海外旅行に行くなら、海外旅行保険は絶対に必要。
治安の良しあしは国によってかなり違いがありますが、どんなに良い国でも日本と同等、それより悪い国の方が圧倒的に多いです。
また、治安が安定していても、慣れない風土や食べ物でお腹を壊すなど体調不良になる可能性は誰にでもあります。
車の運転も荒く、交通事故も多いですし、万が一に備えておいて損はありません。
そのため、出国前に海外旅行保険に入っておくことは重要なんです。
とはいえ加入の手続きは面倒ですし、結構お金がかかってしまうのも事実。わたしはいつも海外旅行保険付帯のクレジットカードを複数枚持って備えています。
元クレジットカード会社勤務で毎月海外旅行をしているわたしのおすすめのカードはいくつかありますが、その中でどんな方にも絶対おすすめなのは年会費無料のエポスカード。
エポスカードは一般的にショッピングビルの“マルイのカード”というイメージがあるかもしれません。
しかしこのカード、実はあらゆる側面から海外旅行との相性がめちゃくちゃ良いんです。
一番の魅力は
- 年会費無料なのに
- 海外旅行保険自動付帯
という特典。
クレジットカードの海外旅行保険はカードを持てば持つほど保険の補償金額が合算されるので、すでに他にメインのクレジットカードを持っている方にもおすすめです。
このページでは、カード会社に10年以上勤務していたわたしが、そんなエポスカードの魅力について詳しくご紹介します。
エポスカード
このページの目次(もくじ)
実は海外旅行と相性抜群!エポスカードの魅力
エポスカード | |
---|---|
入会金・年会費 | 無料 |
ポイント | エポスポイント 1P=1円、Amazonギフトに1円分〜交換可 |
ポイント還元率 | 通常0.5% 税込200円につき1円相当 |
国際ブランド | VISAのみ |
海外旅行保険 | 自動付帯 補償内容に関しては後述 |
正直に言って、残念ながらポイント還元率だけを見るとお得なカードとは言えません。
なぜなら、エポスカードの魅力はポイント還元ではなく特典にあるから。
海外旅行保険付帯以外の主な推しポイントは3つ。
- エポスポイントUPサイト
楽天市場やじゃらん、Booking.comなど、このサイトを経由するだけでネット通販やネット予約でもらえるエポスポイントが増える - 実店舗での優待もたくさん
全国の外食・レンタカー・旅行予約・チケット予約などの優待あり - ゴールドカードへのグレードアップ
一定額決済でインビテーション(招待)が届き、年会費無料でゴールドカードを持てる。
特にゴールドカードへの無料グレードアップはスゴい…!!
ゴールドカードになると海外旅行保険は自動付帯のまま補償内容がグレードアップし、国内外の空港ラウンジが利用可能に。
また、VISAゴールドの会員特典も利用できるので、帰国時に国内空港(羽田・成田・中部国際・関西国際)からスーツケースを1個のみ500円で自宅まで配送してもらえるサービスも利用できます。
さらに、年間100万円決済で通常ポイント還元率とあわせてポイント還元率は実質1.5%に*。(*年間利用額ボーナスポイントの特典を利用)
もともとエポスカードには家族カードのシステムはありませんが、ゴールド会員になると家族をエポスゴールドカードに無料招待できるところも嬉しいポイント。
年会費が高いクレジットカードであればこれ以上に魅力的なカードは数多くありますが、年会費無料でこの内容はかなりお得と言ってもいいでしょう。
エポスカードは年会費無料でお得なカードを探している方にもおすすめです。
またエポスカードには、このほかに海外旅行にぴったりな理由が4つあります。
年会費無料で海外旅行保険自動付帯
ひとつめに挙げるのは冒頭でもお伝えした、年会費無料にもかかわらず海外旅行保険が自動付帯なところ。
海外旅行保険付帯のクレジットカードには2種類あります。
- 自動付帯
持っているだけで自動的に保険が適用される - 利用付帯
