旅のお供といえばガイドブック!インターネットでほとんどの情報が調べられるようになったとはいえ1冊買っておくと心強いですよね。
ネットの弱点はとにかく情報がまとまっていないこと。
また、現地でうまくネットがつながらなかったり、トラブル時の対応を考えると最低1冊は持っていくことをおすすめしたいです。
とはいえ中国のガイドブックは色んな種類があるので、どれを選べば良いか迷ってしまう方もいるかもしれません。
しかしよくみてみると、目的地は上海・蘇州・杭州方面が圧倒的!
中国のさまざまな地方を網羅しているのは「地球の歩き方」くらいでした…(笑)
と、いうことで今回は王道の上海・蘇州・杭州方面のガイドブックを中心に、中国全土を網羅する地球の歩き方など各方面のガイドブックを紹介します。
内容やデザインを比較し分類してみたので、これからガイドブックを購入する際の参考にしてみてください。
人気ガイドブック1位のるるぶが無料!
るるぶが掲載されている
電子書籍読み放題サービス
楽天マガジンと
KindleUnlimitedは
なんと初月無料でお試し可能◎
月額料金を支払ったとしても
るるぶを1冊読むだけで元が取れるので
購入予定の方は活用してみてください
→ 個人的には、るるぶ以外にブルーガイドやトリコガイド、その他エッセイ系の読み物も充実しているKindleUnlimitedがおすすめです!
ガイドブック以外の持ち物については「中国旅行に必要な持ち物と便利グッズを旅のプロが徹底解説【チェックリスト付】」を見ながら準備をどうぞ!
このページの目次(もくじ)
中国のガイドブックは何が一番おすすめなのか?実際に検証してみた
ここ数年でガイドブックの種類もグッと増え、いったいどのガイドブックを買えばいいのかよくわからなくなってきました…。
大きな本屋に行くと、中国だけでこんなに!?と驚くほど沢山の種類…。
わたしは海外旅行の際、小さな都市であればaruco、詳しい情報が知りたいときは地球の歩き方を購入します。
しかし、中国、特に上海の場合はガイドブックの種類が本当に多い!
例えば…
旅行の旅行計画段階では、KindleUnlimitedで写真が多めで想像を膨らませやすい雑誌タイプのガイドブックを読む。(るるぶやTRANSITなど)
旅行先では、情報量が多くて網羅性の高いガイドブックを持っていると安心なので、先ほど紹介した地球の歩き方を持ち歩く。
※内容も重さも軽いものが良いなら同じ出版社が制作しているarucoがおすすめ
といったように、状況に合わせて使い分けができたら最高。
また、ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
以上の内容をふまえて
- 現地では
行先に合わせた地球の歩き方を1冊持っていく - 旅行計画段階では
KindleUnlimitedでるるぶ・TRANSITなどの雑誌タイプガイドブックを読む
をおすすめします!
旅行計画には雑誌系の中国のガイドブック
旅行準備段階におすすめしたいのは雑誌系のガイドブック。
どんな観光スポットがあるか、写真を見ながら計画を練るならカラー写真が大きく掲載されている雑誌を利用するのがおすすめです。
実際に旅先へ持っていくことを考えると、情報量が少なめでかさばるというデメリットはあるものの、パッケージツアーで行く場合は雑誌系ガイドブックで十分こと足ります。
個人旅行の場合も、出発前にざっくりとした予定を決める用途として使いやすいのが雑誌系ガイドブック!
〈雑誌系ガイドブック〉
- まっぷる
- るるぶ
- TRANSIT
雑誌系ガイドブックといえば「まっぷる」と「るるぶ」
一見非常に似ている両者ですが
- 「まっぷる」は地図大手の昭文社が出版
- 「るるぶ」は旅行大手のJTBが出版
もちろん中国編も出版されています。
まっぷる(上海)
るるぶと同じような雰囲気のまっぷる。
地図大手の昭文社が出版しているガイドブックです。
主要観光スポットの写真をたくさんみてイメージを膨らませたい!という方におすすめ。
上海の2大人気エリア浦東と外灘の情報が詳しく書かれています。
ただ、「上海・蘇州」と銘打っているのに蘇州の情報がすごく乏しいので、蘇州について知りた方は他のガイドブックがおすすめ。
るるぶ(北京)(上海)
ガイドブックの中でも王道なるるぶ。
とにかく写真が多くて文字も大きめなので、「上海、北京って何があるの?」という初心者の方におすすめ!
