ロシア・ウクライナと国境が接しているベラルーシの治安は、良いとは言えません。
一般的には旧ソ連地域の中では最も治安が安定している国のひとつと評価されていたのですが、2022年にロシアとウクライナの紛争が始まって以降は、その影響で治安の悪化が懸念されています。
基本的には渡航を取りやめるべき国ではありますが、何か事情があって渡航せざるを得ない方もいるかと思います。
その場合はしっかりと注意し、万が一の為に十分な準備をしましょう!
旅慣れていない場合は高くても治安重視でホテルをとることを強くおすすめします。
当ブログ(オハヨーツーリズム)では、そんなベラルーシの実際の治安情報と、絶対注意しておかなければならないことをまとめました!
- 現地で起こる犯罪手口
- 現地の危険エリアと安全対策
海外旅行に行くなら
海外旅行保険が絶対に必要
年会費無料のエポスカードは
無料なのに海外旅行保険付帯
(実はこれめちゃくちゃスゴい)
保険付きクレカをまだ持ってないなら
発行しない理由はありません
すでにメインクレカを持っていても
補償額は合算なので複数枚持ちがお得
このページの目次(もくじ)
ベラルーシの治安と世界平和度指数ランキング
外務省の安全情報
2024年4月現在、外務省の海外安全ホームページではウクライナとの国境周辺地域にレベル4(退避勧告)、レベル4の地域を除くベラルーシ全土にレベル3(渡航中止勧告)が出ています。
ロシアに同調する意思を表明しているベラルーシは、ウクライナとの関係が緊迫している上に、国内にはロシア軍と民間軍事会社「ワグネル」が駐留している為、ベラルーシ国内で軍事衝突が発生する可能性も懸念されています。
ウクライナ国境付近には絶対に立ち寄らないようにしましょう。
そして現在日本は欧米諸国と同様にベラルーシに対して制裁を加えています。その兼ね合いで、日本人というだけで危害を加えられる可能性も否定できません。
また、2024年3月1日よりリトアニア側の国境検問所の一部が閉鎖されているので、陸路で国境を超える予定の方は、注意してください。
ベラルーシへの渡航者は少なく、日本語の最新情報が取得しづらい状況です。現地でも素早く最新情報が入手できるように、渡航前にたびレジなどの安全情報の登録をしておくことをおすすめします。
海外旅行に行くなら
海外旅行保険が絶対に必要
年会費無料のエポスカードは
無料なのに海外旅行保険付帯
(実はこれめちゃくちゃスゴい)
保険付きクレカをまだ持ってないなら
発行しない理由はありません
すでにメインクレカを持っていても
補償額は合算なので複数枚持ちがお得
犯罪データ
外務省のデータは少し古いのですが、ベラルーシ内務省が発表した2020年の犯罪総件数は87,696件です。
その中で最も多いのがスリやひったくり等を含む窃盗(公然窃盗を含む)で、全体の約30%を占める26,637件でした。
次点の詐欺罪で4,700件程度なので、その多さがよくわかります。
世界平和度指数ランキング
国際NGOの経済平和研究所(Institute for Economics and Peace)が23項目にわたって163か国を分析し、毎年世界中の国々の「平和さ」を数値化して世界平和度指数を算出しています。
GLOBAL PEACE INDEX 2023の情報によると、日本は9位、ベラルーシは116位でした。自身の経験と必ずしも同じ印象ではありませんが、旅行の参考になると思うので、目安に利用してください。
ベラルーシで注意すべき危険エリア
ベラルーシとひと口に言っても、さまざまなエリアがあります。
特にガイドブックに載っている旅行者が多い地域の治安情報については気になるところ!
主なエリアごとに、治安情報をざっくりまとめてみました。
ミンスク国際空港
空港はどの国も旅行者を狙ったスリや置き引きなどが横行しています。
中でも荷物から注意が逸れてしまう待合スペースでの待機中や、空港内での食事中などを狙うケースが多いようなので、何かをしている時でも所持品には十分注意を払っておきましょう。
駅やバス乗り場などの交通機関
旅行者が多く集まるバス、電車の乗り場や車内は、スリがたくさん!!
ベラルーシは自家用車を持つ人が少ない為、公共交通機関の乗車率が高く、いつも混雑しています。
混雑した車内にグループで犯行に及ぶケースが多いので、公共交通機関を利用する際は貴重品を上着の中にしまうなど、細心の注意を払いましょう。
日本人の被害も大使館に複数報告されています!
