みなさん世界遺産は好きですか?わたしは大好き(・∀・)!!
世界遺産ハンターではありませんが、認定されている場所はやはり見ごたえがありますね。
2021年には新たに「北海道・北東北の縄文遺跡群」、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」が登録され全25件となりました。
わたしが今まで行ったことがあるのは19件です。
中でも断トツで好きなのが屋久島。勉強不足もあり自然遺産の方が楽しめました。
その他原爆ドーム、厳島神社、沖縄の琉球グスクは何度か訪れているので印象深いです。
- 法隆寺地域の仏教建造物(1993年)
- 姫路城(1993年)
- 古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)(1994年)
- 白川郷・五箇山の合掌造り集落(1995年)
- 原爆ドーム(1996年)
- 厳島神社(1996年)
- 古都奈良の文化財(1998年)
- 日光の社寺(1999年)
- 琉球王国のグスク及び関連遺産群(2000年)
- 紀伊山地の霊場と参詣道(2004年)
- 石見銀山遺跡とその文化的景観(2007年)
- 平泉‐仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群(2011年)
- 富士山‐信仰の対象と芸術の源泉(2013年)
- 富岡製糸場と絹産業遺産群(2014年)
- 明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業(2015年)
- ル・コルビュジエの建築作品‐近代建築運動への顕著な貢献‐(2016年)
- 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群(2017年)
- 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産(2018年)
- 百舌鳥・古市古墳群‐古代日本の墳墓群‐(2019年)
- 北海道・北東北の縄文遺跡群(2021年)
- 屋久島(1993年)
- 白神山地(1993年)
- 知床(2005年)
- 小笠原諸島(2011年)
- 奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島(2021年)
今回の記事では日本の25件の世界遺産についてご紹介していきます♪
わたし自身、この記事を参考にあらためて日本の世界遺産を周ってみたいと思いました。ぜひ一緒に楽しんでみてください♡
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このページの目次(もくじ)
- 法隆寺地域の仏教建造物《日本世界遺産》
- 姫路城《日本世界遺産》
- 古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)《日本世界遺産》
- 白川郷・五箇山の合掌造り集落《日本世界遺産》
- 原爆ドーム《日本世界遺産》
- 厳島神社《日本世界遺産》
- 古都奈良の文化財《日本世界遺産》
- 日光の社寺《日本世界遺産》
- 琉球王国のグスク及び関連遺産群《日本世界遺産》
- 紀伊山地の霊場と参詣道《日本世界遺産》
- 石見銀山遺跡とその文化的景観《日本世界遺産》
- 平泉‐仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群《日本世界遺産》
- 富士山‐信仰の対象と芸術の源泉《日本世界遺産》
- 富岡製糸場と絹産業遺産群《日本世界遺産》
- 明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業《日本世界遺産》
- ル・コルビュジエの建築作品‐近代建築運動への顕著な貢献‐《日本世界遺産》
- 「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群《日本世界遺産》
- 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産《日本世界遺産》
- 百舌鳥・古市古墳群‐古代日本の墳墓群‐《日本世界遺産》
- 北海道・北東北の縄文遺跡群
- 屋久島《日本世界遺産》
- 白神山地《日本世界遺産》
- 知床《日本世界遺産》
- 小笠原諸島《日本世界遺産》
- 奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島《日本世界遺産》
- 日本世界遺産まとめ
法隆寺地域の仏教建造物《日本世界遺産》
法隆寺地域の仏教建造物 基本情報
奈良の斑鳩の里に建つ法隆寺。
正岡子規の俳句「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」が詠まれたのもここです。
世界遺産『法隆寺地域の仏教建造物』は、法隆寺に属する47棟と約1.5キロ北東にある法起寺の三重塔1棟で構成されています。
教科書で知っているつもりでも、実際に足を運んでじっくり見ると改めてその価値に気づかされます。
法隆寺地域の仏教建造物 ベストシーズン
法隆寺に訪れるなら、春の桜(3月下旬~4月上旬)と秋の紅葉(10月下旬~11月下旬)の季節が人気です。
四季折々の風景があるので、何度でも足を運びたくなりますね。
落ち着いて建物をじっくり見学したい方は、あえて人の少ない時期を選ぶのもいいと思います。
姫路城《日本世界遺産》
姫路城 基本情報
数ある日本の城郭の中でも、最大規模で完成度が高く、一番人気の姫路城が単独で世界遺産登録されています。
明治の廃城令による解体計画(巨額の費用のため中止)や戦時中の空襲などさまざまな危機を乗り越え、今日でもこの姿を見ることができるのは、まさに奇跡。
「白鷺城」とも呼ばれる白く美しい城は、今も多くの人を魅了しています。
城内全体が見どころ満載です。天守群だけでなく、石垣や通路など全体なども忘れずに注目してください!