毎年、新しいものが出版されているので最新のグルメやショッピング情報が手に入ります。
ですが、毎年購入した方が良いというほど内容は変わっていないようですが…(笑)
周辺の見どころとして蘇州、杭州など、世界遺産に指定されてる観光地の紹介もされています。
A5版の小さなサイズもあるので、持ち運びにも便利です。
紙媒体の本もありますが、Kindle版が「KindleUnlimited」で無料で読めるのも嬉しいポイント!
TRANSIT
トラベルカルチャー誌として有名な「TRANSIT」。世界中の美しいモノ・コト・ヒトを求めて旅をしながら、素敵なものを紹介してくれる雑誌です。
以前は古いものはなかなか手に入りませんでしたが、最近はKindle版で読めるようになり便利になりました。
TRANSIT46号では、中国四千年の食をめぐる旅を特集。
古都の追憶 西安から雲南省の茶馬古道、成都食い倒れ紀行など、気になるテーマでいっぱいです。
中国は雑誌で特集されることも多く、CREAやフィガロもおすすめ。写真のセンスが圧倒的に良いのがこの手の雑誌。
旅行計画〜持ち歩きにも便利な中国のガイドブック
旅行準備段階におすすめしたいのは雑誌系のガイドブックだけでありません。
有名雑誌系ガイドブックの雰囲気があまり好きでない方におすすめするのは、持ち歩きにも便利な小ぶりなガイドブック。
雑誌系ガイドブックと同様に情報量は少なめなので、実際の旅行先には網羅性の高いガイドブックを併せて持っていくことをおすすめしますが、パッケージツアーで行く場合は小ぶりタイプのガイドブックのみで問題ありません。
また、小ぶりタイプのガイドブックは見た目の可愛さから「女性向け」と思われがちですが、女性向けに偏らないものもあるので、性別関係なくご覧いただけると嬉しいです。
〈小ぶり系ガイドブック〉
aruco(上海)
- 女子旅にぴったりな内容でありながら情報量も◎
- 持ち歩きしやすいサイズ
arucoは、一見女子向けですが、地球の歩き方編集室がつくっているガイドブックだけあって情報量も◎
かわいい見た目をしていますがじつは結構、本格的なんです。
「プチぼうけん!」と題したモデルプランの提案は見ているだけでワクワクしてきます。
SNS映えするかわいいスイーツや最強パワスポ巡り、評判のスパなどをはじめ、寺院などの王道スポットも女性目線でかわいく紹介されています。
はじめての中国で女子旅する方やかわいいもの好きな方におすすめ。
ことりっぷ(上海)
- 持ち歩きしやすいサイズ
- 情報量は多くないが短期旅行であれば大丈夫
「aruco」をキラキラかわいい系だとすると、「ことりっぷ」はナチュラルかわいい系です!(笑)
かばんにすっぽり入るサイズ感なので、街歩きのお供にぴったり!一見、ガイドブックらしくないおしゃれな装丁なので、現地で読むのにも抵抗がありません。
ガイドブックに載っているレストランはハズレがなく、どこもおいしかった♪という口コミも目立ちます。
タビトモ(上海)
上海グルメやショッピング、お土産などの情報が充実しているタビトモ。
小さいですが、表紙の紙が厚めで丈夫なところも持ち運びしやすくて◎
情報量がすごく多いというわけではありませんが、グルメやショッピングスポット、ショーや雑技などの上海エンタメなどがたくさん紹介されています。
観光地について詳しく知りたい方とういよりは、上海でとことん遊びたい方向け!
