ドラマVIVANTの影響もあり、砂漠好きのわたしとしては、南ゴビへ行かないわけにはいかないと、夏のベストシーズンに女ふたり旅でモンゴル8泊9日の旅へ行ってきました。
南ゴビへは3泊4日、行きは飛行機、戻りは車で2,000キロ。あとの5日はウランバートルへ宿泊し、市内やテレルジを観光。とても楽しくて一生の思い出になる旅となりました。
まず最初に宿泊を決めていたのが、チンギスハーンホテル。国賓やセレブリティも滞在する有名なホテルで、北朝鮮の役人御用達というから気になっていました。
いちおうラグジュアリーホテルとしてオープンしたとは思うのですが、老朽化は進んでおり、今はシャングリラへ顧客をとられているのか料金はかなり手ごろ。
1泊15,000円~泊まれるので、悪くないと思います。
立地はウランバートルの東側で、中心地まで車で10分(渋滞しているとその何倍か…)かかりますが、周辺にはE-MARTや飲食店もありにぎわっていたので、特に不便は感じませんでした。
それではモンゴルを代表する「チンギスハーンホテルの」の宿泊レビューぜひご覧ください!
このページの目次(もくじ)
チンギスハーンホテル宿泊記
1995年開業。国賓や有名人なども宿泊する、ウランバートルを代表するホテル。
過去にはハリウッドスターなども宿泊した事のある由緒あるホテルで、ウランバートルのホテル選びでは外せない一軒とも言えます。
日本の皇室や小泉、安部元首相、朝青龍や白鳳もいますね。
ラグジュアリーホテルの位置づけではありますが、価格は手ごろ。ただし老朽化は進んでおり、快適とまでは言えません。
前述の通り、中心地へは車で10分程度かかりますが、ホテル周辺には市内最大級のE-Martがあるため、立地も問題なし。
モンゴルの歴史や伝統を感じるのにも一役買ってくれるホテルと言えるでしょう。
接客・サービス
日本語が話せるスタッフはいませんでしたが、特段問題なくスムーズなチェックイン。
際立って良いポイントも、悪いポイントもなく一般的なホテルのサービスが受けられると思います。
チンギスハーンホテル | |
---|---|
住所 | Tokyo St 10, BZD – 3 khoroo, Ulaanbaatar 13381 モンゴル地図 |
電話 | +97670000099 |
子連れおすすめ度 | |
HP | https://www.chinggis-hotel.com/ |
ルームカテゴリー
- スタンダードシングル(56平米)
- スタンダードツイン(56平米)
- 1ベッドルームスイート キング/ツイン(56平米)
- 2ベッドルームスイート キング/ツイン(85平米)
どの部屋も十分な広さがあり、窮屈な感じはしません。
料金
料金は1.5万円前後のことが多く、かなりリーズナブルだと思います。
ツインの部屋はここに限らず早めに埋まってしまうので、希望があれば早めの予約がおすすめです。
チンギスハーンホテルの客室
ベッドルーム
客室の広さ、インテリアから高級感を感じます。
全体的に古さの方が強調され、痛みが気になるところもありましたが、なんといってもこの料金なので文句は言いません。
バスルーム(トイレ・お風呂)
シャワールームも広々しており、バスタブもあります。
お湯の出が心配でしたが、すぐにお湯へ変わってホッとしました。
ただ、時間が経つと少し止まったり、ぬるくなったりと不安定で最後までお湯がでてくるのかビビりながらシャワーを浴びることに。
ウランバートルで泊まった他のホテルは、そういったことはなかったので、チンギスハーンホテルのシャワーは50点といったところでしょうか。
アメニティ
アメニティも一通りそろっています。1人分だけしか用意されていなかったので、電話をかけ、不足分を持ってきてもらいました。
カフェ・お菓子
冷蔵庫にはいろいろ入っていました。お水も2本ついていて助かりました。
チンギスハーンホテル レストラン・バー
チンギスハーンホテルには数か所レストランが入っていますが、朝食はBALLROOMで用意されていました。
朝食
朝食会場は韓国人で埋まっており、カップラーメンの持ち込みやキムチを持参しているグループもあってハチャメチャでした。
こんな有名ホテルで、匂いがきつい食品の持ち込みはほんと勘弁してよ~と思いながらビュッフェをいただきます。
モンゴルは全体的にソーセージ類が美味しかった。あまり食べたいと思えるものもなく、フルーツと野菜中心に軽めの朝食にしました。
チンギスハーンホテル 館内施設
