海外旅行へ行く前に気になるのが現地の通貨。
キャッシュレスな世の中になってきましたが、まったく現地の通貨を持たずに旅をするのは難しいので、必ずどこかで両替しなければなりません。
両替はいろんな場所で行えますが、誰もが「なるべくお得に両替したい!」と思うはず。
結論からいうと、クレジットカードで支払える場所は両替せずにクレカ支払いがお得!
現金が必要な場合は、クレジットカードの海外キャッシングを利用して現地ATMで現金を引き出すのが鉄則です。
また、海外ではスリや盗難が頻発しているため、現金だけを持ち歩くのは本当に危険な行為。現金は盗られたらまず返ってきません!
クレジットカードは盗難手続きをすれば使われることはありませんし、保険で戻ってくる可能性が高いです。
今までキャッシュ重視だった方もこの機会にクレジットカード利用へ切り替えましょう!
この記事では、元クレジットカード会社勤務で毎月海外旅行をしている旅のプロのわたしが、ニュージーランドでお得に両替できるおすすめの方法や注意点をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- どこで両替するとレートが良いのか
- 現地のクレジットカード事情
- 海外キャッシング使い方・注意点
海外旅行に行くなら
海外旅行保険が絶対に必要
年会費無料のエポスカード
無料なのに海外旅行保険付帯
(実はこれめちゃくちゃスゴい)
保険付きクレカをまだ持ってないなら
発行しない理由はありません
すでにメインクレカを持っていても
補償額は合算なので複数枚持ちがお得
このページの目次(もくじ)
ニュージーランドで両替するならクレジットカードと海外キャッシングがお得!
まず結論からお伝えすると、海外旅行でお得に両替するためには、基本的に現地で両替するのが鉄則です。
主な両替方法は下記のとおり。一般的にレートが良いと言われている順に並べました。
- 両替せずにクレカ支払い(最強)
- クレカの海外キャッシングを使う
- 日本の空港・日本の銀行
- 現地の街の両替屋
- 現地の空港
最もお得なのは両替せずにクレジットカード支払い
冒頭でもお伝えしましたが、クレジットカードで支払える場所は両替せずにクレカ支払いがお得!
なぜお得なのかと言うと、それはクレジットカード会社のレートと為替手数料が良いから。
海外でクレジットカード支払いした場合
(現地通貨決済)
利用した金額※+為替手数料(1.6%~2%)
で決済されます。
※カード会社が定める基準レートで日本円換算
両替の手間もかからなければ、レートも良いので、クレジットカードが使える場所ではクレジットカードで支払いをするのが一番お得というわけです。
(余談ですが、現地のお店で「現地通貨」と「日本円」どちらで決済するか?と聞かれた際は「現地通貨」を選ばなければ損してしまうのでご注意ください。)
さらに買い物した後に盗難に遭った場合、カードの保険で補償してもらえるケースもあるためクレジットカード使わないというのは絶対損です。
両替の中でお得なのは海外キャッシング
どのお店でも両替せず、クレジットカードを使って買い物できればよいのですが、どうしても現金が必要な場面もあり、少額の両替は必要不可欠。
ニュージーランドの通貨はニュージーランドドルなので、お得に両替するなら海外キャッシングを使うか現地で両替するかのどちらかの選択肢になりますが
個人的におすすめなのは海外キャッシング。
はじめての場合は「海外でキャッシングなんて不安…」と感じるかもしれませんが、現地の通貨をクレジットカードで購入するサービスと思ってもらえれば理解しやすいのではないでしょうか。
利用方法は極めて簡単ですし、利息も両替所の手数料と比べると断然レートが良いので、わたし自身もキャッシングを利用することがほとんどで、友人にもすすめています。
友人からは「利息と聞くと敬遠していたけど、びっくりするくらい簡単で何で今までやらなかったのかわからない、ありがとう!」とお礼を言ってもらえたくらいです。
ニュージーランドでの海外キャッシング事情(使い方・メリット・デメリット)
ここからは、ニュージーランドで両替する方法やそれぞれのメリット・デメリットについてお伝えします!
海外キャッシングと聞いてまず気になるのは、現地での使い方と注意点ですよね。
海外キャッシングの利用方法
利用方法はとっても簡単!現地の銀行ATMに手持ちのクレジットカードを入れて操作するだけ。
日ごろ、日本のATMでお金を引き出すのと似たような感覚で、現地の銀行でキャッシュを引き出せます。
現地にはATMがたくさんあるので、キャッシングする場所には困りません!
ATMは銀行の外にもありますが、できれば銀行内など人の目があるATMの方が安全。
海外キャッシングに使用するクレジットカードは「キャッシング枠」が必要になるので、利用予定のカードにキャッシング枠があるかどうかを事前に確認しておきましょう。
海外キャッシングのメリット
キャッシングのメリットは、レートが良いのに簡単でいつでも使えるというところ!