また、地下鉄路線図と中心部のマップが便利だと評判です♪
現地で1冊持っておきたい中国のガイドブック
正直、その国をしっかりと堪能したいなら地球の歩き方一択といっても過言ではありません。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやっぱり地球の歩き方。
全720ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
また、地図の詳しさも他のガイドブックとは一線を画すので万が一現地でネットが使えない場合のお守りにもなります。
〈情報量満載ガイドブック〉
わたしのように観光大好き、現地の文化や食べ物、観光スポット全部しっかり情報をキャッチしたいという人には地球の歩き方またはブルーガイドわがまま歩きをおすすめします。
地球の歩き方(中国)
- 情報量の多さは断トツ!
- カバーしているエリアが多い
- 写真小さめ・文字多め
- Kindle版があるので荷物を増やしたくない方にも
すでに興奮して伝えた通り、わたしのナンバーワンガイドブックが地球の歩き方。
文字ばかりで写真もいまいち…と言われていたのは昔の話で現在は随分と雰囲気が変わりました。
この1冊あれば個人旅行で困ることがないように作成されており、観光情報だけでなくホテルや基本情報、おすすめルートなど何パターンも網羅されています。
「地球の歩き方」シリーズは、マイナーな都市までカバーしているのが特徴のひとつ。
中国全体の知識がまんべんなく欲しいという方にはおすすめです。
地球の歩き方(上海)
上海・蘇州・杭州方面と銘打つガイドブックでも、ほとんどのページが上海だけという本もあります。
地球の歩き方は、上海、蘇州、杭州、南京、無錫まで載っているので、上海以外にも訪れる方には特におすすめ!
ただ、情報量が多いため価格は他のガイドブックと比べて値段が高め。重いので荷物になるのが欠点です。
ツアーでしか旅行しない方や、短期滞在だと内容を読み込む前に旅行が終わってしまうので必要ないかもしれません。
地球の歩き方 北京
北京の世界遺産の楽しみ方、回り方や北京の食の基本(北京ダック、伝統料理、地方料理)など、北京を楽しむための情報が満載!
北京市街の見どころはもちろん、万里の長城などの北京郊外、天津、承徳エリアの見どころや観光情報が載っています。
地球の歩き方 成都 九寨溝 麗江 四川 雲南 貴州の自然と民族
中国南部に位置する四川、雲南、貴州はの情報が載っています。
このエリアは、ラオス、ミャンマー、ベトナムなどと国境を接する地域でなかなかツアーでは訪れない地域。
豊かな大自然と少数民族と出会える「中国の秘境」ともいわれるこのエリアに旅をするならこの本しかないかもしれません…(笑)
地球の歩き方 大連 瀋陽 ハルビン
近代建築の残る大連や清朝の古都瀋陽、東方の小巴里ハルビンなどの情報が載っています。
コラムが充実しており、「満鉄の廃駅を訪ねる」「ハルビン教会巡り」「中ロ国境を越える国際バス」など読み物としても楽しめそう。
とにかく、こちらの方面のガイドブックが少ないので「役に立った!!」という喜びの口コミが多いです♪
地球の歩き方 広州 アモイ 桂林 珠江デルタと華南地方
広東省を中心に、湖南省、江西省、福建省、海南省、広西チワン族自治区、香港・マカオ各特別行政区の情報が載っています。
福建の土楼やマカオ歴史地区など世界遺産の情報も。
見どころがたくさんある華南地方に行かれる方にはぴったりのガイドブックです。
地球の歩き方 西安 敦煌 ウルムチ シルクロードと中国西北部
カザフスタン、ロシア、モンゴルの3国と国境を接する北のエリアを徹底的に紹介!
