バルセロナ親子旅|11泊12泊旅行記1日目【スペイン・フランス】
旅行記は後から読むと楽しいし、記憶力は低下の一途を辿っているので、本来であればできるだけ書き残しておきたいけれど、毎日忙しなくちっともそんな余裕がない。
今回の旅はいつもより短いし、ほんの少しでも思い出を残すことができたらといったん書き始めることにした。
8歳の娘とふたりで11泊12泊のスペイン(バルセロナ)&アンドラ&フランス(オクシタニー)の旅へ。
バルセロナは過去に2回滞在しているものの、1度目は卒業旅行のヨーロッパ40日周遊、2度目は地中海クルーズの出発点としての滞在だったので、なんとなく自信を持ってバルセロナを案内することができなかった。
そいうわけで、今回、未踏のアンドラ公国とフランスのオクシタニー地方へ行こうと決めた時、バルセロナも一緒に再訪しておこうという気持ちになり、悔いの残らぬように、少し時間をとって4泊することにした。
前半のスペイン・アンドラをオハヨーツーリズムで、後半のフランスをフランスボックスで紹介しようと思う。
バルセロナ親子旅|11泊12泊旅行記1日目|エールフランス成田→バルセロナ
突然の計画
娘が5歳になってから、夏休みは毎年フランスで過ごすことを計画していたのだが、今年はパリでオリンピックがあったこと、娘のピアノの発表会が重なったことで、予算的にも時間的にも見送ることにして、フランス旅行は冬休みにとっておくことになった。
今年の夏休みは家族で約1週間の東北旅行と、友人とモンゴル旅行にでかけてはみたが(特にモンゴルは大変すばらしく、大満喫してきたのだが…)ヨーロッパへ行かなかったことを9月に入ってからもクヨクヨと思い出していたりしたものだから、「いや、やっぱり今からでも遅くない。なんとか冬休みの前に旅立とう!」と思い立ち、風のごとく全ての手配を終わらせた。
思い立ったら、即行動というのはなかなか自分らしくて爽快だった。
もともとコロナ前は弾丸旅行や、思いつき旅行はお手の物で、思いついたら週末にでも飛ぶような生活だったのだが、コロナで全てが一変。
海外旅行は1年半のブランクがあったし、その後1年程度はPCRやら入国制限やらで、面倒な手続きが多かったので、旅のスタイルを大きく変えざるを得なくなった。
これまでの短期旅行は封印し、1回の旅程で2週間~1ヵ月間かけて特定の国を周遊するスタイルへとチェンジ。
これはこれでとても楽しく、これまでよりその国のことを深く知れたり、学ぶことも多いので、面白くはあったのだけど、1度の旅の準備の負担が大きいこと、長めに滞在するので帰国後の時差ボケがなかなか治らず体調がすぐれないことなど、多方面で負荷がかかっていた。
旅を重ねるごとにフットワークが悪くなっているような気がしてならず、楽しみな反面、億劫になるようなことも増えた。
思いつきの旅をなかなか実行できなかった大きな要因のひとつに、年齢を重ねたことによる体力不足への懸念があったことは間違いない。
そういう感じで2年ほど過ごしていたので、また以前のような情熱を自分の中に感じたことが、嬉しくてたまらなかった。
これまで娘とは30ヵ国以上一緒に旅をしてきたのだけど、4歳まではただ私の趣味につき合わせたただけか、家族サービスで自分はあまり興味のないテーマパークやプールで遊んだ。というものだった。
南仏の田舎街で明確に覚えているのが、娘が5歳の時の夏休みに、はじめてヨーロッパで1ヵ月近く過ごした時のこと。
教会や美術館、遺跡など、未就学児がとうてい楽しめなさそうな、私の趣味100%のような場所をまわったのだが、そこで娘の大きな変化に気が付いた。
マティス美術館行く場所にたいして、いくつかハッキリとした興味を感じたし、意見も言うようになった。
オランダやベルギーの地方都市を周遊し、教皇庁のあるアヴィニョン、セザンヌの街エクスアンプロヴァンス、ゴッホの足跡を辿って、アルルやサンレミまで行って、強い日差しの中、ふたりでたくさん歩いた。
その旅では、これまで感じた旅の高揚感とは、全く違った種類の感情を味わうことができた。
娘と自分の好きなものを共有して、また彼女もそれを楽しそうにしていることは、何より私へ幸福感をもたらし、人生で最高の旅になったかもしれないと思った。
娘と一緒に、あと何度こんな旅ができるのだろう。運がよければ、これから数えきれないほど一緒に旅をすることができるかもしれないが、
もしかしたら、小学生の間だけになるかもしれないし、受験でもするなんてことになったら、あと2回くらいしか夏の長期旅行はできないかもしれない!
