1995年に内戦が終結したボスニアヘルツェゴビナの治安は、現在は安定してきています。
内戦により崩壊していたインフラ設備等も回復し、今後も更なる治安の安定や行政の改革等が進められていくと言われている国です。
現在は観光客も訪れることが出来ますが、注意すべきことは沢山!
治安が良い国でも、わたしは万が一のため最低限の備えは欠かしません。
旅慣れていない場合は高くても治安重視でホテルをとることを強くおすすめします。
関連記事ボスニアヘルツェゴビナ旅行クレジットカード選び方
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当ブログ(オハヨーツーリズム)では、そんなボスニアヘルツェゴビナの実際の治安情報と、絶対注意しておかなければならないことをまとめました!
- 現地で起こる犯罪手口
- 現地の危険エリアと安全対策
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このページの目次(もくじ)
ボスニアヘルツェゴビナの治安と世界平和度指数ランキング
外務省の安全情報
2024年4月現在、外務省の海外安全ホームページではスルプスカ共和国の境界周辺地域等にレベル1(十分注意)が出ていますが、その他の危険レベルは日本と同じく0です。
レベル1を表す黄色の入り方が特殊なのですが、このエリアはまだ地雷が残存している可能性がある地域とされています。
もちろん地雷があるとされる地域は一般人が入れないようになっていますが、近辺へ行く予定の方は注意が必要です。
また、最近は学校や病院、警察署、裁判所等に対する爆破予告事案が度々発生しています。
予告のみで、実際に爆破されたニュースはまだ出てきたことがありませんが、旅行前や現地滞在中にも情報を収集できるようたびレジなどの安全情報の登録をしておくことをおすすめします。
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犯罪データ
外務省のデータによると、ボスニアヘルツェゴビナの中でも特にサラエボなどを始めとする主要都市の治安は比較的良好だそうです。
犯罪発生件数も2018年と比較して2021年には全体で約14%減少しています。
減少傾向にある犯罪は、窃盗や強盗。一方で薬物関連の犯罪件数は横ばいです。
また、内戦は終了しているボスニアヘルツェゴビナですが、紛争で使用されたぶきや爆薬などはいまだに数多く残されており、これらが国内で違法に取引されています。
警察当局も犯罪組織グループの取り締まりを強化していますが、なかなか撲滅とまではいきません。
世界平和度指数ランキング
国際NGOの経済平和研究所(Institute for Economics and Peace)が23項目にわたって163か国を分析し、毎年世界中の国々の「平和さ」を数値化して世界平和度指数を算出しています。
GLOBAL PEACE INDEX 2023の情報によると、日本は9位、ボスニアヘルツェゴビナは61位でした。自身の経験と必ずしも同じ印象ではありませんが、旅行の参考になると思うので、目安に利用してください。
ボスニアヘルツェゴビナで注意すべき危険エリア
ボスニアヘルツェゴビナとひと口に言っても、さまざまなエリアがあります。
特にガイドブックに載っている旅行者が多い地域の治安情報については気になるところ!
主なエリアごとに、治安情報をざっくりまとめてみました。
駅やバス乗り場などの交通機関
旅行者が多く集まるバス、電車の乗り場や車内は、スリがたくさん!!
地元住民だけでなく、中近東・アフリカ方面の移民の犯行であるケースも多いです。
本来は治安が良く夜間に出歩いてもよいのですが、用事もないのにフラフラするのはやめましょう。日本人は目立つのでターゲットになりやすいのは事実です。
トラムに乗る時は、貴重品から目を離さない、もしくはセキュリティポーチ等に入れて、簡単に出し入れできない状態にしておきましょう!
サラエボ旧市街
サラエボの旧市街はヨーロッパや中東の多様な文化が入り混じる雰囲気が魅力的なエリアで、観光スポットとしても有名です。
街の造りが入り組んでいて、路地によっては人通りもまばらな場合があるため、スリや強盗、ひったくり犯などにとっては絶好の犯行スポットとなっています!