姫路城 ベストシーズン
四季折々に美しい姿が見られます。桜や紅葉のシーズンは特に美しいので人気です。
ただし、人気の季節や休日は混雑するので要注意。じっくり見学ができなかったり、駐車場の確保が難しかったりする場合があります。
古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)《日本世界遺産》
古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)基本情報
794年の平安京遷都からの長い歴史がある京都には、各時代を反映する建築物や庭園が造られました。
京都市、宇治市、滋賀県大津市に点在する17件の構成資産は、日本の各時代を代表する様式を今に伝えています。
『古都京都の文化財』構成資産は以下の通り。
- 賀茂別雷神社(上賀茂神社)
- 賀茂御祖神社(下鴨神社)
- 教王護国寺(東寺)
- 清水寺
- 延暦寺
- 醍醐寺
- 仁和寺
- 平等院
- 宇治上神社
- 高山寺
- 西芳寺(苔寺)
- 天龍寺
- 鹿苑寺(金閣寺)
- 慈照寺(銀閣寺)
- 龍安寺
- 本願寺(西本願寺)
- 二条城
わたしが好きなのは清水寺、二条城、平等院。ミーハーなので華やかなものに惹かれます。
きっと歳を重ねるとまた変わってくるのでしょうね。
久しぶりに金閣寺、銀閣寺を再訪してきましたが、ここもすごく良かった。
古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市) ベストシーズン
桜や紅葉の季節が人気ですが、四季折々の魅力があって1年中楽しめます。
世界遺産は構成資産が17件もあるし、世界遺産以外にも京都には見どころがいっぱい。
1度の旅行で見られるものには限りがあるので、何度でも訪れたいですね。
白川郷・五箇山の合掌造り集落《日本世界遺産》
白川郷・五箇山の合掌造り集落 基本情報
世界遺産登録されているのは、岐阜県の白川郷と富山県の五箇山(相倉・菅沼)にある3つの合掌造り集落。
合掌造り家屋は、山間の豪雪地帯の生活にあわせた仕様になっており、傾斜が急な茅葺屋根は、雪が落ちやすく水はけがよいつくり。
ここに大家族で暮らし、農業収入を補うために養蚕や紙漉きなどが盛んになりました。
土地柄に応じて工夫してきた結果、独特の景観を作り上げたのですね。
白川郷・五箇山の合掌造り集落 ベストシーズン
季節ごとに違う風景が見られるので、自分の見たい風景が見られるときがベスト!
