ヒルトンのホテル巡りと、レゴランドにでも行きたいなぁと思い立って名古屋旅行を決めました。
色々悩んで、まだ子供と一緒に行っていなかった静岡県にも立ち寄ってみることに!
何気にわたしも初めての熱海へ途中下車の旅です。
このページの目次(もくじ)
子連れ東海3泊4日旅行記熱海(1日目)
元はと言えばこの旅行計画はクラシックホテル巡りがしたくなり、東海にある蒲郡クラシックホテル、川奈ホテルを合わせて旅程が組めないか考えだしたのが始まり。
結局2つのホテルはものすごく離れていて、隣の県にもかかわらず移動に4時間近くかかることが発覚。
結局蒲郡クラシックホテルだけ予約をとって、名古屋旅行をくっつけることにしました。
蒲郡が人気すぎて年内は11月8日、日曜の夜しか予約がとれず…。
前日の土曜日は子供の運動会。万が一運動会が雨天順延すると行けなくなるので結局キャンセルし、かなり紆余曲折を経てこのプランになりました(笑)
天気次第で予定が順延する可能性があるのでイライラしたくなくてGotoでの新幹線利用は断念。
割高になる分、ツアーではできないことがしたいと熱海行きが決まったというわけ。
旅は日常になりすぎてしまって、何か目的を設定せずにはいられない忙しない性分です(;’∀’)
旅のメンバー
- わたし(30代女性)
- あもちゃん(4歳娘)
帰省以外の母子旅、国内は初めてかな?
友達の家に泊まるということは時々あるけど、しっかり旅行はたぶん初。少し心配もあるけどワクワク。
子連れ東海旅行1日目 熱海
子連れ旅のわたし的極意は荷物を極力減らすこと。
お漏らし、泥んこ、嘔吐に備えて1セットだけ着替えは用意しているけど、後は本当に最低限の荷物に。
最も恐れているのは寝てしまって起きないことで、その場合は抱っこ地獄が待っている(腰が痛くなるので普段から抱っこはしないようにしてる)ため、スーツケースはパス。
以前ハワイ帰りで本当に大変な思いをしたので反省を生かしてバックパック。
ヒルトンにバックパックで泊まる客もそうそういないと思うけど、見た目を重視すると痛い目を見るのでハートは強く。
フェニーに最寄りの駅まで送ってもらい、いざ出発。
品川から熱海へ新幹線で移動。
東海道新幹線(品川から熱海)
品川までは良い感じで遊びながら到着。駅につくと突然履いていたパンツが気持ち悪いので脱ぎたいと騒ぎだす…。
おいおい、外で着替えたいなんて普段言い出さないのにどうして今日なんだい??
彼女に試されているような気がするけど、仕方ないので急いで別のパンツに着替え。
ふぅ、なんとか予定のこだまに間に合った。これを逃すとまた数十分待ちなのよ…。
品川から熱海までたったの38分。うちから品川より近いことに衝撃。どうして今まで来なかったのだろう…。
新幹線が臭いといってご機嫌斜めなので全力で相手をしている様子。
手や足に絵を描くのが好きなので、顔を描いたら名前までつけた。
熱海駅
そうこうしているとあっという間に到着。
とりあえず熱海での目的はMOA美術館で葛飾北斎の富嶽三十六景を観ること。そしてお世話になっているセラピストの方に教えてもらったおすすめの来宮神社へ行くこと。
あとは余裕があれば温泉、グルメなど…。
まずは駅構内にあるコインロッカーへ荷物を預ける。Suicaでピットするだけで鍵が不要!なんとハイテクな~♡
そして熱海=ちょっと古びた温泉街のイメージだったのにおしゃれな雰囲気に驚き。
駅目の前の足湯も気になったが、とりあえずメインの商店街へ向かってみた。
熱海は下調べをあまりしてきていないのだけど、やっぱり海鮮は食べたいな。
歩き始めてすぐにかまぼこ屋さん「まる天」を発見。列もできているし有名店らしい。チーズ棒を買ってふたりでシェア。
出来立てのかまぼこ、ほくほくで美味しい!!小樽のかま栄を思い出す。もっと食べたいけどまだ朝早いので我慢。
散策しているとこれまた行列ができている海鮮丼を発見。ここで早めのランチをとってから神社→美術館へ行くことにしよう。
順番待ちの間に周辺をブラブラ。こんなにきれいなイカなかなかお目にかかれない。
あもちゃんは湯かけ地蔵に夢中。
熱海プリンもいいな~なんて思っているうちに順番が来た。
大好きなイクラを楽しみに待つ。レストランにいる時はほぼご機嫌。
え!こんな小さいの!!びっくり…( ゚Д゚)2,400円もしたのに!!