長くなってしまったが、それが、今回の旅の発端だった。
習い事や宿題など、帰国後の支障がないように調整を行い、1週間で航空券の予約、旅程、ホテルやチケットの予約を慌ただしく終わらせた。
航空券の料金が直前で上がったり、乗り継ぎ時間が短くて不安になったり、サグラダファミリアのチケットが10日後まで売切れていて購入できなかったり、短時間だからこその普段起こらない小さなトラブルはいくつかあったが、これまで何年も行ってきた多くの経験が、なんとかおさまるところにおさめてくれた。
9月なのにパリで雪が降ると聞いたり、アンドラの最高気温が12度で、最低が5度だったり、何を準備しておけばいいの?というようなハラハラする気候だけれど、エールフランスに搭乗した瞬間、とにかく嬉しくてたまらなくなった。
今回準備不足で予定通り物事が進まなくても、また近いうちにリベンジすればいいや。という気楽な気持ちでいる。
羽田空港第3ターミナル
フライトは11時45分発のエールフランス279便。往復16万円台とわりにお値打ちだったのだが、預け荷物をすると追加で片道1.4万円かかってしまう。
今回は身軽に行こうと、機内持ち込みできるサイズのスーツケース2つで出発することにした。
通勤時間の山手線はそれなりに混んでいたが、品川からはうまく座ることができ、荷物も少ないので、あまり疲れずに空港到着。
羽田はとても空いていて、出国ゲートまでもスイスイ。あまり食べないつもりだったのに、お腹が減ってきて、何年かぶりに六厘舎でつけ麺を一杯。
日本の麺ってこんなに美味しいのに空港価格で約1,000円って信じられない。娘の大好物の味玉をトッピングし、飛行機で飲む用のお水とお茶も購入。
トイレも外から、空いてるか、混んでるかわかるように標識が出ているし(駐車場と同じ仕組み)、相変わらずとんでもない国だ。
安くならないデパコスも免税の上、JALカードをもっていれば5~10%オフで買える免税店でアイシャドウと下地を買い足して、いざ出発。
いつもは基礎化粧品をまとめ買いするのだけど、今回は100ml制限があるので、クレンジング、化粧水、乳液あたりは全く買えない。
フランスやスペインでも液体類のお土産は一切買えないのがちょっと残念。
エールフランス279便
まだ暑い日だったが、外国人はことごとく秋の装いだった飛行機に乗り込んだ後はいつの間にか眠ってしまっていた。1時間ほどして起きると、娘はレゴの映画に夢中になっており、夫から、出発が遅れたねとメッセージが入っていた。
エールフランスのWiFiに接続すると、メッセージであれば無料で授受できるという。
毎年少しずつ進化を続けているが、国際線エコノミーも無料でWiFiが使えるようになったのか。と時が経つのを感じた。あと何年かすれば、え?昔は飛行機でネット使えなかったんですか?信じられない!みたいな話が聞こえてきそう。
機内食が運ばれてきたが、娘はいらないと言って映画が終わった後お昼寝タイム。私もあまり機内食が得意ではなく、少し味見だけ。
フランスらしく、ブリーのチーズが含まれていて、これは嬉しい。せっかくのエールフランスだが、ワインも飲まず、地球の歩き方でバルセロナの予習をして、少し仕事をした。
娘が起きたのでお水とお菓子をもらいに機内後方へ行ってみると、さすがエールフランス。美味しそうなお菓子がたくさん並んでいる。
ガレットとトリュフチョコレート、塩キャラメルと私たちの好物しかない。
映画を観ながら少しずつ食べて、幸せをかみしめる。
やっと、フライトも折り返しであと7時間。
思ったよりも身体はしんどくない。このままパリまで元気に到着できそうな気がする。
最近ビジネスクラスという甘すぎる誘惑に取りつかれていたが、まだまだエコノミーでもヨーロッパまで頑張れるはず。
来年はブラジル行きも控えているのだから、ヨーロッパ程度で甘えていてはいけない。体力つけなくっちゃ。
