ノルウェーの治安は概ね安定しており、ヨーロッパの中でも治安のよい国だと言えます。
街や公共交通機関も綺麗で、初めて訪れる方でも安心して楽しめるでしょう。
女性ひとりでも特段問題なく観光することはできますが、注意すべきことは沢山!
治安が良い国でも、わたしは万が一のため最低限の備えは欠かしません。
旅慣れていない場合は高くても治安重視でホテルをとることを強くおすすめします。
関連記事ノルウェー旅行クレジットカード選び方
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当ブログ(オハヨーツーリズム)では、そんなノルウェーの実際の治安情報と、絶対注意しておかなければならないことをまとめました!
- 現地で起こる犯罪手口
- 現地の危険エリアと安全対策
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このページの目次(もくじ)
ノルウェーの治安と世界平和度指数ランキング
外務省の安全情報
2024年3月現在、外務省の海外安全ホームページでは危険情報は出ていません。危険レベルは日本と同じく0です。
難民が増え、北欧全体の治安が悪化しつつある現状の中、比較的状況の変化が少ないです。
夜も全然出歩けるのですが、酔っ払いはそれなりにいるので絡まれるかもしれません(笑)海外ですし、夜間に不用意に出かけたりするのは控えましょう。
また、ヨーロッパは近年テロの脅威にさらされています。
これまで、ノルウェーでテロに巻き込まれた日本人はいませんが、2011年にオスロで発生した極右過激派活動家による連続テロ事件は、日本でも大きく報道されましたし、2019年、21年、22年と連続してノルウェー各地で複数の死傷者を出すテロ事件が発生しています。
イスラム過激派によるテロの可能性も懸念されており、国家公安警察は現在のノルウェーの情勢を「テロの脅威が高い(レベル5中のレベル4)」と評価しており、警備が薄く人が多く集まる場所やイベントは特にテロの標的になりやすいとしています。
観光において必要以上に怖がる必要はありませんが、渡航前にたびレジなどの安全情報の登録をしておくことをおすすめします。
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犯罪データ
ノルウェー警察庁の統計資料によると、2021年の犯罪認知件数は279,512件で、2020年に比べ7.5%減少しました。
殺人発生率は日本より低いですが、強盗は7,200人に1件、強姦は680人に1件、窃盗は65人に1件と、どれも日本の数倍~数十倍の発生率になっています。
同データによると、2021年中の発生件数のうち最も多いのは財産犯(泥棒や強盗)で、全体のおよそ30%を占めているようです。
世界平和度指数ランキング
国際NGOの経済平和研究所(Institute for Economics and Peace)が23項目にわたって163か国を分析し、毎年世界中の国々の「平和さ」を数値化して世界平和度指数を算出しています。
GLOBAL PEACE INDEX 2023の情報によると、日本は9位、ノルウェーは24位でした。自身の経験と必ずしも同じ印象ではありませんが、旅行の参考になると思うので、目安に利用してください。
ノルウェーで注意すべき危険エリア
ノルウェーとひと口に言っても、さまざまなエリアがあります。
特にガイドブックに載っている旅行者が多い地域の治安情報については気になるところ!
主なエリアごとに、治安情報をざっくりまとめてみました。
オスロ中央駅周辺
観光客も多く利用するオスロ中央駅周辺は、アルコール中毒者や薬物依存症の人の姿がよく見られるので、特に夜間は少し危ない雰囲気になります。
また、物乞いが多く、中には勝手に華や風船を渡してきて、受け取ったらお金を請求してくるという詐欺まがいの行為も多発しているため、注意が必要。
オスロの中でも旅行者の多い駅ですので、旅行者を狙っている人も多いです。気を引き締めて行動しましょう♪
駅やバス乗り場などの交通機関
旅行者が多く集まるバス、電車の乗り場や車内は、スリがたくさん!!
プロのスリ集団が出稼ぎに来ているという話もあるので、注意してください!
電車やバスの中で必要以上に近づいてくる人や、フレンドリーに話しかけてくる人などに出会った際は、その場をサッと離れたり、貴重品をしっかり話さずに持つなど、細心の注意を払いましょう。
移民が多く住むエリア
ノルウェーで最も犯罪率が高いのは首都のオスロ。中でも移民が多く集まる下記のエリアは治安があまり良くないと言われています。
観光スポットとなっている公園の付近も治安の良くないエリアに挙がっていると不安が出てきますが、必要以上に怖がる必要はありません。
不用意に路地裏に入ったり、荷物や貴重品の管理を疎かにしたりなどという無防備な行為をせずに、気を引き締めて観光や散策を楽しみましょう!
