東京のお出掛けの記事は過去に1度だけ書いただけで(お台場のたこ焼き記事)、遠出した時のことしか記事にしてこなかったのですが今回は特別編!
人生初、東京都内へ1泊2日の家族旅行へ行ってきたので旅行記を書くことにしました。
ちょうどフェニーの誕生日に予定がなく、出発3日前に急遽決めたのでものすごくバタバタ。
とにかく4連休中のホテルをおさえるのが大変だったし、前日はガイドブックを読んだり、ブログやYoutubeをみて予習を頑張りました。
このページの目次(もくじ)
子連れ東京観光1日目
土曜日の午前中は体操教室なのだけど疲れて午後機嫌が悪くなるのも困りものなので休ませることにした。
みんな学校や習い事って休ませたりするのかな。体操、水泳、ピアノで月11日も習い事があるので調整が大変。
各1回飛ぶくらいなら仕方ないかと思えるけどしょっちゅう休ませるともったいない気がして貧乏性が顔を出す。
ボヤジン有楽町本社
ちょうど週末ショートトリップを計画し始めたころ、仕事でお世話になっているボヤジンの担当者と打ち合わせの機会があり都内のミュージアムチケットを提供いただけることになった。
全て実際に自分でお金を出してでも行ってみたいと思った場所で、ダメ元でお願いしたところチームラボプラネッツの取材OKが出て、大江戸温泉物語、六本木ヒルズ展望台(森美術館も入場可)のチケットも手配していただくことに。
展望台のチケットは本来ヒルズで受け取れるらしいのだけど、今はコロナの特別対応で、3日前までに申し込み、郵送するのが基本だそう。
申し込みが前日になり郵送が間に合わないので直接取りに行くことにした。
ボヤジンとは2年くらい前の関係で、わたしがシンガポール旅行ブログを立ち上げた時からお世話になっている。
そして去年知り合いのブロガー、テツヤマモト君までボヤジンに就職したので、なんとなく繋がりが濃くなっているという不思議なご縁がある。
弱小ブロガーだった頃から今と変わらず良くしてくださっている会社のことは今後も大切にしていきたい。
そんなこんなで久しぶりに有楽町線に乗りボヤジン本社へ到着。無事チケットを受け取って早めのランチ。
ボヤジンまでの間にサダハルアオキ、ラ・メゾン・デュ・ショコラ、ニコライ・バーグマンなど都心ならではのおしゃれなお店があって気分があがる。
こんなの本当に久しぶり。
すしざんまい有楽町店
誕生日は何が食べたい?と聞くと寿司がいいという。
有楽町界隈は少し足を延ばせば銀座なのでお寿司のお店ならいくらでもあるのだけど、前から気になっていた「すしざんまい」へ行ってみたいというお金のかからない夫。
実はわたしも一度もすしざんまいへ行ったことがなかったので、ボヤジンから歩いて5分の有楽町店へ。
途中、昔よく通ったJAL PLAZAの前を懐かしく歩く。航空業界は本当に大変だから、早く飛行機にたくさん乗りたい。
あっという間にお店に到着。ガード下にはおもしろそうなお店が沢山。
すしざんまいは公式ホームページによると現在57店もあるらしい。有楽町は10:00~翌7:00まで営業中でほぼ24時間寿司が食べられる。
せっかく誕生日だし、一番高い特選すしざんまいでも3,100円とお値打ちなので、2ついただくことにした。
まわらないお寿司は出産してからほとんど行ってない。すしざんまいと同じく、チェーン店の梅丘寿司の美登利総本店(吉祥寺店)くらい。
子供と一緒だと回転寿司が神。日本は安くて美味しいものが食べられるの世界一の国。
あもちゃん用にたまご、いくら、サーモン、まぐろを追加で頼み、後は少しずつわけながら3人とも大満足!
