20年間英語コンプレックスだった私がDMM英会話を始めた理由

生まれて初めて本気で英語学習にハマり、今年に入って2週間毎日2～3時間英語の勉強を開始。

もちろん大変だし、毎日自分のできなさに打ちのめされているのですが、とても楽しい！！

わたしの長年の夢だった「英語をスムーズに話すこと」が手の届くところまできているような気がして嬉しくてたまりません。

ずっとこんな日が来るといいなと20年願い続けてやっと夢が叶いました（大げさ）。

もう一生わたしは英語ができないままなんだろうな…と半分あきらめていたので、タイミングってあるのだなぁと感慨深いです。

まだまだ学習を開始して間もないのですが、自分の記録としても書き残しておきたくなったので、ブログで公開することにしました。日記程度の感じで読んでいただけると嬉しいです！

長年私につきまとった英語コンプレックス

英語が得意だった幼少期～中学校

わたしは国際結婚をしている上、海外旅行が大好きなので英語が得意だと勘違いされるのですが実態は全くそんなことはありません。

さすがに全然できないというと語弊がありますが、わたしは長年英会話がかなり不得意だったし、今も不得意だという認識で生きています。

幼いころから運動がからきしダメで、勉強の方が好きだったのと、母が自宅で小さな英語教室をやっていたので中学生までは得意科目は英語。

田舎の学校だったこともあり、英語の成績は3年間ずっと学年トップでした。（1980年代に幼少期から英語をやっていたので当たり前といえば当たり前。）

英語コンプレックス時代突入

しかし、高校入学と同時に勉強しなくなり、英語は下降の一途をたどります。

受験勉強はしたものの、センター試験の英語はなんと120点。

センター英語がよくわからない方のために志望校別の目標点の目安を一部紹介すると…

旧帝大・早慶・・・180点
MARCH・・・160点
地方国公立・・・150点以上

わたしの第一志望は慶応大学でしたが、結局立教（ここでいうMARCH）へ進学しました。

120点というのは全国平均にすら満たない点数です。高校は進学校で英語が得意な子が多かったので、下から数えて何番目…というくらいのレベル。

昔は本当に記憶力がよかったので、記憶力だけでなんとか受験勉強をパスしましたが、英語ができないから、志望校に受からなかった。というコンプレックスがずっとついてまわりました（今もまだ残ってます）。

わからない単語があると前後の文脈から想像して読解するということが身につかず、長文が全然読めなかったし、聞き取れないし話せない。

英語が話せない日本人

そしてまた多くの日本人が陥るのと同じ罠にハマりました。

「間違ったら恥ずかしいから話さない！！」

そんなわけで、海外へ行っても「Where is 〇〇？」「How much is this？」「Do you have 〇〇？」くらいのボキャブラリーで何年も乗り切り、英語の得意な友達に任せたりして一切の進歩もないまま10年以上が過ぎました。

そして30代になると、色々と縁があって外国人の友人ができたり、夫と出会ったりでカジュアルな会話なら少しできるようになり、自分としては劇的な変化がありました。

旅先でコミュニケーションできることも増え、より海外旅行を楽しめるようになったのもこの頃。

それでも字幕なしの英語は何を言っているのか全くわからないし、英語圏（アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなど）でのコミュニケーションは全然できない。

