コスタリカは「環境保護先進国」「軍をもたない国」として知られており、軍事費を「医療」「学校」に充るという徹底ぶり。
中米のスイスと言われているコスタリカですが、治安はやはりそれほどよくありません。
女性ひとりでも特段問題なく観光することはできますが、注意すべきことは沢山!
旅慣れているからこそ、わたしは万が一のため最低限の備えは欠かしません。
旅慣れていない場合は高くても治安重視でホテルをとることを強くおすすめします。
関連記事コスタリカ旅行クレジットカード選び方
おすすめbooking.comでホテルを探す
当ブログ(オハヨーツーリズム)では、そんなコスタリカの実際の治安情報と、絶対注意しておかなければならないことをまとめました!
保険やネット環境、ホテル選びの大切さ、知っていれば避けられるリスクをこれでもかと盛り込んだので、必ずすべてに目を通しておいてくださいね!
- 現地で起こる犯罪手口
- 現地の危険エリアと安全対策
海外旅行に行くなら
海外旅行保険が絶対に必要
年会費無料のエポスカードは
無料なのに海外旅行保険付帯
(実はこれめちゃくちゃスゴい)
保険付きクレカをまだ持ってないなら
発行しない理由はありません
すでにメインクレカを持っていても
補償額は合算なので複数枚持ちがお得
このページの目次(もくじ)
コスタリカの治安と世界平和度指数ランキング
外務省の安全情報
2024年1月現在、外務省の海外安全ホームページでは首都サンホセ、リモン市及びプンタレナス市の危険レベルが1、他のエリアは危険レベル0とされています。
中南米の中では比較的治安は良いと言われています。
★レベル1とはタイの首都バンコク、メキシコの首都メキシコシティと同レベル
コスタリカは地形的に南米の麻薬が北米へ運ばれる際の中継地点となっており、国内へ大量の麻薬が流入しているため麻薬に関する犯罪が首都サンホセを中心に問題となっています。
実際に行くと分かりますが首都サンホセは窓に鉄格子が必須でやや物々しい雰囲気がありました。
1月13日、日本大使館近くのサンホセ市サバナ・ノルテ地区の路上で銃撃事件も発生しています。
しかし、バスで4時間の田舎街(ノサラ/ニコヤ)へ行くと雰囲気は一変し、すれ違う人と挨拶を交わすなど、とってものどか。
必要以上に心配することはありませんが、特に首都サンホセに行く方は渡航前にたびレジなどの安全情報の登録をしておくことをおすすめします。
犯罪データ
2022年の殺人事件数は656件と過去最多を記録しました。
2022年以前は、2021年(588件)、2020年(571件)、2019年(564件)、2018年(585件)と、殺人事件数は増加傾向となっています。
その他の犯罪発生状況は前年に比べ6,042件(14%)増加。
強盗11,074件(約19%増)、盗難(住宅、事務所、店舗)13,176件(約2%減)、自動車盗4,384件(約30%増)、スリ17,021件(約20%増)、車上荒らし3,568件(約20%増)です。
中南米ではコスタリカは安全な国だと言われていますが日本とは全く違います。人が多い所を歩くときは持ち物に充分注意しましょう。
世界平和度指数ランキング
国際NGOの経済平和研究所(Institute for Economics and Peace)が23項目にわたって163か国を分析し、毎年世界中の国々の「平和さ」を数値化して世界平和度指数を算出しています。
GLOBAL PEACE INDEX 2023の情報によると、日本は9位、コスタリカは39位でした。自身の経験と必ずしも同じ印象ではありませんが、旅行の参考になると思うので、目安に利用してください。
コスタリカで注意すべき危険エリア
気をつけるべきは首都サンホセのいくつかのエリアです。
主なエリアごとに、治安情報をざっくりまとめてみました。
長距離バスターミナル
長距離バスターミナルでは荷物の盗難が日常茶飯事。他のものに気を取られることなく、常に自分の荷物に注意しましょう。
またサンホセにある、ノサラなどの地方へ行くバスが出ている長距離バスターミナルTerminal 7-10の周囲はコカコーラという危険地域からも近いのでやや雰囲気も悪いです。
夜間早朝の一人歩きはやめてタクシーを利用しましょう。
コカコーラ地区(サンホセ)
浮浪者が多く雰囲気も良くありません。
昼間は人通りもありますが個人的にはあまり歩きたくないのでわたしは近づかないようにしました。
どうしても通らないと行けない場合はタクシーを利用しましょう。その際、窓は必ず閉めておきましょう。
リモン市・プンタレナス市
麻薬組織間同士の抗争や報復による殺人事件が過去になく急増しています。
コスタリカで頻発する犯罪・トラブルの具体的事例
スリ・置き引きに注意
コスタリカではスリと置き引きが多く発生しています。
特に置き引きは近隣諸国から出稼ぎに来ている人が多く集る長距離バスターミナルなどで起きています。
ちょっと目を離したスキに荷物がなくなっていたなんて事も。とにかく自分の荷物からは絶対に目を離さないようにして下さい。
ケチャップ強盗に注意
スペイン語圏の国に多いのがケチャップ強盗。ここコスタリカでも起きています。
特に首都サンホセの歩行者天国付近で報告されており「ケチャップが付いているよ」と声をかけてきて拭きとるふりをして貴重品を取るという手口。
「ケチャップが…」と声をかけてくる人が居たら必ず無視しましょう。
バスに注意
サンホセの交通機関はバスかタクシーです。
バスは安いのですが、治安の悪い地域を通る事もあるため、できるだけタクシーを利用する事をおすすめします。
タクシーは白タクもいるので、必ず赤い車体で黄色い三角のマークが付いているタクシーを選んで下さいね!
