【旅行記①】40代女ひとり旅20泊22日|バルカン半島+ソウル・パリ周遊10か国
久しぶりに本気で旅行記を書くと決めた。
過去にも、娘や父とのふたり旅が思いのほか素晴らしくて、何度も書き始めているのだけど、なかなか完成には至らなかった。
旅行記はさっぱりマネタイズには向かない。ただの趣味だ。
だからこそ、いつも後回しになってしまう。
やりたいことは山ほどある。記事を書き、インスタ用の動画を作り、宿を運営し、次の旅の準備もする。もちろん子ども関連のタスクも盛りだくさん。ジムに通う時間や、友達と会う時間も大切にしたい。
その中で、旅行記を書くための時間と集中力を確保するのは、思っている以上に難しかった。
それでも今回は最後まで書き切りたい。40代になって訪れた、バルカン半島10か国、20泊22日の旅。
この投稿をInstagramで見る
久しぶりに足を踏み入れた新しい国々。いつか読み返したとき、そのときの景色や空気、感じたことまで鮮明に思い出せるように。
40代女弾丸10か国ひとり旅プロローグ
前回の旅は、父との19日間ヨーロッパ旅行だった。
あれから半年。数年前の私なら、半年も海外へ行かないなんて考えられなかったと思う。
でも、この半年は旅よりも優先したいことがたくさんあった。
実家で民泊を始めることになり、準備のために毎月のように岡山へ通う日々。宿づくりは想像以上にやることが多く、気づけば海外旅行はずっと後回しになっていた。
そうこうしているうちに、娘は4年生になった。塾生活にも少しずつ慣れてもらいたくて、家に子どもたちを集めて一緒に勉強する時間も増えた。
仕事に、宿づくりに、子育て。新しい日常が次々と生まれ、本当にあっという間の半年だった。
そしてようやく宿のオープン準備もひと段落。
くらしきの古民家宿YOHAKUぜひお越しください!「今なら行けるかもしれない。」そう思えたタイミングで、この旅の出発を決めた。
今回の目的地は、ずっと訪れてみたかったバルカン半島。22日間で10カ国を巡る、過去でもトップクラスの弾丸旅だ。
この投稿をInstagramで見る
実はこの旅、コロナ前から何度も計画していた。そのたびに別の旅を優先したり、コロナで断念したりして、なかなか実現しなかった場所でもある。だから今回ようやく出発できることが、本当にうれしい。
バルカンは日本語の情報がまだ少なく、国境を越える移動も多い。ちゃんと目的地までたどり着けるのか、バスは時間どおり来るのか、国境では何かトラブルはないのか。出発前から心配ごとは尽きない。
それでも、こんな旅ができる機会は人生であと何度あるだろう。だからこそ、不安よりもワクワクのほうがずっと大きかった。
中でも特に印象に残ったボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボ前半約2週間は一人でバルカンを巡り、後半はクロアチアで友人のmikiさんと合流し、一緒にパリへ向かう予定だ。
旅は、思いどおりにいかないから面白い。
この22日間で見た景色、出会った人、感じたこと。うれしかったことも、失敗したことも、そのときの気持ちのまま残していこうと思う!
【DAY1・2|日本・韓国】|まさかの財布紛失から始まった22日間の旅
出発!