美登利のランチも3,000円くらいで、比較すると全体的に美登利の方が美味しかったかな。
とはいえ美登利は朝一で整理券をとれないと、平気で3時間待ちだったりするので、何時に行っても気軽に楽しめるすしざんまいはかなり「アリ」。
なんといっても、板前さんがとても親切で、何度も子供に声をかけてくれたり、気にかけてくれて居心地が抜群だった。
日比谷
六本木へ移動しようと日比谷駅を探していると大きな人形を発見。
テレビを見ないので日比谷にミッドタウンができていることを知らず驚いた。
瞑想中の巨大オブジェの正体は、調べてみるとヤノベケンジ氏のフローラという作品だそう。
ボッティチェリの《プリマヴェーラ》にもフローラが出てくるので、早速あもちゃんへ解説。
手掛ける者が違うと同じモチーフでもこんなに変わってしまうのがおもしろい。
ライトアップされたり、ウインクすることもあるらしいが今日は時間もないのでここでお別れ。
パッと振り返ると行列ができていて何事かと思ったら添好運。
海外だと並ばず安く食べられるので日本での出店に興味がなかったが、こうまでどこも行けないと東京出店がありがたく感じる。
このご時世に行列とはさすが。
ゴジラを発見。20年も東京に住んでいるのに知らない場所ばかり。
1本裏通りを入るだけでまるで違う街になる魅力的な街、東京。
日比谷線で六本木へ到着!
六本木ヒルズ
六本木ヒルズとわたしの最大の思い出はやっぱり東京国際映画祭。今はさっぱりだけど、大学時代は毎年映画祭へ通うほど浴びるように映画を観ていた。
大学が合わなくて勉強もサークルも何もしなかったけど、毎日のように映画を観て本を読んでいたことが今の仕事に繋がっているような気もする。
ヒルズはレストランもお店も置いてある商品も何もかもがおしゃれで、田舎者のわたしにとっては未だに東京の象徴だ。
1年に1回くらいしか来ないけど、美術館や展望台は何度か登ったな。
今回は、去年シェアメイトにムーミン展に誘われあもちゃんと3人で来て以来。
蜘蛛が苦手なあもちゃんは怖がりながらも恐る恐る触っていた。
コロナ対策で働く人も大変だよね。
ちょうど嵐の大野君の展示中で屋内展望台は入れず、スカイデッキと美術館だけ。どこもガラガラだったのに、大野君のところだけ大行列。
当日券は一般2,000円+スカイデッキ500円の2,500円。ボヤジンで購入すれば2,300円と割引があるのでおすすめ。
荷物はカメラ以外NGとのことで、全て無料のロッカーへ預けていざ展望台へ!
スカイデッキ
エレベーターはきちんと人数制限がかけられていて、子供でもわかりやすいように立ち位置のシールが用意されていた。
屋上へ到着!!
スカイデッキはヘリポートになってるんだね。
天気は良いとは言えないけど、やっぱり上から見る東京の景色は最高。
そして、その理由は間違いなく東京タワー。
スカイツリーができても、何ができてもこの東京タワーこそが東京たらしめる存在なのだ。
大野君の展示は満員でもスカイデッキはガラガラ。わたしたち含めて3組しかいなくて従業員の方が多いくらい。
その分ゆっくり時間をかけて東京を眺めながら写真を撮れて良かった。
東京タワーと遠くに見える東京湾、今度は夜景の時間に来たいな。
まっすぐ伸びる六本木通り。その先には渋谷のビル群、右手に目を移せば新宿、池袋。
点で知っているエリアが線でつながる瞬間。
20分ほど滞在し美術館へ向かう。
森美術館 STARS展
東京の美術館がこんなに空いているとは驚き。4連休初日だけれどまだまだ出かける人は少ないのかな。
日本の現代アートはほとんど知らないのでとても楽しみにしていた。
今までほとんど興味がなかったのだけど、ブログを初めてアートの面白さにハマっている。
出展アーティストは下記の6人。全て書くと大変なことになってしまうので特に印象に残った作品だけピックアップして紹介する。
- 草間彌生
- 李禹煥
- 宮島達男
- 村上 隆
- 奈良美智
- 杉本博司
子連れでなければ音声ガイドを借りてゆっくり周りたかったのだけど、今回は本当に駆け足。幼児連れの美術鑑賞は心からおすすめしない(笑)
一緒に楽しめる年齢になるのが待ち遠しい。
村上隆
まずは村上隆の鮮やかな富士山、フラワーがお出迎え。
