旅のお供といえばガイドブック。インターネットでほとんどの情報が調べられるようになったとはいえ1冊買っておくと心強いですよね。
ネットの弱点はとにかく情報がまとまっていないこと。
また、現地でうまくネットがつながらなかったり、トラブル時の対応を考えると最低1冊は持っていくことをおすすめしたいです。
とはいえベトナムのガイドブックは色んな種類があるので、どれを選べば良いか迷ってしまう方もいるかもしれません。
今回は、ベトナムでハノイ・ホーチミン・ダナン・フエ・ホイアンを旅したわたしがベトナムの有名なガイドブックを10冊、その他気になったものを合わせて20冊以上を実際に読んでみました。
内容やデザインを比較し分類してみたので、これからガイドブックを購入する際の参考にしてみてください。
人気ガイドブック1位のるるぶが無料!
るるぶが掲載されている
電子書籍読み放題サービス
楽天マガジンと
KindleUnlimitedは
なんと初月無料でお試し可能◎
月額料金を支払ったとしても
るるぶを1冊読むだけで元が取れるので
購入予定の方は活用してみてください
→ 個人的には、るるぶ以外にブルーガイドやトリコガイド、その他エッセイ系の読み物も充実しているKindleUnlimitedがおすすめです!
ガイドブック以外の持ち物については「ベトナム旅行に必要な持ち物と便利グッズを旅のプロが徹底解説【チェックリスト付】」を見ながら準備をどうぞ!
このページの目次(もくじ)
ベトナムのガイドブックは用途に合わせて選ぼう
ここ数年でガイドブックの種類もグッと増え、いったいどのガイドブックを買えばいいのかよくわからなくなってきました…。
大きな本屋に行くと、ベトナムだけでこんなに!?と驚くほど沢山の種類…。
わたしは海外旅行の際、小さな都市であればaruco、詳しい情報が知りたいときは地球の歩き方を購入します。
しかし、ベトナムの場合は旅の楽しみ方が千差万別!
例えば…
旅行の旅行計画段階では、KindleUnlimitedで写真が多めで想像を膨らませやすい雑誌タイプのガイドブックを読む。(るるぶやTRANSITなど)
旅行先では、情報量が多くて網羅性の高いガイドブックを持っていると安心なので、先ほど紹介した地球の歩き方を持ち歩く。
※内容も重さも軽いものが良いなら同じ出版社が制作しているarucoがおすすめ
といったように、状況に合わせて使い分けができたら最高。
また、ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
以上の内容をふまえて
- 現地では
行先に合わせた地球の歩き方を1冊持っていく - 旅行計画段階では
KindleUnlimitedでるるぶ・TRANSITなどの雑誌タイプガイドブックを読む
をおすすめします!
旅行計画には雑誌系のベトナムのガイドブック
旅行準備段階におすすめしたいのは雑誌系のガイドブック。
どんな観光スポットがあるか、写真を見ながら計画を練るならカラー写真が大きく掲載されている雑誌を利用するのがおすすめです。
実際に旅先へ持っていくことを考えると、情報量が少なめでかさばるというデメリットはあるものの、パッケージツアーで行く場合は雑誌系ガイドブックで十分こと足ります。
個人旅行の場合も、出発前にざっくりとした予定を決める用途として使いやすいのが雑誌系ガイドブック!
一見非常に似ている両者ですが
もちろんベトナム編も出版されています。
まっぷる(ベトナム)
- 写真が大きくてきれい
- 旅行への期待感やイメージを膨らませるのにおすすめ
- ツアー旅行で行くなら十分な内容
現在出版されているのは「まっぷるベトナム」の1種類。
主にハノイ・ホーチミン有名スポットが押さえてあります。写真が大きいので、はじめてベトナムへ行く方や旅のイメージを膨らませたい方におすすめです。
情報量は決して多くはないので、「ベトナムってどんな場所だろう?」「ベトナムに行ったら何をしよう?」というような漠然とした疑問を解決するならおすすめの1冊!