すごく疲れていたけど、いよいよ出発。
なんとなく、今回は何かトラブルが起きそうな予感がしていた。……と思ったら、さっそく池袋で財布を落とした。
いや、本当に危なかった。空港に着く前に旅が終わるところだった。
これからのことを色々考えながらぼーっと歩いていたせいだろう。エポスカードの利用付帯のために切符を買わなきゃとか、それを動画に撮らなきゃとか…そんなことで財布を落としてしまっては何の意味もない。気をつけないと。
羽田空港
羽田までは混雑した電車だったけど、なんとか半分くらいは座れた。本当はターミナル3がよかったんだけど、(久しぶりだから免税店でいろいろ買いたかった)今回は2タミ。
ドラッグストアもしょぼくて、欲しかった冷え冷えシートは買えなかったけど、予定していたファンケルの小さいクレンジングと1色アイシャドウ、それからコンパクトな美容液は無事ゲット。
そして2タミといえば大好きな空港ラウンジ!新しいラウンジはとってもおしゃれで、ノンアルカクテルの種類も豊富だからすごく楽しい。ふだんラウンジ飯はそれほどテンション上がらないんだけど、久しぶりに「これでもか!」というくらい食べた。
振り返れば太る予感しかしない旅のスタートステーキとガーリックライスが美味しかった!!いよいよ22日間の旅が始まる。
まず向かうのは韓国、ソウル。
今回も天才的に気が利くまどかさんがアテンドしてくれるので、安心して全部お任せできる。ひとり旅のときはとりあえず連絡して、遊んでもらっている。まどかさんも以前韓国旅メディアを運営してて、同業みたいな感じで知り合った仲。
能力はもちろん、人柄も本当に素晴らしい。ここまで心から信頼できる人って、そう多くないと思う。彼女に会えることも楽しみだ。
定刻より少し遅れて羽田を出発したANA NH867便。
最近ANAの評判があまりよくないという話は耳にしていたけど、今回乗ってみて少し納得してしまった。
もちろん全員ではないんだけど、驚くほど余裕のないスタッフが何人かいて、ピリピリした空気が漂っていた。海外の航空会社に乗っているような感覚というか、悪意があるわけではないんだろうけど、はっきり冷たくされたなと感じたことが1度や2度ではなかった。
これまでたくさん乗ってきたけど、ここまでは初めて。働く人たちも大変なんだろうな。
そんなことを考えているうちに、飛行機は定刻22時25分に金浦空港へ到着。
深夜にソウル到着
イミグレーションも思っていたほど混んでおらず、スムーズに入国完了!この日は空港近くのホテルを予約していたので、深夜バスで向かう。
時刻表には最終が22時30分と書いてあったので少し焦ったけど、NAVERマップを見るとまだ運行していることになっていた。
NAVERマップ半信半疑で待っていたら、すぐにバスが到着。
韓国ではGoogleマップがあまり機能しないので、移動はNAVERマップが必須。バスも地下鉄もかなり正確で、今回も迷うことなくRoyal Square Hotel Seoulまでたどり着けた。
ホテルまでの停留所はたった4つ。「本当にここで降りて大丈夫かな」と少し不安だったけど、杞憂だったね。
部屋に入ると思わず声が出た。広いツインベッドに、洗濯乾燥機付き。
さらに奥には、何に使うのか分からない謎のくつろぎスペースまである。「……なにこれ!!めっちゃ広い!!」
空港近くのホテルとは思えないほど快適。寝るだけと思って安いところで探したのに快適すぎる。
韓国のホテルもここ数年でかなり値上がりして、空港近くでも1万円くらいするように。前はエアビーで3,000円くらいでよく泊まっていた。
以前なら1万円は「高いな」と思っていたはずなのに、ヨーロッパのホテル代に慣れてしまった今では安すぎるのでは?なんて思ってしまう。自分が宿を始めたというのもあるかもしれない。
翌日のルートや交通手段を調べているうちに、時計は深夜2時。そのまま気を失うように眠りにつく。
寝る前にスマホを見ると、両親や夫からLINEが届いていた。「そういえば今は一人なんだっけ?」
