旅のお供といえばガイドブック。インターネットでほとんどの情報が調べられるようになったとはいえ1冊買っておくと心強いですよね。
ネットの弱点はとにかく情報がまとまっていないこと。
また、現地でうまくネットがつながらなかったり、トラブル時の対応を考えると最低1冊は持っていくことをおすすめしたいです。
ベルギーの有名なガイドブックを7冊、その他気になったものを合わせて10冊以上読んでみました。
内容やデザインを比較し分類してみたので、これからガイドブックを購入する際の参考にしてみてください!
人気ガイドブック1位のるるぶが無料!
るるぶが掲載されている
電子書籍読み放題サービス
楽天マガジンと
KindleUnlimitedは
なんと初月無料でお試し可能◎
月額料金を支払ったとしても
るるぶを1冊読むだけで元が取れるので
購入予定の方は活用してみてください
→ 個人的には、るるぶ以外にブルーガイドやトリコガイド、その他エッセイ系の読み物も充実しているKindleUnlimitedがおすすめです!
ガイドブック以外の持ち物については「ベルギー旅行に必要な持ち物と便利グッズを旅のプロが徹底解説【チェックリスト付】」を見ながら準備をどうぞ!
このページの目次(もくじ)
ベルギーのガイドブックは用途に合わせて選ぼう
ベルギーに関するガイドブックや書籍をかなり読み込みましたが、ベルギー単独のガイドブックはかなり少ない印象でした。
オランダやルクセンブルクとセットで周遊される方が多いのかもしれません。
わたしは海外旅行の際、小さな都市であればaruco、詳しい情報が知りたいときはほとんどの場合地球の歩き方を購入します。
時間にも予算にも余裕があれば、ガイドブックを数冊購入するのもおすすめ。
例えば…
旅行先では情報量が多く、網羅性の高いガイドブックを持っていると安心なので、先ほど紹介した地球の歩き方を持ち歩く。
しかし、旅行の旅行計画段階となると、地球の歩き方は細かい情報が多すぎてちょっとお腹いっぱいになってしまうので、KindleUnlimitedでるるぶやまっぷるなどの雑誌タイプガイドブックを読む。
といったように、状況に合わせて使い分けができたら最高。
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
以上の内容をふまえて
- 現地では
行先に合わせた地球の歩き方を1冊持っていく - 旅行計画段階では
KindleUnlimitedでるるぶ・まっぷるなどの雑誌タイプガイドブックを読む
をおすすめします!
旅行計画には雑誌系のベルギーガイドブック
旅行準備段階におすすめしたいのは雑誌系のガイドブック。
どんな観光スポットがあるか、写真を見ながら計画を練るなら、カラー写真が大きく掲載されている雑誌を利用するのがおすすめです。
実際に旅先へ持っていくことを考えると、情報量が少なめでかさばるというデメリットはあるものの、パッケージツアーで行く場合は雑誌系ガイドブックで十分こと足ります。
個人旅行の場合も、出発前にざっくりとした予定を決める用途として使いやすいのが雑誌系ガイドブック!