ノルウェーで頻発する犯罪・トラブルの具体的事例・手口
スリ・置き引きに注意
ノルウェーで起きている犯罪の30%以上が窃盗などの財産犯。大使館の情報によると、日本人旅行者も被害にあっています。
スリや置き引きの発生率が高い場所は、大都市の人が集まる場所、バス乗り場や駅などの公共交通機関です。
- デパートで買い物した後ぶつかってきた男に財布を盗まれた
- バスターミナルでショルダーバッグをひったくられた
詐欺・ボッタくりに注意
ノルウェーでスリの次に気をつけなくてはいけないのが詐欺とボッタくりです。
お土産物屋でおつりを少なく渡したり、サービスを受けたときに高額な金額を請求してくる人が時々います。
プレゼントのようなフリをしてお花や風船などを渡してきて、後からお金を請求してくるという手口もオスロでは頻発しています。
要らない時はハッキリ「NO」と言いましょう。
強盗・強姦
外務省が提供する情報によると、人目につきにくいことので日が暮れた後は強盗、強姦、ひったくりなどの犯罪の温床となっているという情報があります。
人気のない場所には足を運ばないように気をつけましょう。
ノルウェーで犯罪にあわないために気をつけたい6つの安全対策
危険な場所を避ける
上記の危険スポットはもちろん、宿泊先の従業員にこの辺りで危険なスポットはないかどうか聞いてみてください。
最新の情報はやはり実際に住んでいる方から聞くのが一番です。
怖いもの見たさで危険な場所へ立ち入るのは絶対にやめてください。日本とは違うということをお忘れなく!
安全な地域でホテルを予約
オスロは小さな街です。パリやローマのようにそれほど観光スポットが多いわけではありません。
おそらく長期滞在される方は少ないと思うので、せっかくなら立地がよく観光しやすい場所を拠点としましょう!
多少宿泊費があがっても数日と割り切って人気エリアで予約されることをおすすめします!
現金を大量に持ち歩かない
ノルウェーでは支払いの際、デビットカードやクレジットカードでの支払いがほぼできます。
犯罪者は現金が欲しいため、現金所持者を物色しています。支払い時に怪しい人がいるときは、財布内を他人から見られないようにしたり、財布をしまう場所を見られないよう警戒しましょう。
万が一スリや盗難の被害にあった時のために、持ち歩く現金は最低限(目安は1万円以下)にしておきましょう。
関連記事旅のプロが教えるノルウェーで得する人気クレジットカードランキング
しつこく話しかけてくる人は無視する
物売りやナンパなどは、徹底的に無視しましょう。
酔っ払いなど危ないと感じたら、賑わっているお店に入るなどしてその場を離れるようにしてください。
派手な服装はせず荷物は少なめに
ヨーロッパの冬というと、黒をメインとした暗いシンプルな服装でお出かけする人が多いです。
日本のようにあまり華やかな恰好をしているとすぐに旅行者だとわかって狙われてしまうかもしれません。
なるべく現地に馴染むようなカジュアルな恰好を心掛け、荷物も少なめにお出かけしましょう!
関連記事ノルウェー旅行おすすめの服装と現地で浮かないシーズン別コーデ
ブランドバッグや紙袋をもっていると「お金持ちだ!」と広告を背負って歩いているようなもの。普段派手な洋服を好む方は気を付けてくださいね。
わたしは貴重品(財布、パスポート)を必ずセキュリティポーチへ入れるようにしています。
ファッション性はありませんが、危険を回避するにはとても有効で手放せません。
夜間の一人歩きは避ける
ノルウェーのオスロ中心部は、夜に一人で出歩くのをおすすめしません。
ふたり以上でワイワイ飲んで食事を楽しむのはよいですが、ひとり旅で何かトラブルがあると大変です。
ドラッグやマリファナも日本とは比べ物にならないほど手に入りやすく、酔っぱらった若者に絡まれるなんてこともあるかもしれません。不必要な外出は避けるようにしましょう。
ノルウェーで女子旅をするなら気をつけておきたいこと
ノルウェーの女子旅で特に注意すべきことは夜遊びです。
治安もよく、夜遅くまでバーが賑わうオスロ中心部では、酔っ払いが増えてナンパされる確率も高まります。強姦の発生率は日本よりも高いので、そのような被害に遭わないようくれぐれも注意してください!
