ハンガリーはヨーロッパ諸国に比べ、治安は良好とされています。
多くの難民がブタペスト市内に押し寄せ、駅の周りが難民キャンプでいっぱいになってしまったこともありますが、すぐに解消され、現在は特に気にする必要もないかと思います。
女性ひとりでも特段問題なく観光することはできますが、注意すべきことは沢山!
治安が良い国でも、わたしは万が一のため最低限の備えは欠かしません。
旅慣れていない場合は高くても治安重視でホテルをとることを強くおすすめします。
関連記事ハンガリー旅行クレジットカード選び方
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当ブログ(オハヨーツーリズム)では、そんなハンガリーの実際の治安情報と、絶対注意しておかなければならないことをまとめました!
保険やネット環境、ホテル選びの大切さ、知っていれば避けられるリスクをこれでもかと盛り込んだので、必ずすべてに目を通しておいてくださいね!
- 現地で起こる犯罪手口
- 現地の危険エリアと安全対策
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このページの目次(もくじ)
ハンガリーの治安と世界平和度指数ランキング
外務省の安全情報
2024年1月現在、外務省の海外安全ホームページでは危険情報は出ていません。
また近年ハンガリー国内でテロが起きてはいませんが、念のため渡航前にたびレジなどの安全情報の登録をしておくことをおすすめします。
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犯罪データ
ハンガリーの治安情勢は全般的に良好。犯罪認知件数も減少傾向にあり2021年は5年前と比較すると約13万件減少しています。
2022年のハンガリー国内の犯罪認知件数は約17万件。内訳は殺人238件、強盗534件、窃盗46,833件、傷害 6,901件、詐欺16,747件です。
世界平和度指数ランキング
国際NGOの経済平和研究所(Institute for Economics and Peace)が23項目にわたって163か国を分析し、毎年世界中の国々の「平和さ」を数値化して世界平和度指数を算出しています。
GLOBAL PEACE INDEX 2023の情報によると、日本は9位、ハンガリーは18位でした。自身の経験と必ずしも同じ印象ではありませんが、旅行の参考になると思うので、目安に利用してください。
ハンガリーで注意すべき危険エリア
ハンガリーとひと口に言っても、さまざまなエリアがあります。
特にガイドブックに載っている旅行者が多い地域の治安情報については気になるところ!
主なエリアごとに、治安情報をざっくりまとめてみました。
ブダペスト市内
ブダペスト市では、2022年に39,991件の犯罪が発生しており、ハンガリー国内犯罪件数全体の約4分の1を占めています。
特に、5区(くさり橋やVaci通りなど)、8区(ブダペスト東駅(Keleti palyaudvar)など)、13区、6区(Andrassy通りなど)などで多発しているため、注意が必要です。
ブタペスト東部
ブタペストは比較的安全に観光が楽しる都市ですが、市内の東部はあまり治安のよいエリアではありません。
ブタペスト市内よりも東側に伸びるラーコーツィ通りを進んでいくと、廃墟のような建物群が目立つようになります。
全体的に薄暗い雰囲気で、治安が不安視されているので、近づかない方が良いと思います。
ハンガリーで頻発する犯罪・トラブルの具体的事例
スリ・置き引きに注意
ハンガリーはスリ、置き引きの犯罪が非常に多いです!
地下鉄やバスなどの公共交通機関内は特に注意が必要ですし、空港や観光地でも油断してはいけません。
実際にあったケースは以下の通りです。
- 列車内でうたた寝をしていたところ、目を覚ますと座席脇の荷物がなくなっていた。
- 空港の両替所で両替手続き中に、ビンが割れるような大きな音がしたので、音の方に注意を向けた隙に荷物が盗まれていた。
- 地図をかざして話しかけられている隙に、もう一人に荷物を盗まれる。
- 小銭をばらまいて、拾ってあげているうちに荷物が盗まれる。
- ケチャップやアイスクリームを相手の服につけ、ふき取っているうちにもう一人が荷物をとる
- レストランで会話に夢中になっているスキに、足元の荷物を盗る。
- 長距離列車では、荷物を棚に上げるのを手伝うふりをしたり、窓の外からノックしたりして注意を引きつけた間に仲間の犯人が座席上の荷物を奪うケースも。
こちらの注意を引き、荷物を奪っていくというやり口がポピュラーなので、話しかけられたり、音が聞こえたときこそ、荷物に注意を払うのが良いかもしれませんね。
声をかけてくる人に注意
声をかけてくる人に注意しましょう!
