なんと、今回わたし(と夫)がかねてから愛用しているアドビ社からPR案件の相談をいただきました!
どんな風に紹介しようかな~と色々迷いましたが、せっかくなので、毎日どんな風にブログを運営しているか、どんな風にツールを使っているかをまとめてみようと思います。
わたしは「旅を仕事にしたい」というのが長年の夢で、ある日旅行ブログを立ち上げ、気づけばフリーランス7年目になりました。
海外旅行ブログを個人で運営することは、コロナや円安にAIの台頭などあって大変ではありますが、楽しくやりがいのある仕事です。
この夏には目標だった100万PV(ページビュー)を達成し、信じられないほど多くの方に読んでいただけるブログに育ちました。
今回の記事では、旅行ブロガー歴7年のわたしが、旅行ブログ運営に必要だと考えていること、1日の仕事や作業ルーティンはどんな感じなのか、公開したいと思います。
同じような仕事に興味がある。単純にどんなことをしてるのか気になる!という方に読んでいただけると嬉しいです。
※今回の記事はアドビ社のPR企画「みんなのデザインチャレンジ」に参加して執筆しています
このページの目次(もくじ)
旅ブロガーを仕事にするメリットとモチベーション
旅行ブロガーのメリットを一言でいうなら、「好きな時に好きな場所へ行ける」ということです。
この仕事は自分にとても合っていて、とにかく手放したくありません(笑)
とはいえ初めからいきなり旅ブロガーを一生の仕事にしようと思ったわけではなく、まずは「とりあえず1年だけ好きな仕事にチャレンジしてみよう。1年やってみて、月収が新卒時の給与を超えなかったらやめる!」と決めて始めました。
ブログに限った話ではありませんが、何事も継続するのが一番難しい。
わたしが旅ブロガーを続けられている最大のモチベーションは、「旅」も「ブログ記事を書く」こともそれ自体が楽しいということに尽きます。
コロナ禍で仕事がほとんどなくなってしまった時は、さすがに今後どうしていこうか途方にくれたりもしましたが、その時に無心で作ったブログ(FRANCEBOX)が今では日本で最も読まれるフランス旅行関連の個人ブログに成長しました。
フリーランスは経済的にはかなり不安定だけれど、とにかく自由。
会社員は安定しているけど、その分不自由。
どちらが好きかは人それぞれではありますが、わたしの場合、とにかく会社員には戻りたくない、いつまでも好きな時に好きなだけ旅をしたい!という気持ちが、今日も頑張る原動力となっています。
旅を仕事にする前に
旅先で会った人に仕事の話をすると、「最高の仕事だね!うらやましい!」とよく言われます。
わたし自身、旅を仕事にすることに憧れがあったので、就職活動で旅行会社やツアーコンダクターの仕事について調べたことが何度かありました。
20代の頃は考えもしませんでしたが、旅行会社以外にも、インフルエンサーや記者になることで、観光や宿泊をして収入を得るという選択肢もあります。ひと言で旅の仕事といってもいろんな仕事があり、それぞれ全く違ったスキルや経験が求められ、適性を間違うと結構大変なことに!
旅を仕事にする前に、「旅のどの部分に惹かれているか」の自己分析をすませておくことをおすすめします。
旅ブロガーの仕事に必要な3つのこと
旅行ブログを運営するために、わたしが必要だと考える事柄をまとめてみました。
企業が運営している旅行メディアであれば、複数人でそれぞれの専門分野を担当し、ライティング、マーケティング、デザインなどを振り分ければいいのですが、個人ブログの場合はそうもいきません。
ひとり、または少数で複数のスキルを持たなければならないので、これが一番大変で、脱落する人が多い理由なのかなと感じています。
1. ライティングスキル
その他のことができなくても、読まれる文章を書くことができれば運営は成り立ちます。
本当は文筆家のように面白く、流れるような文章を書けるといいのだけど、わたしはそこまでの才能もスキルもないので、おもしろさより「わかりやすさ」を意識して記事を作成することにしました。
ライティングスキルを身に着ける方法はいくらでもあります。
ライティング関連の書籍やオンラインサロン、SNS上で添削してくれる人など、無料または少額で学べるものがたくさんあるので自分の適性に合った方法を見つけるまでは色々頑張ってみることをおすすめします。
デザインやカスタマイズなどのPCスキル
デザインやカスタマイズはわたしが最も苦手な分野。
今でこそ簡単な作業はできるようになりましたが、元々は完全にあきらめていて、初期の初期から外注していました。
といっても、プロに発注するというわけではなく、一緒にFRANCEBOXを運営しているおにちゃんと、夫のふたりに頼んでいるので、とっても気楽!