始皇帝を守る兵馬俑や万里の長城の西端の嘉峪関などの文化遺産も結構載っています。
シルクロードについても、見どころや気候、服装などが書かれていますよ。
ブルーガイドわがまま歩き(中国)
- 情報量もそこそこ多く持ち運びしやすい
- 王道スポットやショッピング、グルメなどガイドブック定番の情報がしっかり載っている
「地球の歩き方」とほぼ同じサイズでなんとKindleUnlimitedで無料ダウンロードできます!
グルメやショッピング情報に偏ることなく、エリアごとプロフィールが書かれているので基本情報を押さえたい方にぴったり。
旅行者向けに路線図などをわかりやすく加工しているので個人旅行をされる方にもおすすめです♪
中国旅行をさらに楽しむための本・書籍
一般的な観光地を網羅したようなガイドブックではなく、地方やのんびりとした街歩き、食べ物などに特化した素敵な本を紹介します。
上記のガイドブックに加え、自分の趣味にあったものがあればぜひ一度手に取ってみてください。
現地で持ち歩いて使う!というよりは読み物として楽しめる書籍が多いので、旅行の予定がなくても読書にいかがでしょう。
中国くいしんぼう辞典
東西南北に風土は異なり、いくつもの民族や文化が混在している中国。
「家で落ちついて食べる料理」「街角で気ままに楽しむ料理」「レストランで味わう精緻な料理」に分け、情感ゆたかに描き出すエッセイは、食いしん坊の読者にぜひ手に取ってもらいたい1冊です。
読み物としても面白いので、旅行の予定がない人にもおすすめ。わたしもこの本で初めて知った料理がいくつもありました。
北京 古い建てもの見て歩き
地球の歩き方GEM STONEシリーズ。
北京に行けば必ず訪れる著名な古蹟や古刹の故事来歴を、最も魅力的なアングルで撮影された写真とともに紹介しています。
もしガイドなしで旅行する予定なら、ぜひ一読いただきたい1冊。
中国と日本の建築の違いや、北京で最も顕著な「明代」の建てものを見分けるコツなど解説され、より観光が楽しめる内容となっています。
悠久の教えをひもとく中国のことばと絶景100
悠久の歴史のなかであまたの偉人と名言を生み出してきた中国。
現代にも大きな影響を与えている孔子の教えに、三国志で活躍した武将たちの力強いことば、人生の喜びと憂いを美しく謳う詩人の名句などを地球の歩き方が厳選して紹介しています。
よく見る万里の長城や紫禁城の他、あぁ中国にはこんな場所もあるんだなと、心動かされる絶景を雑誌感覚で楽しめます。
海外旅行のガイドブックは電子書籍がおすすめ
最近は海外でもインターネットが使えることが多いので、以前ほどガイドブックの必然性高くないかもしれませんが、トラブルに備えて1冊持っていると安心感が違います。
紹介したガイドブックの中にもKindle版やアプリで見られるタイプもあります。
- 荷物が多いのがイヤだ
- 2ヵ国以上周る
- キレイな画質で読みたい
そんなあなたには電子版で決定ですね!
るるぶが無料で読めるサブスク
また、人気ガイドブックランキングで1位に輝いた「るるぶ」を無料で読む超お得な方法を発見しました!!それが「楽天マガジン」と「KindleUnlimited」
楽天マガジンは月額たったの418円で1,200誌以上が読み放題なのですが、なんと初月無料です。
わたしも最近友達から教えてもらい、めちゃくちゃお得すぎてハマっています(笑)
他の書籍も豊富だし、るるぶ1冊の値段でKindleUnlimitedが使えるなんて嬉しすぎますね♪
とりあえず楽天マガジンやKindleUnlimitedでチェックしてみて内容がよかったら購入するでも良いですよね!旅行が近づいてきたらぜひ使ってみてください♪(※時期によって本が入れ替わるので、対象かどうか、事前に確認してから入会しましょう!)
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この記事を参考に、あなたにぴったりのガイドブックが見つかりますように!
旅行の準備は「中国旅行に必要な持ち物と便利グッズを旅のプロが徹底解説【チェックリスト付】」を見ればバッチリ♪
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