前述した通り、声をかけて注意を引き、その隙に荷物を盗まれるというケースがとても多いのです。
基本的にスリは単独犯ではなく、2人一組で行う場合が多いです。1人が注意を惹き、その間に貴重品をスるといったやり方。
また、ブタペスト市内では旅行者向けの飲食店や土産物屋によるぼったくりの被害も発生しています。
強盗・ひったくり・暴行に注意
スリや置き引きもありますが、もっと怖いのが強盗・ひったくり・暴行です。
金銭を要求される場合が多いので、脅されたり暴行された場合は戦わずに金品を置いてすみやかに去ったほうが良いです。
実際にあった事件は下記のとおり。
- 町中のATMなどで引きおろしをしている際に、ナイフや拳銃を突き付けられ現金を奪われる
- 夜道を一人で歩いていたら後ろから来た犯人に首を絞められ、現金を奪われる。
- スプレーを顔に吹きかけられたり背後から突き倒され、金品を奪われる
- 露出狂によるつきまとい
偽警官に注意
ブタペスト市内ではごくまれに偽ものの警察官に遭遇することがあります。
英語で「ポリス」と言いながら、財布とパスポートの提示を求め、返された時には、お金が抜き取られているといった手口です。
デモに注意
近年ハンガリー国内では、労働者の残業上限引き上げなど政府に対する抗議集会、大規模なデモが行われることがあります。
事前にたびレジなどでデモの情報を入手し、当日は現場に近づかないようにしましょう。
ハンガリーで犯罪にあわないために気をつけたい8つの安全対策
危険な場所を避ける
上記の危険スポットはもちろん、宿泊先の従業員にこの辺りで危険なスポットはないかどうか聞いてみてください。
最新の情報はやはり実際に住んでいる方から聞くのが一番です。
怖いもの見たさで危険な場所へ立ち入るのは絶対にやめてください。日本とは違うということをお忘れなく!
安全な地域でホテルを予約
ハンガリー(ブタペスト)でホテルを予約する際には、スリなども注意して安全で明るい地区にホテルを予約するのがおすすめです。
ペスト地区は夜遅くでも旅行者でにぎわっているため、周囲に人が多く、夜でも比較的安全なため、おすすめです!
ブタペストのおすすめホテル!
- プレステージ ホテル ブダペスト(人気NO1ホテル)
- コリンシア グランド ホテル ロイヤル(高級ホテル)
- コンチネンタル ホテル ブダペスト(ロケーション抜群!)
現金を大量に持ち歩かない
ハンガリーでは支払いの際、デビットカードやクレジットカードでの支払いが主流になっています。
一部の場所で現金しか受け付けないケースもありますが、そのような少額の支払いを除いて、クレジットカードが使えます。
万が一スリや盗難の被害にあった時のために、持ち歩く現金は最低限(目安は1万円以下)にしておきましょう。
関連記事旅のプロが教えるハンガリーで得する人気クレジットカードランキング
しつこく話しかけてくる人は無視する
物売りやナンパなどは、徹底的に無視しましょう。
酔っ払いなど危ないと感じたら、賑わっているお店に入るなどしてその場を離れるようにし
てください。
またケチャップすりなどによって何か汚物を体につけられた際にも、ふき取ろうとする人は絶対無視してください。
置き引き対策をする
レストランなどでは、場所取りなどに荷物をおいて席を離れなりすることのないようにしましょう。ホテルの朝食ブッフェなどでも油断できません!