旅行代金など、保険適用条件となる料金をカード決済した場合に保険が適用される
どちらのほうが使い勝手が良いかは一目瞭然。
エポスカードは持っているだけで自動的に保険が適用される自動付帯が付いています。優秀すぎる。
さすがに年会費が高いクレジットカードと比較すると補償内容は劣りますが、年会費無料のカードと考えると補償内容は手厚く、医療費の立て替えの必要がない「キャッシュレス診療(キャッシュレス・メディカルサービス)」も付いています。
キャッシュレス・メディカルサービスとは病院においてその場で治療費を自己負担することなく治療を受けられるサービスです。
全世界1,600の病院ネットワークを活用し、最寄の最適な病院をご紹介いたします。エポスカード公式サイトより
エポスカード海外旅行保険の補償内容は以下の通り。
疾病・傷害治療費用 | 傷害死亡 | キャッシュレス診療 |
---|---|---|
疾病270万円 傷害200万円 |
500万円 | 〇 |
賠償責任 | 携行品損害 | 付帯 |
2,000万円 | 20万円 | 自動付帯 |
携行品損害の20万は少なめなので、高価な財布やアクセサリー、パソコンやiPhoneを持っていく場合は足りなくなる可能性があることは頭にいれておきましょう。
疾病、傷害治療費の200万円台はアメリカ以外であればわたしは許容範囲と考えます。
携行品損害保険の補償をさらにプラスしたい場合は、クレジットカードを複数枚持つことをおすすめします。
VISAブランド
エポスカードの国際ブランドはVISAのみ。
選べないことは一見不便にも感じるかもしれませんが、海外ではVISAかMastercardを使えるシーンが多いです。
現地での決済のしやすさという面では他のブランドよりもVISAやMastercardに軍配が上がるため、エポスカードの国際ブランドがVISAというところも海外でのメリットのひとつ。
海外旅行に行くならVISAかMastercardは最低でも1枚以上持っていきましょう。
※ただし国内ブランドのJCBやサポートの大きいアメックスを持っておくことは、いざというとき頼りにもなります。VISAやMastercardを中心に複数ブランドを持っていきましょう。できれば3枚以上がベスト。
海外キャッシングも可能
エポスカードは海外キャッシングにも対応。
海外キャッシングとは、現地ATMでクレジットカードを使って現地通貨を引き出すこと。
海外では日本よりスリやひったくりが起きやすく、現金だけを持ち歩くのは本当に危険な行為。
海外ではデビットカードでのキャッシュレス決済が浸透しており、スリは現金をたくさん所持しているわたしたち旅行者を狙っています。
万が一スリの被害に遭った場合、現金は盗られたらまず返ってきませんが、クレジットカードであれば盗難手続きをすれば使われることはありませんし、保険で戻ってくる可能性が高いです。
そこで当サイトでは、防犯のためにお財布に入れる現金は1万円程度にし、基本クレカ払い、現金が必要になったら海外キャッシングを利用することをおすすめしています。
「キャッシング」と聞くとその響きだけで少し怖いイメージがありますが、実は両替所の手数料と比べるとお得という事実はご存知でしょうか。
簡単に言うと、海外キャッシングは現地の通貨をクレジットカードで購入するサービス。
利用方法は極めて簡単ですし、利息も両替所の手数料と比べると断然レートが良いので、わたし自身もキャッシングを利用することがほとんどで、友人にもすすめています。
即日発行可能
エポスカードは店舗受取を選択すると最短で即日発行可能。
エポスカードの海外旅行保険はカード発行日の翌日以降に日本を出発する旅行が対象です。
出発ギリギリでも発行できるチャンスがあるのがエポスカード。
ぜひ諦めずに申し込んでみてくださいね。
エポスカードは国内でもかなり使える
わたしがエポスを強くおすすめする理由は海外旅行で活躍するという点が大きいですが、国内での日常生活でもお得にもつかえるという点も魅力的です!