何回か説明した気がするけど、私がしょっちゅう海外へ行くせいで、もはや誰も私の予定をちゃんと把握していない(笑)。そんなやり取りに少し笑いながら、韓国での最初の夜は更けていった。
DAY2 旅のスタート
目が覚めたのは朝8時。昨日の疲れもあって、ベッドの上で1時間ほどゴロゴロ。
シャワーを浴びて身支度を済ませ、1階にあるカフェ、TWOSOME PLACEへ向かう。今はアイスコーヒーを飲みながら、この旅行記を書いている。
昔は旅に出ると、リアルタイムではTwitterを更新して、帰国してからブログにまとめるのがいつものスタイルだった。
でも最近は、AIの登場で検索のされ方がすっかり変わってしまい、以前ほどブログに頼る時代ではなくなってしまった。
旅の様子はインスタで発信することも増えたし、今回の旅行記もできるだけリアルタイムで残してみようと思う。
とはいえ、いまだにインスタの文化には全然慣れない。昔から、その場で感じたことを文章にしたり、写真を迷わずパッと撮ったりするのは得意なんだけど、一つの景色をじっくり撮影したり、ストーリー性のある素敵な動画を撮ったりするのは本当にダメ。
だから今でも、「これでいいのかな」と思いながら、インスタと向き合っている。
それでも時代は変わる。昔はブログを書けばよかったけれど、読まれないと意味がない。プラットフォームは変わっても、伝えたいことが伝わるようにしないといけない。
そんなことを考えながらコーヒーを飲んでいると、少しずつ動き出す気になってきた。
気づけばチェックアウト時間。バタバタと用意して、ホテル目の前のバス停へ向かった。
「たった3分だから大丈夫だろう。」そう思ったのが甘かった。外へ出た瞬間、まるでバケツをひっくり返したような土砂降り。
バス停に着く頃には、わずか3分しか歩いていないのに全身ずぶ濡れだった。
旅はまだ始まったばかりなのに、先が思いやられる。今日ももちろんNAVERマップのお世話になる。待ち合わせ場所まではバスで約30分。
乗るバスだけでなく、「次の停留所で降りてください」と降車のタイミングまで教えてくれるので、本当に助かる。
おかげで初めての場所でもほとんど迷わない。Googleマップにもこの機能あるんだね。いつも地図見てばかりで、案内使わないから気づいてなかった。
前々回の韓国旅行で買ったお気に入りのキティのT-moneyカードには、残高が5,000ウォン(約500円)だけ残っていた。
昨夜のホテルまでのバスと、この日の移動でちょうど使い切り。あぶなかった、ギリギリ足りずに乗れなかったら大変だった。
バスを降りると、まどかさんがすぐ近くまで迎えに来てくれていた。1年ちょっとぶりの再会なのに、不思議と「久しぶり!」という感じがしない。
まるで先月も会っていたくらいの感覚。年齢はかなり離れているけれど、気を遣わず何でも話せる、昔からの友達みたいな存在だ。
せりのサムギョプサル
ランチは、まどかさんがいくつか候補を考えてくれていた中から、私が気になっていた청도미나리식당(チョンドミナリ食堂) 合井店へ。
ここ数年、韓国で人気の「せり」が食べられるお店で、香りのいいせりをたっぷりのせて豚肉と一緒にいただくスタイル。せりの爽やかな香りが豚肉の脂をさっぱりとまとめてくれて、美味しい。
ここは新鮮なものを使っているから特におすすめなんだって。
韓国へ来るたびに思うのは、目の前で調理してもらったり、自分で焼いたりする料理が本当に多いこと。
調理が難しい韓国料理だからこそ、いつもできたてを食べられるのが韓国グルメの魅力なんだけど、自分ひとりで来たらこんなにおいしく焼ける気がしない。
前回まどかさんに連れて行ってもらった鍋のお店でも、韓国人の旦那さんがタレを絶妙なバランスで作ってくれたし、今回のせりサムギョプサルも完璧な焼き加減。
「韓国で本当においしいものを食べるなら、韓国人か韓国通の友達と行くのが一番。」またはお店の人のやってもらおう!
