フェニーの誕生日でめずらしく東京観光をしようということで六本木ヒルズ森美術館&展望台へ行ってきました。
フェニーは初来日の時(わたしと知り合う前)に友達と行ったことがあり、わたしも美術館へは何度も足を運んでいますが実は展望台は初めて!
ブログを始める前は高いところから見る景色に興味がなく、身近な施設を完全スルーしていました・・・(;’∀’)
今回はブラジル人夫と3歳子連れと一緒に体験してきた様子をレポートしていこうと思います。
外国人のパートナーやお友達、小さな子供は森美術館&展望台を気に入るのかぜひご覧ください。
このページの目次(もくじ)
六本木ヒルズ森美術館&展望台の見どころ・観光情報
六本木ヒルズは言わずとしれた東京屈指の複合商業施。2003年にできた時はそれはもう毎日のようにメディアで取り上げられ、ヒルズ族やらなにやらで大変な騒動でした。
そんなヒルズ族とは完全無縁、庶民のわたしがヒルズを利用する時はほぼ100%映画館と美術館。
ついでにちょっと買い物をしたりしなかったりという感じなので今回記事を書く上で初めて全貌を理解しました(笑)
わたしの中ではWESTWALKの森タワーと手前にあるクモのオブジェがTHE六本木ヒルズのイメージ。
よく利用するのがM/Hに入っている「ZARA」と森タワー内にある「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」。パンをお土産に買って帰ることが多い。
あとはちょっと奮発するようなお店ばかりなので、特別なプレゼントやご褒美の時以外は結局見てるだけで買わなかったり(笑)
同じブランドでも取り扱い商品が上質なものが多い気がします。ぜひ色々周ってみてください!
六本木ヒルズ森美術館&展望台を体験してきた
わたしたちが滞在した時は、ちょうどシティビュー屋内展望台で嵐大野君の展覧会中。
残念ながらスカイデッキと森美術館だけの利用となります。
コロナ対策で検温、アルコール消毒、マスクの着用、エレベーターは8名以下を徹底していました。
スタッフが多いので、エレベーターの管理もバッチリ。
わたしたち家族だけで広々利用です。
日本小児科医会の発表では「2才未満のマスクは危険、3才以上も強要はしないことが重要です」と記載されており、マスクを嫌がるあもちゃんへは基本的にマスクをさせていません。
(たまに着用しないと入れない施設があるので念のため常備はしている)
スカイデッキへは荷物(バッグ)の持ち込みが一切禁止で、スマホとカメラだけ直接手で持って入ります。
無料のコインロッカーへ荷物を預ける時、チケットを失くして焦りました…。トイレに置きっぱなしにしてたらしい。
最近失くし物は激減してたんだけど、こういうことしょっちゅうです。
スカイデッキ
無事屋上へ上がりましたー!!
ヘリポートになっていて、歩いて良いのはデッキの上だけ。
天気は良いとは言えないけど、やっぱり上から見る東京の景色は最高-!!!!
そして、その理由は間違いなく東京タワー。
東京へ住んで20年。4度住まいをかえ、どこも六本木から離れていたからそんなに多く来たわけではないけど、東京タワーを見るのは六本木ヒルズからが多かった気がします(下からも良く見える)。
パリ、ニューヨーク、フィレンツェ、シンガポール、ここ1、2年で世界中の展望台を登ってきて、東京も全然負けてない。
外国人旅行者が日本へ行ってみたいと思う気持ちわかるな。
子供の頃は自分が東京に住むなんて考えたこともありませんでした。何度か実家へ戻ろうか考えたこともあったけど、結局決断できずずっとここにいます。
東京で育つってどんな感じなんだろう。小さな頃から周りになんでもあって、こんな景色を見て。20年後答え合わせをするのが楽しみ。
反対側にはまっすぐ伸びる六本木通り。その先には渋谷のビル群、右手に目を移せば新宿、池袋。
点で知っているエリアが線でつながる瞬間。
手前には青山霊園。外国のお墓巡りは趣味なのに、そういえば日本ではあまり行っていないなぁ。
日本のお墓はなんだか身近に感じすぎるのか、知らず知らずのうちに避けているのかもしれません。
大久保利通、犬養毅、乃木坂の由来となった乃木希典など多くの政治家が眠っています。
調べてみると市川団十郎と小林 麻央ちゃんも青山霊園へ埋葬されているのだそう。
写真でみるよりずっとずっと開放的で気持ちが良い場所でした。今後も展覧会ごとに天気がよければ上がってみたいと思います。
あとは絶対夜景の方がきれいだろうなぁ。今後の楽しみにしよう!