空港内にATMがあるので、空港に着いてすぐキャッシュを引き出せます。
また、明細を発行できるので、帰国してからどんなレートでどのくらい両替したかが、ひと目でわかり、管理しやすいのもメリット。
海外キャッシングのデメリット
キャッシングとは、結局のところ「借金」にあたります。
年利18%ほどかかる場合がほとんど。
例えば
10,000円分キャッシングし
1ヶ月後に引き落としになると
→ 150円が利息として引かれる
という計算になります。
利息という言葉を見ると不安になる人も多いのですが、実際めっちゃ安いですよね(笑)
また、帰国後すぐに支払いをすれば利息を減らすことも可能!
そこまで利息に神経質になる必要はありませんよ♪
- レートが良い
- いつでも現金を引き出せる
- ATMは街中にあるので困らない
- 明細が残るので管理しやすい
- キャッシング枠のある
クレジットカードが必要 - 利息がかかる
海外キャッシングについては「海外の両替ならキャッシングがお得!元クレカ社員がメリットデメリット徹底解説」でもご紹介しています。
ニュージーランドでキャッシング・両替に使えるおすすめクレジットカード
さて、海外旅行での両替問題においてクレジットカードがどれほど重宝するアイテムかをご理解いただけたかと思います。
しかし、数あるクレジットカードの中からどのクレジットカードを作ったらいいか、自力で選ぶのは難しいと思うので、いくつか抜粋しておすすめのカードを紹介させてください。
クレジットカードは、磁器不良で使えない場合や、盗難や紛失に備えて絶対に複数枚必要です。
さらに、複数枚持っているとそれぞれのカードに付帯している海外旅行保険の補償額が合算されるので、無料のクレジットカードは何枚あっても損がありません。
ゴールドカードの中でも海外旅行に強い航空会社系のクレジットカードは1枚持っておくと一生使える旅の相棒になってくれるでしょう。
当サイトでは
☑年会費15,000円程度
☑海外旅行保険自動付帯
☑VISAもマスターも選択可能
☑マイルも貯まる
航空系のクレジットカード
のいずれかをメインに、
わたしのイチオシカードである、年会費無料エポスカード
エポスカード(VISA)
まず、絶対に外せないのが年会費永年無料のエポスカード
エポスカード
年会費が一切かからないにも関わらず、海外旅行保険が付帯。
他社の年会費無料クレジットカードと比較してみても、保険適用の条件も、補償額も、エポスカード
海外旅行保険は利用付帯。
利用付帯というと使いづらいイメージがあるかもしれませんが、エポスカードの保険は利用条件がゆるめで利用しやすいのでおすすめです。
ツアー料金や電車・バス・タクシーなど移動に関する支払いをエポスカードでおこなうだけで自動的に保険が付帯されます。
海外旅行保険の補償内容は以下の通り。
疾病治療 | 傷害治療 | 傷害死亡 |
---|---|---|
270万円 | 200万円 | 3,000万円 |
賠償責任 | 携行品損害 | 救援者費用 |
3,000万円 | 20万円 | 100万円 |
携行品損害の補償額20万円は少なめなので、高価な財布やアクセサリー、PCやiPhoneを持っていく場合は足りなくなる可能性があることは頭にいれておきましょう。クレジットカードを複数枚持って50万円以上は欲しいところです。
キャッシング枠ありで審査を通れば、海外キャッシングも問題なく使えますし、ブランドはVISAなので使えずに困ることもほぼありません。
もしまだ持っていないのであれば、今すぐ申し込みをお忘れなく。
航空系のクレジットカード
航空系カードをANAにするか、JALにするかは完全に好みで選んで問題ありません。
マイル目的で発行する場合のそれぞれのおすすめカードは以下の通り。
ANAカード(VISA・Mastercard®・JCB)
- 海外旅行保険自動付帯
- 好きなブランドを選べる
- ANAマイル貯まる
- 海外キャッシング対応
ブランド | 年会費 | マイル還元率 |
---|---|---|
JCB / VISA Mastercard® |
15,400円 | 1.0% |
もう1枚のおすすめは、マイルの貯まるANAカード。
「ANAの飛行機が好き、マイルを貯めていきたい、マイルを使っていつかビジネスクラスに乗ってみたい」という人にはANAのクレジットカードをおすすめします。
入会キャンペーンをやっていることが多いので、年会費の安い一般カードでも初年度は一気に5万マイル貯まることも…!!
