日本よりも物価が安いと言われている台湾ですが、実際のところ物価は日本と比べてどうなのか気になりませんか?
台湾、特に台北の物価は、日本と比較すると安めです。
でも実は全てにおいて安いわけではなく、日本と比べて高いものもあります。
タピオカミルクティなどは200円程度で飲めるので日本よりもお手頃ですが、ここしばらくは飲食店やお土産など値上がりしている傾向があります。
2022年2月現在では1元約 4.1円台で日本円安傾向にあるので、物によってはすごく安く感じる物、高く感じるものの差が大きいのでぜひ知っておきたい情報ですよね。
今回はそんな台湾の物価について、物のカテゴリー別に調べてみました。
これから台湾に訪れる方はぜひ参考にしてみてください♪
このページの目次(もくじ)
台湾の物価は日本と比べて安め
台湾の物価と税金
消費税は5%と日本より安いです。
お店の商品は税込価格で表示されているので、消費税を支払っている実感がほとんどありません。
台湾は台北とそれ以外の都市での物価の差が結構あり、台北から南に行けば行くほど物価はさらに安くなります。
それではまず気になるホテルの料金から見ていきましょう!
台湾のホテル宿泊費の目安
特に日本人に人気のある台北のホテル相場を調べてみました。
ホテルのグレードにもよりますが、台北の宿泊費は日本よりも比較的安めです。
平均で、台北の3つ星ホテルなら1泊あたり¥9,441、4つ星ホテルなら1泊あたり¥13,838が必要です。
高級ホテルが希望なら、1泊あたり平均¥24,772で台北の5つ星ホテルに泊まることもできます。
全体的なホテル相場価格を簡単に説明すると以下のようになりました。(1人1泊の場合)
- ドミトリー・ユースホステルなど:400元(約2,000円)〜
- 普通クラスのシティホテル :1,000元(約4,000円)〜
- 高級クラスのシティホテル :3,000元(約12,000円)〜
台湾のホテルでは何人宿泊でいくらではなく、「1部屋1泊いくら」という料金体系なので、泊まる人数が多いほど1人あたりの宿泊料金は割安となります。
家族で泊まれば宿泊費をさらに安く抑えられそうですね。
また、近年の台湾ではちょっとした民宿ブーム。
宿泊費はピンキリですが、古くからある建物をリノベーションしたレトロなお部屋や、一流ホテル並みのサービスを提供する宿など、個性豊かな民宿がたくさんあります。
女性1人でも安心、コスパも良いので、いつもとは一味違った台湾の旅を味わえるかもしれませんね♪
台湾の食事・レストランの物価
レストランの場合
台湾は特に外食文化なので多くの飲食店がありますが、レストランやカフェは東京とほぼ同額です。
ランチは安く100元(約400円)~、タピオカミルクティなどの飲み物も一緒に頼むと、合計150元(約600円)〜200元(約800円)といったところ。
少しきちんとしたお店になると、1人あたり最低300元(約1,200円)〜をみておいた方がいいかもしれません。
夜はお昼より高めになり、サービス料を取るお店もあります。
1人あたり500元(約2,000円)前後〜、東京とだいたい同じくらいですね!
台湾では、世界中の各国料理専門のレストランもたくさんあります。
台湾料理や中華などは比較的安く食べられますが、外国人向けのお店や日系レストランでは、1人あたり1,000元(約4,000円)を超えることも。
カフェの場合
お店にもよりますが、台湾のカフェはレストランほど高くないので、気軽に利用できます。
台湾には至る所におしゃれなカフェがあり、品質や環境にこだわっているお店、乳幼児に配慮されたメニューを提供しているお店など、バラエティに富んだいろんなカフェに巡り合えます。
コーヒーは大体50元(約200円)前後で、ケーキやスコーンなども同じ50元(約200円)前後で注文できます。
ちょっとした軽食を取る場合でも合計で400円前後~。
デパートの中にあるカフェや、内装にこだわっているおしゃれなカフェの場合、コーヒー1杯で120元(約500円)〜180元(約700円)なので、日本と同じくらいの値段です。
台湾にはスターバックス以外にも広く展開されているコーヒーチェーン店がたくさんあり、大体カフェと同じかそれよりも安い感じです。
夜市の場合
台湾といえば夜市!!
夜市はなんといっても安く、美味しい台湾グルメが楽しめる場所。
日本人に人気の雞排は60元(約250円)前後、安いグルメであればうずらのたまご焼きが20元(約80円)〜で売られています。
台北より南部にある夜市では、10元(約40円)から売られている食べ物もあります。
1,000円以下でもお腹いっぱい夜市のグルメを堪能できるので、コスパは抜群に良いですね!
夜市で売られている洋服やアクセサリー、お土産なども比較的安いので、ぜひ訪れてみてください♪
台湾のスーパーの物価
スーパーは、安くてその国特有の珍しいものが手に入るので、旅行者にとっては魅力的な場所です。
台湾で代表的なスーパーは全聯福利中心。
地元の方がよく利用するスーパーなので、全体的にリーズナブルですが、乳製品など物によっては日本より高い商品もあります。
それでは、台湾のスーパーの価格を紹介します!