村上隆氏の作品はずっと苦手だった。
最近インスタやYoutubeで見かける機会が増え、話を聞いていると印象が変わり、今は結構興味を持ってウォッチしている。
わたしのようになんとなく苦手。という方はぜひ事前に動画を観てから足を運んで欲しい。
現在58歳の村上隆は今回6人のアーティストの中で一番の若手。
一番上はもちろん草間彌生、91歳。親や祖父母の年齢である大御所たちが今もなおこんなにエネルギッシュな作品を作り続けていることに感動である。
だからといって、やっぱり理解できない作品も多々あり、人物にはとても興味があるけど作品は苦手。という感じ。
過去に約16億円で落札された「My Lonesome CowBoy」は自分の性器を堂々とかかげ、精液を振り回す美少年、「HIROPON」は自らの母乳で縄跳びをする美少女というかなり衝撃的な作品になっている。
16億円はもちろん日本人アーティストの作品として最高額。
わたし自身は子供に絶対見せたくないとか、性的なコンテンツが苦手。というわけではないのだけど、キャラクターと性的描写が好みではない。
芸術だしブログに載せてもOKな気もするけど、性的コンテンツでGoogleから連絡が来るといけないのでやめておく。気になる人はググってください。
東京オリンピックを見据えて外国人にウケの良い作品を的確に選んでいるのはさすが。
「芸術家=ビジネスに疎い」という印象があるが村上隆氏はその点の感覚が抜群。
今年外国人旅行者に見てもらえなかったのはとても残念だ。
その他の作品含め、ネタバレOKタイプの人は館長解説のYoutube動画がとてもわかりやすいので事前に見ておくとより鑑賞が楽しめると思う。
李禹煥
わたし自身は直島にある安藤忠雄のコラボレーションによる美術館で李禹煥のことを知った。日本で活躍する韓国人アーティスト。
あもちゃんがここで作品に触りたくなりそそくさと退出。
草間彌生
御年、91歳で作品を作り続ける草間彌生氏。アートに一切興味がない人でもさすがに彼女の名前は知っているのではなかろうか。
ファンには物足りない作品数だが、1959年~90年代まで草間彌生氏のキャリアをザっと理解するには十分とも言える。
奈良美智
奈良美智氏は青森弘前生まれのアーティスト。
1984年~蔵出しの作品もあり、ファン必見のコーナー。
月が乗っかる独創的な小屋。
裏側から室内も見ることができ、奈良美智の脳内が再現されている個性的な展示。
最も印象的だったのが、新作の「Miss Moonlight」。
写真で見るよりずっと大きく、目の前には小さなベンチが置いてある。
腰かけてみているとスゥっと心が穏やかになるようなそんな神秘的な空気を感じる。
間近でみることで、このふんわりとした温かい色合いをハッキリと感じることができ、一気に心奪われた。
STARS展は日本の現代アートのダイジェスト版になっており、今まで知っていた作品も実際に見ることで新たな感動を得ることができる良い経験となった。
まだまだ展示はやっているので、今度はひとりでゆっくり来館したい。
ミュージアムショップも充実している。草間彌生のキーホルダー(笑)ちょっと欲しい。
戦後70年の間、日本の現代美術がどのように海外で紹介されてきたのか、どんな作品が世界で認められたのか、6人のSTARがどのようにこれまで歩んできたのか興味のある方はぜひ体験してみてください。
六本木ヒルズからお台場までは電車でいくと少し時間がかかるので、汐留までタクシーを使うことにした。
我が家は車を持っていないし、近場であれば好きな時にタクシーに乗るくらいの余裕はあるのだけど結局歩いたり、公共交通機関を使うことが多い。
子連れで都内の移動は大変だし、これくらいケチらずさらっと使えるようになりたいと思う今日この頃。
ゆりかもめ
汐留駅目の前には日テレ。大きなからくり時計は宮崎駿デザインのもの。
普段は平日1日5回、休日6回演出があるが、いまはコロナで15時と20時だけ。運よくタイミングがあえばぜひ見てみたい。
ゆりかもめにのってお台場へ向かう。
レインボーブリッジをゆりかもめで渡るのは初めてでなかなか楽しい。
車掌がおらず、最前列を楽しむあもちゃん。13分でお台場へ到着!