シャバヌイ地区
ミンスク市の南東部に位置するシャバヌイ地区は、市内で注意すべきエリアのひとつ。
日中はそこまで危ない雰囲気は無いのですが、夜になると麻薬中毒の前科者や失業者などがウロウロしていて、とても危ない雰囲気へと一変します。
過去には暴力事件や性犯罪などもたびたび発生しているエリアなので、興味本位で近づかないようにしてください。
チジョーフカ地区
シャバヌイ地区と同じくミンスク市の南東部に位置しているチジョーフカ地区は、古い町並みが残っている地域です。
開発の進む北西部や北東部とは異なり、あまり街も整備されておらず、雰囲気もあまりよくありません。
アルコール中毒者が日中から街でたむろしていたりもするので、興味本位で近づかないようにしましょう。
ベラルーシで頻発する犯罪・トラブルの具体的事例・手口
スリ・置き引きに注意
ベラルーシで起きている犯罪のほとんどが窃盗などの財産犯。大使館の情報によると、日本人旅行者も被害にあっています。
スリや置き引きの発生率が高い場所は、大都市の人が集まる場所、バス乗り場や駅などの公共交通機関です。
- デパートで買い物した後ぶつかってきた男に財布を盗まれた
- バスターミナルでショルダーバッグをひったくられた
詐欺・ボッタくりに注意
ベラルーシでスリの次に気をつけなくてはいけないのが詐欺とボッタくりです。
お土産物屋でおつりを少なく渡したり、サービスを受けたときに高額な金額を請求してくる人が時々います。
特におすすめできないのがタクシー。
白タク(無許可の個人タクシー)による詐欺被害が多発しています。
デモ集会
ヨーロッパ最後の独裁国であるベラルーシ。国内では反政権感情を持つ過激な団体も少なくありません。
その為、ベラルーシにはデモ集会を行った人やその参加者を厳しく取り締まる法律があります。
過去には反政権デモに参加した日本人が拘束され、懲役16年を言い渡されたニュースもありました。
デモ集会に出くわした場合は、不用意に近づいたり、面白半分で参加したりせず、すぐにその場から離れてください。
ベラルーシで犯罪にあわないために気をつけたい6つの安全対策
危険な場所を避ける
上記の危険スポットはもちろん、宿泊先の従業員にこの辺りで危険なスポットはないかどうか聞いてみてください。
最新の情報はやはり実際に住んでいる方から聞くのが一番です。
怖いもの見たさで危険な場所へ立ち入るのは絶対にやめてください。日本とは違うということをお忘れなく!
安全な地域でホテルを予約
ミンスクは小さな街です。パリやローマのようにそれほど観光スポットが多いわけではありません。
おそらく長期滞在される方は少ないと思うので、せっかくなら立地がよく観光しやすい場所を拠点としましょう!
多少宿泊費があがっても数日と割り切って人気エリアで予約されることをおすすめします!
現金を大量に持ち歩かない
ベラルーシでは支払いの際、デビットカードやクレジットカードでの支払いがほぼできます。
犯罪者は現金が欲しいため、現金所持者を物色しています。支払い時に怪しい人がいるときは、財布内を他人から見られないようにしたり、財布をしまう場所を見られないよう警戒しましょう。
万が一スリや盗難の被害にあった時のために、持ち歩く現金は最低限(目安は1万円以下)にしておきましょう。
しつこく話しかけてくる人は無視する
物売りやナンパなどは、徹底的に無視しましょう。
酔っ払いなど危ないと感じたら、賑わっているお店に入るなどしてその場を離れるようにしてください。
派手な服装はせず荷物は少なめに
ヨーロッパの冬というと、黒をメインとした暗いシンプルな服装でお出かけする人が多いです。
日本のようにあまり華やかな恰好をしているとすぐに旅行者だとわかって狙われてしまうかもしれません。
なるべく現地に馴染むようなカジュアルな恰好を心掛け、荷物も少なめにお出かけしましょう!