Uberならお金のやり取りもなく言葉もさほど必要ありませんし、運転手の身元もわかり、クレーム対応も早いのでおすすめです。
夜間の公園に注意
コスタリカの犯罪の多くは「麻薬がらみ」。
公園においては麻薬売買の取引が行われていたり暴行事件も多く発生しているので
とくに「夜間」の公園には絶対に近づかないようにしてください。
銃犯罪に注意
警察に追われた犯人と警察が銃撃戦になったり、銃による強盗も多く発生しています。
特に首都サンホセで多く報告されています・・・。
銃声が聞こえたらまずはその場に伏せるなど直ちに低い姿勢をとってコンクリートの柱など、頑丈なものの陰に隠れ身の安全を確保してください!
その後様子を見ながら銃声音等から離れるよう、低い姿勢を保ちつつ速やかに安全なところに退避しましょう。
麻薬に注意
南米から北米への麻薬ルートとなっているので麻薬がらみの犯罪が多く発生しています。
手に入りやすいからと言って、麻薬に手を出す事は絶対にやめてください!もちろんコスタリでで麻薬は違法で有罪です。
詐欺・ボッタくりに注意
コスタリカで詐欺やボッタくりは日常茶飯事。
そのため現地の人が前払いや事前に交渉することはありません。おかしいな?と思ったらすぐにサービスや購入をやめておいたほうが得策です!
コスタリカで犯罪にあわないために気をつけたい10の安全対策
危険な場所を避ける
上記の危険スポットはもちろん、宿泊先の従業員にこの辺りで危険なスポットはないかどうか聞いてみてください。
最新の情報はやはり実際に住んでいる方から聞くのが一番です。
怖いもの見たさで危険な場所へ立ち入るのは絶対にやめてください。日本とは違うということをお忘れなく!
安全な地域でホテルを予約
世界遺産のサクラメントであれば治安はそれほど悪くないのであまり気にする必要はありませんが、首都のモンテビデオは他の都市に比べるとやはり危険度が高いです。
少し宿泊費があがったとしても安全なエリアに泊まることおすすめします。
現金を大量に持ち歩かない
コスタリカでは支払いの際、デビットカードやクレジットカードでの支払いが主流になっています。
もちろん現地の屋台やローカルマーケットなど、一部の場所で現金しか受け付けないケースもありますが、そのような少額の支払いを除いて、クレジットカードが使えます。
万が一スリや盗難の被害にあった時のために、持ち歩く現金は最低限(目安は1万円以下)にしておきましょう。
関連記事旅のプロが教えるコスタリカで得する人気クレジットカードランキング
しつこく話しかけてくる人は無視する
物売りやナンパなどは、徹底的に無視しましょう。
酔っ払いなど危ないと感じたら、賑わっているお店に入るなどしてその場を離れるようにしてください。
荷物は必ず体の前に
ただでさえ中南米ではアジア人というのは目立ちます。
スリなどの盗難に合わないためにも必ずリュックなどのバッグは前掛けにしましょう。チャックなどをしていても、知らないうちにナイフなどでリュックを切られ、中身を盗られているケースがあります。
できればリュックに小さな南京錠、あるいは薄いウエストポーチに貴重品の保管はしたほうが良いです。
またブランドバッグや高級ブランドの紙袋をもっていると「お金持ちだ!」と広告を背負って歩いているようなものなので控えましょう。
わたしは貴重品(財布、パスポート)を必ずセキュリティポーチへ入れるようにしています。
ファッション性はありませんが、危険を回避するにはとても有効で手放せません。
夜間の一人歩きは避ける
基本的に中南米の夜は一人で出歩くのをおすすめしません。
当たり前ですが、日中でも危ないので、夜間はもっと危ないです。できるだけ外出は避け、また外出する際には、必ずタクシーを使いましょう。
強盗などの被害にあった際には抵抗しない
強盗などの犯罪において、拳銃を所持する犯人には絶対に抵抗してはいけません。
身の安全を第一に考え、行動するようにしましょう。