ノルウェーが位置する北欧は夏の間以外は日が短くすぐに暗くなってしまいます。
旅行者がたくさん集まる場所は夜間でも問題なく出歩けますが、見るからに治安の悪そうな路地もあるので立ち入らないようにしてください。
ノルウェーで子連れ旅行をするなら気をつけておきたいこと
ノルウェーに子連れで旅行する方はあまり多くないと思いますが、街並みの美しいノルウェーは子連れ旅にもぴったりです。
日本と比較すると治安は良くないと言いましたが、他のヨーロッパ諸国と比べるとテロの脅威が少なく、治安も良い、それでいてヨーロッパの雰囲気を存分に感じることができる。
訪れてみればきっと好きになること間違いなし!ぜひ家族旅行を検討してみてくださいね♪
ノルウェー旅行前に準備すべきはWiFiと海外旅行保険
ノルウェー旅行に限らず、この2つはとても重要!海外旅行に行く際にスマホ利用と海外旅行保険はマストです。
WiFiレンタルでネット環境を整える
旅先で何か困ったことが起きた時、ネットが使えると安心感が違います。
道に迷って危険そうな場所に迷い込んでしまった時、スリに逢った時、体調を崩してしまった時、すぐに検索して助けを求められれば大きな被害にならないことも十分あり得ます。
普段なら落ち着いて判断できることも、焦っていると思わぬ方向にいってしまうものです。
旅慣れた人であれば現地のSIMカードを、そうでなければレンタルWiFiを準備しておくことをおすすめします。
レンタルWiFiは価格、品質、サポートなどを比較した結果わたしはグローバルWiFiをすすめることが多いのでぜひ参考にしてみてください。
キャンペーンページからお申し込みいただくと1,000円割引で申し込めます。
※4000円以上の申込みで割引対象
海外旅行保険でいざという時に備える
実際にトラブルが起こってしまった時でも、海外旅行保険に入っていれば安心です。
万が一に備えて海外旅行保険には必ず入っておきましょう!
クレジットカードは、磁器不良で使えない場合や、盗難や紛失に備えて絶対に複数枚必要です。
さらに、複数枚持っているとそれぞれのカードに付帯している海外旅行保険の補償額が合算されるので、無料のクレジットカードは何枚あっても損がありません。
ゴールドカードの中でも海外旅行に強い航空会社系のクレジットカードは1枚持っておくと一生使える旅の相棒になってくれるでしょう。
当サイトでは
☑年会費15,000円程度
☑海外旅行保険自動付帯
☑VISAもマスターも選択可能
☑マイルも貯まる
航空系のクレジットカード
のいずれかをメインに、
わたしのイチオシカードである、年会費無料エポスカードを組み合わせて持つことをおすすめしています。
エポスカード(VISA)
まず、絶対に外せないのが年会費永年無料のエポスカード。
エポスカードというとファッションビルのマルイのイメージですが、実はこのカード海外旅行好きのあいだでは有名なカードです。
年会費が一切かからないにも関わらず、海外旅行保険が付帯。
他社の年会費無料クレジットカードと比較してみても、保険適用の条件も、補償額も、エポスカードが使いやすさ抜群なので、すべての旅行者の方におすすめです。
海外旅行保険は利用付帯。
利用付帯というと使いづらいイメージがあるかもしれませんが、エポスカードの保険は利用条件がゆるめで利用しやすいのでおすすめです。
ツアー料金や電車・バス・タクシーなど移動に関する支払いをエポスカードでおこなうだけで自動的に保険が付帯されます。
海外旅行保険の補償内容は以下の通り。
疾病治療 | 傷害治療 | 傷害死亡 |
---|---|---|
270万円 | 200万円 | 3,000万円 |
賠償責任 | 携行品損害 | 救援者費用 |
3,000万円 | 20万円 | 100万円 |
携行品損害の補償額20万円は少なめなので、高価な財布やアクセサリー、PCやiPhoneを持っていく場合は足りなくなる可能性があることは頭にいれておきましょう。クレジットカードを複数枚持って50万円以上は欲しいところです。
キャッシング枠ありで審査を通れば、海外キャッシングも問題なく使えますし、ブランドはVISAなので使えずに困ることもほぼありません。
もしまだ持っていないのであれば、今すぐ申し込みをお忘れなく。
航空系のクレジットカード
航空系カードをANAにするか、JALにするかは完全に好みで選んで問題ありません。
マイル目的で発行する場合のそれぞれのおすすめカードは以下の通り。
ANAカード(VISA・Mastercard®・JCB)
- 海外旅行保険自動付帯
- 好きなブランドを選べる
- ANAマイル貯まる
- 海外キャッシング対応
ブランド | 年会費 | マイル還元率 |
---|---|---|
JCB / VISA Mastercard® |
15,400円 | 1.0% |
もう1枚のおすすめは、マイルの貯まるANAカード。
「ANAの飛行機が好き、マイルを貯めていきたい、マイルを使っていつかビジネスクラスに乗ってみたい」という人にはANAのクレジットカードをおすすめします。
入会キャンペーンをやっていることが多いので、年会費の安い一般カードでも初年度は一気に5万マイル貯まることも…!!