これできる?やってくれる??という感じで、気軽に相談できるので助かっています。
わたしの場合は、運よく夫がUIUXデザイナーだったということもあり、トップページやアイキャッチ(サムネイル)はすべて夫がAdobe Photoshopで作ってくれました。FRANCEBOXのアイキャッチも同じくおにちゃんがアドビ製のツールで作ってくれています。
ただ、Adobe Photoshopは有名なデザインツールですが、有料なうえ、素人が使いこなすには少しテクニックが必要でした。
しかし、今はAdobe Expressというデザイン知識がなくても使えるツールも出てきて、誰でも簡単にアイキャッチや図解などを作成できるようになりました。
Adobe Expressは無料で始められ、すぐに使えるテンプレートも豊富です。直感的に扱えるので、デザイン経験がなくても使用できます。
Adobe Stockの素材や、Adobe Fontsが使えるのも、アドビ製ツールならではの大きな強みですね!
仲間や取引先などの人脈
ひとりで仕事をするのは寂しいし、自分を律する力が必要で意外と大変。わたしがここまで継続できたのはブログ仲間の存在がかなり大きいのです。
特に先述したおにちゃんとは、今でも週に1度は連絡をとり、一緒に作業する仲。
トラブルがあった時、自分では対応できない依頼が来た時に何度となく助けてもらい、わたしの苦手な事柄について、いつも適切なアドバイスをくれます。
信頼できる友人や仲間、取引先がいなければここまで読まれるブログに成長することはなかったと思います。
ブログを仕事にしている人の中には、人付き合いが苦手なのでひとりで運営できる仕事として選んだという人が少なくありません。
わたしは観光局が主催する記者会見やイベントに参加することもありますし、同業者との交流会やオフ会などにも参加しています。
名刺
人数が多い場所で交流する場合、なかなかその場で覚えてもらうことは難しいので、ぜひ名刺を用意しておきましょう!先ほど紹介したAdobe Expressでも簡単に作成できます。
職業柄、海外で渡すことも多いので、外国語に適したデザインが豊富なのもいい!
写真が入っていると顔を思い出してもらえるメリットもあるし、色々なデザインを試しています♪
旅ブロガーの1日作業ルーティン
それでは、需要があるのか謎ではありますが(笑)、わたしの1日の作業ルーティンを紹介します。
1日のスケジュールは全て自分で決めるので、早朝から深夜まで没頭する日もあれば、「あれ、今日1日2時間くらいしか集中できなかった…時間どこいった…」なんて日も当然あります。
だいたい年間100~120日くらいは旅行に出て、10~20日くらいは都内で人にあって交流や、打合せをして、残りの平日が主な作業日。
ここ数カ月は月曜日と水曜日を、おにちゃんと一緒に作業する日にしていて、その日が一番理想に近いので、水曜日のルーティンを紹介します。
朝一番:今日のタスクリスト確認
朝一番に今日やることを紙に書き出します。
いつもタスクが膨大で、管理しきれないため「Trello」というタスク管理ツールを使っているのですが、今日やることに関しては「目標を確認する」という意味も含めて手書きでやります。
朝〜夕方:ブログ作業
記事執筆(新規・リライト)
頭がまわっているうちに、重要だけど、仕上げるのが大変な記事に着手。
日によっては、一瞬で集中力が切れてしまうので、その時は簡単な作業(過去の記事の修正など)を行います。
しっかり脳が動いていると感じられるのは、だいたい4時間から長くても6時間くらい。ブログ開設当初は数年間毎日更新をかかげていて、1日10時間以上記事を書いていましたが、最近は1記事ずつの質を上げたため、そのペースでは仕上げられなくなりました。
ブログネタ探し
疲れた時は、無理をしても効率が悪すぎるので、SNSや動画を見て次のブログのネタを探したり、次の旅行の予定を考えたりしています。
これだ!というものが見つかると、また勝手に集中力が戻ってくるので、無理せずダメな時はかなり長い時間休むときもあります。
夕方〜夜:SNS更新
夕方から夜にかけて、SNSを更新。今日アップした記事や、過去の記事から読んで欲しいものを投稿します。
昔はあくまでブログを紹介するための一手段としてSNSを利用していましたが、最近は読者と交流するために、まじめに更新しています。
SNS投稿でもAdobe Expressなどのツールが大活躍。素人でもプロのような投稿が作れます。
実際にこれを見た夫も「プロのデザイナーが作ったみたいじゃん!」と驚いていました。
ここで紹介したスケジュールは集中できた日の理想形なので、うまくいかない日もたくさん。
SNSで宣言する、友達と一緒に作業するなど誰かを巻き込むと頑張りやすいので、いろんな人に協力してもらっています。いつもありがとね!!
