フェルメールゆかりの地を巡ってきました。フェルメールは寡作の画家で生涯50枚ほどしか制作していません。
そのうち鑑定が確実とは言えない2作品を含めて現存している作品はたった37点です。
大学時代、マウリッツハイスで《真珠の耳飾りの少女》みて以来すっかりファンになってしまいました。
あの頃はまさかフェルメールを追いかけて世界中、デルフトまで旅することになるとは思いもしませんでしたが、これもまたおもしろい人生です。
1日1記事ブログを書くようなせっかちなわたしとはきっと気が合わなかっただろうなぁなんてことを考えながら、11人の子供を残し43歳で亡くなったフェルメールについてまとめてみました。
この記事ではオランダ内で観られるフェルメールの作品、フェルメールのゆかりの地をまとめています。
このページの目次(もくじ)
ヨハネス・フェルメール(Johannes Vermeer)とは?
ヨハネス・フェルメール(Johannes Vermeer) | |
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出没年 | 1632年10月31日-1675年12月15日 43歳で死去 |
様式・流派 | バロック絵画 |
出身 | オランダ(デルフト) |
代表作 | 《真珠の耳飾りの少女》マウリッツハイス美術館 《牛乳を注ぐ女》アムステルダム国立美術館 《デルフト眺望》マウリッツハイス美術館 《レースを編む女》ルーブル美術館 |
影響を受けた人物 | ヘーラルト・テル・ボルフ、ピータル・デ・ホーホ、カレル・ファブリティウス、レオナールト・ブラーメル |
影響を与えた人物 | ハブリエル・メッツ |
幼少期
17世紀に活躍したオランダの画家Johannes Vermeerは、1632年10月30日にデルフトで生まれたといわれています。
フェルメールの誕生日と死亡日は、はっきりとは分かっておらず、10月31日にフェルメールが教会で洗礼を受けていることから、誕生日は30日と推定されています。
織物職人であったフェルメールの父親は、宿屋と画商も営んでいました。17世紀のオランダでは経済的な隆盛が見られ、黄金期を迎えていました。
芸術キャリア
こうした好条件下で芸術が発展し、父親の仕事にも触発されたフェルメールは、画家の道へと進むことになりました。
フェルメールの生涯についても実はあまり知られておらず、1647年にフェルメールは画家としての修行を始めましたが、誰のもとで修行したのかは分かっていません。
1652年に父親が死去し、フェルメールは父親の仕事を引き継ぎます。
1653年、カトリック教徒であったカタリーナ・ボルネスと結婚。これを機にプロテスタントであったフェルメールは、カトリックに改宗しています。
カタリーナとの間には、15人の子供(そのうち4人は洗礼を受ける前に亡くなっています)をもうけました。
同年、聖ルカ組合に親方画家として登録。
1654年弾薬庫の40トン以上の火薬が爆発。デルフト市街地の4分の1が破壊されるという大規模な災害に見舞われます。
1656年以降、フェルメールは風俗画の制作を始め人気を博し、「光の魔術師」と呼ばれるようになります。
1657年、デルフトの醸造業者ピーテル・ファン・ライフェンがフェルメールのパトロンとなり、フェルメールは生涯に渡って自身の作品を売却しています。
1662年、聖ルカ組合の理事に史上最年少で任命。1670年にも2度目の聖ルカ組合の理事に選ばれました。
1665年第二次英蘭戦争、続いて第三次英蘭戦争が勃発し、オランダは制海権を失います。
経済は悪化し、絵も売れず借金が膨らんでいきました。
1675年、フェルメールは43歳でこの世を去ります。フェルメールの死後、妻は自己破産を申請したといわれています。
ヨハネス・フェルメールゆかりの地巡りのベストシーズン
ベストシーズンは春から夏
オランダのベストシーズンは春から夏にかけて。
オランダの夏はカラッとしていて過ごしやすく、旅行には最適。遅くまで明るいので、観光にたっぷり時間をかけられます。
公園や広場にはストリートミュージシャンやパフォーマーも現れ、多くの人で賑わいます。
またお花が咲いている春に美しいチューリップ畑を訪れるのも素敵ですね!