とはいえ一般カードとゴールドカードでは搭乗時の獲得マイルや還元率に大きく違いが出るため、メインカードにするならゴールドカードのANAカード(ワイドゴールドカード)がイチオシです。
海外旅行保険は自動付帯。
カードを持っているだけで保険が適用になります。
海外旅行保険の補償内容は以下の通り。
疾病治療 | 傷害治療 | 傷害死亡 |
---|---|---|
150万円 | 150万円 | 最高5,000万円 |
賠償責任 | 携行品損害 | 救援者費用 |
2,000万円 | 50万円 | 100万円 |
これ1枚で補える部分も多いですが、ここに年会費無料のエポスカードを組み合わせて補償額をアップさせると安心感が増します。
エポスカードと同様に、キャッシング枠ありで審査を通れば、海外キャッシングも問題なく使えます。
JAL CLUB Aゴールド(VISA・Mastercard®・JCB)
- 海外旅行保険自動付帯
- 好きなブランドを選べる
- JALマイル貯まる
- 海外キャッシング対応
ブランド | 年会費 | マイル還元率 |
---|---|---|
JCB / VISA Mastercard® |
17,600円 | 1.0% |
JAL CLUB AゴールドはJALを含むワンワールドのマイルを貯めたいならイチオシのカード。
かつてのわたしのメインカードです。
JAL CLUB Aゴールドも入会後のJAL便初搭乗で5,000マイル、翌年以降も毎年最初の搭乗で2,000マイルがもらえます。
加えて、空港でカードラウンジの利用やJAL CLUB Aよりも手厚い海外旅行保険の補償額が魅力。
海外旅行保険は自動付帯。
海外旅行保険の補償内容は以下の通り。
疾病治療 | 傷害治療 | 傷害死亡 |
---|---|---|
300万円 | 300万円 | 5,000万円 |
賠償責任 | 携行品損害 | 救援者費用 |
1億円 | 50万円 | 400万円 |
ここに年会費無料のエポスカードの補償をプラスするとかなり安心感が増します。
JAL CLUB Aゴールドの年会費(17,600円)と比べるとその差はわずか1,650円。
- 通常年会費11,000円
- ショッピングマイルプレミアム年会費4,950円
- 合計15,950円
(JAL CLUB Aゴールドの場合はショッピングマイルプレミアムが自動付帯のため、同等のマイル還元率1%でマイルを貯められます)
年会費たった1,650円の差で海外旅行保険の補償額がグッと手厚くなるので、そこにメリットを感じるならJAL CLUB Aゴールドがおすすめです。
下記のボタンから公式サイトに飛んだら、「JAL CLUB Aゴールド」のタブをタップして申し込んでください。
ノルウェーの治安まとめ
ノルウェーに旅行した日本人は口をそろえてとても治安が良く安全で気に入ったといいます。
こんな風に言い切れるのはヨーロッパでは稀なこと。パリやロンドン、アムステルダムの方がよっぽど危険です!
わたしのおすすめを最後にまとめます。
ヨーロッパを感じたいけどテロが心配という方には北欧圏めちゃくちゃおすすめです!!ノルウェーは一生に一度は訪れたいとっても素敵な街ですよ♪
旅が好きすぎて毎月海外旅行!
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