信じられないくらい量が少ない上に、味も普通…。というか小さすぎて味がしない(笑)
食後にGoogleレビューをみたら評価「1」をつけている人がたくさんいるお店だった…。食べログは3.06でものすごく悪いわけじゃないので騙されそう。
隣のカップルもやっちゃったね…。と悲しそう。
普段はだいたいレビューを頼りに店に入るのだけど、たまにはぶらりとと思ったのが失敗だった~!!悔しい!!
お金はもちろんだけど、貴重な胃袋をとられたことが悔しいのよ~。
あもちゃんは気にせず美味しい美味しいといってむさぼっていたので、大半を食べてもらった。子供が気に入ってくれたのは不幸中の幸い。
店を出てすぐ、隣のシュークリームでお口直し。あー美味しい。悔しい気持ちがおさまっていく。
来宮神社
神社までは山道を歩いて約15分。疲れたと言わせないため、とにかくクイズを出したり歌を歌いながら歩いてもらう。
坂道で抱っこなんてしたら5分で腰痛になってしまうので、なんとしても頑張ってもらわないとw
無事神社へ到着。観光に力を入れているのか、写真が撮りやすい工夫がされていたり、おしゃれなカフェが併設されている。
日本屈指のパワースポットとして有名らしく、若者の姿が目立つ。
コロナで手水舎は使用禁止になっている神社も多いが、来宮神社はOK。
あもちゃんにやり方を教えるととても喜んでお清めしていた。
鳥居は並んで写真を撮れるようスマホやカメラを置く台まで用意されてたよ。
神社の由来を勉強中。
古くから来宮大明神と称し、熱海の地主の神で、来宮の地に鎮座し、来福・縁起の神として信仰されているのだそう。
御祭神は
- 大巳貴命
- 日本武尊
- 五十猛命
平安初期には坂上田村麻呂が戦の勝利を祈願し、東北地方を始めとした各地を分霊祀ったのだとか。
参拝方法は、「二拝二拍手一拝(二礼二拍手一礼)」。
あもちゃんに何か教える旅にどうして?なんで?と聞かれるので勉強が忙しい。
わからない時は「わからない」「知らない」と答えるけど、「そんなのどっちでもいいでしょ」とはなるべく言わないように気をつけている。
わたしの一言で子供の興味や好奇心を奪わないように。
最近教会でも神社でも、家族の健康しか願わなくなりすっかり大人(おばさん?)になったなぁと感じる。
恋愛や夢、仕事がうまくいきますようになんてことはもう全然考えなくなってしまい、とにかく家族が健康一番。
かわいい落ち葉のハート。来宮神社の名物らしくみんなここでも記念撮影。
実際は「猪目」と呼ばれる日本古来の魔除けらしいのだけど、あえて可愛いハートの文様を描いている。社殿には他にもいくつかハートマークがあるので探してみてね。
グルっと周って、カフェで1杯ジュースを注文。こんなところにもハート♪
お守りもポップな雰囲気で、これは若者にも売れそう。商売上手な神社。
それではそろそろMOA美術館へ移動しよう。
直通バスはないので、いったん熱海駅へ戻るバスを待っていたら、ちょうどタクシーが来たので時短のため乗ることにした。
MOA美術館
神社から美術館までタクシーで約1,000円。あっという間に到着。
運転手さんはとても若くて、ものすごく感じが良かった。帰りも必要なら 迎車料金無料で行くので電話してくださいと名刺をくれた。
MOA美術館、全然知らなかったのだけど葛飾北斎展をしている美しい美術館と聞いて調べてみるとなんと私立美術館だという。
昭和57年開館、わたしと同じ年。
はじめMOMA(ニューヨークの現代美術館Museum of Modern Artの頭文字)かと思ったが、MOAはMokichi Okada Associationの略。
世界救世教の教祖・岡田茂吉氏が設立した美術館なのだとか。
世界救世教がどんな宗教なのか、良いのか悪いのかは知らないので何も言及できないが、「美術品は決して独占すべきものではなく、一人でも多くの人に見せ、娯しませ、人間の品性を向上させる事こそ、文化の発展に大いに寄与する」との信念があったと聞いた。
おかげで今芸術品が楽しめているのでわたしとしてはありがたい。
宗教っていうだけで嫌悪する人多いけど、宗教自体は別に悪くなくて、お金の集め方がおかしい教祖が多いだけだから、宗教自体はいいこと言ってるよね、基本的に。
メディチ家のアンナ・マリア・ルイーザがウフィツィ美術館を残したような感じ?(違う??w)
北斎を見に来たのにまさかのマイヨール!!!(後でヘンリー・ムーア、ブールデルも発見…)
マイヨールとムーアが飾ってあるなんてパリのチュイルリー公園と同じじゃないか!!それが熱海の私立美術館に…。信じられない…。
彫刻は全く詳しくなくて、このマイヨールの作品「春」もサザエさんが変なポーズしてるwとしか思えないのだけど、フランスでしか見られないと思い込んでいたものが突然現れたことに興奮&涙である。
美しい美術館と美術館からの眺め。いいねぇ。
心配だった北斎展はすごく楽しめた!