国によって出版されている場合とない場合がありますが、下記の3種類が比較的有名かなと思います。
〈雑誌系ガイドブック〉
- まっぷる
- るるぶ
雑誌系ガイドブックといえば「まっぷる」と「るるぶ」
一見非常に似ている両者ですが
- 「まっぷる」は地図大手の昭文社が出版
- 「るるぶ」は旅行大手のJTBが出版
驚いたことに、ベルギー・オランダはまっぷるから販売されていませんでした。
というわけで、ベルギー・オランダに関していうと雑誌系ガイドブックはるるぶが唯一の選択肢となります。
るるぶ(オランダ・ベルギー)
- 写真が大きくてきれい
- ツアー旅行で行くなら十分な内容
- るるぶを買うならKindleUnlimitedがおすすめ
現在出版されているのは「るるぶオランダ・ベルギー」の1種類。ベルギー単独は残念ながらありません。
収録エリアはブリュッセル以外にアントワープ、ブルージュ、ゲントのみ。全113ページ。
巻頭での特集はほぼブリュッセル。街歩きモデルプランや世界遺産であるグランプラスの解説、ビール・チョコレートなどのグルメ情報など、ツアーの自由時間に役立ちそうな情報が満載です。
地球の歩き方と比べると情報量が少ないため、現地に持っていく場合は別に情報量が多いガイドブックがあると安心です。→後述してます
紙媒体の雑誌もありますが、電子書籍読み放題サービスのKindleUnlimitedと楽天マガジンにも対応。どちらも初月無料でお試しできるので、購入予定の方はぜひ利用してみてください。
月額料金を支払ったとしても、るるぶを1冊読めば元を取れてしまうのでおすすめです。
旅行計画〜持ち歩きにも便利なベルギーガイドブック
旅行準備段階におすすめしたいのは雑誌系のガイドブックだけでありません。
有名雑誌系ガイドブックの雰囲気があまり好きでない方におすすめするのは、持ち歩きにも便利な小ぶりなガイドブック。
雑誌系ガイドブックと同様に情報量は少なめなので、実際の旅行先には網羅性の高いガイドブックを併せて持っていくことをおすすめしますが、パッケージツアーで行く場合は小ぶりタイプのガイドブックのみで問題ありません。
また、小ぶりタイプのガイドブックは見た目の可愛さから「女性向け」と思われがちですが、女性向けに偏らないものもあるので、性別関係なくご覧いただけると嬉しいです。
ミニサイズで最近改定されたのはarucoだけ。
aruco(ベルギー)
- ベルギーのみの情報が載っている珍しいガイドブック
- 女子旅にぴったりな内容でありながら情報量も◎
- 新品の取り扱いが無い場合もあるので注意
arucoは、一見女子向けですが、地球の歩き方編集室がつくっているガイドブックだけあって情報量も◎
ベルギー単独で全158ページなのでなかなかのもの。
「プチぼうけん!」と題したモデルプランの提案は見ているだけでワクワクしてきます♪
ブリュッセルの王道スポットやチョコレート、ワッフル、ビールなどの名物グルメの楽しみ方が女性目線の切り口で紹介されています。
ブリュッセル以外には、ゲント、ブルージュ、アントワープ、デュルビュイ、ディナンなど地方の情報も掲載されています。
タビトモ(オランダ・ベルギー・ルクセンブルク)
- 持ち運びしやすく、万人受けする内容
- 有名店・王道スポットを知りたい方におすすめ
主にブリュッセルの有名店や王道スポットがくまなく網羅されているタビトモ。
メインの見どころをめぐる黄金ルートの提案や有名なレストラン・ショップ情報が載っています。
切り口に偏りがなく、万人受けする内容だと思います。全128ページととても小さな本なので持ち歩きにはぴったり!
ものすごくザ・定番なので最旬のお店情報が知りたい方は他のガイドブックまたはインターネットと併用すると良いかも。
ララチッタ(アムステルダム・ブリュッセル)
- 「大人カワイイ女子旅案内」がコンセプト
- 持ち歩きしやすいサイズ
女性向けガイドブックの先駆けララチッタシリーズ。全125ぺージと超コンパクト。
コンセプトは「大人カワイイ女子旅案内」。王道スポットの紹介も女性目線で思わず「すてき♡」とときめいてしまいます(笑)
ベルギーの情報はブリュッセルのみ。グラン・プラス、王宮周辺、聖カトリーヌ教会などブリュッセルのハイライトを女性目線の切り口で紹介しています。
ツアーなら充分な情報量ですが、個人旅行なら地球の歩き方など他のガイドブックとの併用がおすすめ。
アントワープやブルージュなどのブリュッセル以外の都市については一切触れられていないので注意!