多くの人に読まれる旅行ブログ運営のコツ
ブログを読んでもらうために、わたしが常に意識しているのは以下の2つ。
- 読み手にとって必要な記事を用意する
- 誰が読んでも理解しやすい表現を用いる
読み手にとって必要な記事を用意する
自分が無類の旅好きなので、「わたし自身が旅行前、旅行中に知っておきたかったことを記事にまとめる」というのはブログ開設当時から変わらないスタンス。
正直、空港からのアクセス方法なんて面倒で書きたくない(それほど乗り物に興味がない)し、マイルやホテルについて調べるのもめちゃくちゃ大変で、投げ出したくなることもよくあります。
でも、やっぱり旅行者は乗り物の乗り方や、治安情報も知りたいだろうし、きっと多くの人の役に立つはず。
絶対にこの記事は自分のブログに必要なんだ!と信じて気持ちを奮い立たせる毎日です。
また、旅先では有名観光スポットやお店など定番スポットは必ず訪れるようにしています。
多くの人が知りたい情報を優先し、マニアックな要素は少しだけトッピングするような配分が一番いいかなと意識して記事を作成します。
「あまり知られていないけれど、自分が惹かれるもの」を入れることで、オリジナリティと信頼度が増すように気をつけていますが、なかなか難しいので常に試行錯誤の繰り返しです。
誰が読んでも理解しやすい表現を用いる
自分の周りには旅のプロのような人が山ほどいるので、普段の会話では専門用語が飛び交っています。ですが、ブログでは読み手が混乱しないよう平易な言葉で説明することを意識しています。
例えば、ビジネスクラスをC、エコノミークラスをY、インターコンチネンタルをインタコ、羽田空港をHNDと省略しない、読みにくい漢字や英単語にはルビを振るなど、細かい工夫はたくさん。
分かりやすさを追求したおかげかせいかわかりませんが、まさかこのブログを個人で運用していると思われず、全くファンがつかないという事態に頭を抱えているのですが(笑)。まぁそれも自分の特徴だなと受け入れました。
便利なツールを活用して旅行ブログの運営を始めてみよう
改めてまとめてみると、これだけたくさんの仕事を個人でやらなければいけないことにゾッとしました(笑)
わたしの場合は、大変運がよく、夫がWEBデザイナーだったことや、ブログ友達がたくさんいたことで、日々多くの人に助けられてなんとかここまで来れました。
ライティングは速いほうなので、たいして苦になりませんが、特に初期の頃はデザインやプログラミングがとてもストレスで、膨大な時間を無駄にしました。
今は無料でブログ運営を学べるYouTubeチャンネルがたくさんありますし、簡単にアイキャッチが作れるAdobe Expressなど、ツールの進化もすさまじいので、頑張れば初期費用をほとんどかけずに、わたしのようなブログを運営することも可能だと思います。
せっかくこんなに便利な時代ですから、色んなツールを駆使し、仲間を見つけてブログを一緒に楽しみましょう!
この記事がみなさんの参考になり、旅ブログ仲間ができると嬉しいです。
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