街並みやお買い物に集中しすぎて、荷物から目を離さないよう十分注意してください。
モスタル
サラエボと並んで旅行者の多い、観光都市モスタル。
こちらはスリやひったくりもサラエボと比較すると少なく、とても平穏です。
ボスニアヘルツェゴビナで頻発する犯罪・トラブルの具体的事例・手口
スリ・置き引きに注意
ボスニアヘルツェゴビナで起きている犯罪のほとんどが窃盗などの財産犯。大使館の情報によると、日本人旅行者も被害にあっています。
スリや置き引きの発生率が高い場所は、大都市の人が集まる場所、バス乗り場や駅などの公共交通機関です。
- トラム乗車中に財布をスられた
- 市内観光中にバッグに入れていた財布が盗まれていた
デモに近づかない
サラエボ市をはじめとする都市部では、デモや集会が頻繁に発生しています。
デモ活動のほとんどは観光客には関係の無いもので、主に行政批判をおこなう内容となっています。
これらのデモのほとんどは警察による誘導に従う幹線道路行進ですので、参加者が暴徒化するような事例は今のところ発生していませんが、いつ何が起こるかわからないので、デモを見つけたらサッとその場を離れるのがベター。
地雷
ボスニアヘルツェゴビナの多くの地域には、まだ地雷が残っている可能性があります。
サラエボ市内やモスタル等の観光地でそのような話は聞きませんが、もっとローカルな地域へ足を運ぶ機会がある方は、外務省情報で地雷残存の危険性があるエリアかどうかは事前に調べておいた方が良いでしょう。
また、ボスニアヘルツェゴビナでハイキングやトレッキングをしたいと考えている方は指定コース以外は歩かないことを徹底してください。
指定コースは地雷が無いことが確認されている安全なコースです。
ボスニアヘルツェゴビナで犯罪にあわないために気をつけたい6つの安全対策
危険な場所を避ける
上記の危険スポットはもちろん、宿泊先の従業員にこの辺りで危険なスポットはないかどうか聞いてみてください。
最新の情報はやはり実際に住んでいる方から聞くのが一番です。
怖いもの見たさで危険な場所へ立ち入るのは絶対にやめてください。日本とは違うということをお忘れなく!
安全な地域でホテルを予約
ボスニアヘルツェゴビナの各都市は小さな街です。パリやローマのようにそれほど観光スポットが多いわけではありません。
おそらく長期滞在される方は少ないと思うので、せっかくなら立地がよく観光しやすい場所を拠点としましょう!
多少宿泊費があがっても数日と割り切って人気エリアで予約されることをおすすめします!
現金を大量に持ち歩かない
ボスニアヘルツェゴビナでは支払いの際、デビットカードやクレジットカードでの支払いがほぼできます。
犯罪者は現金が欲しいため、現金所持者を物色しています。支払い時に怪しい人がいるときは、財布内を他人から見られないようにしたり、財布をしまう場所を見られないよう警戒しましょう。
万が一スリや盗難の被害にあった時のために、持ち歩く現金は最低限(目安は1万円以下)にしておきましょう。
関連記事旅のプロが教えるボスニアヘルツェゴビナで得する人気クレジットカードランキング
しつこく話しかけてくる人は無視する
サラエボの旧市街をはじめ、観光スポットにはとにかく物乞いや物売りが多いのですが、徹底的に無視しましょう。
酔っ払いなど危ないと感じたら、賑わっているお店に入るなどしてその場を離れるようにしてください。
派手な服装はせず荷物は少なめに
ヨーロッパの冬というと、黒をメインとした暗いシンプルな服装でお出かけする人が多いです。
日本のようにあまり華やかな恰好をしているとすぐに旅行者だとわかって狙われてしまうかもしれません。
なるべく現地に馴染むようなカジュアルな恰好を心掛け、荷物も少なめにお出かけしましょう!
ブランドバッグや紙袋をもっていると「お金持ちだ!」と広告を背負って歩いているようなもの。普段派手な洋服を好む方は気を付けてくださいね。
わたしは貴重品(財布、パスポート)を必ずセキュリティポーチへ入れるようにしています。
ファッション性はありませんが、危険を回避するにはとても有効で手放せません。
夜間の一人歩きは避ける
観光客の多い都市は夜間でも治安のよいボスニアヘルツェゴビナですが、夜は一人で出歩くのをおすすめしません。
ふたり以上でワイワイ飲んで食事を楽しむのはよいですが、ひとり旅で何かトラブルがあると大変です。
ドラッグやマリファナも日本とは比べ物にならないほど手に入りやすく、酔っぱらった若者に絡まれるなんてこともあるかもしれません。不必要な外出は避けるようにしましょう。
ボスニアヘルツェゴビナで女子旅をするなら気をつけておきたいこと
ボスニアヘルツェゴビナの女子旅で特に注意すべきことは夜遊びです。
治安もよく、夜遅くまでバーが賑わうサラエボの繁華街では、酔っ払いが増えてナンパされる確率も高まります。性犯罪に巻き込まれないようくれぐれも注意してください!