さらに、席に座っているときも荷物は膝の上などに置き、いすの後ろにかけたりしないようにしましょう。
スリ対策は万全に!
貴重品、パスポート、スマホはスリに狙われやすいので、まとめてリュック入れて背負って持つのはやめましょう。
ナイフなどでリュックを切られて荷物を抜かれる可能性があります。リュックを持つ際は体の前で持ったり、リュックの口を常に閉じておくのも重要です。
また貴重品は1箇所にまとめず、分散させて持ち歩くようにしましょう。
派手な服装はせず荷物は少なめに
ヨーロッパの冬というと、黒をメインとした暗いシンプルな服装でお出かけする人が多いです。
日本のようにあまり華やかな恰好をしているとすぐに旅行者だとわかって狙われてしまうかも。
なるべく現地に馴染むようなカジュアルな恰好を心掛け、荷物も少なめにお出かけしましょう!
ブランドバッグや紙袋をもっていると「お金持ちだ!」と広告を背負って歩いているようなもの。普段派手な洋服を好む方は気を付けてくださいね。
わたしは貴重品(財布、パスポート)を必ずセキュリティポーチへ入れるようにしています。
ファッション性はありませんが、危険を回避するにはとても有効で手放せません。
偽警官に気を付ける
警察官は職務執行に際して,身分証及び警察章(バッジ)の両方を提示する義務があるので、本当にその提示した身分証が本物かどうか確認するため、再提示しましょう。
「大使館に連絡して」や「現地にいる知人に連絡する」などと伝えることで勝手に逃げていくケースもあるので、声をかけられても悪いことをしていない限り、むやみにパスポートや財布を渡さないようにしましょう。
ハンガリーで女子旅をするなら気をつけておきたいこと
ハンガリーの女子旅で特に注意すべきことは夜遊び!
夜は酔っ払いが増えてナンパされる確率も高まりますので性犯罪に巻き込まれないようくれぐれも注意してください!
ハンガリーでは夜型の人が多く、特にブタペストなどのナイトスポットは夜遅くまで現地人、旅行者ともに賑わっています。
旅行者がたくさん集まる場所は夜間でも問題なく出歩けますが、見るからに治安の悪そうな路地もあるので立ち入らないようにしましょう。
ハンガリーで子連れ旅行をするなら気をつけておきたいこと
とにもかくにもスリです!!
子連れで注意が散漫になっているところをサッとすられます。子どもに関して特別気をつけておかなければならないというより、大人がスリや置き引きのないよう目を光らせておくのが大切です!
ハンガリー旅行前に準備すべきはWiFiと海外旅行保険
ハンガリー旅行に限らず、この2つはとても重要!海外旅行に行く際にスマホ利用と海外旅行保険はマストです。
WiFiレンタルでネット環境を整える
旅先で何か困ったことが起きた時、ネットが使えると安心感が違います。
道に迷って危険そうな場所に迷い込んでしまった時、スリに逢った時、体調を崩してしまった時、すぐに検索して助けを求められれば大きな被害にならないことも十分あり得ます。
普段なら落ち着いて判断できることも、焦っていると思わぬ方向にいってしまうものです。
旅慣れた人であれば現地のSIMカードを、そうでなければレンタルWiFiを準備しておくことをおすすめします。
レンタルWiFiは価格、品質、サポートなどを比較した結果わたしはグローバルWiFiをすすめることが多いのでぜひ参考にしてみてください。
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海外旅行保険でいざという時に備える
実際にトラブルが起こってしまった時でも、海外旅行保険に入っていれば安心です。
万が一に備えて海外旅行保険には必ず入っておきましょう!
[治安クレカ]
ハンガリーの治安まとめ
ハンガリーはヨーロッパの中では比較的治安のよい国とされています。
首都のブタペストは景観も美しく見どころもいっぱいですが、主要都市、観光地、公共交通機関内ではスリや置き引きなどが多発しているので、被害にあわないよう注意して行動しましょう。
わたしのおすすめを最後にまとめます。
ハンガリーをもっと知る
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