お腹いっぱい食べた頃には、あれだけ降っていた雨も止んでいた。最近東南アジアのように降ったり止んだりするらしい。日本もいずれそうなるのかな。
合井エリア散策
荷物を置いて、そこからは合井エリアをのんびりお散歩。まずは、まどかさんおすすめのクリームクロワッサンが人気のカフェBamvooでスイーツ休憩。
なんとクリームクロワッサンの名前はdojima cream。
これからパリに行く人にクロワッサンは邪道かなと思ったんですが美味しいので。とおすすめしてもらった通り、クリームも美味しいし、お店はおしゃれだし、人も少なくおしゃべりに夢中になってしまった。
そのあとは、おしゃれな雑貨屋さんを巡ったり、市場を歩いたり。
韓国はこうやって目的もなく街を歩くだけでも楽しい。
そして最後に連れて行ってもらったのが、まどかさんがお気に入りだという素敵なカフェ로트(ロートって読むのかな?)。隠れ家すぎて入口すらわからない。
大きな扉をあけると店内はすごい高級感。パリの高級ショコラティエみたい!!めっちゃおしゃれ!!コーヒーのテイスティングもできる本格派で、マカロンやカヌレも用意されている。
アイスコーヒーとマカロンを注文。オリーブオイルと塩もついてくるというこだわりで、驚くほど美味しい。
でも、一番印象に残ったのは音だった。スピーカーから流れる音楽の響きがあまりにも心地よくて、思わず耳を澄ませてしまう。
カフェで音を聴くことを楽しんだのは、本当に久しぶりだった。
一般的なカフェより少し値段は高めだけど、数百円プラスするだけで、この空間と、この音、この居心地が手に入るなら十分価値があると思う。
好きな人がいるならぜひこのカフェにデートしに行ってみてほしい。そんな素敵なお店だった。
春は桜も見事だとか。ソウルで合井エリアを訪れることがあったら、ぜひ立ち寄ってみてね。
駅でサクッと食べられるファストフードも多いたくさん食べたので、もうお腹はいっぱい。夕食も一緒に食べたかったけど、最後は駅の中にある立ち食いのおでんとキンパを食べて、まどかさんとお別れ。
さよならソウル
数時間だけの滞在だったけれど、韓国らしいおいしいものをたくさん食べて、街を歩いて、話して。本当に充実した楽しい時間だった。
海外に友達がいるということは、想像している以上に素晴らしくて、ありがたいことだと思う。
日本ではなかなか知ることのできない場所や食べ物を教えてもらえるのはもちろんだけど、その土地で待っていてくれる人がいるという安心感は、旅の楽しさを何倍にもしてくれる。
まどかさんは四国出身で、岡山方面に来ることもあるので、今度はぜひ家族で倉敷の宿にも泊まりに来てほしい。
前回会った時にはまだ赤ちゃんだった息子くんも、今回はたくさんお話しできるようになっていて、とてもかわいかった。
次に会う時は、どんな成長を見せてくれるんだろう。まどかさんと別れたあとは、混雑した鉄道で仁川空港へ向かう。
ここからはいよいよ本格的にヨーロッパ旅のスタート。今回はターキッシュエアラインズを利用するので、スターアライアンスのステータスが使える。
プライオリティチェックインで長い列をスキップできたのは、本当にありがたかった。
さらにラウンジのシャワーも空いていて、韓国でかいた汗を全部流してスッキリ。ラウンジ飯を食べながら今日一日を振り返っていると、搭乗時間はあっという間にやってきた。
さあ、11時間後にはイスタンブール。そして数時間後には、いよいよスロベニアへ到着しているはず。
どうかここでロストバゲージだけはしませんように。
【旅行記①】40代女ひとり旅20泊22日まとめ
コロナ前から何度も計画しては延期になっていた、念願のバルカン半島。
今回は22日間で、韓国・スロベニア・クロアチア・ボスニア・ヘルツェゴビナ・セルビア・コソボ・北マケドニア・アルバニア・モンテネグロ・フランスを巡ります。
この旅行記では、観光情報だけでなく、移動やトラブル、そのとき感じたことまで、できるだけありのまま残していきます。
旅の道中の様子はInstagramやXでも発信しています。リアルタイムの旅の様子も気になる方は、ぜひそちらものぞいてみてください。
旅が好きすぎて毎月海外旅行!
お金がなくてもマイルを貯めれば
無料で海外旅行に行けちゃいます
なんと!!マイルを使って
家族で世界一周を実現しました♪
一緒にマイルを貯めて家族旅行!
気になる方は今すぐチェック☆