地球の歩き方と比べると情報量が少ないため、現地に持っていく場合は別に情報量が多いガイドブックがあると安心です。→後述してます
紙媒体の雑誌もありますが、電子書籍読み放題サービスのKindleUnlimitedにも対応。初月無料でお試しできるので、購入予定の方はぜひ利用してみてください。
月額料金を支払ったとしても、ガイドブックを1冊読めば元を取れてしまうのでおすすめです。
るるぶ(ベトナム)
- 写真が大きくてきれい
- ツアー旅行で行くなら十分な内容
- るるぶを買うならKindleUnlimitedがおすすめ
まっぷると同様、雑誌系の王道ガイドブックです。
まっぷると同じく、主にハノイ・ホーチミン有名スポットが押さえてあります。
最低限の内容は押さえているので、初めて行く場合やツアーで訪れる方におすすめ。
ダナン・ホイアン・フエ辺りにメインで行く方は、ほとんど情報がないので別のガイドブックを購入した方が良いと思います。
紙媒体の本もありますが、るるぶも「KindleUnlimited」または「楽天マガジン」で無料で読めるので両方読み比べてみるのもいいですね!
TRANSIT
トラベルカルチャー誌として有名な「TRANSIT」。世界中の美しいモノ・コト・ヒトを求めて旅をしながら、素敵なものを紹介してくれる雑誌です。
以前は古いものはなかなか手に入りませんでしたが、最近はKindle版で読めるようになり便利になりました。
TRANSIT38号では、懐かしくて新しい国へを特集。
ベトナムらしい風景を求め、原風景を訪ねて古都へ向かいます。少数民族の集落が点在する山岳地域から、水と生きる人びと、豊かな食文化まで、ベトナム旅行を永久保存版でまとめています。。
ベトナムは雑誌で特集されることも多く、フィガロもおすすめ。写真のセンスが圧倒的に良いのがこの手の雑誌。
旅行計画〜持ち歩きにも便利なベトナムのガイドブック
旅行準備段階におすすめしたいのは雑誌系のガイドブックだけでありません。
有名雑誌系ガイドブックの雰囲気があまり好きでない方におすすめするのは、持ち歩きにも便利な小ぶりなガイドブック。
雑誌系ガイドブックと同様に情報量は少なめなので、実際の旅行先には網羅性の高いガイドブックを併せて持っていくことをおすすめしますが、パッケージツアーで行く場合は小ぶりタイプのガイドブックのみで問題ありません。
また、小ぶりタイプのガイドブックは見た目の可愛さから「女性向け」と思われがちですが、女性向けに偏らないものもあるので、性別関係なくご覧いただけると嬉しいです。
〈小ぶり系ガイドブック〉
以前はここに「ララチッタ」や「タビトモ」も加えて紹介していましたが、最近は上記の3タイトルを読むことが増えました。
aruco(ハノイ)(ホーチミン・ダナン)
- 女子旅にぴったりな内容でありながら情報量も◎
- 持ち歩きしやすいサイズ
arucoは、一見女子向けですが、地球の歩き方編集室がつくっているガイドブックだけあって情報量も◎
かわいい見た目をしていますがじつは結構、本格的なんです。
「プチぼうけん!」と題したモデルプランの提案は見ているだけでワクワクしてきます。
女性同士の旅行で、グルメ&ショッピングがメインの方におすすめです。
ハノイとホーチミンにわかれているので、旅行先に応じて使い分けられるのも嬉しいです。
ことりっぷ (ハノイ)(ホーチミン・ダナン)
- 持ち歩きしやすいサイズ
- 情報量は多くないが短期旅行であれば大丈夫
「aruco」をキラキラかわいい系だとすると、「ことりっぷ」はナチュラルかわいい系です!(笑)
かばんにすっぽり入るサイズ感なので、街歩きのお供にぴったり!一見、ガイドブックらしくないおしゃれな装丁なので、現地で読むのにも抵抗がありません。
ガイドブックに載っているレストランはハズレがなく、どこもおいしかった♪という口コミも目立ちます。
ハルカナ(ベトナム)
近年どんどん新しいガイドブックが出るので驚いています。後発組のハルカナをご存じですか?
毎日頑張っているあなたにこそ、いい旅をしてほしい。女性向けのワンランク上の旅を提案するおとな旅プレミアムというサブタイトルがついています。
これはわたしのことでは…?(笑)
テーマは「絶景、雑貨、麺。カジュアルに楽しむベトナム」。
ベトナム最大の都市、ホーチミンの「グルメ」やハロン湾クルーズでめぐる、奇岩が織りなす神秘の世界、素敵なお土産など参考になる情報が満載です。
現地で1冊持っておきたいベトナムのガイドブック
正直、その国をしっかりと堪能したいなら地球の歩き方一択といっても過言ではありません。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやっぱり地球の歩き方。
全480ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
また、地図の詳しさも他のガイドブックとは一線を画すので万が一現地でネットが使えない場合のお守りにもなります。
地球の歩き方(ベトナム)
- 情報量の多さは断トツ!