やっぱり雪景色が見たいという方も多いと思いますが、その際は当たり前ですが寒さ対策を万全に。
原爆ドーム《日本世界遺産》
原爆ドーム 基本情報
核兵器の惨禍を今に伝える「負の遺産」である原爆ドーム。
不幸を思い出させるこの建物を解体するか、「平和の象徴」として保存するか、市民の間では長年議論が行われました。
その結果、1966年に広島市議会で永久保存が決定、被爆後50年の1995年に国の史跡に、その翌年には世界遺産登録されました。
小学生の時から遠足で、その後友達や夫を連れて行ったり何度も足を運んでいます。
原爆ドーム ベストシーズン
原爆ドームにはいつでも訪れることができます。
毎年「原爆の日」の8月6日には平和記念式典が営まれます。わたしは過去2回参加しました。
セミの声が鳴り響き、こんな暑い日に原爆が落ちたのだと思うとまた胸が苦しくなります。
暑さが厳しいですが、真夏に足を運ぶと、より思いを馳せることができるかもしれません。
厳島神社《日本世界遺産》
厳島神社 基本情報
瀬戸内海に浮かぶ厳島は古くから神域とされ、島自体が信仰の対象になっていました。
船で厳島に近づくと印象的な大鳥居と寝殿造りの社殿が見えてきます。
神社が創建されたのは6世紀末。
その後、平安末期には宋との貿易に熱心だった平清盛が航路の守り神として社殿の整備に取り組みました。
この時の社殿は火災で焼失したので、現在残る主な建物は1241年に再建されたものです。
社殿を中心とする厳島神社、前景の海、背後の弥山原始林が世界遺産登録区域になります。
厳島神社 ベストシーズン
美しい風景を楽しみたいなら、人気は「春の桜」と「秋の紅葉」。
ただし、この時期は多くの観光客が押し寄せ、大変混雑します。宿泊の手配はお早めに。
グルメなら、やっぱり牡蠣のシーズン(11~2月頃)がおすすめです!
古都奈良の文化財《日本世界遺産》
古都奈良の文化財 基本情報
奈良に平城京がおかれたのは710~784年のわずか74年間。
短い期間ですが、唐の長安をモデルにした都を造営し律令制のもと古代日本の基礎が築かれた日本の歴史上、重要な時代です。
仏教による鎮護国家を目指し、奈良には多くの寺院が建造されました。そして、国際色豊かな天平文化が花開きました。
世界遺産『古都奈良の文化財』には8件の構成資産があります。
- 元興寺
- 興福寺
- 薬師寺
- 春日大社
- 春日山原始林
- 平城京跡
- 唐招提寺
- 東大寺
古都奈良の文化財 ベストシーズン
奈良の滞在では神社仏閣巡りや街歩きが多くなるので、気候的に過ごしやすい春と秋が観光のベストシーズンです。
桜や紅葉が美しい季節なので、それに伴い人出が多くなり、場所によっては混雑することもあります。
日光の社寺《日本世界遺産》
日光の社寺 基本情報
日本古来の神道と大陸から伝わった仏教が混ざり合った「神仏習合」が見られる日光。
世界遺産には、「東照宮」「二荒山神社」「輪王寺」の二社一寺に属する103棟の建造物が登録されています。
奈良時代後期から修験道の聖地となった日光は、鎌倉時代には多くの寺社が立ち並ぶほどに繁栄。
のちの時代、豊臣秀吉と対立したため一時は衰退しましたが、江戸時代になると徳川家康を祀る東照社(東照宮の前身)が建てられ、再び信仰を集めます。
さらに、3代家光による大改築で現在見られるような豪華な建造物群が築かれました。
日光の社寺 ベストシーズン
周囲を豊かな自然んでかこまれているため秋の紅葉シーズンが人気です。
避暑地として夏でも比較的涼しいので、春~秋は気候的には快適に過ごせます。
冬は寒さが厳しいものの、雪景色はとても美しく、温泉につかってのんびりするのにもぴったりですね♡
ただし車で訪れる場合、積雪時の運転には要注意!慣れない方は避けたほうが賢明です。
琉球王国のグスク及び関連遺産群《日本世界遺産》
琉球王国のグスク及び関連遺産群 基本情報
沖縄地方はかつて琉球と呼ばれていました。
琉球王国は日本や中国、東南アジアなどの国々との交易で発展し、独自の文化を作り上げました。
沖縄には「グスク」と呼ばれる城塞や信仰の聖地など、琉球王国の歴史を今に伝える遺産が点在。
そのうち沖縄本島にある9件が世界遺産『琉球王国のグスク及び関連遺産群』の構成資産として登録されています。
- 首里城跡
- 今帰仁城跡
- 座喜味城跡
- 勝連城跡
- 中城城跡
- 玉陵
- 園比屋武御獄石門
- 識名園
- 斎場御獄
琉球王国のグスク及び関連遺産群 ベストシーズン
台風シーズンには飛行機が欠航することがありますが、それ以外は気候的に一年を通して快適です。
真夏はかなり日差しがきつく、遺跡巡りは少し大変かもしれません。
沖縄の世界遺産については「沖縄世界遺産9件全て行ってきた!子連れ情報・行き方・見どころ徹底ガイド」で詳しく解説しています。
周り方や地図も載せているのでぜひ参考にしてみてください!