TOEIC初受験

この頃TOEICを試しに受けてみました。確か530点前後だったと思います。

これは大学生、社会人の平均以下。少し話せるようになってもこのレベルなんだ…。とがっかりして、特別な英語学習もしないまま現在にいたります。

語学が得意な夫はいつの間にかビジネスレベルの日本語を身に着け、家で英語を話すこともほとんどなくなりました。

英語学習が必要だと思えた出来事

日本に住んでいると英語が話せなくても何も困ることはありません。

海外へ行っても、簡単な会話ができればなんとかなるので、結局のところ必要に迫られていなかったのだと思います。

しかし、2021年12月にオマーンへ行ったことでスイッチが入りました。

オマーン出張で必要に迫られる

今回の出張はもともと友人のさおりさんと一緒の予定でした。しかし色々と状況が悪く、直前にひとりで行くことに。

2週間の海外出張は初めてではありませんでしたが、前回はフランスとイタリアだったので様子が全く違いました。

フランスやイタリアの美術館へ行けばたいてい日本語のオーディオガイドやパンフレットが置いてあるし、お金さえ出せば日本語ガイドが簡単に見つかります。

ブログを書くためにインプットするにも、日本語で書かれたWEBサイトやブログ、ガイドブックなど、情報は溢れていました。

オマーンはどうでしょう。全然日本語の情報がないんです。日本語のオーディオガイドは１度しか見かけませんでした。

そして、欧米では誰もわたしに話しかけてこないので、カフェやレストランで1日数分会話する程度。しかしオマーンは違います。

毎日行く先々で声をかけられ、ドライバーやガイドとも何時間も話しました。

博物館や美術館で説明書きを読んでも正確な意味を理解できない。ガイドの説明を聞き取るのに10分、15分しか集中力が持たない。

あれだけ説明してもらったのに…。

ひとり旅なので、沢山の旅行者と話をする機会にも恵まれました。

わたしがかつて持っていた悩み（女性のキャリアや結婚）をシェアしてくれたインド人女性や日本が大好きで20回以上も来日したという香港人女性、彼女たちと一緒に過ごす中で言いたいことが伝えられないもどかしさが爆発。

現地での会議も然り。自分の英語力がないせいで…。

オマーンで勇気づけられる

しかし、自分の英語力に絶望するわたしにオマーン人や旅行者たちは優しい声を沢山かけてくれました。

「マリ、あなたの英語は全然問題ないよ。わたしたちはコミュニケーションをとれているし、勉強すればもっとうまくなるし、大丈夫だよ！！」

2週間毎日こんな状況だったので、下手なりにずっと話し続け、わたしの英語力は2週間でかなり向上しました。

ボキャブラリーは増えていないのだけど、スムーズに話せるという感じ。

「今度みんなと会う時には思っていることをもっと言葉にしたい！」

これまで旅の出会いは一期一会で、また次にどこかで会えるだろうということはあまり考えていませんでした。

悲しいけれど、実際99％再会することがなかったからです。

しかし、今年わたしはオマーンのガイドブックを出したいと思っているし、仕事面でもステップアップする1年にしたいと考えていました。

バーレーンやクウェート、UAEに住むあの子とあの子にも会いに行きたい。コロナ禍での出会いだからこそ、なんとなくいつもより親密な雰囲気があったんです。

そして、帰国後の隔離2週間が絶好のチャンスとなります。どこへも行けないし時間が山のようにある。

DMM英会話のレッスン開始

善は急げと友人の中で最も英語の得意なのりこにすぐ連絡。

CamblyとDMM英会話がいいよ、とすすめてもらったのですぐに体験レッスンを受講しました。

そしてそのまますぐに契約して今に至ります。

非ネイティブとネイティブのクラスでは料金が3倍違うので、まずは継続できるか様子見のため安いコースを選択しました。

夫に相談したところ、今のわたしレベルなら非ネイティブで十分だとアドバイスもしてくれたので。

非ネイティブ講師との会話が楽しい

いつかはアメリカ人やイギリス人の先生の授業を受けてみようと思っていますが、今は非ネイティブたちとの授業が本当に楽しい！

わたしは1日2レッスンのコースを契約したので1レッスンたった174円です。

授業は25分だから、2クラスとっても348円。時給300円～400円で働ける先生はどんな国の出身だと思いますか？

過去にわたしが選んだのはフィリピン（圧倒的に先生の数が多い。たぶん8割以上）、インドネシア、セルビア、アルバニア、ガーナ、モロッコ、トルコ、イエメンです！！

まさかイエメン人と話せるなんて思いもしなかったし、わたしがまだ行ったことのない国の人たちと話すのがとても新鮮で楽しい。

そもそも完璧な英語を身に着けるのが目的ではなく、世界中の人たちとコミュニケーションをとるのが目的なので、はじめの一歩としては上出来ではないでしょうか。

DMM英会話以外の学習

先生と毎日2クラスの授業を受ける以外に、発音矯正の人気アプリELSA（有料課金済）をお風呂タイムに、DMMのデイリーニュースの音読2記事を習慣にすることにしました。

英語発音を確実に改善するアプリ-ELSA Speak

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毎日忙しさも違うし、どれくらいの時間モチベーションが保てるのか想像もできないけれど、1年後スムーズに英語を話している自分をイメージして今はとてもワクワクしています。

夫にも協力してもらい、家でもできるだけ英語を使うようにしているので、娘にも何かいい影響が与えられるといいなぁ。

もし挫折したとしてもまたここで報告したいと思います。何が挫折や継続の要因になったのか、何が一番英語力の改善に役立ったか、定期的に記事の更新ができるといいな。

英語が話せるようになると世界が広がる

月並みすぎて言葉にするのも憚られますが、英語学習をするだけで世界がパーッと広がりました。

行ってみたい国や知りたいことも増えたし、世界中に知り合いや友人ができます。

今は気軽に海外へ行けないけれど、海外の先生や友人とコミュニケーションをとるだけで海外へ行った時のようにワクワクします。

もしわたしと同じように長年英語コンプレックスで悩んでいるならぜひ一緒に英語学習スタートしましょう♪