ヒルトンお台場東京
ヒルトンお台場は今年の2月におにちゃんとブログ合宿をやって以来2度目。
ホテルの設備や滞在中のサービスについては何の不満もないのだけど、予約センターとホテルとが全く連携できていなくて、フロントでは嫌な思いをした。
というのも、実はヒルトンのゴールド会員になるべくステータスマッチというものを申請していて、運よく前日に承認OKのメールが来たところだった。
実際に会員ページはシルバー会員のままだったので、念のため予約センターへ電話するも30分経ってもつながらない(有料の電話番号でつながった後保留で待つタイプ)。
直接ホテルへ聞いても管轄外でわからないから、19時の営業時間までの間、繋がるまでかけなおすしかないとのこと。
比較的空いていると教えてもらった15時にかけても20分繋がらず、18時にかけたら営業時間外だという。
結局お台場から予約センターへ折り返しを頼み(通常は対応不可らしい)、やっと20時前に連絡があって間違いなくゴールドで対応できますと言われたのに、なんとフロントではシルバーだった(笑)。
ちなみにゴールドなら朝食が2人分無料、部屋のアップグレード、ポイントボーナスとかなり大きな特典があり、夫の誕生日でできれば快適に過ごしたいという思いから何度も確認したというわけ。
のちのち口コミを読むと、普通の宿泊客からの評判はまずまずで、ヒルトンオナーズ会員の口コミは散々。
というわけで、一般の方は宿泊してもおそらく問題ないと思いますが、ホテルに泊まり慣れている人は不満に思うこともあるかもしれませんのでご注意を。
15分待たされたけど、無事確認がとれヒルトンルームからスーペリアデラックスルームへアップグレード。
あもちゃんがまだ小さいので、落っこちないようキングベッドをリクエストした。
ベランダから外の景色を楽しむあもちゃん。ホテルは好きらしく、とてもはしゃいでいた。
バスタブ付きの広々としたお風呂。前回のエグゼクティブツインとほぼ同じつくり。
それにしても子連れでの移動&美術館鑑賞は体力の消耗が激しい。脳が糖分を欲してきた。
小腹も減って来たし、元々どこかで誕生日のケーキも食べる予定だったのでスイーツビュッフェへ行ってみることに。
スイーツビュッフェ
ホームページでは2交代制だったけど、カスタマーサービスに電話するとすぐに来てOKとのことで16時に到着。
1杯目にスペシャルドリンク(紅茶と何かを混ぜたと言ってたけど忘れた)が提供され、その後はコーヒー紅茶が飲み放題。
コロナのため?ビュッフェといいつつアフタヌーン方式。でもむしろ高級感があって良い。
お皿が全部で6種類あって、好きなものを3つずつ選んでおかわり自由。
上の一皿がしょっぱい系で、ビーツの冷製スープ、かぼちゃのフラン、BBQポークとソルガムキビのサラダのラップ、クロックケーキ。
あとは全部スイーツなので、それを全種類1皿ずつとしょっぱい系を2皿、さらにカレーを食べて臨月レベルでおなかが大きくなってしまった…(笑)
目玉ゼリーにゴーストマカロン。プロの技がすごい。
コフンタルトレット、ゴースト抹茶ムース、カシス茸。抹茶クリームはかなり甘く、上のもちはまるで雪見だいふく。
疲れが回復する。カシスはさっぱりしていて甘い物が苦手な人でも食べやすいと思う。
書きながら、そもそも甘いのが苦手なのにスイーツビュッフェなんて食べるわけないよなと・・・矛盾を感じつつの食レポ。
おだいばななちょこばなな、たこ焼きシューカシス風味、モンブラン。ちょこばななはマジパンでできていると聞いたのでパスしてあもちゃんにお願いした。
これ食べたらお腹にたまりそう。
普段食べないゼリーもさっぱりで高級感のある味。
何より見た目が綺麗でテンションが上がる。