紀伊山地の霊場と参詣道《日本世界遺産》
紀伊山地の霊場と参詣道 基本情報
奈良、和歌山、三重の三県にまたがる『紀伊山地の霊場と参詣道』。
紀伊山地には、「吉野・大峯」「熊野三山」「高野山」という3つの霊場とそれらを結ぶ参詣道があります。
古くから自然信仰の神域とされていたこの地は、以後も様々な信仰の聖地となり日本各地から参詣者が訪れるようになりました。
自然環境を生かしながら作り上げた固有の文化が見られる「文化的景観」が認められた世界遺産です。
紀伊山地の霊場と参詣道 ベストシーズン
四季折々の魅力がありますが、特におすすめなのは暑さが和らぎ、紅葉が美しい秋。
自然豊かな森はトレッキングスポットとして人気です。
石見銀山遺跡とその文化的景観《日本世界遺産》
石見銀山遺跡とその文化的景観 基本情報
1526年に発見され、江戸時代の最盛期には年間1000~2000㎏もの銀を産出していた石見銀山。
この頃は中国や朝鮮、ヨーロッパでも石見産の銀が流通していました。
世界遺産に登録されているのは、「銀鉱山エリア」「鉱山町エリア」「街道・山城エリア」「港と港町エリア」にわたる14の構成資産です。
銀産業が盛んだった当時の様子を物語る景観が広い範囲で良好に保存されています。
石見銀山遺跡とその文化的景観 ベストシーズン
石見銀山は1年を通して美しい風景を楽しむことができます。
冬季は山間部で積雪があるので要注意ですが、冬ならではのグルメ(特に日本海の幸!)が魅力的。
平泉‐仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群《日本世界遺産》
平泉‐仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群 基本情報
平泉は、平安時代後期に東北地方一帯を支配した奥州藤原氏の初代藤原清衡が政治・行政の拠点として移り住んだ場所。
この地では、地形を生かして寺院や庭園を設計することで、仏国土(浄土)が表現されています。
長い戦乱で一族の多くを失った清衡は、平泉を当時流行していた「浄土思想」に基づく理想郷とすることを目指したのです。
その後も2代基衡、3代秀衡の下で栄えた平泉ですが、4代泰衡のときに源頼朝の軍勢に侵攻され滅亡。栄華は100年で幕を閉じることとなりました。
世界遺産の構成資産は以下の通り。
- 中尊寺
- 毛越寺
- 観自在王院跡
- 無量光院跡
- 金鶏山
平泉‐仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群 ベストシーズン
過ごしやすいのは春~秋ですが、四季折々の魅力があり、1年を通して楽しめます。
自然や庭園は季節ごとに違った顔を見せてくれるので何度でも訪れたくなりますね。
中尊寺に行った時の旅行記を書きました「子連れ岩手!厳美渓/中尊寺/一関観光」。岩手周遊の様子をぜひご覧ください♡
富士山‐信仰の対象と芸術の源泉《日本世界遺産》
富士山‐信仰の対象と芸術の源泉 基本情報
文学や絵画など芸術の題材として親しまれ、日本のシンボルともいえる富士山は、古くから信仰の対象とされてきました。
火山活動が活発だった8世紀末~9世紀頃、噴火を鎮めるために富士山本宮浅間大社などの神社が建立。
休止期に入った11世紀頃からは、富士山に登りながら祈りをささげる登拝も行われるようになりました。
巡礼者が訪れるようになると、新たな神社が建立され、登山道ができたり巡礼案内や宿泊所なども形成されました。
