同い年の子供がいる友人親子と一緒に岩手旅行へ行ってきました。
暑そうな場所を避けて東北を選んだのですがまぁ岩手も暑かった!!
2日目は岩手に行くと決めてから一番楽しみにしていた龍泉洞がメインの1日。
35度から一気に10度の世界へ飛び込み冷えっ冷えで最高に気持ち良かったです♡
そして特に期待していなかった浄土ヶ浜のサッパ船が最強に楽しかったwwww
ずぅーっとみんなでワーキャー言いながら叫んで旅の思い出ができました。
このページの目次(もくじ)
子連れ岩手3泊4日旅行記(2日目)
旅のメンバー
- わたし(30代女性)
- あもちゃん(4歳娘)
- 友人(30代女性)
- 友人娘Nちゃん(5歳女の子)
休暇村陸中宮古で朝食
朝目が覚めると布団も子供たちもぐっちゃぐちゃ(笑)どうしたらこんなことになるのかというくらい順番も入れ替わっていた。
簡単に身支度をすませ、水着を乾燥機だけかけてから、朝食へ向かう。
朝ごはんはさすがに夜と違ってグッと品数も減っていたし、それほど心惹かれるものもなかったのでシンプルな和食に。
レビューを読んでみると、朝食は絶賛している人が多いのでわたしが最近の異常な食事でマヒしてしまっているだけかも。
いや、そんなことないハズ…。
特に瓶ドンがビュッフェで食べられるところが好評の理由らしい。
魚介類は普段から美味しいものをよく食べているので思ったほどの感動はなかったけど、確かに海藻類はかなり美味しかった。
あかもく、めかぶ、わかめは普段好んで食べるものではないのに、どんどんご飯が進んでしまう。これは大当たり。
あもちゃんはいつもの洋食。
子供たちはビュッフェ大好きだし、好き嫌い多いなら何かしら食べるもののあるビュッフェは助かる。
だけど、わたしはやっぱり出来立て美味しいセットメニューがいいな。
食事の後は子供たちをキッズスペースに残し急いで部屋の片づけと荷造り。
女の子ふたりはかなり聞き分けが良くて、きちんと約束を守ってくれるので今回の旅は本当に楽だった。
洗濯物をピックアップし、チェックアウト。スタッフもみなとても親切で、サービスはすごく良かった。
食事も期待しすぎなければ値段相応だと思います。今回は観光を優先したけど、国立公園をもっと楽しめればよかったな。
浄土ヶ浜(サッパ船/青の洞窟)
昨日来た道を戻り、再度浄土ヶ浜へ。
今日の午前中のイベントはサッパ船で行くクルージング(1人1,500円)。
サッパ船って何?と思っていたら漁師が使うような手漕ぎ船のことをそう呼ぶらしい。
青の洞窟はできるだけ早い時間の方がきれいに見えるという言葉を信じて出直したのに、あたりは霧がかかったようなもやもやで視界が悪い。
どうしたのかと思っていたら、これが東北夏の風物詩、「やませ」であった。
こんな天気でも青の洞窟は見えるというのでとりあえず一安心。
ヘルメットとライフジャケットを装備し、ウミネコのエサとなるかっぱえびせんを人数分支給してもらったらさぁ出発だ。
しかし出発しても全く気が抜けない。
えびせんの袋を見た瞬間から数多のウミネコがビッチリわたしたちをマーク。これには子供達おおはしゃぎ。
船頭のおじさんが、軽妙な語り口で浄土ヶ浜についてガイドしてくれるので、わたしはそれをじっくり聞きたいのだけどウミネコのせいでそれどころではない。
ヘルメットにウミネコが止まったらシャッターチャンスだというけど、頻繁に止まるので全く落ち着かないし、かっぱえびせんを食べた瞬間に糞をするというので糞が怖くて集中できないwww
全然こんなアクティビティだと思っていなかったので、おしゃれブラウスを着てきてしまったことを後悔。
古いジャージやパーカー持ってくべきだった。持ち物注意!