ヨハネス・フェルメールゆかりの地13選
オランダでフェルメールの作品が展示されている美術館はデンハーグのマウリッツハイス美術館とアムステルダムの国立美術館だけ。
それでは2つの美術館とフェルメールが人生のほとんどの時間を過ごしたデルフトを紹介します。
マウリッツハイス美術館(Mauritshuis)
マウリッツハイスにはフェルメールの作品が3点展示されています。沢山の花々に囲まれたとても素敵な大好きな美術館です。
はじめて《真珠の耳飾りの少女》観た時の衝撃は今も忘れません。
旅行客も少なく、しばらく独り占めできてなんとも幸福な時間でした。
フェルメールの作品は《デルフトの眺望》《ディアナとニンフたち》、その他レンブラント《テュルプ博士の解剖学講義》、《自画像》、ポッテル《雄牛》などが鑑賞できます。
ハイシーズンは混みあうため早めの訪問がおすすめです。
マウリッツハイス美術館 | |
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住所 | Plein 29, 2511 CS Den Haag 地図 |
行き方 | 中央駅から徒歩約10分 |
時間 | 13:00-18:00(月) 10:00-18:00(火~日) |
定休 | 1月1日、12月25日 |
料金 | 大人17.5ユーロ、18歳以下無料 |
HP | https://www.mauritshuis.nl/jp/ |
アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum)
1885年に開館したアムステルダム国立美術館はオランダ芸術と歴史の宝庫。
フェルメールの《牛乳を注ぐ女》やレンブラントの《夜警》、《自画像》など死ぬまでに一度は観たい名画がずらり。
オランダを代表する画家、ヴァン・ダイクやゴッホの作品も展示されていますし日本なら数日間列ができるような作品がたくさん展示されています。
フェルメールの作品は《牛乳を注ぐ女》の他、《小路》《青衣の女》《恋文》の計4点。
8,000点もの作品は1日では見切れないほど圧巻のボリュームなので、時間がない人は2階にある名誉の間だけでも足を運んでみてください。
モバイルツアーは日本語にも対応しているので安心です。
ミッフィーとフェルメールのコラボグッズがかわいすぎる。
アムステルダム国立美術館 | |
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住所 | Museumplein/Museumstraat 1 1071 CJ Amsterdam 地図 |
行き方 | 中央駅から徒歩30分 トラムの場合は2番もしくは5番の乗りRijksmuseumで下車 |
時間 | 9:00-17:00 |
定休 | なし |
料金 | 大人20ユーロ、18歳以下無料 |
HP | https://www.rijksmuseum.nl/nl |
デルフト(Delft)
フェルメールは生涯、ほとんどの時間をデルフトで過ごしました。あの道も、この道もきっとフェルメールが歩いたのだろう。
そんな風に考えながら足取りも軽くあちこち歩き回りました。
フェルメール生家「空飛ぶキツネ」
生家とされている「空飛ぶキツネ亭」は現在1階がレストランで2階が宿泊施設になっています。
運河沿いの雰囲気抜群の場所で、鳥や水のきらめきを楽しみながら歩きました。
今回は時間が足りず宿泊できませんでしたがいつか再訪したい宿です。
フェルメール生家「空飛ぶキツネ」 | |
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住所 | Voldersgracht 25, 2611 EV Delft地図 |
行き方 | マルクト広場から徒歩約3分 |
時間 | 15:00-23:00(水~日曜日)※レストラン |
定休 | 月曜日・火曜日 ※レストラン |
料金 | 入場無料※2ユーロ程度の寄付推奨 |
HP | https://vliegendevos.nl/ |
新教会(Nieuwe Kerk)
ゴシック式のプロテスタント教会。現在も王室関係者の葬儀はここで行われます。フェルメールはこの教会で洗礼を受けました。
代々のオラニエ家の墓もあり、オラニエ公ウィレムや「国際法の父」と称されるグロティウスのお墓もここです。