富士山域を中心に、富士山信仰の遺跡や神社、登山道、御師住宅など25件の構成資産が登録されています。
富士山‐信仰の対象と芸術の源泉 ベストシーズン
富士山の登山シーズンは夏の2か月間。短い期間に多くの人が訪れるので、出来れば比較的人が少ない平日がおすすめです。
世界遺産の構成資産は富士山周辺にたくさんあり、1年中訪れることができます。
富岡製糸場と絹産業遺産群《日本世界遺産》
富岡製糸場と絹産業遺産群 基本情報
日本初の官営工場である富岡製糸場は、明治維新を契機にそれまで鎖国していた日本が国を挙げて産業を強化した歴史を伝える遺産です。
フランスから技術者を招き、西洋の技術を導入。生糸の品質向上と大量生産が可能になり、貿易拡大へつながりました。
世界遺産には富岡製糸場をはじめ、絹産業に関連する構成資産が4件登録されています。
- 富岡製糸場
- 田島弥平旧宅
- 髙山社跡
- 荒船風穴
富岡製糸場と絹産業遺産群 ベストシーズン
富岡製糸場はどの季節に訪れても見学可能ですが、周辺の観光や街歩きも楽しみたい場合は、過ごしやすい春・秋がおすすめです。
明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業《日本世界遺産》
明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業基本情報
明治以降、日本は急速に西欧の産業技術を取り入れ近代化を成し遂げました。
その歴史を証明する産業遺産群が世界遺産登録されています。
23件の構成資産は九州を中心に全国8県(福岡県、長崎県、佐賀県、鹿児島県、熊本県、山口県、岩手県、静岡県)に点在、現在稼働中のものも含まれます。
- 萩反射炉(山口県)
- 恵美須ヶ鼻造船所跡(山口県)
- 大板山たたら製鉄遺跡(山口県)
- 萩城下町(山口県)
- 松下村塾(山口県)
- 旧集成館(鹿児島県)
- 寺山炭窯跡(鹿児島県)
- 関吉の疎水溝(鹿児島県)
- 韮山反射炉(静岡県)
- 橋野鉄鉱山(岩手県)
- 三重津海軍所跡(佐賀県)
- 小菅修船場跡(長崎県)
- 三菱長崎造船所 第三船渠(長崎県)
- 長崎造船所 ジャイアント・カンチレバークレーン(長崎県)
- 長崎造船所 旧木型場(長崎県)
- 長崎造船所 占勝閣(長崎県)
- 高島炭坑(長崎県)
- 端島炭坑(長崎県)
- 旧グラバー住宅(長崎県)
- 三池炭鉱、三池港(福岡県・熊本県)
- 三角西(旧)港(熊本県)
- 官営八幡製鐵所(福岡県)
- 遠賀川水源地ポンプ室(福岡県)
明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業 ベストシーズン
観光・見学については施設によって事情が異なります。12月に長崎の遺産巡りをしましたが、フェリーからしか見えないようなものもありました。
見学可能な施設は、概ね季節を問わず訪れてOKですが、真夏は日差しがきついかもしれません。
ル・コルビュジエの建築作品‐近代建築運動への顕著な貢献‐《日本世界遺産》
ル・コルビュジエの建築作品‐近代建築運動への顕著な貢献‐ 基本情報
フランスで活躍した建築家で、近代建築三大巨匠のひとりとも数えられるル・コルビュジエ。
『ル・コルビュジエの建築作品』はアルゼンチン、インド、スイス、ドイツ、フランス、ベルギー、日本に点在する17の資産で構成されています。
こんなに色んな国にあるなんて驚きました…!
