南米のパリと呼ばれるアルゼンチンはブエノスアイレスなどのヨーロッパ的な街並みや
イグアスの滝、アンデスの山々を楽しむことができる人気の観光地!
しかし、経済的には第2次世界大戦後何度も経済破綻を経験し、2019年現在でも経済破綻の危機に・・。
経済状況が安定しないということもあり、実際の物価が気になるという方も多いと思います。
今回は、そんなアルゼンチン物価について、物のカテゴリー別に調べてみました。これからアルゼンチンに訪れる方はぜひ参考にしてみてください♪
アルゼンチンをもっと知る
このページの目次(もくじ)
アルゼンチンの物価は「日本より少し安い」
アルゼンチンの全体的な物価を一言でいうと「日本より少し安いくらい」です。
とはえいえ、物やサービスによって異なるので「日本より割高かも・・」と思ったことも何度もありますし、なぜこんなものが高い!?と驚くことも。
そして、何より気になるのは昨今の経済状況。
アルゼンチンではインフレが以前激しく、年率20から40%ほど。短期旅行ではあまり気にならないかもしれませんが、長期滞在や移住を考えている方は物価や値上げについて最新の経済状況をおさえておく必要がありそうです。
アルゼンチンのホテル宿泊費の目安
旅行で訪れるなら絶対知っておきたいのがホテルの宿泊代の目安。
ブエノスアイレスの3つ星ホテルなら5,000~1万円くらいが相場。4~5つ星クラスの高級ホテルならであれば2~4万円くらいが相場と言われています。
最近はデザイナーズホテルも増えていて、きれいでおしゃれなホテルも多くあります。相場のイメージで言うと、日本とあまり変わらないくらい。
都会なブエノスアイレスを離れるとホテルの料金はぐっと下がり、ブエノスアイレスの6~8割くらいの値段で宿泊できるイメージです。
ホステルであれば1,000円くらいから泊まることができますので、リーズナブルに宿泊することも可能です。
- 3つ星ホテル:5,000~1万円前後
- 4~5つ星ホテル:2~4万円前後
- ホステル:1,000円~
アルゼンチンの食事・レストランの物価
レストランなどでの外食は、そこまで安くありません。日本と同等または少し安いくらいと考えておきましょう。
ですが、牛肉をつかった料理は日本よりも安い!ステーキやチョリソー、お肉の盛り合わせなどとにかく牛肉をつかったお料理がおいしい&手軽に食べられるので、おすすめです♪
ディナーで、2,000~4,000円もあれば、思う存分楽しめます。また、アルゼンチンはワインも安いので、ワインと一緒に味わってみてください。
また、レストランでは10%ほどの値段をチップとして支払うのを忘れずに!コーヒーショップなどでは、お釣りをチップ代わりにするくらいの気持ちでOKです。
- 朝食(コーヒー&クロワッサン2個):400円程度
- ランチ:800~1,000円程度
- ディナー:2,000~4,000円程度
アルゼンチンの食料品・飲料・お菓子の物価
スーパーやコンビニは旅行者にとっても強い味方!大袋のお菓子や、調味料などをお土産にするのも楽しいですよね♪
アルゼンチンのスーパーで見てきた価格をご紹介します。
水・ジュースなどの飲料
アルゼンチンでは、水道水は飲めるとされていますが、日本の基準と異なるので旅行者はミネラルウォーターを飲んだ方が良いと思います。
スーパーでは1.5Lのペットボトルが50~55ペソ(約122~134円)で売られていました。
ジュースは、1.5~2.2Lとサイズがあります。
1.5Lのものだと85ペソ(207円)、それ以上は125~155ペソ(305~378円)くらいです。日本に比べるとかなり高いですね!
- ミネラルウォーター1.5L:50~55ペソ(約122~134円)
- ジュース1.5L:85ペソ(207円)
- ジュース2~2.2L:125~155ペソ(305~378円)
ワイン・ビールなどのアルコール類
アルゼンチンはワインも有名ですが、ビールもなかなか人気があるそうです!1本あたり70~90ペソ(約171~220円)と安いです。
下段の水色のラベルのビールは、アルゼンチンで一番飲まれているビールと言われている「キルメス」です。
日本のラガービールに似た味わいで飲みやすいと評判なので、ぜひ試してみてください♪
アルゼンチンのワインは安くておいしい♪安いものだと80ペソ(約200)~からあります。
- 瓶ビール1本(1L):70~90ペソ(約171~220円)
- ワイン1本:80ペソ(約200)~
お菓子・コーヒー
ネスカフェのドルチェグスト(マシンにカプセルを入れるタイプのコーヒーメーカー)は日本よりちょいと高め。527~488ペソです(約1192~1287円)。
チョコパイ系のお菓子は155ペソ(約378)、ブラジル土産の定番ボンボンチョコは208ペソ(約508円)です。
- コーヒーカプセル:527~488ペソ(約1192~1287円)
- チョコパイ系のお菓子:155ペソ(約378)
- ボンボンチョコ:208ペソ(約508円)
- マドレーヌなどのお菓子:85ペソ(約207円)
生鮮食品
短期旅行者はあまり購入することがないかもしれませんが、生鮮食品の値段もご紹介します。
- ピーマン1kg:59.9ペソ(約146円)
- トマト1kg:59.9(約146円)
- じゃがいも1kg:39.9ペソ(約98円)
- たまねぎ1kg: 39.9ペソ(約98円)
- オレンジ1kg:20ペソ (約125円)
- お米1kg:39ペソ (約245円)
- 卵 6個入り:38~43ペソ (約100円)
- 牛挽肉 500g:45ペソ (約282円)
- 牛もも肉かたまり1kg:291.9ペソ(約713円)
外食はあまり安さを感じないですが、自炊すれば結構節約できそうな雰囲気。
牛もも肉のかたまりも1キロで700円ちょっとというのは安いですよね・・!