森美術館 STARS展
国内外の美術館へ何度か連れて行ったことがありますが、まだまだ幼児と美術館は厳しいですね。
博物館や科学館なら大丈夫なあもちゃんも、お触り厳禁の美術館は我慢するのが大変で親もヤキモキしてしまいます。
3歳になりたての時に行ったムーミン展は比較的マシでしたが、今回はフェニーが我慢できず途中退場となりました。
子供の性格や興味によって違いはあると思うけど、わたしならチームラボ等の体験型施設を強くおすすめします。
東京の美術館がこんなに空いているとは驚き。4連休初日だけれどまだまだ出かける人は少ないのかな。
日本の現代アートはほとんど知らないので楽しみにしていました!
出展アーティストは下記の6人。全て書くと大変なことになってしまうので特に印象に残った作品だけピックアップして紹介していきます。
- 草間彌生
- 李禹煥
- 宮島達男
- 村上 隆
- 奈良美智
- 杉本博司
子連れでなければ音声ガイドを借りてゆっくり周りたかったのだけど、今回は本当に駆け足。
最後の杉本博司の動画(30分)ももちろん見られず残念すぎる…。
村上隆
まずは村上隆の鮮やかな富士山、フラワーがお出迎えしてくれます。
村上隆氏のことは学生時代ルイヴィトンのコラボで初めて認識し、なんとなく苦手でずっと敬遠していました。
しかし、インスタやYoutubeで若者とコラボしたり、お話しているのを目にする機会が増え、イメージよりずっと面白い人だと認識が大きく変わったのがまさに今年のこと。
わたしのようになんとなく苦手。という方はぜひ動画をみてみてください♪
村上隆氏は現在58歳とそれほど若くはありませんが、今回6人のアーティストの中で一番の若手。
親や祖父母の年齢である大御所たちが今もなおこんなにエネルギッシュな作品を作り続けていることに感動を覚えます。
だからといって、やっぱりちょっと理解できないなという作品も多々あり。人物にはとても興味があるけど作品は苦手。という感じ。
過去に約16億円で落札された「My Lonesome CowBoy」は自分の性器を堂々とかかげ、精液を振り回す美少年。
「HIROPON」は自らの母乳で縄跳びをする美少女というかなり衝撃的な作品になっています。
16億円はもちろん日本人アーティストの作品として最高額。
わたし自身は子供に絶対見せたくないとか、性的なコンテンツが苦手。というわけではないのだけど、キャラクターと性的描写が好みではなくやっぱり気持ち悪いと思ってしまった・・・(;’∀’)
ブログに載せるか迷いましたが、性的コンテンツでGoogleから連絡が来るといけないし、ちょっと無理。という人も多いと思うので気になる方はググってください。
東京オリンピックを見据えて外国人にウケの良い作品を的確に選んでいるのはさすが。
「芸術家=ビジネスに疎い」という印象がありますが村上隆氏はその点の感覚が抜群で、おそらく日本一世界のマーケットを理解しているアーティストなんじゃないかな(何様だよw)。
最後は第13代市川團十郎(海老蔵)の襲名披露のために描かれた絵画。
「My Lonesome CowBoy」と「HIROPON」は江戸時代の奔放な性を表わしているということなので、ぜひ3点セットで鑑賞してみてください。
その他の作品含め、ネタバレOKタイプの人は美術館館長解説のYoutube動画がとてもわかりやすいので必見です。
グッと理解が上がります。
李禹煥
韓国出身、日本で活躍するアーティスト。あもちゃんがここで作品に触りたくなりそそくさと退出。
草間彌生
御年、91歳で作品を作り続ける草間彌生氏。アートに一切興味がない人でもさすがに彼女の名前と作品は知っているのでは??
