ブダペストは観光名所が市内各所に点在しているため意外に移動範囲の広い街です。
そのため様々な公共交通機関を目的地や状況に合わせて上手に乗り分けられると快適な観光ができると思います。
また、場合によってはブダペスト市外に出ることもあるかも。
今回の記事ではハンガリーの公共交通機関の使い方、注意点などについて紹介していきます!
それでは、ハンガリーの公共交通機関(鉄道・メトロ・バス・トラム・タクシー)の乗り方や料金、注意点などを徹底解説します!
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このページの目次(もくじ)
ハンガリーの公共交通機関
ハンガリーの公共交通機関は主に以下の5つ!
- メトロ
- トラム
- バス(トローリーバス含む)
- 鉄道
- タクシー
市内移動ではメトロ、トラム、バスがよく使われており、いずれも共通乗車券で乗車することができます。
場合によっては24時間券(トラベルカード)などを利用すると大変お得なので後ほど解説していきますね!
残念ながら、ハンガリーではUberなどの配車サービスを利用できないのでそれだけ注意しておきましょう。
公共交通機関のチケットの購入方法
それでは共通チケットの購入方法について説明していきます。
券売機で買う方法
紙のチケットを買う場合は以下のステップで購入します。
- チケットの種類を選択
- カードもしくは現金で支払い
ハンガリーでは他の国のように交通ICカードを使う文化が定着していないようなので今回は紙のチケットのみになります。
なお、チケットについては券売機以外でもキオスクなどでも購入できます。
24時間~乗り放題になるトラベルカードも同様に購入でき、トラベルカードも期間や条件によって種類があります。
共通乗車券(1回券) | 330フォリント |
24時間トラベルカード | 1650フォリント |
24時間グループ(~5人)トラベルカード | 3300フォリント |
5/30 24時間トラベルカード※ | 4550フォリント |
72時間トラベルカード | 4150フォリント |
7日間トラベルカード | 4950フォリント |
※5/30とは30日間の内の任意の5日で、使い方としては青春18きっぷとほぼ同じです。
なお、鉄道(ハンガリー国鉄)と市外へ向かうバスについては共通乗車券を利用できないので注意しましょう。
ハンガリーのバス
ブダペスト市内では青い車体のバスが多く走っています。
観光では出番は少ないかもしれませんが、市内から空港への移動場面では大活躍です。
バスの乗り方と注意
乗り方は至って単純で、バス停でバスが来たら共通乗車券を持っていれば基本はどのドアからでも乗車可能。
乗車したら車内に読み取り機のような機械があるのでチケットを挿入しましょう。
その後は降車するまでチケットを保存してください。これは抜き打ちで車内検札があるためです。
乗車時に運転手に直接払って乗ることもできますが450フォリントとやや高くなってしまいます。
降車したいときは車内に停車ボタンがついているのでそれを押しましょう。少し古いバスだとドア近くにしかついていないときがあります。
上のような赤いトローリーバスも市内を走っています。赤バスも乗り方は青いバスと全く同じで、共通乗車券も適用されます。
ハンガリーのトラム
ブダペスト市内には黄色い車体が特徴的なトラムが市内各所を走っています。
ドナウ川沿いを走るものだとトラム2号線などがありますね。
トラムの乗り方と注意
バスと同様に共通乗車券をもっていればどのドアからでも乗車可能。
その際にドア近くにある読み取り機にチケットを一度挿入するのを忘れないようご注意ください!
運転手に直接払って乗車することもできますが、その場合は450フォリントと少し料金があがるのでできれば共通乗車券はもっておきたいですね。
降車したいときにはドア近くの停車ボタンを押しましょう。なお、新型車では降車するときにもドアの開閉ボタンを押す必要があります。
ハンガリーのメトロ
ブダペスト市内にはメトロが4路線あります。
観光で最も使うのは見た目がトラムの1号線、ブダペスト西駅やデアークフェレンツテールを通るM3号線、ブダペスト東駅とデアークフェレンツテールを通る2号線です。
メトロの乗り方と注意
メトロの場合、あらかじめ共通乗車券を購入してから改札を通るのですが、その改札が少々曲者です。
ホームへ通じるエスカレーターの前にぽつんと切符の読み取り機が1台か2台おいてあります。
しかも困ったことに駅によっては完全に無人化しているのでそこに目をつけて無賃乗車する輩が案外多いです(笑)。
抜き打ちで係員が巡回して検札することがあるので万が一読み取り機を見逃してしまっていたら容赦なく罰金です!!
ハンガリーの鉄道(ハンガリー国鉄)
旅行のスケジュールによって市外へ出る機会もあるかもしれません。
例えばハンガリー建国の地と言われるエステルゴムはブダペストから普通列車でたったの1時間。そんなときに使えるのがハンガリー国鉄です。
さすがに共通乗車券は適用されないので別途購入する必要あり。
切符は券売機もしくは窓口で購入でき、券売機は英語表示もあります。
幸いにもブダペストの英語力は上がっていて西駅や東駅であれば窓口でも英語は通じやすくなっています。
ハンガリーのタクシー&配車アプリ事情
タクシーは子連れ旅には最高の交通手段です(笑)。昔はまず乗ることはなかったですが、子供と一緒だったら迷わずバンバン使っています。
「Uber」などの配車アプリが利用できないのが残念ですが、タクシーはぼったくりも少なめなので乗りやすいと思います。
タクシー
今回はブダペストを例に運賃体系などについて解説します。
初乗り | 700フォリント |
1㎞毎 | 300フォリント |
メトロと比較すると2倍以上も高いですが、初乗り運賃が日本円換算で200円ちょっとなのでかなり安いです。
なるべく写真のような黄色いタクシーを使うようにしてください。
いわゆる白タクに乗ってしまうと時折ぼったくりにあう。という理由もありますが、黄色のタクシーはクレジットカードが使えるというのが大きな利点。
ハンガリー公共交通機関まとめ
市内の各所に見所が点在しているブダペスト。
移動手段を上手に使うことで快適な旅をすることができると思います♡
公共交通機関を上手に使い分けて快適に、効率的に、そしてお得に市内をまわってくださいね!
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