- カバーしているエリアが多い
- 写真小さめ・文字多め
- Kindle版があるので荷物を増やしたくない方にも
すでに興奮して伝えた通り、わたしのナンバーワンガイドブックが地球の歩き方。
文字ばかりで写真もいまいち…と言われていたのは昔の話で現在は随分と雰囲気が変わりました。
この1冊あれば個人旅行で困ることがないように作成されており、観光情報だけでなくホテルや基本情報、おすすめルートなど何パターンも網羅されています。
「地球の歩き方」シリーズは、マイナーな都市までカバーしているのが特徴のひとつ。
ベトナム周遊の予定がある、ベトナムの歴史を詳しく知りたいという方は「地球の歩き方」一択になりそうですね!
現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。
地球の歩き方リゾートスタイル(ダナン ホイアン ホーチミン ハノイ)
- ダナンなどでリゾートステイする方におすすめ
- 地球の歩き方シリーズですが、写真も多く見やすい
地球の歩き方の「リゾートスタイル」というシリーズのガイドブックもあわせてご紹介します。
通常の地球の歩き方よりも写真が多めで見やすいコンパクト版。
リゾートステイをメインに、グルメ、ショッピング、エステなどの情報が盛り込まれています。
ダナンのリゾート地でゆっくりしながら、街歩きも楽しみたいという方におすすめ。
地球の歩き方Plat(ベトナム)
- 地球の歩き方よりライトな情報
- 地球の歩き方より写真が多く見やすいレイアウト
- 主要スポットはまんべんなく紹介されている
地球の歩き方の「Plat」シリーズ。短期滞在で効率的に旅したい方へ向けたシリーズです。
そのため、地球の歩き方ほどの情報はなく、写真が多め。観光施設、買い物情報、飲食店などまんべんなく紹介されています。
主な収録エリアは、ホーチミン、ダナン、フエ、ホイアン、ハノイ。
一都市滞在だと情報が薄いので、わたしには物足りませんが、同じ出版社から何冊も出ているとはベトナムの人気がうかがえますね。
ベトナムをさらに楽しむための本・書籍
一般的な観光地を網羅したようなガイドブックではなく、地方やのんびりとした街歩き、食べ物などに特化した素敵な本を紹介します。
上記のガイドブックに加え、自分の趣味にあったものがあればぜひ一度手に取ってみてください。
現地で持ち歩いて使う!というよりは読み物として楽しめる書籍が多いので、旅行の予定がなくても読書にいかがでしょう。
ベトナム北部(ハノイ・ハロン湾)
旅のヒントBOOK(食と雑貨をめぐる旅 悠久の都ハノイへ)
ここぞという時に必ず購入するのが旅のヒントBOOKシリーズ。
このシリーズは各エリアにゆかりのある著者が時間をかけて取材し、渾身のスポットやお店を紹介しています。
著者のおすすめから、もともと行く予定でなかった場所を旅程に組み込んだり、楽しい出会いがあるので手放せません。
紹介してもらったレストラン、お土産ショップはどこも大変センスがよく、最高の旅行になりました!みなさんにも心からおすすめできる1冊です。
2冊目のハノイガイドブック
- 定番スポットよりローカルな情報が知りたい方向け
- kindle版のみの出版(Googleマップとの連携が便利!)
- 価格が安すぎる
Kindle版しかありませんが、2冊目のガイドブックという切り口が面白いですね!
しかも、 Kindle Unlimitedに加入していれば無料!購入しても300円という手ごろさ。
内容としては、「ハノイの主要観光地や有名料理の紹介を大手ガイドブックに譲り、あくまでもローカルな魅力を伝える「2冊目のガイドブック」です」とこの言葉通りの1冊。
ハノイのリピーターやディープな街歩きをしたい方にぴったりのガイドブックです。
3泊5日のハノイ旅ガイドBOOK
- 写真が素敵すぎる
- 全体的に女性向け、旅のプランニング向けの1冊
写真がとっても素敵なガイドブック。著者の方が、元ベトナム在住者のフォトグラファーなので納得ですね!