ファンには物足りない作品数ではありますが、1959年~90年代まで草間彌生氏のキャリアをザっと理解するには十分とも言えます。
奈良美智
奈良美智氏は青森弘前生まれ。1984年~蔵出しの作品もあり、ファン必見のコーナー。
月が乗っかる独創的な小屋。
裏側から室内も見ることができ、奈良美智の脳内が再現されている個性的な展示です。
最も印象的だったのが、新作の「Miss Moonlight」。
写真で見るよりずっと大きいです、目の前には小さなベンチが置いてあるのでぜひ腰かけてみてください。
スゥっと心が穏やかになるようなそんな神秘的な空気を感じる作品でした。
間近でみることで、このふんわりとした温かい色合いをハッキリと感じることができ、一気に心奪われます。
STARS展は日本の現代アートのダイジェスト版になっており、今まで知っていた作品も実際に見ることで新たな感動を得ることがでる良い経験となりました。
アートをどう楽しんでいいかわからないという方は、Youtubeなどで解説動画をみたり、音声ガイドを使って解説を聞きながらまわるのがおすすめです。
知っていることが増えてくるとドンドン楽しくなってきますよ♪
六本木ヒルズ森美術館&展望台への行き方・アクセス
日比谷線「六本木駅」直結
大江戸線「六本木駅」徒歩4分、「麻布十番駅」徒歩5分
大江戸線のホームから地上までがめちゃくちゃ長いので、4分で見積もると危険です。子連れなら最低10分はかかると思っておいた方がいいと思います。
森美術館、シティビューは52階。
六本木ヒルズ森美術館&展望台入場料・営業時間・所要時間
入場料
展示会の内容によって変わると思いますが、わたしが過去行った中の平均を見ると2,000円前後のことが多いかな。
+500円支払えば屋外展望台「スカイデッキ」、+700円で屋内展望台「東京シティビュー」へ入場可能。
展望台だけの入場料は以下の通り。
一般 | 1,800円 |
学生(高校・大学生) | 1,200円 |
子供(4歳~中学生) | 600円 |
シニア(65歳以上) | 1,500円 |
ボヤジンチケット料金
わたしが愛用しているボヤジンが1日パスを大人1,980円、子供940円で販売しています。
通常料金は展望台2つと美術館で最低金額が2,700円なのでかなり割引率が高くてお得。
シンガポールでもかなり利用したのですが、どうやって公式より安くするのか謎です。
仕入れ販売努力でしょうか。大人ふたりだと1,500円くらい浮いた計算になり、助かります。
通常は6階のHISでチケットを受け取るのですが、現在コロナ対応のため自宅またはホテルへの郵送かボヤジン本社(有楽町駅すぐ)での受け取りになります。
予定が決まったら早めに購入して郵送してもらいましょう。日付と時間まで細かく指定しましたが、実際の有効期限は長めでした。
営業時間・定休日
年中無休
森美術館
10:00-22:00(月・水~日)
10:00-17:00(火)
※最終入館は30分前まで
六本木ヒルズ展望台 東京シティビュー屋内展望台(六本木ヒルズ森タワー52階)
10:00-20:00(最終入館 19:30)
屋上 スカイデッキ(六本木ヒルズ森タワー屋上)
11:00-20:00(最終入場 19:30)
※雨天・強風・高温時などはクローズする場合があり
所要時間
展望台だけの時間であれば30分~1時間。
美術館は展示内容、個人差が大きいので何とも言えませんが、広さ的にはそれほど大きいわけではないので1時間~2時間が目安になると思います。
今はコロナで空いていますが、展示内容によってはチケットを購入するために30分~数時間並ぶこともザラ。
直前にSNSなどで情報収集しておくことをおすすめします。
六本木ヒルズ森美術館&展望台のお土産
六本木ヒルズのお土産コーナーはとても楽しい!STARSのグッズも可愛くて欲しいものがたくさんありました。
一番気になったのが草間彌生のカップ&ソーサー。6万円もしたので絶対買えないんだけど、いつか高価でも気に入ったものは手に入れられるよう仕事を頑張りたいですね。
美術館へ入館せずとも3階の「六本木ヒルズ ウェストウォーク」で六本木ヒルズ限定のお土産を購入可能です。ぜひのぞいてみてください!
六本木ヒルズ森美術館&展望台まとめ
何度か来たことがあるはずなのに、展望台見学があったのでとても新鮮に感じることができました!
まだまだ幼児連れでの美術鑑賞はハードルが高いですが、結局連れて行かないと慣れて行かないので、様子を見ながら経験させていこうと思います。
特に子供は事前に知っている作品があると喜ぶので、紹介した動画などを見せつつ興味を惹かせながら訪問してみてはいかがでしょう??
みなさんの東京観光の参考になると嬉しいです!
旅が好きすぎて毎月海外旅行!
お金がなくてもマイルを貯めれば
無料で海外旅行に行けちゃいます
なんと!!マイルを使って
家族で世界一周を実現しました♪
一緒にマイルを貯めて家族旅行!
気になる方は今すぐチェック☆