水・ジュースなどの飲料
ミネラルウォーターはスーパーで買うと日本より安く、ローカルブランドのペットボトル720mlが12元(約49円)くらいで買うことができます。
6300mlのミネラルウォーターであれば、48元(約200円)から購入することができるので、すごく安いです。
コカ・コーラなど、海外ブランドのソフトドリンクは600mlで約25元(約100円)前後なので、日本とあまり変わらないかと思います。
ビールなどのアルコール類
スーパーにはいろんな銘柄がありピンキリですが、330mlの缶で25元(約100円)前後から購入できます。
全体としてビールは安めですが、近年は台湾国内のクラフトビールも人気が高く、有名ブランドの金色三麥は350mlの瓶で1本99元(約400円)するものもあります。
はちみつやフルーツ味でアレンジした女性向けビールも多く、飲みやすくてとても美味しいので、台湾に来たらぜひ飲み比べてみましょう!
お菓子類
台湾メーカーから日系メーカーのお菓子まで幅広いラインナップが揃います。
台湾ブランドのお菓子は、安くて10元台(約40円)から購入可能。
観光客に人気のパイナップルケーキも、お土産屋で買うと300元(約1,200円)以上しますが、スーパーだとかなり安く買うことができます!
- 台湾ブランドのお菓子:10元(約40円)前後〜
- プリングルス:50元(約200円)前後〜
- パイナップルケーキ:40元(約160元)前後〜
生鮮食品(肉・魚)
自炊をする人のために、生鮮食品の値段もご紹介しておきましょう!
まずは、肉のお値段から。
お肉の種類や部位によって価格はピンキリですが、200g前後の量で60元(約240円)〜100元(約400円)くらいでしょうか。
魚については、サバは3切れで50元(約200円)前後と安めですが、サーモンは1切れ約100元(約400円)前後となります。
野菜・果物
野菜・果物は日本と同じくらいか、少し安いくらいの印象です。
台湾産の甘くて美味しいパイナップルやマンゴーは、シーズン時期だと日本よりも安く買えます♪
日本ではなかなか見かけない南国ならではの果物も手に入りやすいです。
- 小松菜:200g 30元(約120円)〜
- だいこん:600g 60元(240円)〜
- グァバ:1袋 60元(約240円)〜
- スターフルーツ:2個 58元(約240円)〜
- いちご:300g 169元(700円)~
乳製品
乳製品は全般的に高めです。
特に牛乳は日本よりも高く、約1,000mlで80元(約320円)〜100元(約400円)。
反対に豆乳は安く、同じ容量でも30元(約120円)前後で購入することができます。
その他 (お茶・コーヒー)
お茶が有名な台湾では、スーパーでもお茶の種類を豊富に揃えていて、お値段は日本と同じくらいでしょうか。
人気の烏龍ミルクティーや、ジャスミンミルクティーなどもスーパーで購入できます。
コーヒーのお値段は日本とあまり変わらない気がします。
- ミルクティー:24袋入り 90元(約360円)~
- 烏龍ミルクティー:15袋入り 152元(630円)〜
- ジャスミンミルクティー:15袋入り 152元(約630円)~
- コーヒー:25袋入り 95元(約400円)〜
台湾の公共交通機関・タクシー料金の値段
地下鉄・MRT
台北には、MRTと呼ばれる地下鉄が走っています。
料金は、目的地によって、20元(約80円)〜65元(約270円)。
年々新しい駅が開通していて、移動できる範囲が広くなっています。
バス
台北市内のバスは、1区間ごとに15元(約60円)の運賃がかかります。
現金か悠遊卡(ICカード)での支払いが可能。
台湾はバスが充実しているので、徒歩や電車でなかなか行きづらいところにも便利!
中・長距離鉄道
台湾では、台北から各方面へ出ている鉄道会社や長距離移動バスが多数あります。
日本の新幹線にあたる高鐵(台湾高速鉄道)は、目的地によって値段が異なりますが、40元(約160円)〜1,600元(約6,600円)。
高鐵を使えば、台湾の北から南まで、短時間で広範囲の移動が可能となります。
長距離バスは、台北〜台南までの距離で約500元(約2,000円)前後。
タクシー
都市にもよりますが、正規タクシーは初乗り70元から。
メーター制で、使う時間帯で割り増しになりますが、初乗り料金は日本よりも安いです。
台湾では、UberやLINEタクシーが普及していて、正規タクシーと同じくらいか、少し安い価格設定となっています。
台湾の有名観光スポットの料金目安
台湾の有名観光スポットの入場料金の目安を紹介します。
歴史的なお寺は基本的に入場料が無料ですが、台北101の入場料などは、日本とあまり変わらない価格帯となります。
公式サイトからの事前予約で割引になる場合もあるので、安く観光したい場合はチェックしてみましょう。
お寺・老街
台湾では、街中にお寺がたくさんありますが、基本的に無料で入ることができます。
観光客に人気の中正紀念堂、龍山寺、九份老街なども入場料はありません。
台北101
台北観光では外せない、人気スポットの1つ!
入場は無料ですが、展望台に登るためにはチケットを購入する必要があります。
台北101展望台入場料:一般600元(約2,400円)
故宮博物館
こちらも人気の観光地で、世界四大博物館の1つ。
入場料:一般350元(約1,450円)
学生は、国際学生証を提示すると、150元(約620円)で購入できます。
台湾の物価 まとめ
やっぱり全体的に台湾は物価が安いですね!
美味しいご飯や屋台グルメを安く食べられるのは台湾旅行の醍醐味♡
ホテルやチケットを事前に予約すれば、さらに予算を抑えることもできるので、早めに計画を立ててみてくださいね。
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