旅行者がたくさん集まる場所は夜間でも問題なく出歩けますが、見るからに治安の悪そうな路地もあるので立ち入らないようにしてください。
ボスニアヘルツェゴビナで子連れ旅行をするなら気をつけておきたいこと
ボスニアヘルツェゴビナに子連れで旅行する方はあまり多くないと思いますが、バルカン半島は観光資源も多く、子連れでも楽しめます。
しかし、やはりまだまだ治安の良くないエリア残っている点や、アジア人の観光客が少なく、目立ってしまうという点を考慮すると、もっと治安の良い他のヨーロッパ諸国を旅した方が楽しめるかもしれません。
ボスニアヘルツェゴビナ旅行前に準備すべきはWiFiと海外旅行保険
ボスニアヘルツェゴビナ旅行に限らず、この2つはとても重要!海外旅行に行く際にスマホ利用と海外旅行保険はマストです。
WiFiレンタルでネット環境を整える
旅先で何か困ったことが起きた時、ネットが使えると安心感が違います。
道に迷って危険そうな場所に迷い込んでしまった時、スリに逢った時、体調を崩してしまった時、すぐに検索して助けを求められれば大きな被害にならないことも十分あり得ます。
普段なら落ち着いて判断できることも、焦っていると思わぬ方向にいってしまうものです。
旅慣れた人であれば現地のSIMカードを、そうでなければレンタルWiFiを準備しておくことをおすすめします。
レンタルWiFiは価格、品質、サポートなどを比較した結果わたしはグローバルWiFiをすすめることが多いのでぜひ参考にしてみてください。
キャンペーンページからお申し込みいただくと1,000円割引で申し込めます。
※4000円以上の申込みで割引対象
https://ohayotourism.com/bosnia-wifi/
海外旅行保険でいざという時に備える
実際にトラブルが起こってしまった時でも、海外旅行保険に入っていれば安心です。
万が一に備えて海外旅行保険には必ず入っておきましょう!
クレジットカードは、磁器不良で使えない場合や、盗難や紛失に備えて絶対に複数枚必要です。
さらに、複数枚持っているとそれぞれのカードに付帯している海外旅行保険の補償額が合算されるので、無料のクレジットカードは何枚あっても損がありません。
ゴールドカードの中でも海外旅行に強い航空会社系のクレジットカードは1枚持っておくと一生使える旅の相棒になってくれるでしょう。
当サイトでは
☑年会費15,000円程度
☑海外旅行保険自動付帯
☑VISAもマスターも選択可能
☑マイルも貯まる
航空系のクレジットカード
のいずれかをメインに、
わたしのイチオシカードである、年会費無料エポスカードを組み合わせて持つことをおすすめしています。
エポスカード(VISA)
まず、絶対に外せないのが年会費永年無料のエポスカード。
エポスカードというとファッションビルのマルイのイメージですが、実はこのカード海外旅行好きのあいだでは有名なカードです。
年会費が一切かからないにも関わらず、海外旅行保険が付帯。
他社の年会費無料クレジットカードと比較してみても、保険適用の条件も、補償額も、エポスカードが使いやすさ抜群なので、すべての旅行者の方におすすめです。
海外旅行保険は利用付帯。
利用付帯というと使いづらいイメージがあるかもしれませんが、エポスカードの保険は利用条件がゆるめで利用しやすいのでおすすめです。
ツアー料金や電車・バス・タクシーなど移動に関する支払いをエポスカードでおこなうだけで自動的に保険が付帯されます。
海外旅行保険の補償内容は以下の通り。
疾病治療 | 傷害治療 | 傷害死亡 |
---|---|---|
270万円 | 200万円 | 3,000万円 |
賠償責任 | 携行品損害 | 救援者費用 |
3,000万円 | 20万円 | 100万円 |
携行品損害の補償額20万円は少なめなので、高価な財布やアクセサリー、PCやiPhoneを持っていく場合は足りなくなる可能性があることは頭にいれておきましょう。クレジットカードを複数枚持って50万円以上は欲しいところです。
キャッシング枠ありで審査を通れば、海外キャッシングも問題なく使えますし、ブランドはVISAなので使えずに困ることもほぼありません。
もしまだ持っていないのであれば、今すぐ申し込みをお忘れなく。
航空系のクレジットカード
航空系カードをANAにするか、JALにするかは完全に好みで選んで問題ありません。
マイル目的で発行する場合のそれぞれのおすすめカードは以下の通り。
ANAカード(VISA・Mastercard®・JCB)
- 海外旅行保険自動付帯
- 好きなブランドを選べる
- ANAマイル貯まる
- 海外キャッシング対応
ブランド | 年会費 | マイル還元率 |
---|---|---|
JCB / VISA Mastercard® |
15,400円 | 1.0% |
もう1枚のおすすめは、マイルの貯まるANAカード。
「ANAの飛行機が好き、マイルを貯めていきたい、マイルを使っていつかビジネスクラスに乗ってみたい」という人にはANAのクレジットカードをおすすめします。
入会キャンペーンをやっていることが多いので、年会費の安い一般カードでも初年度は一気に5万マイル貯まることも…!!