少なくともリュックはロッカー(無料)に預けてきて正解だ。
子供達はウミネコにエサを盗られないか、わたしはブラウスに糞をされないか緊張しながら、浄土ヶ浜周辺を周る。
白い岩は石英粗面岩という火成岩。海食や風化によって削られ現在の形になったという。
鋭くとがった岩場は剣の山。
最後にハイライト、青の洞窟。本当の名前は八戸穴といい、青森の八戸まで続いているという伝説から名づけられたのだとか。
実際はたった8mしかないため、入り口付近でこの素晴らしい青の世界を楽しむことにしよう。
小さな小さな小舟なのに、左右で海水の色が全く違って見える。
季節や気温、時間帯によっても毎日変化があるのでいつ来ても違う顔が楽しめますよとガイドさん。
貝やウニ、ここでも様々な海の生き物たちを見ることができた。小学生の頃来ていたら、社会や理科の授業がもっと楽しくなっただろうな。
地理も、生物も苦手だったのよ~。
20分の短いクルーズも終わりだけど、まだふたりはエサがやり足りないよう。いいよ、いいよ、1袋50円と死ぬほど良心的だしいくらでも買ってあげるよ。
ということでさらに15分ほどこのあたりでエサやりを楽しんだ。
さて、午後のお楽しみ龍泉洞へ向かう前に腹ごしらえだ。
宮古よし寿司でランチ
宮古で外食できるのはこのランチ1回のみ。休暇村でやや消化不良なのでレビューと散々にらめっこして、一番評価が良さそうだったよし寿司にした。
魚菜市場もすごく気になったのでチャンスがあれば次回行ってみたい。魚屋がかなり減って生協がメインになっているというのも今回パスした理由のひとつ。
わたしは一番の好物が寿司で、焼き肉やすき焼きは年に1回で十分だけど、寿司なら週3でもイケます。というくらい寿司大好きマン。
地元民からも旨い寿司を食べたいなら「よし寿司」と言われるほど人気店(岩手県内全ての寿司で検索しても食べログ3位)と聞いて期待大。
ただ、その分まわっていないお寿司は幼児と行くのはちょっと心配だった。
結果、値段はかなりリーズナブルだし、とてもキッズフレンドリーでみなさん優しいしで最高だった。
2,550円で椀物、デザートまでついていれば上々。
ただ、普段東京でよく行く寿司屋と比べて感動するかと言われるとそこまでではない。
ウニはとても上等に感じたけど、これは特上にするべきだったなと大反省…。
デザートのトウモロコシとレアチーズはほんのり優しい甘みでとても美味しかった。
県内3位だと思うと(前は1位だったらしいし)、期待が大きすぎるけど、2,500円でこれが食べられるとなるともちろん通いたい。
特上でも3,600円だからかなりお手頃だよね…!!
友人は三陸海鮮ミニ丼にぎりセット。
小食の友人、海鮮丼だけでお腹いっぱいということで、握り寿司をまるまるくれるという。やったー!!
あもちゃんもとても喜んでいたのでここを選んでよかったと思う。ちょこちょこ声をかけてもらってとてもありがたかった。
魚を食べない、Nちゃんはこの納豆巻きwwwすごい量だったので半分持ち帰りにしてくれた。
早めに美味しくいただきました。ごちそうさまでしたm(__)m
それでは1時間弱車を走らせ龍泉洞へ向かう。
もやが晴れ、素晴らしい天気に!