もっと、いろんな種類の食品の物価が知りたい方は、大手スーパーのHPを見てみてください♪
アルゼンチンの人気お土産の物価
マテ茶:75~85ペソ(約183~207円)
マテ茶は「飲むサラダ」と言われるほど、ビタミンやミネラルが豊富!野菜不足を補うことのできる飲み物でもあります。スーパーにもたくさおいてありました。
お茶を入れるカップとストローがセットになっているマテ茶の茶器もあります。
本格的にマテ茶を楽しむならおすすめのお土産です♪しかも、いろんな場所で売っていたので入手しやすいのも嬉しいです。
HAVANNAのお菓子:1個37~54ペソ(約90円~131円)
アルゼンチンの老舗アバナ社(HAVANNA)のお菓子が人気♪
国内では超高級品と言われていますが、1個37~54ペソ(約90円~131円)ほど。
粉砂糖でコーティングされたアルファフォールと、チョコでコーティングされたアルファフォールのセットが人気です。
アルゼンチンの公共交通機関・タクシー料金の物価
スブテ(地下鉄)・コレクティーボ(路線バス)
地下鉄は距離に関係なく一律12.5ペソ(約31円)。
ブエノスアイレス市内のバスは10ペソ(約25円)から乗車できますが、料金は日本と同じように距離によって異なります。
タクシー
タクシーの初乗り料金はおおよそ33ペソ~(約80円)。
日本よりかなり割安です。ただ、デモなどで頻繁に道路が封鎖されるため、渋滞や迂回が多くなり思ったより高くつくと言うことも。
感覚的に、15分くらいで4~500円程度です。なるべくお釣りがないように小銭を用意しておきましょう!
アルゼンチンの有名観光スポットの料金目安
イグアスの滝:700ペソ(約1,710円)
アルゼンチンの世界遺産といえば、イグアスの滝!
アルゼンチンとブラジルの国境を流れるイグアス川にある世界最大の滝です。
アルゼンチン側とブラジル側の入口がありますが、アルゼンチン側からの入場料は700ペソ(約1,710円)です。
アルゼンチンの物価 まとめ
アルゼンチンの物価情報、なかなか日本とも違いがあっておもしろいですよね!
せっかく海外へ行くならグルメ、買い物、アクティビティなど存分に楽しんできてください♪
アルゼンチン現地でのお買い物にはクレジットカードと現金の両方が必要です。
アルゼンチンをもっと知る
わたしのおすすめメインカードはカードマリオットボンヴォイアメックス。マイルにもホテルのポイントにも交換できるうえ1年に1度更新のタイミングで高級ホテルに泊まれるので手放せません。
ゴールドカードなので年会費が高いのがネックですが、無料宿泊で余裕で元がとれます。
カードラウンジも使えるし、保険の内容が手厚くめちゃくちゃ重宝しています。空港から自宅までのスーツケース宅配が無料なのも最高!
年会費無料のクレカがよければ海外旅行保険がついてくるエポスカードがとにかく最強!!
年会費無料でここまでお得なカードもめずらしいので、持っていない方はすぐに申し込まないと損ですよ!!(ステマでなく本気で一押しのカードです笑)
東京⇔アルゼンチンの航空券はアエロメヒコの経由便が1番安いです。個人旅行が好きならエクスペディアで一括検索がおすすめ!!往復13万円台でブエノスアイレス行きのチケットをとりました。
好きなホテルと組み合わせて自分のオリジナルツアーを作るのも楽しいですよ♪
公式リンクエクスペディアで格安航空券をみてみる
ブエノスアイレスでぜひ泊まっていただきたいのがパラシオ ドゥハウ パーク ハイアット!!
治安がよいレコレータ地区の中心部にある豪華な5つ星ホテルで、ヨーロッパのお城へ招かれたのかのよう。
市内中心部まで3kmという立地で観光の拠点にとても便利で小さな子連れでも安心して滞在できます。
少し予算オーバーなら、コスパの良いホテル マデロが一押し。南米は治安もあまりよくないので、少し高くてもしっかりとしたホテルへ宿泊されることをおすすめします。