3泊5日で楽しめるハノイの効率的でおしゃれなプランを提案してくれます。
全体的に女性向け。地球の歩き方のような「ザ・ガイドブック」感はないので、持ち歩いて使うと言うより、旅行前のプランニングにおすすめです。
ベトナム中部(ホイアン・ダナン)
ダナン・ホイアン・フエ: 現地在住日本人ガイドが案内する
- ダナン在住日本人目線のガイドブック
- サイズが小さく持ち運びしやすい
ダナン在住23年、著名な写真家や料理研究家などプロから絶大な支持を集めるスペシャル・コーディネーター隅野 史郎さんの著書。
写真もきれいでおしゃれな雰囲気の1冊です。デザインも美しく、改訂版が出ているのもかなり嬉しいポイントです。
リゾート地や美味しいレストランの情報はもちろん、旅行誌には載っていない安全で美味しいローカル食堂の情報や穴場の絶景スポットなどが掲載されており中部ガイドブックの一押し。
旅のヒントBOOK(癒しのビーチと古都散歩 ダナン&ホイアンへ)
同じく大好きな旅のヒントBOOKシリーズのダナン&ホイアン編。
賑やかな旧市街を含む「ホアンキエム湖周辺エリア」、落ち着いた雰囲気でセンスのいいショップやカフェなどが点在する「西湖」、絶景が楽しめる世界遺産のハロン湾、陶器の村バッチャン、少数民族が暮らすサパなど、ハノイからアクセスしやすいスポットの情報が満載の1冊です。
旅するホイアン・ダナン案内+さくっとホーチミン
- おしゃれな雰囲気の写真・デザインが◎
- 全体的に女性受けしそうな場所が多い
- 主にホイアンに行く方向け
普通のガイドブックと違い、料理研究家の島本さんが紹介するレストランは本当に魅力的!
写真も文章もほっこりとさせられるので、ベトナムに興味がない人が読んでいると行きたくなること間違いなしです。特に女性におすすめの1冊。
地球の歩き方のように現地でがっつり使うというよりは、ホイアン・ダナンへの期待を高めるような1冊。
ダナンの情報は少なめなので注意!
ベトナム南部(ホーチミン)
ララチッタ ホーチミン
- ホーチミン女子旅向け
- ショッピング・グルメ目的な方におすすめ
女性向けガイドブックの先駆けララチッタシリーズ。
コンセプトは『大人カワイイ女子旅案内』で、女性ならではのスパ・エステ情報やショッピングおしゃれカフェ情報などが豊富です♪
オーダーのアオザイやかわいい雑貨、ローカルレストランからちょっとリッチなレストランまで女子のかわいいが詰まったガイドブックです。
Trip Route 9 ベトナム ホーチミン編
- よりディープな情報を知りたい方向け
- kindle版のみの出版(Googleマップとの連携が便利!)
- 価格が安すぎる
海外渡航歴30カ国100都市以上旅行した、旅の“プロ”が書いたガイドブック。
Kindle版しかありませんが、大手出版社が出しているガイドブックよりもかなり詳しいのが特徴。
個人ブログのようなディープな情報でありながら、読みやすく整理してあります。
KindleUnlimitedで無料で読めます。
ベトナム旅行のガイドブックは電子書籍もおすすめ
最近は海外でもインターネットが使えることが多いので、以前ほどガイドブックの必然性高くないかもしれませんが、トラブルに備えて1冊持っていると安心感が違います。
紹介したガイドブックの中にもKindle版やアプリで見られるタイプもあります。
- 荷物が多いのがイヤだ
- 2ヵ国以上周る
- キレイな画質で読みたい
そんなあなたには電子版で決定ですね!
るるぶが無料で読めるサブスク
また、人気ガイドブックランキングで1位に輝いた「るるぶ」を無料で読む超お得な方法を発見しました!!それが「楽天マガジン」と「KindleUnlimited」
楽天マガジンは月額たったの418円で1,200誌以上が読み放題なのですが、なんと初月無料です。
わたしも最近友達から教えてもらい、めちゃくちゃお得すぎてハマっています(笑)
他の書籍も豊富だし、るるぶ1冊の値段でKindleUnlimitedが使えるなんて嬉しすぎますね♪
とりあえず楽天マガジンやKindleUnlimitedでチェックしてみて内容がよかったら購入するでも良いですよね!旅行が近づいてきたらぜひ使ってみてください♪(※時期によって本が入れ替わるので、対象かどうか、事前に確認してから入会しましょう!)
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