ブランドバッグや紙袋をもっていると「お金持ちだ!」と広告を背負って歩いているようなもの。普段派手な洋服を好む方は気を付けてくださいね。
わたしは貴重品(財布、パスポート)を必ずセキュリティポーチへ入れるようにしています。
ファッション性はありませんが、危険を回避するにはとても有効で手放せません。
夜間の一人歩きは避ける
ベラルーシでの夜間の一人歩きはおすすめしません。
ふたり以上でワイワイ飲んで食事を楽しむのはよいですが、ひとり旅で何かトラブルがあると大変です。
ドラッグやマリファナも日本とは比べ物にならないほど手に入りやすく、酔っぱらった若者に絡まれるなんてこともあるかもしれません。不必要な外出は避けるようにしましょう。
ベラルーシで女子旅をするなら気をつけておきたいこと
ベラルーシの女子旅で特に注意すべきことは夜遊びです。
旅行者がたくさん集まる場所は夜間でも問題なく出歩けますが、見るからに治安の悪そうな路地もあるので立ち入らないようにしてください。
ベラルーシで子連れ旅行をするなら気をつけておきたいこと
ベラルーシに子連れで旅行する方はあまり多くないと思いますし、現在のベラルーシに子連れで旅行するのはおすすめできません。
独裁国の為、テロの脅威などは無いと言われていますが、ロシアとウクライナの紛争が終わるまでは、滞在中に何が起こるかわかりませんので、どうしてもという理由が無い限り行かない方が良いと思います。
ベラルーシ旅行前に準備すべきはWiFiと海外旅行保険
ベラルーシ旅行に限らず、この2つはとても重要!海外旅行に行く際にスマホ利用と海外旅行保険はマストです。
WiFiレンタルでネット環境を整える
旅先で何か困ったことが起きた時、ネットが使えると安心感が違います。
道に迷って危険そうな場所に迷い込んでしまった時、スリに逢った時、体調を崩してしまった時、すぐに検索して助けを求められれば大きな被害にならないことも十分あり得ます。
普段なら落ち着いて判断できることも、焦っていると思わぬ方向にいってしまうものです。
旅慣れた人であれば現地のSIMカードを、そうでなければレンタルWiFiを準備しておくことをおすすめします。
レンタルWiFiは価格、品質、サポートなどを比較した結果わたしはグローバルWiFiをすすめることが多いのでぜひ参考にしてみてください。
キャンペーンページからお申し込みいただくと1,000円割引で申し込めます。
※4000円以上の申込みで割引対象
https://ohayotourism.com/belarus-wifi/
海外旅行保険でいざという時に備える
実際にトラブルが起こってしまった時でも、海外旅行保険に入っていれば安心です。
万が一に備えて海外旅行保険には必ず入っておきましょう!
クレジットカードは、磁器不良で使えない場合や、盗難や紛失に備えて絶対に複数枚必要です。
さらに、複数枚持っているとそれぞれのカードに付帯している海外旅行保険の補償額が合算されるので、無料のクレジットカードは何枚あっても損がありません。
ゴールドカードの中でも海外旅行に強い航空会社系のクレジットカードは1枚持っておくと一生使える旅の相棒になってくれるでしょう。
当サイトでは
☑年会費15,000円程度
☑海外旅行保険自動付帯
☑VISAもマスターも選択可能
☑マイルも貯まる
航空系のクレジットカード
のいずれかをメインに、
わたしのイチオシカードである、年会費無料エポスカードを組み合わせて持つことをおすすめしています。
エポスカード(VISA)
まず、絶対に外せないのが年会費永年無料のエポスカード。
エポスカードというとファッションビルのマルイのイメージですが、実はこのカード海外旅行好きのあいだでは有名なカードです。
年会費が一切かからないにも関わらず、海外旅行保険が付帯。
他社の年会費無料クレジットカードと比較してみても、保険適用の条件も、補償額も、エポスカードが使いやすさ抜群なので、すべての旅行者の方におすすめです。
海外旅行保険は利用付帯。
利用付帯というと使いづらいイメージがあるかもしれませんが、エポスカードの保険は利用条件がゆるめで利用しやすいのでおすすめです。
ツアー料金や電車・バス・タクシーなど移動に関する支払いをエポスカードでおこなうだけで自動的に保険が付帯されます。
海外旅行保険の補償内容は以下の通り。
疾病治療 | 傷害治療 | 傷害死亡 |
---|---|---|
270万円 | 200万円 | 3,000万円 |
賠償責任 | 携行品損害 | 救援者費用 |
3,000万円 | 20万円 | 100万円 |
携行品損害の補償額20万円は少なめなので、高価な財布やアクセサリー、PCやiPhoneを持っていく場合は足りなくなる可能性があることは頭にいれておきましょう。クレジットカードを複数枚持って50万円以上は欲しいところです。
キャッシング枠ありで審査を通れば、海外キャッシングも問題なく使えますし、ブランドはVISAなので使えずに困ることもほぼありません。
もしまだ持っていないのであれば、今すぐ申し込みをお忘れなく。
航空系のクレジットカード
航空系カードをANAにするか、JALにするかは完全に好みで選んで問題ありません。
マイル目的で発行する場合のそれぞれのおすすめカードは以下の通り。
ANAカード(VISA・Mastercard®・JCB)
- 海外旅行保険自動付帯
- 好きなブランドを選べる
- ANAマイル貯まる
- 海外キャッシング対応
ブランド | 年会費 | マイル還元率 |
---|---|---|
JCB / VISA Mastercard® |
15,400円 | 1.0% |
もう1枚のおすすめは、マイルの貯まるANAカード。
「ANAの飛行機が好き、マイルを貯めていきたい、マイルを使っていつかビジネスクラスに乗ってみたい」という人にはANAのクレジットカードをおすすめします。
入会キャンペーンをやっていることが多いので、年会費の安い一般カードでも初年度は一気に5万マイル貯まることも…!!