館内施設は下記の通り。
- フィットネスジム
- プール
- 航空会社カウンター
- カフェ
飲食店や館内施設は充実しているとは言えませんが、Emart(韓国系巨大スーパー)が隣接しており、多くのレストランやショップが入っているので便利です。
フィットネスジム
信じられないほど大きなジムでびっくり。本格的なマシーンがたくさんありました。
プール
チンギスハーンホテル 近隣観光スポット
ウランバートルの主要観光スポットを地図にまとめてみました。中でも必見の有名スポットを一部抜粋して紹介します。
スフバートル広場|旧チンギス・ハーン広場(Сүхбаатарын талбай)
ウランバートルの心臓部とも呼ばれるスフバートル広場は、モンゴル国の歴史と文化を象徴する重要な場所です。
モンゴル人民革命の父であるダムディン・スフバートルの名にちなんで名付けられ、モンゴルの政治・行政の中枢として機能しました。
政府機関をはじめ、国立オペラ劇場や博物館、美術館も集まっています。
ドラマVIVANTのロケ地としても何度も登場したので見覚えがある人も多いかもしれません。
ホテルに戻って再度VIVANTを見て、「あ、ここだ!!」と盛り上がりました(笑)
おしゃれなカフェやレストラン、カシミヤで有名なGOBIカシミヤもスフバートル広場周辺なので、このあたりにホテルをとると便利です。
チンギスハーン国立博物館(Чингис хаан музей)
ウランバートルでどこか1ヵ所、美術館か博物館へ行くとしたら、全員が「チンギスハーン博物館」と口をそろえるほど、人気の博物館。
2022年にオープンしたばかりの9階建ての大きな博物館で、アジアを代表するミュージアムにも選出されるほど、美しい展示や建築は見ごたえたっぷり。
3階から9階まで、階があがるごとに時代が新しくなっていき、モンゴルの歴史や文化が一目でわかる造りになっていました。
博物館の名前から、チンギス・ハーンがメインの展示かと思っていたら、モンゴル帝国以前の匈奴や鮮卑、ウイグルなどかなり幅広い展示が見られとても面白かったです。
学生時代、世界史で学んだ「匈奴」(この言葉を聞いてからいったい何年の時が過ぎたことでしょうか…)あの頃ここへ来れていたらもっと様々なことがぴんと来ていただろうなぁ…。
各時代の民族衣装、貴重な絵画、武器から装身具まで興味深いものがたくさんあり、じっくり見ているとあっという間に数時間経ってしまいます。
ひとつ残念なのが、基本的にモンゴル語の表記しかないこと。QRコードを読み込めば英語の説明が読めるのですが、ネット環境も日本と同等とは言えないためややストレスがかかります。
できれば、日本語ガイドをつけて、じっくり見学したかった!
テレルジ国立公園
ウランバートルから車で1.5時間。手つかずの自然が残るテレルジ国立公園では、乗馬、カヤック、釣り、トレッキングなど、わたしたちが想像するモンゴルのアクティビティを全て体験することができます。
わたしたちは時間の関係で、日帰りでしたが、テレルジに泊まってゲルを体験することもできるし、遊牧民の食文化や暮らしを知ることもできます。
アイラグ(馬乳酒)やお手製のアーロールが出てきたのもここだけだったので、行って良かった!
その他の観光情報は「ウランバートル人気観光地とVIVANTのロケ地|地図付きモデルコース!」で詳しく紹介しています。
チンギスハーンホテル行き方・アクセス
- チンギスハーン国際空港から車で約1時間(約50㎞)
空港から車で約1時間。渋滞にはまると、2時間、3時間いなってしまうというので恐ろしいです。
私たちは、空港から20時くらいにタクシーに乗り、1.5時間ほどでホテルへ到着しました。有名なホテルなので、白タクでも伝わるし、便利がよかったです。
空港からのアクセス方法は「チンギスハーン国際空港⇔ウランバートル市内移動手段別アクセス方法」で詳しく解説しています。
チンギスハーンホテルの総評・感想
ウランバートルで初日、2日目と連泊したのでゆっくりできました。
ホテル周辺は夜遅くまで子供や若い子たちが歩いており、安全面の心配もなくかなり快適でした。
水回りの快適性や、古いホテルが苦手な方にはおすすめできませんが、モンゴルの歴史を感じるには価格も手ごろでおすすめです。
あまりこのあたりの宿泊レポートは多くないので、旅の参考になると嬉しいです。それでは良い旅を!
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