ポワールカシス、シートモンブラン、イチジクタルト。強いて言うならこのお皿が一番見た目、味共に普通だったかな。
甘さを消すため、味ききのため・・・と欲張って食べたカレー。可もなく不可もない味。
こうやって必要ないものを食べるから太る・・・(;’∀’)
料金は土日祝 大人3,900円/子供2,340円、平日は400円安くなる。
わたしはHPCJ(ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン)の会員になっていたのでレストランは20%引き。
税金・サービス料を足して、20%割引が入ってふたりで7,756円。誕生日だから迷わず出せる金額だけど、普段使いにするにはちょっと勇気のいる値段(笑)
フロント近くでヒルトン・グランド・バケーションズのクーポン(5,000円以上の会計で1,000円OFF)が受け取れたのに、この時点で受け取っていなかったので使えずもったいないことをした。
クーポンを使えば6,756円で、ひとり3,378円。これはかなりコスパの良いスイーツビュッフェ。
アクアシティお台場
パンパンのお腹で隣にあるアクアシティお台場へ出かけることに。
自由の女神を見るとまたもやニューヨークとパリを思い出し恋しくなる…。子供の頃はアメリカにしかないと思ってたのにこんなに色んな場所へあるとは不思議。
大人が落ち着いて買い物をするために、ディズニーストアで子供用マグを買い与えあもちゃんのご機嫌をとる。
色々周った割には決め手にかけて特に何も買わず、買い物は明日のダイバーシティへ持ち越し。
日も暮れてきたので一度ホテルに戻り大江戸温泉物語へ向かうことにした。
大江戸温泉物語
チケットは公式より安く買えるボヤジンで購入。チケットバウチャーの印刷が必須なのにまさかのホテルに忘れてくるという大失態。
家族みんなで引き返すかひとりで戻るか悩んでいたら、フェニーがコンビニで印刷できるとナイス提案!
無事駅前にあるファミマで印刷し(なんと無人だった)、ほっと一息。
チケット購入時は日付指定をしたが、利用期間は16日~22日と幅があったので使いやすくて良い。
大江戸温泉物語はその名の通り、江戸の温泉街をイメージして作られた温泉のテーマパーク。
何度もテレビで見てはいたけど自宅から遠いしなかなかチャンスがなくやっと滞在がかなった。
4連休で自宅近所も含め色々な場所へ行ったが、1番マスクの着用に厳しかったのがここ。
コロナ対策も他の施設より特に厳重だったと思う。もちろん検温、アルコール消毒をして入店。
日本小児科医会の発表では「2才未満のマスクは危険、3才以上も強要はしないことが重要です」とあるので普段はマスクなしで生活しているが稀にマスクがないと入れない施設があるので常備はしている。
つけないと入れないと説明し、頑張ってつける約束ができた。
今年の春にはマスクが嫌すぎて、泣きわめいていたのに成長を感じる。
受付をすませ、鍵と精算がセットになったリストバンドを受け取った後は越後屋でレンタルの浴衣を選ぶ。
入場料を払った場合は無料だが、あもちゃんは入場料が無料だったので浴衣は有料。
本人が着たいというので甚平を借りた。
浴衣に着替え、入場するとそこは本当に江戸の雰囲気(実際に行ったわけじゃないからわからんけど笑)。
全員が同じ浴衣を着ているという効果がすごい。普通は洋服を着ている人がいると思うが、大江戸温泉物語はそこが徹底されているので一気にタイムスリップ感が出る。
感心しながらまずは足湯へ。
和傘を使った幻想的なライトアップがまた美しい。これは外国人旅行者も喜ぶはず。
お湯の温度はぬるめで子供でも十分楽しめる。大人には物足りないくらい。湯にはたくさんんの生花が浮いていて小学生くらいの子供が喜んでいた。