とはいえ一般カードとゴールドカードでは搭乗時の獲得マイルや還元率に大きく違いが出るため、メインカードにするならゴールドカードのANAカード(ワイドゴールドカード)がイチオシです。
海外旅行保険は自動付帯。
カードを持っているだけで保険が適用になります。
海外旅行保険の補償内容は以下の通り。
疾病治療 | 傷害治療 | 傷害死亡 |
---|---|---|
150万円 | 150万円 | 最高5,000万円 |
賠償責任 | 携行品損害 | 救援者費用 |
2,000万円 | 50万円 | 100万円 |
これ1枚で補える部分も多いですが、ここに年会費無料のエポスカードを組み合わせて補償額をアップさせると安心感が増します。
エポスカードと同様に、キャッシング枠ありで審査を通れば、海外キャッシングも問題なく使えます。
JAL CLUB Aゴールド(VISA・Mastercard®・JCB)
- 海外旅行保険自動付帯
- 好きなブランドを選べる
- JALマイル貯まる
- 海外キャッシング対応
ブランド | 年会費 | マイル還元率 |
---|---|---|
JCB / VISA Mastercard® |
17,600円 | 1.0% |
JAL CLUB AゴールドはJALを含むワンワールドのマイルを貯めたいならイチオシのカード。
かつてのわたしのメインカードです。
JAL CLUB Aゴールドも入会後のJAL便初搭乗で5,000マイル、翌年以降も毎年最初の搭乗で2,000マイルがもらえます。
加えて、空港でカードラウンジの利用やJAL CLUB Aよりも手厚い海外旅行保険の補償額が魅力。
海外旅行保険は自動付帯。
海外旅行保険の補償内容は以下の通り。
疾病治療 | 傷害治療 | 傷害死亡 |
---|---|---|
300万円 | 300万円 | 5,000万円 |
賠償責任 | 携行品損害 | 救援者費用 |
1億円 | 50万円 | 400万円 |
ここに年会費無料のエポスカードの補償をプラスするとかなり安心感が増します。
JAL CLUB Aゴールドの年会費(17,600円)と比べるとその差はわずか1,650円。
- 通常年会費11,000円
- ショッピングマイルプレミアム年会費4,950円
- 合計15,950円
(JAL CLUB Aゴールドの場合はショッピングマイルプレミアムが自動付帯のため、同等のマイル還元率1%でマイルを貯められます)
年会費たった1,650円の差で海外旅行保険の補償額がグッと手厚くなるので、そこにメリットを感じるならJAL CLUB Aゴールドがおすすめです。
下記のボタンから公式サイトに飛んだら、「JAL CLUB Aゴールド」のタブをタップして申し込んでください。
https://ohayotourism.com/belarus-creditcard/
ベラルーシの治安まとめ
過去にベラルーシに旅行した日本人に聞くと、治安が良く穏やかな国という感想が多く出てきます。
現在は安全上行くべきではないと思いますが、世界遺産もある魅力的な国なので、落ち着いたらまた色々なスポットをおすすめしたいです。
わたしのおすすめを最後にまとめます。
一日も早く争いが終わり、平和な毎日が戻ってくることを願います。
旅が好きすぎて毎月海外旅行!
お金がなくてもマイルを貯めれば
無料で海外旅行に行けちゃいます
なんと!!マイルを使って
家族で世界一周を実現しました♪
一緒にマイルを貯めて家族旅行!
気になる方は今すぐチェック☆