構成資産が複数の大陸にまたがる世界遺産としては初の登録です。
日本にある作品は上野の「国立西洋美術館」。
ル・コルビュジエの特徴であるピロティ(床面を柱で支えることでできた空間)やモデュロール(人体サイズを基準にした建築寸法のルール)のほか、作品が増えると螺旋状に展示室を増やせる「無限成長美術館」という新しい概念が採用されています。
ル・コルビュジエの建築作品‐近代建築運動への顕著な貢献‐ ベストシーズン
国立西洋美術館は2022年春(予定)まで、館内施設整備のため全館休館になっています。
「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群《日本世界遺産》
「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群 基本情報
世界遺産『「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群』は、「沖ノ島」「宗像大社」「古墳群」の3要素からなる8つの資産で構成されています。
中心となるのは九州本土から約60㎞離れた玄界灘に浮かぶ「沖ノ島」。島からはなんと約8万点の奉献品が発見されていて、そのすべてが国宝とのこと。
日本から朝鮮半島や中国へ向かう航海の目印とされた沖ノ島は、古くから自然崇拝の信仰を集め、4~9世紀頃にはヤマト政権の国家的祭祀が行われていたのです。
沖ノ島の自然信仰は、社殿を持つ祭祀へ発展し大島や九州本土にある「宗像大社」につながります。
また、「古墳群」は沖ノ島の伝統を継承した宗像氏の墳墓群です。
以下に8つの構成資産を紹介します。
- 宗像大社沖津宮(沖ノ島)
- 小屋島(沖ノ島に付随する岩礁)
- 御門柱(沖ノ島に付随する岩礁)
- 天狗岩(沖ノ島に付随する岩礁)
- 宗像大社沖津宮遥拝所
- 宗像大社中津宮
- 宗像大社辺津宮
- 新原・奴山古墳群
「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群 ベストシーズン
世界遺産巡りは過ごしやすい気候のときが最適ですが、基本的には季節を問わずに訪れてOKです。
沖ノ島は一般の入島禁止になっているので、ご注意ください。
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産《日本世界遺産》
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 基本情報
キリスト教が禁止された約250年間、長崎と天草地方(熊本県)で密かに信仰を続けた信者の歴史を伝える世界遺産です。
構成資産は12件。禁教初期に「島原・天草一揆」の主戦場になった原城跡、独自の信仰を守り続けた島しょ部の集落、潜伏キリシタンが訪れ信仰を告白した「信徒発見」の舞台である大浦天主堂などがあります。
- 原城跡
- 平戸の聖地と集落「春日集落と安満岳」
- 平戸の集落と聖地「中江ノ島」
- 天草の崎津集落
- 外海の出津集落
- 外海の大野集落
- 黒島の集落
- 野崎島の集落跡
- 頭ヶ島の集落
- 久賀島の集落
- 奈留島の江上集落(江上天主堂とその周辺)
- 大浦天主堂
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 ベストシーズン
周辺ではきれいなビーチもあるので海のアクティビティを楽しみたい方は夏がおすすめ。
観光がメインなら過ごしやすい春や秋がいいと思います。
大浦天主堂以外の教会堂を見学したい方は事前連絡が必要です。
百舌鳥・古市古墳群‐古代日本の墳墓群‐《日本世界遺産》
百舌鳥・古市古墳群‐古代日本の墳墓群‐ 基本情報
大阪府にある49基の古墳群(構成資産としては45件)が2019年に世界遺産登録されました。