フォトスポットもたくさん。
カップルで来ていた女の子の方が、彼氏が撮った写真を気に入らず何十枚も撮りなおしを命じていた。
気持ちはわかるが彼氏もかわいそうだし、みんな待ってるから早くして(笑)
奥にある人気のフォトスポット。ここで何枚か家族写真パシャリ。
マスクでの写真撮影なんて本当に嫌だけど、後から振り返るといい思い出になるんだろうな。
足湯の後は大浴場へ。
あもちゃんにどっちと入る?と聞くとパパと答えるので心の中でガッツポーズ。
一緒でも楽しいけど、ゆっくりできるものならひとりでゆっくりしたい。
30分~45分後の間に出てきたところで待ち合わせして解散。温泉の種類も多く露店風呂も楽しんだ。
足湯と同様温度は全体的に低めになっていて熱いお風呂が好きなわたしにはちょっと物足りない。
早めに上がって館内を散策。どんなお店があるのかくまなくチェック。
色々食べようと思っていたのに、スイーツビュッフェのせいでおなかはいまだにパンパン。
ちょうどふたりが出てきてコーヒー牛乳とフルーツ牛乳を楽しんでいた。
散々甘い物を食べたのによくもまぁあんな甘い飲み物を飲みたいこと!!
駄菓子や土産物屋のお菓子が気になるあもちゃんの気をそらせるのも大変だった。
かわりにスーパーボールとりをしようと誘う。
真剣に挑戦するあもちゃん。なかなか破けないタイプの紙でできていて、幼児でも最低10すくいくらいはできるみたい。
とった数に応じて最後にひとつ大きなスーパーボールをもらえるので大人にも子供にも優しいシステムになっている。
気に入ったピンクのスーパーボールをもらい機嫌がよいところでホテルへ戻ることに。
大浴場の後、一度浴衣に着替え、さらに洋服に着替えるのはやっぱりめんどくさいけどこの世界観を守るためにはやむなし。
最後は関所札をもらってチェックアウト。
タクシーは全然来ないみたいなのでゆりかもめで戻る。無料シャトルバスが色んな駅から出ているので結構行列ができていた。
忙しかった東京観光1日目も終わり。ホテルについた瞬間にあもちゃんはバタンキュー。わたしもフェニーもかなり早い時間に就寝。
1時間かけて自宅に戻らなくてよい幸せ・・・。
子連れ東京観光2日目
昨夜はそれなりに早く寝たので7時前には全員が起床。
昨日大江戸温泉物語でもらったスーパーボールで遊ぶあもちゃん。
1時間ほどテレビを観たりゴロゴロし、8時過ぎに朝食会場へ。
ヒルトン東京お台場朝食(グリロジーバー&グリル)
朝食はシースケープ テラス・ダイニングと書いてあったけど、実際に行ってみるとグリロジーバー&グリルへ通された。
ビュッフェ方式なので使い捨ての手袋が配られる。
卵好きの我が家は大きなオムレツを2つ。フェニーとあもちゃんはパンと洋食中心。
わたしはご飯と和食を中心にちょこちょこつまむ。
とにかくご飯の時は100%機嫌が良い。お寿司も余裕で10貫食べるし、太らせないように途中でストップさせるのが大変。
そもそも両親が太っているので全然説得力がないが、幼児の肥満は親の責任なのでそこは別問題。
詳しいメニューは「お台場おすすめホテル!ヒルトン東京お台場宿泊記」で。
次の予定はチームラボプラネッツ。
14時~取材のアポを入れているのでダメもとで13時半のレイトチェックアウトをオーダー(トリップアドバイザーの口コミがひどくて、お台場ではしょっちゅう断られると書いてあった)。
運よく13時までOKとなったのでギリギリまでダイバーシティへ。
ダイバーシティ東京プラザ
ホテルからゆっくり歩いて10分ちょっと。
5年位前にシルクドソレイユを観に来て以来。あの時はまだ会社員だったなぁ。
ガンダムには一切興味のないあもちゃん。写真を撮ろうと言っても無視して遠くの方へ走って行った。