途中窓から外を眺めると、グリーンランド上空でとんでもなく美しい景色と遭遇。こんな景色が見られるから海外旅行はやめられない。
30分の遅延はものともせず、飛行機は快調に飛び続け、無事20分前に到着。
到着ゲートの2Eから2Fまでの距離はそれなりにあったが、イミグレーションはそこまで混んでおらず、乗り継ぎは順調だった。
シャルルドゴールでバルセロナ行きへ乗り換えバルセロナ空港到着
バルセロナに到着したのは23時30分。インフォメーションでシャトルバスの乗り場を聞いて向かってみるのだが、ほとんど人がいなくて心配になってくる。
バルセロナの空港送迎について不安があり(昔の口コミで、23時までは1時間に2、3本シャトルが来るが、それ以降は電話が必要と記載)予約サイトのagodaから、事前に送迎希望の連絡をしていたのだけど、結局返信がなかったので、到着するまではどうなるだろうとドキドキしていたのだ。
シャトルバスの乗り場はタクシーやバス乗り場からは結構離れていて、私たち以外には1組カップルが歩いているだけ。
もしここでシャトルバスがいなかったら、引き返してタクシーに乗らなければいけないので、最初からタクシーかUberに乗っておけばよかったかな…などと思いながらシャトルバス乗り場へ到着。
だべっていたおじさん達にホテル名をいうと、あちらの方だと指さしてくれ、無事シャトルバスを見つけることができた!
インサイド バイ メリア バルセロナ アエロプエルト 空港からの無料送迎結局そのあと15分ほど待って、別の2組が乗り込んだ後ホテルへ出発。
インサイド バイ メリア バルセロナ アエロプエルト
到着したのは23時55分で、その2組が先にチェックインしたので、私たちの番が来る頃には0時をまわっていた。
イケメンのスペイン人からホテルの説明を受け、翌日空港へ向かうシャトルバスの予約をする。
疲れもかなり限界に近づいてきているので、一刻も早くベッドに向かいたいところだけれど鍵があかない。
カードタイプで、リーダーにかざせば緑色に光り開くはずなのに、赤く光ってエラーに。フロントまでは少し距離があり、引き返すのもめんどくさいが電話もないので、戻るほかない。
気力を振り絞ってフロントに戻り、カードを新しいものに変えてもらう。
それでもまだ開かず、軽い絶望感を感じていたところ、それを見ていた警備員らしきおじさんスタッフ(スペイン語しか話せない)がマスターキー?を使って代わりに開けてくれた。
助かった…。と部屋に入り、ブログ用の数枚写真を撮った後、さてシャワーでも浴びようかと思っていたら、さっきのおじさんが再び現れ、何か話している。
どうやら部屋の鍵が壊れているため、部屋を変更しようという話のようで、広げた荷物を再びまとめてお引越し。
スタッフは優しいし、ドアが壊れていたのも仕方ないけれど、結局落ち着くまで無駄な時間がかかってしまい本当にくたびれた。
冷蔵庫に入っている3種類のジュースと水はすべて料金に含まれているということなので、シャワーを浴びて、冷たいジュースを飲んで一息ついたところで就寝。
長い1日だったけれど、無事到着してよかった。明日の天気はイマイチっぽいけど、久しぶりのバルセロナを満喫しよう。おやすみなさい。
バルセロナ親子旅|11泊12泊旅行記1日目
今日の1枚。15時間弱のフライト。娘もよく眠ってくれたし、まぁまぁきつかったけど、もう乗りたくないわというほどでもなく、頑張れた。
LCCでシンガポールからベルリン行ったときはきつかったけど、レガシーキャリアなら全然大丈夫そう。
あまりにも綺麗で言葉を失う
グリーンランド上空 pic.twitter.com/UMwMNWHw1s
— マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム✈ (@makiro77) September 20, 2024
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