ことりっぷ(ベルギー・オランダ・ルクセンブルグ)
- 持ち歩きしやすいサイズ
- 情報量は多くないが短期旅行であれば大丈夫
ことりっぷは女性目線の切り口で、ブリュッセルの王道スポットなどが紹介されています。写真やレイアウトなど本の雰囲気が素敵♡
3国まとめられたガイドブックですが、めずらしくベルギーの情報が一番多い本なので、ベルギーに行く方にはおすすめできる1冊です。
かばんにすっぽり入るサイズ感なので、街歩きのお供にぴったり!一見、ガイドブックらしくないおしゃれな装丁なので、現地で読むのにも抵抗がありません。
厳選したお店を紹介しているということもあり、情報量自体はそこまで多くありません。
また、2015年発行なのでショップ情報などはインターネットで最新の情報を調べてから訪れると失敗がないと思います。
現地で1冊持っておきたいベルギーガイドブック
正直その国をしっかりと堪能したいなら地球の歩き方1択といっても過言ではありません。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやっぱり地球の歩き方。
全467ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
また、地図の詳しさも他のガイドブックとは一線を画すので万が一現地でネットが使えない場合のお守りにもなります。
〈情報量満載ガイドブック〉
地球の歩き方(オランダ ベルギー ルクセンブルク)
- 情報量の多さは断トツ!
- カバーしているエリアが多い
- 写真小さめ・文字多め
- Kindle版があるので荷物を増やしたくない方にも
地球の歩き方は個人旅行するならもってこいの内容です。
3国まとめた本になっていますが、ブリュッセル、ブルージュ、アントワープ以外の地方都市の情報が詳しく載っているので周遊するには欠かせない1冊。
ベルギーのハイライトはもちろん、ベルギービールの種類と特徴、チョコレート、ワッフルなどグルメに関しても詳しく紹介されています。
現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。
また、kindle版のみ分冊版があるため、ベルギーにしか行かないという方は分冊版がおすすめです。
通常版よりお値段が安くなるのが嬉しいですね♪
ブルーガイドわがまま歩き(オランダ・ベルギー・ルクセンブルク)
そして今回大ヒットだったのがブルーガイド。
情報量も地球の歩き方と並ぶほど(全359ページ)でもともと好きなガイドブックではあったのですが情報がやや古いのが難点でした。
しかしこの度なんとKindleUnlimitedで無料ダウンロードできるのを発見し即読み込んだところ、アートに関しては地球の歩き方より詳しい部分があり情報を補完するのにかなり重宝しました。
「テーマのある旅」で取り上げたページはエッセイのようにサクサク読めます。ベルギーではありませんが、ゴッホが暮らした街の行き方を詳しく取り上げていたのはブルーガイドだけでした。
KindleUnlimitedに登録されているならぜひともチェックしてもらいたい1冊です。
ベルギー旅行をさらに楽しむための本・書籍
一般的なガイドブックではなく、アートやのんびりとした街歩き、食べ物などに特化した素敵な本を紹介します。
上記のガイドブックに加え、自分の趣味にあったものがあればぜひ一度手に取ってみてください。
ベルギー・ブリュッセル クラシックな街歩き
- おしゃれなレイアウトで写真がきれい
- ブリュッセルのアートな部分を知りたい方に
ベルギーに足しげく通う二人の女性ライターが書いたガイドブック。
おしゃれなレイアウトで、写真がとてもきれい♡
グラン・プラスやアール・ヌーヴォー建築、美術館・博物館などのアートな面を楽しむのにぴったりな1冊です。
マーケットをめぐるおいしい旅 ベルギーへ
- マーケット情報やかわいい雑貨、グルメ情報が満載!
- 観光スポットではなくお店情報が知りたい方に
ショッピング・グルメを楽しみたい方におすすめの1冊!