アジアの観光地っぽいお菓子を発見。
わたあめ好きのフェニーが食べたそうにしていたが、昨日のカロリーを思い出してここは我慢。すごく高そうに見えたけど600円くらいで結構リーズナブル。
フェニーはユニクロ、GU、わたしはZARA、あもちゃんはH&Mでそれぞれ洋服を購入。
ここまで来ても結局いつものファストファッション(笑)
あもちゃんは大好きなエルサを見つけて一瞬で走って消えてしまった。
わたしはフリーランスなので、平日買い物に行く時間があるけど、フェニーはほとんどひとりで買い物する時間がとれないので今回はわたしが子守担当。
買い物を待っている30分、あもちゃんから作り話を聞く時間がこの旅行の中で一番楽しかった。
「こんぶり」という海に住む化け物が夢の中に出てきて、剣で牛を殺したり、子供を殺したりするので大人に守ってもらわないといけないと言う。
誰かから聞いたのか、本当に自分でつくったのかわからないけど想像力がすごくてどんどん続きが聞きたくなった。
そんなことをしているとあっという間に時間が過ぎ、フェニーがたくさん荷物を持って戻って来る。
ユニクロで裾直しを頼んだらしく、チェックアウトがギリギリに。小走りでホテルへ戻り急いで荷物を片付ける。
近所にもユニクロがあるのにわざわざここで直さなくても…。と喧嘩になりかけるけど誕生日旅行だし、グッと我慢(笑)
5分ほどオーバーしたが、フロントに行かずチェックアウトができるエクスプレスチェックアウトを使って簡単チェックアウト。
並ばなくて良いのが最高!まさにエクスプレス。マカオの大型ホテルでもこの方式でラクチンだった。
それにしても子供ができてからかなり余裕を持って予定を組んでるのに、結局いつもバタバタ。
電車を待つ間の20分、グランドニッコーでコーヒーとパンを買って簡単なランチ。
エスプレッソかき氷は失敗だったけど、パンはとても美味しかった。(カフェとパン屋は別)
チームラボプラネッツ
ゆりかもめで10分ちょっとゆられ新豊洲駅に到着。新豊洲駅なんていう駅があったこと自体知らなかった。
いきなり新作の滝が迎えてくれる。そこまで混んでいるわけではなさそう。
作品の名前は「空から降り注ぐ憑依する滝」
床に足をおけば水がせき止められ、離すとまた流れ落ちる。作品のコンセプトは公式HPに細かく載っているのでぜひ事前に読んでから来てみて欲しい。
こういう意図があったのかと思うとまた新たな発見がある。
本当は余裕があれば何も読まずにただ感じて、もう一度じっくり読んでから再訪するのがベストだと思うけどそう何度も来れる場所ではないと思うので。
チケットは大人3,200円と結構高いけどその価値あり。
わたしはボヤジンで取材手配してもらったので今回はゲストとして入場できた。次回は自腹で再訪しよう。
大江戸温泉と違って特に割引はないのだが、ボヤジンで特別に在庫を確保できているため、週末など売り切れやすい日にちでも購入できるメリットあり。
公式でもボヤジンでもどちらでもいいのだけど、事前予約はしておいたほうがいいと思う。
パッと見、チームラボプロデュースの「EVERYTHING is in your HAND$」というカフェしかないし、カフェの口コミは微妙。
あまりここで時間をつぶしたくない。
時間で人数が制御され、コロナ対策もバッチリ。上のカメラで全員の体温をサーモグラフィでチェックして熱がある人だけ帰されるシステム。
もうすっかり慣れてしまったけど、検温はやっぱり非日常とは程遠く現実感バリバリなのでチームラボプラネッツのコンセプト「没入感」とは合わないもんね。
ロッカーで靴を脱ぎ、全て荷物を預ける。鏡の床、水を使った作品が多いので下着が見えないような洋服必須。
更衣室もあるのでここで着替えてもOK。