ちなみに古墳の数と構成資産数が違うのは、大きな古墳と倍冢と呼ばれる小さな古墳がセットになっている構成資産があるからです。
古墳は堺市の「百舌鳥エリア」と藤井寺市・羽曳野市の「古市エリア」に点在していて、すべての古墳が外から見学できます。
最も有名なのは日本最大の前方後円墳として知られる仁徳天皇陵古墳(大仙古墳)。長さ840mの墳丘を三重の濠が囲んでいます。
実際にそばで見ると、大きすぎて何だかよく分からないかもしれません。でも、一周歩いてみたらその大きさを実感できます。
百舌鳥・古市古墳群‐古代日本の墳墓群‐ ベストシーズン
基本的には季節を問わずOK。
春には、仁徳天皇陵そばの大仙公園で美しい桜が楽しめます。
大仙公園内の堺市博物館には古墳群に関する展示があるので合わせて見学するといいですね。
北海道・北東北の縄文遺跡群
北海道・北東北の縄文遺跡群‐ 基本情報
約15,000年から約2400年前、1万年以上に渡って続いた縄文時代。
北海道・北東北の豊かな自然の中で人々は狩猟・採集を基盤とした定住生活を営んでいました。
このように長期間継続した狩猟・採集文化における定住の発展を証明する遺跡は世界的にも珍しく貴重です。
構成資産には17の遺跡があります。
- 大平山元遺跡(青森県)
- 垣ノ島遺跡(北海道)
- 北黄金貝塚(北海道)
- 田小屋野貝塚(青森県)
- 二ッ森貝塚(青森県)
- 三内丸山遺跡(青森県)
- 大船遺跡(北海道)
- 御所野遺跡(岩手県)
- 入江・高砂貝塚(入江貝塚)(北海道)
- 小牧野遺跡(青森県)
- 伊勢堂岱遺跡(秋田県)
- 大湯環状列石(秋田県)
- キウス周堤墓群(北海道)
- 大森勝山遺跡(青森県)
- 入江・高砂貝塚(高砂貝塚)(北海道)
- 亀ヶ岡石器時代遺跡(青森県)
- 是川石器時代遺跡(青森県)
特に、大規模集落「三内丸山遺跡」は教科書にも登場するほど有名。わたしも以前行きました。子供と一緒でも楽しめそうな場所です。
土器づくりなどの体験プランも企画されているので、旅育にいかがでしょう。
北海道・北東北の縄文遺跡群‐ ベストシーズン
北海道も東北も四季それぞれに魅力があります。
とはいえ遺跡巡りがメインの旅となれば、やはり過ごしやす春~初夏と秋がベストシーズンと言えるでしょう。
屋久島《日本世界遺産》
屋久島 基本情報
太古の自然が生み出す類まれな景観や貴重な生態系が評価されて、屋久島は日本で初めての世界遺産の一つとして登録されました。
東京23区よりも一回り小さい面積に九州地方最高峰の宮之浦岳を有する島内では、急激に標高が変化。そのため、亜熱帯植物から亜寒帯植物までの様々な植物が分布しています。
また、動植物が環境に適応して進化し形成された森林景観は、ココでしか見られません。
樹齢1000年を超える屋久杉や『もののけ姫』の世界観が味わえる白谷雲水峡などがり、神秘的でパワーがもらえる世界遺産です。
屋久島 ベストシーズン
屋久島は季節ごとの魅力があります。
- 春・・・新緑や花々が美しい
- 夏・・・沢遊びのベストシーズン 最も賑わう
- 秋・・・落ち着いた雰囲気で楽しめる
- 冬・・・山は積雪の可能性あり 飛行機が安い
ベストシーズンは旅の目的によって変わるので、自分に合った季節を選びましょう。
白神山地《日本世界遺産》
白神山地 基本情報
青森県と秋田県にまたがる白神山地(総面積1300㎢)のうち169.71㎢が自然遺産として登録されています。
白神山地の一部は約250万年前までは海の中にあったそうです。その後、地殻変動により速いペースで地層が持ち上がって現在のような山地になりました。
そこに広がるのは、人の手がほとんど入らずに原始的な姿を残したブナの原生林。
豊かな自然環境の中、多くの固有植物や絶滅危惧種のクマゲラ、特別天然記念物のニホンカモシカなどが生息しています。
白神山地 ベストシーズン
トレッキングで訪れるなら、6~10月がベストシーズンです。