とはいえ一般カードとゴールドカードでは搭乗時の獲得マイルや還元率に大きく違いが出るため、メインカードにするならゴールドカードのANAカード(ワイドゴールドカード)
海外旅行保険は自動付帯。
カードを持っているだけで保険が適用になります。
海外旅行保険の補償内容は以下の通り。
疾病治療 | 傷害治療 | 傷害死亡 |
---|---|---|
150万円 | 150万円 | 最高5,000万円 |
賠償責任 | 携行品損害 | 救援者費用 |
2,000万円 | 50万円 | 100万円 |
これ1枚で補える部分も多いですが、ここに年会費無料のエポスカード
エポスカード
JAL CLUB Aゴールド(VISA・Mastercard®・JCB)
- 海外旅行保険自動付帯
- 好きなブランドを選べる
- JALマイル貯まる
- 海外キャッシング対応
ブランド | 年会費 | マイル還元率 |
---|---|---|
JCB / VISA Mastercard® |
17,600円 | 1.0% |
JAL CLUB Aゴールド
かつてのわたしのメインカードです。
JAL CLUB Aゴールド
加えて、空港でカードラウンジの利用やJAL CLUB A
海外旅行保険は自動付帯。
海外旅行保険の補償内容は以下の通り。
疾病治療 | 傷害治療 | 傷害死亡 |
---|---|---|
300万円 | 300万円 | 5,000万円 |
賠償責任 | 携行品損害 | 救援者費用 |
1億円 | 50万円 | 400万円 |
ここに年会費無料のエポスカード
JAL CLUB Aゴールドの年会費(17,600円)と比べるとその差はわずか1,650円。
- 通常年会費11,000円
- ショッピングマイルプレミアム年会費4,950円
- 合計15,950円
(JAL CLUB Aゴールドの場合はショッピングマイルプレミアムが自動付帯のため、同等のマイル還元率1%でマイルを貯められます)
年会費たった1,650円の差で海外旅行保険の補償額がグッと手厚くなるので、そこにメリットを感じるならJAL CLUB Aゴールド
下記のボタンから公式サイトに飛んだら、「JAL CLUB Aゴールド」のタブをタップして申し込んでください。
クレジットカードについては「ニュージーランドで使えるおすすめクレジットカード|元クレカ社員が選ぶ無料&ゴールドカード」の記事でさらに詳しく紹介しています。
ニュージーランドでキャッシング以外の両替方法
最後に、クレジットカードを持っていない・作りたくないという方に向けて、キャッシング以外の両替方法をご紹介します。
日本円→ニュージーランドドルに現金で両替する場合、日本で両替するとレートが良くないのでおすすめできません。
現地空港の両替所で両替する
ニュージーランドの国際空港では24時間いつでも両替をすることができます。
LCCで深夜や早朝に到着した際にも安心です。
現地空港で両替するメリットは、到着してすぐ、簡単に両替ができること。
デメリットは街中に比べると少しレートが悪くなること。
- 到着後すぐ両替できる
- ぼったくりの心配が少ない
- 現地の中ではややレートが悪い
- 混んでいることが多い
街中の銀行や両替所で両替する
国にもよるのですが、ニュージーランドの場合は空港より街中の銀行や両替所の方が、レートが良いことが多いです。
オークランドであれば、有名なのはLevel 1, 290 Queen St, Aucklandにある「eTrans」。
ただ、街中まで両替ができないことやわざわざ両替所を探すのに時間がかかるので、個人的にはあまり利用しません。
中には怪しい両替所もあるので、両替詐欺・ぼったくりなどのトラブルを避けるなら空港での両替をおすすめします!
両替のために街を歩いたりする時間が惜しくてたまりません(笑)
また空港内の両替所と違い、多くの両替所には営業時間があるため時間に制限があります。
- レートが良い店もある
- 両替所まで行かなければならない
→ 貴重な時間を取られる - 営業時間内しか両替できない
- 両替詐欺などのトラブルも
ニュージーランドではクレジットカードでの支払いが一番お得!
さて、両替方法についていろいろ触れてみましたが、わたしのおすすめは冒頭でも取り上げた通り、基本的にクレカ払い+必要最低限の現地通貨を海外キャッシングです。
また、海外は国にもよりますが、日本よりスリやひったくりが起きやすく、現金だけを持ち歩くのは本当に危険な行為。現金は盗られたらまず返ってきません!
しかし、クレジットカードは盗難手続きをすれば使われることはないので、被害を最小限に食い止めることもできるのです。
ただ、お店によっては使えないブランドのクレジットカードもあるので、必ず複数ブランドのクレジットカードを数枚持ち歩くようにしましょう!
ニュージーランドならVISA・MASTERが使えます。
先ほども紹介しましたが、年会費永年無料で海外旅行保険が自動付帯のエポスカード
クレジットカードについては「ニュージーランドで得する人気クレジットカードおすすめ4選」の記事でさらに詳しく紹介しています。
英語のツアーでもOKならGetYourGuideがおすすめです。
海外サイトですが日本語表示可能で使いやすいのが特徴。
500以上のツアーがあり、自分の好みに近いツアーが格安で見つかります。
ぜひ一度のぞいてみてください。