みなさんは旅行に出かけるとき、どのように航空券を予約していますか?
普通はあらかじめ日程が決まっているので当然往復のチケットを予約されると思います。
しかし、旅好きの中には数か月かけて世界をゆっくり周るなんて人も少なくありません。
- できることなら片道切符で旅をしたい
- 気の向くままに旅をして帰りたくなったらその場から帰国の手配を
今回はそんな自由気ままな旅をしたい方のためにダミーチケットの作り方とその注意点について紹介していきたいと思います。
このページの目次(もくじ)
ビザなしでの入国は往復または他国への出国チケットが必要です
そもそも海外旅行に行くときは往復のチケットで出入国しますよね。
次の予定が決まらず、どうしようか迷ってるけどとりあえず入国したいという場合、「片道チケット」で出国、入国はできるのかという疑問にお答えしていきます。
今回は「タイ」を例にとって具体的にご説明します。
タイの観光ビザの条件について
<パスポートについて>
タイ入国後30日(29泊30日)以内の観光目的の滞在の場合(往復の航空券又は他国へ出国する航空券等を所持している事が条件)、日本国籍であればビザなしで入国することができますが、国際規定によりパスポートの残存期間は6ヵ月以上と定められています。
30日以上の滞在を予定されている方、あるいは観光目的以外で入国される方は事前にタイ王国大使館・領事館においてビザを取得して下さい。
各航空会社によりパスポート残存期間の規定が異なるため、ご利用になる航空会社にお問い合わせ下さい。
要約すると、「帰りのチケットか他国への出国チケットがないと、入国できません」ということ。
実際にタイのイミグレーションで「出国チケットを見せてください」と聞かれたことはありませんが、出国チケットが必要であるというのはわかっていただけたと思います。
行きたい国の観光ビザについて知りたい方は「国名+観光ビザ」で検索してみてください。
わたしの友人が日本からタイに出国する際、実際にチケットカウンターで帰国チケットの提示を求められたことがあります。
航空会社は仮に搭乗客がタイの入国審査で入国拒否をされた場合、航空会社がわたしを日本まで連れて帰る義務が発生します。
友人はタイから東南アジアを周遊するつもりだったので、ダミーを含めた帰国チケットを一切持っていませんでした。
その場で「入国拒否をされても航空会社に責任はなく、自分で第3国への航空チケットを手配します」といった念書にサインをさせられたのだとか・・・。怖い。
陸路で国境を超える場合は基本的に帰りのチケットを見せてといわれることはありませんが、島国の日本では陸路での国境越えがないため、帰国チケットがないと出国できないということですね。
ダミーチケットとは
ダミーチケットとは別名リターンチケットとも呼ばれ、帰国の予定が立てられない人が、出入国のイミグレーションを通過するためにつくる、いわば仮の帰国チケットになります。
ダミーチケットで入国した後、必ずしもそのチケットを使う必要はありませんが、不法滞在はもってのほか!
ダミーチケットの作り方
ここでは実際に友人がダミーチケットを作った方法を画像とともに説明していきます。
おおまかな手順は以下の3段階となります。
- チケット購入
- 出国
- 到着後キャンセル
まずANAのホームページに飛びます。
初期の画面は国内線の予約画面になっているので「国際線航空券」をクリックします。
今回は帰国便のみを予約したいので片道を選択後、これから向かう国を「出発地」に選択し、「到着地」を日本にします。
次に座席クラスを選択する画面に移ります。
ここで1番大事なのは「払い戻し」という項目に「手数料なし」と記載があるクラスを選ぶことです。
「手数料あり」のクラスを選んでしまうと、キャンセルした際に手数料がかかってしまいます( ;∀;)「手数料なし」のクラスを選んだら「次へ」を押してください。
次にお客様情報を入力していきます。ここは往路と同じように記載が必要な欄を入力してください。
次にオプションや座席を入力するページに移りますが、特に必要ないので「次へ」を押しましょう。
最後に支払いの項目に移ります。
わたしは通常クレジットカードで支払いをしています。ここも往路と同じように入力して購入しましょう。
こうして購入が完了しますと入力したメールアドレスにEチケットが添付されたメールが届きます。添付されたEチケットをチケットカウンターで提示できるよう保存、または印刷しておきましょう。これで準備は完了です。
ちなみにこれは友人が実際に使ったeチケットです。クアラルンプールから羽田への帰国チケットをダミーでつくることでマレーシアへの片道航空券での入国することができました。
忘れてはいけないのは渡航先に着いた後、購入したダミーチケットをキャンセルすることです。
当然ですが、予定された搭乗日までにキャンセルしないと購入したチケットはキャンセルできなくなります。
また出国までにキャンセルしてしまうと、ダミーチケットを見せた際、キャンセルしていることがわかってしまうため、渡航後にキャンセルしましょう。
キャンセルについては先ほどのANAのホームページから「予約確認」を行い、払い戻しを行えば全額返金されます。
ダミーチケットと作成する上での注意点
ここまでダミーチケットについて説明してきましたが作成するうえでいくつか注意点があります。
- 搭乗日までにキャンセルを忘れてしまうと払い戻しができない
- 支払った日から払い戻しが行われるまで2か月ほどかかる
- キャンセルした後、本当に乗って帰るチケットをもう一度予約しなくてはいけない
本来は事前に往復のチケットを手配したうえで計画的に旅行するべきですし、わたしのような弾丸トラベラーにはあまり関係のないことかもしれません。
でもいつ世界一周に行く日がくるかなんてわからないし!!
そんないつか来る日?のためにあくまでも裏技として覚えておこうと思います!
ダミーチケットまとめ
今回は旅行における裏技の一つとしてダミーチケットについてご紹介しました。
旅にトラブルはつきものですが、「出国前から飛行機に乗せてもらえない」といったトラブルは絶対に避けたいですね!
事前に計画を立てて旅行を楽しむのがベストですが、どうしても必要な場合にはこんな方法もあるということです。
ダミーチケットは航空会社に迷惑もかけますし、万が一キャンセルし忘れたらとんでもない損害です・・・。
できるだけ裏技を使わず済むよう頑張りましょう(笑)不法滞在はもっとダメだから気をつけてね!!
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