- 全国1万店舗以上!レストランや映画館、カラオケなどでの割引優待
- 「たまるマーケット」やマルイ、「楽天Edy」や「モバイルSuica」へのチャージでお得に効率よくポイントがためられる
全国1万店舗以上の豊富な割引優待
レストランやデリバリー、映画館やカラオケなどの施設で使える割引優待がついています。
- 魚民・白木屋など居酒屋:10%オフ
- ビックエコーやカラオケ館などカラオケ店:ルーム料金30%オフ
- イオンシネマやユナイテッドシネマなどの映画館:映画観賞券1,300円
- アパホテル:エポスポイント5倍/チェックアウト1時間延長
- 東急系列ホテル:50~10%オフ
カラオケの優待が強いようで、ビックエコーやカラオケ館、シダックスはルーム料金30%オフ!
エポスカードはポイントを効率よくためられる
エポスカードのポイント還元率は、通常0.5%、税込200円につき1円相当です。
ポイント還元率 | ポイント還元率の高さ目安 |
0.5% | 普通 |
0.75% | やや高め |
1.0% | 高め |
1.2%~1.5% | かなり高め |
この表を見てわかる通り、エポスカードのポイント還元率は「普通」です。
しかし、「コツ」を抑えれば、ポイントを効率よくためたり、お得にお買い物ができるのでご紹介します!
「たまるマーケット」を通して買い物をする
ショッピングから旅行、レストラン予約などエポス会員サイト「たまるマーケット」を通して、買い物すればポイントが2~30倍!
Amazonや楽天、yahooショッピングなど普段の買い物はもちろん、楽天トラベルやH.I.S、日本旅行のツアー料金や海外WiFiレンタル、オプショナルツアーの予約も2~30倍のポイントをためることが可能です。
「楽天Edy」や「モバイルSuica」へのチャージでポイントアップ!
「楽天Edy」や「モバイルSuica」などの電子マネー・スマホ決済のチャージをエポスカードで行うとポイントが付与されます。
たとえば、「楽天Edy」だとエポスカードからチャージを行うと1,000円につき5P付与されます。
さらに、楽天Edyとエポスカードは重複してポイントが付与される仕組み。
1,000円チャージして1,000円分の買い物をした場合
- エポスカードで1,000円チャージでのエポスポイント5P
- 楽天Edyで1,000円支払いした分の楽天ポイント5P
計10ポイントたまる!!
2つのポイントがたまるので実質、ポイント還元率が1%という考え方もできます♪
楽天Edyを日常的に使っているなら絶対エポスカードと組み合わせて使ったほうがお得!
年4回マルイでの買い物が10%オフに
マルイ、マルイシティ、マルイファミリー、マルイヤングなどマルイ系列のショッピング施設で年に4回開催される『マルコとマルオの7日間』という期間であれば、全品10%オフでお買い物ができます。
マルイ系列のショッピング施設は、ファッション系に強いデパート。
春(3月)・夏(5月)・秋(9月)・冬(11月)の4回開催なので、通常のセール期間前に季節の新作を割安に購入したいという方にぴったりです♪
エポスカードまとめ
元クレジットカード会社勤務で毎月海外旅行をしているわたしのおすすめのカードはいくつかありますが、その中でどんな方にも絶対おすすめなのは年会費無料のエポスカード
- 年会費無料のクレカ以外は発行したくない人にも
- メインカードは他にある人にも
海外旅行をする、すべての人におすすめです。
また海外旅行の際はクレジットカードの複数持ちが絶対基本となります。できれば3枚以上がベスト!
スキミングなどの悪用に備えて、普段使っているメインカード以外を利用するのもおすすめです。
あまり知られていませんが、カード会社に勤めているときに被害の多さに驚きました。
海外で悪用された場合、クレジットカード会社が補償してくれるので、普段使っていない海外用のカードを持っておくと安心!
わたしは海外旅行の時は念のためスキミング不可のセキュリポで貴重品を持ち歩いています。
バリ島は日本よりも物価が安いので
高級リゾートホテルに激安で泊まれます
安いのにクオリティが高いから
いいホテルに泊まらなきゃ損!
\Booking.comなら最低価格保証つき/