新教会ではカリヨンの演奏を楽しみにしている人も多く、土曜のランチタイムなどがぴったりかもしれません。
デルフト新教会 | |
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住所 | Sint Agathaplein 1, 2611 HR Delft 地図 |
行き方 | マルクト広場から徒歩約1分 |
時間 | 10:00-17:00(11月~2月の月曜日から金曜日は16:00まで) |
定休 | 日曜日 |
料金 | 新教会塔大人5.5ユーロ、12~25歳4.5ユーロ、6~11歳3.5ユーロ 旧教会大人6.5ユーロ、12~25歳5ユーロ、6~11歳2.5ユーロ ※セット割あり |
HP | https://oudeennieuwekerkdelft.nl/ |
メッヘレン亭跡
現在はフェルメールのお土産屋さんになっており壁面にプレートが埋め込まれています。生家と書いてありますがそれは間違いだとか。
正しくはフェルメールの父親が営んでいたメッヘレン亭という宿屋の跡地。フェルメールが9歳の時に引っ越ししています。
メッヘレン亭跡 | |
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住所 | Markt 52, 2611 GW Delft 地図 |
行き方 | マルクト広場から徒歩約2分 |
時間 | 11:00-18:00 |
定休 | なし |
HP | https://houseofvermeer.com/en/ |
マリア・ファン・イェッセ教会(Maria van Jessekerk)
現在教会になっているこの場所こそ、フェルメールの自宅兼アトリエだった場所。
アトリエが残っていないのは残念ですが、教会は立派で見ごたえがあります。
マリア・ファン・イェッセ教会 | |
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住所 | Burgwal 20, 2611 GJ Delft 地図 |
行き方 | マルクト広場から徒歩約2分 |
時間 | 13:30-16:15 |
定休 | 月・火・水・日曜日 |
市庁舎(Stadhuis Delft)
マルクト広場に面するデルフト市庁舎。17世紀初頭に火事で焼失したため、ヘンドリックケイゼルによって再建されました。
フェルメールはここで結婚宣言をしています。
フェルメールはプロテスタントでしたが、結婚のためプロテスタントからカトリックへ改宗しています。この時代にすごいなぁと感心してしまいます。
子供も15人いたというし、夫婦仲はかなり良かったのかな。などと妄想を楽しみながら歩きました。
市庁舎 | |
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住所 | Markt 87, 2611 GS Delft 地図 |
行き方 | マルクト広場から徒歩約1分 |
時間 | 8:30-17:00(月~木曜日) 8:30-20:00(金曜日) |
定休 | 土曜日・日曜日 |
料金 | ※内部閲覧はガイドツアーのみ。料金やや高め |
HP | https://www.delft.nl/ |
フェルメールセンター(Het Vermeercentrum)
フェルメールセンターはフェルメールファンなら必ず立ち寄りたい場所です。
ここはもともとフェルメールがギルド長を務めた画家ギルド「聖ルーカス・ギルド」の跡地。
地下1階にはフェルメールの全作品のレプリカが展示されています。
オランダに来る前に子供と一緒に何度も画集を観たので5歳児も楽しそうに同行してくれました。
2階の資料館では絵の具ができるまでの流れも学べます。ラピスラズリを使ったフェルメールブルー。
青は当時とても貴重で高価なものでしたが、フェルメールの作品には何とも登場していますよね。
日本語音声ガイドがあってとても楽しく学べます。
フェルメールセンターでフェルメールっぽい写真を撮る pic.twitter.com/uRorcrlBmj
— マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム NEXTシンガポール✈オランダ✈ベルギー✈南仏 (@makiro77) August 12, 2022
日曜日10:30~無料英語ツアーも行われています。帰りにショップによるのも忘れずに!