とはいえ一般カードとゴールドカードでは搭乗時の獲得マイルや還元率に大きく違いが出るため、メインカードにするならゴールドカードのANAカード(ワイドゴールドカード)がイチオシです。
海外旅行保険は自動付帯。
カードを持っているだけで保険が適用になります。
海外旅行保険の補償内容は以下の通り。
疾病治療 | 傷害治療 | 傷害死亡 |
---|---|---|
150万円 | 150万円 | 最高5,000万円 |
賠償責任 | 携行品損害 | 救援者費用 |
2,000万円 | 50万円 | 100万円 |
これ1枚で補える部分も多いですが、ここに年会費無料のエポスカードを組み合わせて補償額をアップさせると安心感が増します。
エポスカードと同様に、キャッシング枠ありで審査を通れば、海外キャッシングも問題なく使えます。
JAL CLUB Aゴールド(VISA・Mastercard®・JCB)
- 海外旅行保険自動付帯
- 好きなブランドを選べる
- JALマイル貯まる
- 海外キャッシング対応
ブランド | 年会費 | マイル還元率 |
---|---|---|
JCB / VISA Mastercard® |
17,600円 | 1.0% |
JAL CLUB AゴールドはJALを含むワンワールドのマイルを貯めたいならイチオシのカード。
かつてのわたしのメインカードです。
JAL CLUB Aゴールドも入会後のJAL便初搭乗で5,000マイル、翌年以降も毎年最初の搭乗で2,000マイルがもらえます。
加えて、空港でカードラウンジの利用やJAL CLUB Aよりも手厚い海外旅行保険の補償額が魅力。
海外旅行保険は自動付帯。
海外旅行保険の補償内容は以下の通り。
疾病治療 | 傷害治療 | 傷害死亡 |
---|---|---|
300万円 | 300万円 | 5,000万円 |
賠償責任 | 携行品損害 | 救援者費用 |
1億円 | 50万円 | 400万円 |
ここに年会費無料のエポスカードの補償をプラスするとかなり安心感が増します。
JAL CLUB Aゴールドの年会費(17,600円)と比べるとその差はわずか1,650円。
- 通常年会費11,000円
- ショッピングマイルプレミアム年会費4,950円
- 合計15,950円
(JAL CLUB Aゴールドの場合はショッピングマイルプレミアムが自動付帯のため、同等のマイル還元率1%でマイルを貯められます)
年会費たった1,650円の差で海外旅行保険の補償額がグッと手厚くなるので、そこにメリットを感じるならJAL CLUB Aゴールドがおすすめです。
下記のボタンから公式サイトに飛んだら、「JAL CLUB Aゴールド」のタブをタップして申し込んでください。
ボスニアヘルツェゴビナの治安まとめ
内戦という暗いイメージのあったボスニアヘルツェゴビナですが、実際に訪れてみると、都市部の治安は良く、快適に滞在が出来ました。
もちろんスリやひったくりには注意しなければいけませんが、イタリアやパリなどと比較すると大したことないと思います。
わたしのおすすめを最後にまとめます。
バルカン半島を旅する方は、ぜひボスニアヘルツェゴビナも旅のルートに入れてみてくださいね♪
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