龍泉洞
日本三大鍾乳洞の1つ龍泉洞は岩手県屈指の観光地。国指定天然記念物だというのも納得の素晴らしさ。
日本三大鍾乳洞
- 岩手 龍泉洞
- 山口 秋芳洞
- 高知 龍河洞
入り口付近にはレストハウスやコインロッカー、池などがあり散策が楽しめるようになっていた。
7月下旬だというのに紫陽花が綺麗に咲いていて少し涼やかな気分に。
観覧料は大人1,100円、幼児無料。チケットを買って入場する。
入り口は遠隔でチケットと検温を行うスタイルでコロナ対策は万全だった。
龍泉洞最大の見どころはドラゴンブルーに輝く地底湖。
鍾乳洞内は公式パンフレットを参考にしてほしい。地底湖は全部で3ヵ所あり、だいたい30分ちょっと戻って来られる。
鍾乳洞に入った瞬間一気に15度まで気温が下がる。年中10度前後に保たれているので、夏は涼しく、冬は暖かく感じるらしい。
全長は5,000メートルにも及び、観光コースとしてはそのほんの一部、700メートルが公開されている。
入り口はライトアップされていたので、不安だったがこの後は過剰な演出はほぼなく神秘的な雰囲気が保たれていた。
写真は百閒廊下。龍が通った道とも呼ばれる。
途中迷うはずのない道で迷い、一瞬焦ったが無事地底湖へ到着。
最大水深98メートルという言葉も手伝って身震いし、足がすくむほどの美しさだった。
このまま吸い込まれて落ちていくのではないという恐ろしさ。
写真では伝えられない凄み。実際に自分の目で見てぜひあの感覚を体験してほしい。
グーニーズみたいな写真が撮れた。小さな小さな大冒険。
第三地底湖から先は274段の急な階段があるため、幼児連れのわたしたちはやめておいた。
それ以外は4歳、5歳児連れで問題なく周れたので、暗闇が苦手でなければ体力的に問題はないと思う。
出口にはワインセラー。岩泉町のやまぶどうを使ったワインが山ほど貯蔵されていた。
冬はコウモリがぶら下がっている様子も見られるようだが、日中の見学だったので目にすることはなかった。
避暑としても最高だったし、自然の美しさと恐ろしさを堪能できたので来て良かった。
レストハウスに戻ってきたら、友人が大量の鯉のエサを持って帰って来た。
鯉のエサやりが大好きな娘のためエサを探していたら普通にくれたらしい(笑)
買ったら500円くらいしそうな量で、子供達は大喜び。
仲良く。というわけにはいかず、ちょっと小競り合いをしながら分け合ってエサやりを楽しんだ。
立派な錦鯉がいたので盗まれないか心配。
今日のソフトクリームタイム。変な食べ方をするので毎回ベトベトに。
食べ終わった後はレストハウス前の清水川へ降りてみた。
まぁなんと美しく涼やかな場所だろう。苔の緑もなんとも言えない。人も全然いないし、最高。
釣りもできそうだったが、時間もないので少しだけ川遊びして帰ることに。
ここでNちゃんが足を捻ってしまい泣きべそ。昨日はあもちゃんがすり傷だし、水辺は危険がいっぱい。
どちらかが泣いていると、どちらかは急にしっかりして介抱するから、わりと早く泣き止んでくれて助かった。
大事なく、機嫌もなおったので盛岡市内へ戻ろう。ホテルは昼前にリッチモンドを予約。行き当たりばったりだけど、まずまず計画通り。
途中トイレ休憩に寄った道の駅「三田貝分校」でブルーベリーを購入。
この道の駅、もともと小学校の分校だったらしく、食堂は給食室、売店は購買部と名付けられ、学校を思い起こさせるノスタルジックなつくりになっている。
盛岡市内観光
1時間のドライブで子供たちはお昼寝タイム。盛岡市内へ戻って来たので、少しだけ自由時間をもらって散策してきた。
東京駅や日銀を手掛けた辰野金吾設計の岩手銀行赤レンガ館。重要文化財に登録されている建物だ。
2012年まで営業しており、3年半の修復を経て再公開された。
内部見学は16時半まで。残念ながら営業時間に間に合わなかった。