フェルメールセンター | |
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住所 | Voldersgracht 21, 2611 EV Delft 地図 |
行き方 | マルクト広場から徒歩約2分 |
時間 | 10:00-17:00 12月24日、26日、31日、1月1日は短縮営業 |
定休 | 12月25日 |
料金 | 大人10ユーロ、12~17歳6ユーロ |
HP | https://www.vermeerdelft.nl/nl/ |
フェルメール父生家跡
フェルメールの書籍にこちらの住所が書かれていたので行ってみました。現在はレストランになって大変賑わっています。食事をとるならマルクトかこのあたりが楽しそうです。
フェルメール父生家 | |
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住所 | Beestenmarkt 36, 2611 GC Delft 地図 |
行き方 | マルクト広場から徒歩約5分 |
時間 | 17:00-22:00(火~土曜日) |
定休 | 日曜日・月曜日 |
HP | https://www.spijshuisdedis.com/?lang=ja |
小路が描かれた場所(Het Straatje)
人物がで有名なフェルメール。現存する作品の中で風景画はたった2作品しかありません。
そのモチーフとなった場所がデルフトにあります。1つ目がアムステルダムの国立美術館に所蔵されている《小路》。
《小路》の候補地には長年諸説ありましたが、最新ではVlamingstraat(フラミング通り) 40-42番ということになっています。
アムステルダム大学の教授が描かれた外壁のレンガの数から間口の寸法を算出し、この場所しかないと突き止めたというので驚きです。
もうひとつの候補はメッヘレン亭跡地のすぐ後ろ。古い学説ですがこちらを支持している人もいますし、そもそも特定の場所ではないという人もいます。
もちろんわたしにはわかりませんが、小路だと思われる場所へ足を運んだことで、一生忘れることのない1枚となりました。
小路が描かれた場所 | |
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住所 | Vlamingstraat 40-42, 2611 KX Delft 地図 |
行き方 | マルクト広場から徒歩約3分 |
デルフトの眺望が描かれた場所
《デルフトの眺望》は1660~61年ごろ、20代後半の作品。フランスの小説家マルセル・プルーストに「世界で最も美しい絵」といわしめました。
ウルトラマリンブルー(フェルメールブルー)の絵の具が使用され透明感のある美しい空が表現されています。
実際にザイドコルク運河から眺めてみると、同じ景色は見えません。フェルメールが絵の調和をはかるため、理想的な街並みに仕上げたからです。
しかし右手には新教会、左手には旧教会があり、たった今そこにいたかと思うと感慨深いものがあります。
デルフトの眺望が描かれた場所 | |
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住所 | Hooikade 30, 2627 AB Delft 地図 |
行き方 | デルフト駅から徒歩約6分 |
旧教会(Oude Kerk)
傾いた塔が目印の旧教会。目の錯覚ではなく地盤沈下で実際に傾いているためオランダ版ピサの斜塔と呼ぶ人もいます。
13世紀から2世紀以上にもわたって建設された歴史的な建物。
フェルメール(北側通路の端)や顕微鏡の発明者アントニー・ファン・レーウェンフックをはじめ400人もの人物が旧教会に埋葬されています。
美しいステンドグラスは27枚。光が差し込めばさらに神秘的な雰囲気になります。
旧教会 | |
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住所 | HH Geestkerkhof 25, 2611 HP Delft 地図 |
行き方 | マルクト広場から徒歩約4分 |
時間 | 10:00-17:00(11~1月の平日は11:00~) |
定休 | 日曜日 |
料金 | 新教会塔大人5.5ユーロ、12~25歳4.5ユーロ、6~11歳3.5ユーロ 旧教会大人6.5ユーロ、12~25歳5ユーロ、6~11歳2.5ユーロ ※セット割あり |
HP | https://oudeennieuwekerkdelft.nl/ |
オランダをもっと楽しむ
シティパス
オランダで使えるシティパスを調べました。通常3つの選択肢がありますが、コロナでオランダパスが発売中止だったので今回は2つに絞って説明します。
わたしが一般的な旅行者にすすめるなら、アイアムステルダム・シティカード。
変更もあるので、到着後観光案内所で最新情報をゲットしておきましょう!