早速暗闇に青く光る廊下が登場。
信じられないくらい気持ちが良い。この素材で家中埋め尽くしたいくらいすべすべ。
ひとつひとつの作品はもちろん、次の作品までの導線が完璧でお見事。
しばらくすると足元に水を感じる。暗闇にさす一筋の光。水が流れる坂を上っていく。
以降の詳しい説明は「子連れチームラボプラネッツを写真20枚で解説!行き方・料金・営業時間徹底ガイド」で書いたのでここでは写真だけ載せておきます。
どこも、少し大きめの音楽が流れていて、良い香りがする。視覚、聴覚、嗅覚までコントロールされている感覚に。
途中あもちゃんがトイレを行きたくなった時、スタッフがとても親切に誘導してくれた。
とにかくみなとても親切で嫌な思いをするということが全くなかった。居心地が良い空間づくりにかける思いを感じる。
チームラボプラネッツの紹介記事にも書いた通り、ディズニーリゾートの《没入感》ととても似ているように思う。
ヒルトンでもわかっていただいたと思うが、今どき5つ星ホテルでも優秀な人材確保は難しく、世界一厳しいと言われる日本人の期待を満足させるサービスを提供するのは至難だ。
その中で自分たちの世界観をしっかりと作り込み、いかに没入から離脱させないか、検温から廊下まで細かい場所へ気を配った姿は見習うところしかない。
わたしはブログを読んでくれた人が満足できる記事を書けているだろうか?
あもちゃんのため、何気なく選んだ場所だったが、プロの仕事を間近で体験し、自分のビジネス的な視点にまで影響を与える嬉しい誤算。
そしてこれはやっぱり東京なのが良い。ヨーロッパで同じような施設があっても行かないと思う。
しばらく引きこもっていたが、東京が誇る世界の最先端、色々見て回らないといけないな。
取材なのに100%楽しんでしまった。こういう仕事が一番おもしろいし、こうやって記事を書いている時が一番幸せ。
豊洲
あもちゃんが電車に乗りたくないというので豊洲まで1駅歩く。
お台場ど真ん中はレジャーにはいいけど人工的な雰囲気が好きじゃなくて住みたいとは思わない。
豊洲まで来ると随分雰囲気が変わっていいね。
豊洲公園は遊具も充実していて遊んで帰ろうと思っていたけどご飯を食べたらみんなすっかりくたびれてしまってそのまま帰宅することにした。
比較的レビューが良かったALOHA TABLE LaLaPortで。
モールは便利だし楽しいけど食事がイマイチなのが難点。新宿、池袋には安くて美味しい店がたくさんあるのでついつい比較してしまう。
写真のメニューは思ったより美味しかったけど1つ頼んだレモネードは3人とも口に合わずほぼそのまま。
豊洲駅から電車に乗ってしばらくするとあもちゃんは眠ってしまった。寒くなっていたのでH&Mで買ったトレーナーを着せる。
わたしもフェニーもクタクタ。今日は大きな予定は1つしかなかったのにこの有様。思い切ってホテルに泊まって良かったな。
子連れ東京観光1泊2日まとめ
帰宅の電車内で今回の旅行は何が楽しかった?とあもちゃんに聞いてみました。
ベスト3は
- パンが美味しかったこと
- 大きなボールで遊んだこと(チームラボ)
- アイス(アサイーボウル)を食べたこと
だそうです。
色々行ったし楽しそうにしてたけど、結局あもちゃんは何か食べている時が一番幸せな模様。
わたしのベスト3はあもちゃんと二人でこんぶりの話をしたこと、チームラボプラネッツ、ホテルのスイーツビュッフェかな~。
美術館も良かったけど、子連れで落ち着かなかったので不完全燃焼。同じコース、大人だけでまわっても、ひとりで周っても楽しいと思います。
気になったものがあればぜひ周ってみてください♪
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