6月には新緑、10月には紅葉が楽しめます。
知床《日本世界遺産》
知床 基本情報
知床は、北海道の北東に位置する細長い半島(幅約25㎞・長さ約70㎞)。半島の中心には1500m級の知床連山が連なっています。
沿岸には1月下旬ごろになるとオホーツク海から流氷がやってきます。
この海域は地球上で最も低い緯度で海水が凍る場所なのだとか。
日本の北の端なので、低緯度と言われてもピンとこないかもしれませんが、イタリアのフィレンツェとほぼ同じなんですよ。
また、海から山まで食物連鎖で一体となった生態系も特徴。
アザラシ、サケ、マス、ヒグマ、キタキツネ、オオワシ、シマフクロウなど多様な動物が生息しています。
知床 ベストシーズン
季節ごとに楽しみがあるので、何をしたいかによってベストシーズンが変わります。
トレッキングなら6~10月がオススメ。日が長いので観光にも最適です。
冬は雪のために交通規制がかけられ、観光スポット巡りが難しいかもしれません。
でも、流氷クルーズや流氷ウォークなど冬にしかできない体験はとっても魅力的。
小笠原諸島《日本世界遺産》
基本情報
東京から約1000㎞離れた海上に位置する小笠原諸島。
ここの島々は、大陸とは一度も陸続きになったことがなく、長い間隔絶した環境下で、生態系が独自の進化。
このことが評価され、自然遺産として登録されました。
面積に対して固有種が多いのが特徴で、特にカタツムリの仲間の陸産貝類は約95%が固有種と考えられています。
江戸時代までは無人島でしたが、人間が暮らすようになってからは外来種が島に入り固有の生態系を脅かすように。
今後も新たな外来種の侵入を防止していくのが課題です。
小笠原諸島 ベストシーズン
小笠原諸島は夏と冬の温度差が小さく一年を通して温暖です。
とはいえ、海水浴などマリンレジャーは水温の高い7~9月がオススメ。
その他にもホエールウォッチングや山のレジャーなど、様々な見どころがあるのでいつ来ても楽しめます。
奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島《日本世界遺産》
基本情報
日本で5番目となる自然遺産です。
2020年に登録されるはずでしたが、新型コロナウイルスの影響で世界遺産委員会が中止。
1年遅れの2021年にオンラインで開催された第44回世界遺産委員会で晴れて登録される運びとなりました。
世界遺産「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」で評価されているのは、生物多様性。
絶滅危惧種とされているイリオモテヤマネコ、アマミノクロウサギ、ヤンバルクイナなどをはじめ多くの貴重な生物が生息しています。
奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島 ベストシーズン
マングローブカヤックなど、自然を満喫したい世界遺産。屋外での活動が多い旅は特に、季節選びにこだわりたいですね。
やはり暑すぎるし台風の心配もある夏よりは、春や秋のほうが快適でベターだと思います。
冬は本土よりも気温が高いものの、風が冷たく体感的にはそれほど暖かくないと感じるかもしれません。ウインドブレーカーや軽いダウンなどが必要です。
西表島に行った時の旅行記を書きました「子連れ西表島!マングローブカヌー・鍾乳洞体験」。岩手周遊の様子をぜひご覧ください♡
日本世界遺産まとめ
日本にある世界遺産、あなたはいくつ行ったことがあるでしょうか?
自分の国なら何度でも訪問しやすいので、“なぜ選ばれたのか”など世界遺産としての知識も持っているといいかなと思います。
ちょっとお勉強するだけで、よりいっそう世界遺産を楽しめますよ。
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