2歳くらいから北斎の絵を見せていつかこんな日のために準備し来た甲斐あり!!
どの絵がおもしろい?富士山はどこに見える?人間は何人いるかな?と飽きないようにたくさん質問をしてなんとか30分くらいは集中して一緒に周ってくれた。
欲を言えばオーディオガイドを借りて聞き込みたかったが今回はこれで十分。初めてまともにふたりで鑑賞で来て感激…。
その後館内を散策していたら、子供の絵画展示コーナーにわたしの大嫌いな生き物の絵が…。
「ママ絶対見ないでね!!」とあもちゃんが気配りしてくれたので、なんとか気を持ち直してお土産ショップへ。あー怖かった…!!
パパへお土産のマグネットを選んでもらい、外の景色を眺めに行こう。
外は絶景で、美しい海を眺めながらしばし休憩。
そして、イギリスの彫刻家ヘンリー・ムーアの「王と王妃」がお目見え。中心に堂々と佇む。
この外観だけでも、ものすごくお金がかけられているのがわかるが、最後に訪れた美術館目玉の円形ホールもすごい。
日本最大のマッピングされた万華鏡。
直径約20m、高さ約10mで依田満・百合子夫妻の万華鏡が映写されているという巨大な作品。
調べてみると、依田夫妻の人生はおもしろい。
60歳からの人生をどう生きようか考え、夫婦ふたりでものづくりに携わろうと試行錯誤していたところ、万華鏡の世界にハマってしまったのだとか。
こういうエピソードを聞くとまた見え方も違ってくるよね。
壁はイタリア産の大理石、床は、イタリア、ポルトガル、インド、イラン、キューバ、ギリシアの6カ国から集めた10種類の大理石と豪華絢爛。すごかったな。
美術館から熱海駅までは直通のバスがあるので、タクシーは使わずバスを待った。
本当は何か陶芸やガラス細工の体験がしたかったのだけど、名古屋を楽しむため早めに新幹線で移動することに。
少しだけ足湯へ入って出発!気持ち良かった!!
東海道新幹線(熱海から名古屋)
駅ではあもちゃんがおにぎりが食べたいとごねごね。
名物っぽいものを探すも、通常のコンビニおにぎりしかないので、買いたくない…。うずらの味玉を買ってごまかしに成功!
熱海から名古屋まではこだまで8駅1時間53分。駅1つ着くたびにたまご1つ食べていいよというルールをつくる。
車窓をふっと眺めると富士山が!富士山が毎日の生活に入り込んでいるっていいなー。
大きい山って見ているだけでなんだかパワーを感じる。ただの山なのにね、不思議。
あもちゃんはたまごを3つ食べて静岡駅に着くころ眠った。これにて静岡旅も終わり!次は名古屋へ。
子連れ東海旅行記①まとめ
数時間の短い滞在ではありましたが、とても満足した初熱海でした!
温泉巡りをする度に、箱根以外はどこへ行っても寂れた雰囲気が漂っていたので熱海もそんな感じかと勝手に想像していましたが活気があって良かった。
すごく近いし、またフェニーも連れてそのうち再訪したいと思います。今度はしっかり宿を予約して温泉も楽しみたいですね♪
観光地なので、入るお店には気を付けて(笑)
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