あたりを少し散策し、あもちゃんも起きたので近くにある三大麺で有名なじゃじゃ麺を食べに行くことに。
じゃじゃ麺白龍で夕食
じゃじゃ麺といえば!もちろん超がつく有名店の白龍。
駅で食べてもよかったのだけどせっかくなので本店で。と思ったのが失敗だった。
近くにうまく駐車場が見つけられず、寝起きで機嫌があまり良くないところに歩かせないといけない。
そして無事着いたはいいが、幼児連れ4人で行くには席があまりにも狭い。そしてよく言えば味があり、悪く言えば清潔感のない店内。
大人ふたりでサクっと入るならそこまで気にならないけど、子連れには全くおすすめできない。
ジッとしていられない子供たち。他の客にも迷惑なので注文してから少し外に出ることにした。
店の前で猫を追いかけていると、蕎麦屋のおじさんが遊び相手をしてくれて助かった。
軒先で育てているゴーヤ、欲しかったらいつでもおいで~。ととても優しく声をかけてくれたので子供たちもご機嫌に。
注文はとりあえず餃子を一皿(460円)とじゃじゃ麺小(510円)を2人前。
う~ん…全く美味しさがわからない。旨味のない味噌と柔らかい麺。餃子も旨味、甘みが感じられない。
どちらかというと東北の食事はあまり好みでないのだけど(西日本の食べ物に比べてしょっぱい)、そういうのともまた違った感じ。
ラー油、お酢、にんにくを足して好みの味を作るというけれど、結局良い感じの味になることなく完食。
最後に、生卵を割ってスープを継ぎ足して食べる名物「ちいたんたん(50円)」も試してみたけれどこちらも物足りない。もちろん塩は入れた。
子供たちはほぼ手をつけず、好きなはずの餃子もお代わりはいらないと言ってとても残念な夕食だった。
何がいけなかったのか帰宅後いろいろ調べてみたけど、やっぱりよくわからず。
味変がうまくいかなかったっぽいので次回リベンジの機会があればじゃじゃ麺ファンの人とご一緒しようと思う。
わたしたちの口には合わなかったけれど食べログTOP5000、岩手県内でもTOP10に入ってくるような名店なのでぜひ自分の舌で体験してみてください。
食事がいまいちで再度グズグズしだしたあもちゃんのご機嫌取りのため100円ショップでシールを買うことになり、食後の散歩。
このあたりが盛岡の商店街なのかな~という感じで楽しかった。歩いている間にすっかり機嫌もなおり今宵のホテルリッチモンドへ。
リッチモンドホテル盛岡駅前
ホテルは駅前(レンタカーの目の前)で、コンビニが併設していて超便利。
リッチモンドはここのところずっと業界トップを走り続けていることもあり、ハードだけでなく、ソフト面もとても良かった。
ふたりがシール遊びに夢中になっている間にわたしは洗濯。
部屋のテレビでいつでもコインランドリーの状況がわかるので超便利。洗濯中に子供に内緒でお口直しのバニラアイス。
安比高原のアイスなので美味しくないわけがない。コンビニ併設ホテル最高。
ホテルについての詳しいレポートは「子連れリッチモンドホテル盛岡駅前宿泊記」でどうぞ。
素泊まりなのでたいした内容は書いてないけど、立地抜群できれいなので子連れにもおすすめ。
子供たちはふたりで1時間もお風呂を楽しみ、遊び疲れて眠りについた。
子連れ岩手3泊4日旅行記(2日目)まとめ
岩手2日目もよく遊び、よく食べた~!!!
サッパ船と龍泉洞、子供たちとても喜んで笑顔爆発!
やっぱり子供は高級ホテルより断然自然だよね。を再確認(わかってはいる)。
なかなか普通の国内旅行だけでは仕事にならないので、子供に向かない場所に出かけることもありますが、こうやって子供が喜ぶとこにもちょこちょこ行きたいなぁと改めて思った2日目。
3日目も楽しかったよー。次回に続きます。
旅が好きすぎて毎月海外旅行!
お金がなくてもマイルを貯めれば
無料で海外旅行に行けちゃいます
なんと!!マイルを使って
家族で世界一周を実現しました♪
一緒にマイルを貯めて家族旅行!
気になる方は今すぐチェック☆