万が一運悪く強盗に遭遇してしまったら、残念ですがお財布や携帯などお金になりそうなものはさっと渡して彼らがいち早く立ち去るのを願うほかありません。
路上のATMは使わない
路上のATMを使ってキャッシングなどでお金をおろさないようにしましょう。
スキミングの危険性もありますし、なによりお金をおろしているのを不特定多数の人に見られていると、強盗にあう可能性があります。
ショッピングセンターやホテルなどセキュリティーがしっかりしているところで行いましょう。
街歩きや移動中に携帯を出さない
町中で歩きスマホや公共機関を使って移動している際にスマホを開くのは控えましょう。
お財布と同じようにスマホもひったくりなどの対象になりやすいです。特に町中は強盗の格好のターゲットになってしまいますので注意が必要です。
配車アプリを活用しよう
流しのタクシーの場合、ぼったくりやタクシー強盗にあう危険性があります。比較的安全なレミース(ハイヤー)の利用も良いですが、少し割高。
「Uber」などの配車アプリを使い、安全に移動しましょう。
また移動中もひったくりや強盗の危険性があるので、窓は開けないようにしましょう。
コスタリカで女子旅をするなら気をつけておきたいこと
コスタリカの女子旅で特に注意すべきことは暗くなってからの一人歩きや深夜の外出、クラブなどでのナンパです。
興味も無いのに連絡先を交換するとトラブルの元になります。曖昧な態度はさけ、断る時はきちんとNOと言って断りましょう。
イヤリングやネックレスなどは、つけて歩くことで、ひったくりされる危険性があります。
装飾品をつけて歩かないようにしましょう。
コスタリカで子連れ旅行をするなら気をつけておきたいこと
子連れでコスタリカへ行かれる方はかなり少ないと思いますが、子供と一緒だと注意力が散漫になりがちです。首都サンホセでは人通りの多い場所を歩く時はスリに気をつけてくださいね!
また子どもの誘拐もなくはないので絶対に目を離さないように。
日本より子どもに対する目線は優しいと感じました。道路やバス、タクシーでもそこまで周りに気を使わなくてもよさそうな雰囲気があり、その点は子連れでも旅行がしやすいです。
コスタリカ旅行前に準備すべきはWiFiと海外旅行保険
コスタリカ旅行に限らず、この2つはとても重要!海外旅行に行く際にスマホ利用と海外旅行保険はマストです。
WiFiレンタルでネット環境を整える
旅先で何か困ったことが起きた時、ネットが使えると安心感が違います。
道に迷って危険そうな場所に迷い込んでしまった時、スリに逢った時、体調を崩してしまった時、すぐに検索して助けを求められれば大きな被害にならないことも十分あり得ます。
普段なら落ち着いて判断できることも、焦っていると思わぬ方向にいってしまうものです。
旅慣れた人であれば現地のSIMカードを、そうでなければレンタルWiFiを準備しておくことをおすすめします。
レンタルWiFiは価格、品質、サポートなどを比較した結果わたしはグローバルWiFiをすすめることが多いのでぜひ参考にしてみてください。
キャンペーンページからお申し込みいただくと1,000円割引で申し込めます。
※4000円以上の申込みで割引対象
海外旅行保険でいざという時に備える
実際にトラブルが起こってしまった時でも、海外旅行保険に入っていれば安心です。
万が一に備えて海外旅行保険には必ず入っておきましょう!
[治安クレカ]
コスタリカの治安まとめ
今回は、コスタリカの治安についてご紹介しました。
わたしのおすすめを最後にまとめます。
中南米の中では比較的安全なコスタリカではありますが、麻薬関連の犯罪が年々増えて来ています。
旅行する際には、細心の注意、そしてしっかりした準備をしてくださいね!
旅が好きすぎて毎月海外旅行!
お金がなくてもマイルを貯めれば
無料で海外旅行に行けちゃいます
なんと!!マイルを使って
家族で世界一周を実現しました♪
一緒にマイルを貯めて家族旅行!
気になる方は今すぐチェック☆