少し騒いでも受け入れてくれることがほとんどです。
強いていうならば冬にオープンしているナイトマーケットは夜につれて人が増えてくるので、不安ならばオープン直後から20時くらいまでの比較的人が少ない時間に行く方がよいかもしれません。
メルボルンで注意すべき危険エリア

メルボルンの中心部はコンパクトな街ですが、場所によっては危険な場所もあります。
軽犯罪の多い危険エリアをまとめました。
セント・アルバンズ
メルボルン郊外の北西部は全体的に治安が悪いですが、特に危険なのが、セント・アルバンズ。
ここは、住民の約半数が外国人で黒人街とも呼ばれており、殺人率が最も高いエリアです。
町の雰囲気も少し異なり、地元の人も近付かない場所ですので、避けるようにしてください。
ダンデノング
ダンデノングはメルボルンの東南部に位置する地域で、セント・アルバンズと並びメルボルン市内で治安が悪いエリアとして知られています。
最近は、再開発が進んでいるため徐々に犯罪は減ってきているものの、むやみに近付かない方がいい場所であることは間違いありません。
サンシャイン
大学が近くにありながら安価な居住施設があるということで、多くの大学生が住んでいます。
ただし、ドラッグの売買や暴行事件が絶えない地域としても有名なので、トラブルに巻き込まれないためにこのエリアの滞在は避けましょう。
フッツクレイ
サンシャイン同様、大学の周辺で多くの学生が住む地域であり、アジアマーケットがあることで有名な場所です。
駅周辺は比較的きれいで安全そうに見えるものの、いまだに犯罪が絶えません。
特に夜は出歩かない方がいいでしょう。
キング・ストリート
市内の西側にあり、ナイトクラブやバーが並ぶ繁華街です。
特に週末の深夜から明け方にかけては、酔った人が些細なことで絡んできて暴行事件に発展することもあるので要注意。
また、ナイトクラブやバーで誘われてついて行った結果、お酒に薬を混ぜられて窃盗や強姦を受けたという事件も発生しています。
声をかけられても気軽について行かないようにしてください。
サウスバンクのカジノの裏
サウスバンクはおしゃれなカフェやバーが立ち並びとても人気なスポットですが、カジノの裏の通りに入った途端、人通りが急に少なくなります。
夜の酔った人とのトラブルはもちろん、昼間も窃盗・暴行等の事件がたびたび起きているので、十分注意してください。
メルボルンで犯罪にあわないために気をつけたい6つの安全対策
危険な場所を避ける
上記の危険スポットはもちろん、宿泊先の従業員にこの辺りで危険なスポットはないかどうか聞いてみてください。
最新の情報はやはり実際に住んでいる方から聞くのが一番です。
怖いもの見たさで危険な場所へ立ち入るのは絶対にやめてください。日本とは違うということをお忘れなく!
現金を大量に持ち歩かない

オーストラリアでは支払いの際、デビットカードやクレジットカードでの支払いが主流です。
犯罪者は現金が欲しいため、現金所持者を物色しています。支払い時に怪しい人がいるときは、財布内を他人から見られないようにしたり、財布をしまう場所を見られないよう警戒しましょう。
万が一スリや盗難の被害にあった時のために、持ち歩く現金は最低限にしておきましょう。
しつこく話しかけてくる人は無視する
物売りやナンパなどは、徹底的に無視しましょう。
酔っ払いなど危ないと感じたら、賑わっているお店に入るなどしてその場を離れるようにしてください。
特に日本語で馴れ馴れしく話してくる人は要注意です。
派手な服装はせず荷物は少なめに

ケアンズは観光客が多く、日本と同じ格好をしていてもそれほど目立つことはありません。
ただしあまりに派手な格好をしていると、アボリジニーのターゲットになります。
特に夜間はお金がありそうな人に絡んでくることも多いので、気をつけましょう。荷物は少なめにしておいた方が安心です。
夜間の一人歩きは避ける
基本的にメルボルンの夜は一人で出歩くのをおすすめしません。
人の集まる観光スポットは大丈夫ですが、少し道を外れただけで真っ暗になり人気がなくなります。
特に女性はタクシーやUberを使ったり、早めにホテルに戻るよう気をつけましょう。
安全な地域でホテルを予約
メルボルンでホテルを予約する際には、安全で明るい地区にホテルを予約するのがおすすめです。
CBDと呼ばれるシティ中心部のフリートラムゾーン周辺や、そこからトラムで20~30分ほどのサウス・ヤラ、フィッツロイといったエリアが人通りも多く特に安全です。
また、ビーチが有名な高級住宅街のブライトンも人気!
多少宿泊費があがっても数日と割り切って人気エリアで予約されることをおすすめします!
メルボルン 旅行前に準備すべきはWi-Fiと海外旅行保険
メルボルン 旅行に限らず、この2つはとても重要!海外旅行に行く際にスマホ利用と海外旅行保険はマストです。
Wi-Fiレンタルでネット環境を整える
何か困ったことが起きたとき、ネットが使えると安心感が違います。
海外では無料でWiFiを使えるスポットもありますが、いざという時のために海外WiFiのレンタルをしておくことをおすすめします!
友達がスリにあった時、ネットが使えて本当に助かりました・・・。道に迷ったり、危険情報をチェックするためにもネット環境を整えることはとても大切です。
海外旅行保険でいざという時に備える
実際にトラブルが起こってしまった時でも、海外旅行保険に入っていれば安心です。
万が一に備えて海外旅行保険には必ず入っておきましょう!
わたしは頻繁に旅行するため、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードをおすすめしています。
愛用しているメインカードはマリオットボンヴォイアメックス。
補償が手厚い(盗難補償50万円)上にマイルもたくさんたまるので、できればゴールドカード以上のクレカを1枚持っておくとかなり重宝します。
空港から自宅まで無料でスーツケースの宅配ができるのも神!!
とはいえ年会費が高いのでなかなか思い切りが必要かも・・・。そんな人におすすめなのが年会費永久無料のエポスカード
エポスカード
疾病・傷害治療費用 | 傷害死亡 | キャッシュレス診療 |
---|---|---|
疾病270万円・傷害200万円 | 500万円 | 〇 |
賠償責任 | 携行品損害 | 付帯 |
2,000万円 | 20万円 | 自動付帯 |
携行品損害の20万は少なめなので、高価な財布やアクセサリー、PCやiPhoneを持っていく場合は足りなくなる可能性があることは頭にいれておきましょう。
疾病、傷害治療費の200万円台はアメリカ以外であればわたしは許容範囲と考えます。
事情があってクレカを作れない人は通常の海外旅行保険でも全く問題ありません。
メルボルンの治安まとめ
基本的にメルボルンの治安はよく、安心して楽しめる観光地。
被害の大半は、ちょっと気を付けていれば防げるものばかりです。
特に、夜は多少危険なエリアもあるので、明るい場所を通るようにしましょう。
暗い方向にホテルがある場合はタクシーやUberを使った方が安全です。
注意事項を頭に入れて、嫌な思い出にならないよう安全第一で楽しんできてください!


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