対象エリア | 対象施設 | 料金 | 公共交通機関 | |
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アイアムステルダム | アムステルダム | 70以上 対象外施設注意 |
60ユーロ(24時間) 85ユーロ(48時間)etc |
◎ 運河クルーズ |
ミュージアムカード | オランダ全土 | 450以上 | 64.9ユーロ | × |
オランダパス | オランダ全土 | 対象外施設注意 | – | 選択可能 |
アイアムステルダムシティカード(I amsterdam City Card)
アムステルダム単独で色々周りたいなら絶対おすすめ。
市内の乗り物が乗り放題、美術館や運河クルーズが無料になりとってもお得です!わたしは72時間チケットを愛用しているGetyourguideを使って購入しました。
- 24時間(60ユーロ)
- 48時間(85ユーロ)
- 72時間(100ユーロ)
- 96時間(115ユーロ)
- 120時間(125ユーロ)
ただし人気2トップのゴッホ美術館、アンネフランクの家では利用できないので(ズルいよね笑)計算を間違わないよう気を付けてくださいね!
ミュージアムカード(Museumkaart)
その他の地域も周遊するならミュージアムカードもあり。
400の美術館、博物館が1年間入場無料。しかもたったの64.9ユーロというので購入の筆頭候補でしたが現在は旅行者の場合ルールが変更になりました。
31日で5回しか利用できないので、ちょうど5つくらいの施設を周る人にはぴったりですがわたしには少し足りない…。
1つ13ユーロ以上する美術館に絞ってミュージアムカードを使い、そのほかは個別購入で対応しました。うまい使い分けができて満足しています。
各シティパスの詳細比較へ別の記事にまとめました。
現地ツアーに参加する
オランダは比較的治安もよく個人旅行でも十分楽しめます。
しかしおそらく想像以上に大きな都市なので、限られた時間での移動リスクや、トイレの場所、重要な場所の見逃しを避けることを考えると、不慣れな方は現地ツアーに参加するのがおすすめです。
わたしもオランダガイド倶楽部で半日現地の日本語ガイドを利用し、オランダの生活や文化について沢山教えてもらいました。
おかげで記事がより充実したものになり大変満足しています。
また最近のお気に入りはGetYourGuide!
ツアーの種類が豊富で、チケットの取り扱いも多くおすすめです。眺めているだけで楽しくなるものがいっぱいあるのでぜひチェックしてみてください。
観光の注意点
アムステルダムはオランダ国内では最も治安の悪い都市と言われています。日中は旅行者も多く普通に観光できますが日本とは全くレベルが違います。
ヨーロッパ旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事。
どんな都市でも旅行者の多い中央駅周辺や観光地周辺は注意が必要です。
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険自動付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は年会費無料で海外旅行保険が自動付帯なのは他の無料カードにはない隠れた魅力。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
旅行の準備は「オランダに必要な持ち物と便利グッズを旅のプロが徹底解説【チェックリスト付】」を見ればバッチリ♪
ガイドブック
オランダ関連の書籍を10冊以上読んでおすすめしたいガイドブックをまとめました。
正直その国をしっかりと堪能したいなら地球の歩き方1択といっても過言ではありません。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやっぱり地球の歩き方。
全467ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
アムステルダム、ハーグ、デルフト以外の地方都市の情報が詳しく載っているので周遊するには欠かせない1冊。
オランダのハイライトはもちろん、美術館内の見どころや、オランダ料理などグルメに関しても詳しく紹介されています。
現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。
また、kindle版のみ分冊版があるため、オランダにしか行かないという方は分冊版がおすすめです。
通常版よりお値段が安くなるのが嬉しいですね♪
ヨハネス・フェルメールまとめ
フェルメールの人生、そしてゆかりの地を巡ってきました。
2023年にはオランダのアムステルダム国立美術館で「史上最大規模」のフェルメール展が開催されます。
ぜひとも足を運んでみたいと計画しているところなので、タイミングが合えばわたしと一緒にゆかりの地を旅するツアーも企画したいですね!
ご希望の方いらっしゃいましたら、ぜひ問い合わせからご連絡ください。