蚤の市やマーケットの情報をはじめ、かわいい雑貨やベルギーの郷土料理、ビール、ワッフル、チョコレートなどが紹介されています。
ブリュッセルの情報が半分ほど、アントワープやブルージュなど他の地方の情報が残りの半分を占めている感じ。
普通のガイドブックに載っているような観光スポットについては書かれていないので、ショッピング・グルメ用として使いましょう。
フランス・ベルギーのかわいい本
- ベルギーのかわいい雑貨やモノが紹介されている本
- かわいいものが好きな方、ベルギーのイメージをふくらませるのに
かわいい雑貨や絵本の写真がもりだくさんの1冊。
ベルギーは、ブリュッセル、リール、エベンエゼルの塔周辺の情報が載っています。
ショップのインフォメーションも載っていますが、2009年に出版された本なのでネットなどで最新情報を確認したほうが良いと思います。
街歩きに持ち歩いて使う、というよりはベルギーへのイメージを膨らませるのにおすすめです。
ベルギービールガイドブック: 世界を魅了する無形文化遺産のビール
- ベルギービールを100%楽しむのにおすすめな1冊
- 普通のガイドブックのビール情報だけでは足りない方に
ベルギービール専門店の店主が書いたベルギービールのガイドブック。kindle版のみの出版で、KindleUnlimitedに加入していると無料で読むことができます。
ベルギービールのジャンルをくわしく解説しているので、お酒のウンチクが好きな方にはたまらない1冊だと思います!
料理との合わせ方や美味しい飲み方、現地でのビールの買い方などを徹底的に解説しているので、普通のガイドブックの特集ページでは満足できない方におすすめです。
「ベルギーの最も美しい村」全踏破の旅
- きれいな写真が多く、ワロン地方のイメージをわかすのにぴったり
- 観光というより「旅」をしたい方におすすめ
「ベルギーの最も美しい村」協会に登録されているベルギー南部のワロン地方にある27の村をめぐる本。
普通のガイドブックに載っている観光スポットではなく、田舎の美しい村ばかりが集められたまるで写真集のような1冊です。
読み物としても楽しめますし、見どころや歩き方のヒント、地図なども掲載されているのでガイドブックとしての役割も果たしています。
小説
ベルギーを舞台とした小説をいくつか紹介します。フライトは10時間以上あるでしょうから行きの機内で読んでもいいですね。
フランダースの犬、時のアラベスクはKindleUnlimitedで無料で読めます。
アントワープへ行くならPrimeVideoにフランダースの犬があり必見です。泣くよ…。
アート本
オランダ、ベルギーの旅といえば美術館や教会の祭壇画も楽しみのひとつ。
ルーベンスやファンアイク、メムリンクなどバロック時代、フランドルの画家について少し学んだり、画集に目を通しておくことで鑑賞がより楽しめます。
なんとわたしの5歳の娘でも作品を一目見て誰が描いたか判断できます。頑張って読み聞かせたおかげでぐずらず一緒に美術鑑賞できました。「知識」ってすごいよね!
KindleUnlimitedで無料の書籍も沢山あります。
ベルギー旅行のガイドブックは電子書籍もおすすめ
最近は海外でもインターネットが使えることが多いので、以前ほどガイドブックの必然性高くないかもしれませんが、トラブルに備えて1冊持っていると安心感が違います。
紹介したガイドブックの中にもKindle版やアプリで見られるタイプもあります。
- 荷物が多いのがイヤだ
- 2ヵ国以上周る
- キレイな画質で読みたい
そんなあなたには電子版で決定ですね!
ガイドブックや小説が無料で読めるサブスク
人気ガイドブックランキングで1位に輝いた「るるぶ」は「楽天マガジン」と「KindleUnlimited」のいずれかに加入すれば無料で読めます。
楽天マガジンは月額たったの418円で1,200誌以上が読み放題なのですが、なんと初月無料です。
わたしも最近友達から教えてもらい、めちゃくちゃお得すぎてハマっています(笑)
他の書籍も豊富だし、るるぶ1冊の値段でKindleUnlimitedが使えるなんて嬉しすぎますね♪
KindleUnlimitedはさらにおすすめで、そのほかのガイドブックや現地を舞台にした小説、個人が自費出版している旅行記などもよく無料になっています。
人気ガイドブック1位のるるぶが無料!
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旅行の準備は「ベルギー旅行に必要な持ち物と便利グッズを旅のプロが徹底解説【チェックリスト付】」を見ればバッチリ♪