オマーンでウミガメの産卵を見学するため、ラス・アル・ジーンズへ行ってきました!
ツアーの場合、港町のスールを拠点にすることが多いのですが、せっかくなのでラス・アル・ジーンズへそのまま泊まることに。
ウミガメ産卵の神秘的な様子を見学できたのは特別な体験。そして日本人とインド人のお友達もでき、特別な思い出もできました。
それではRas Al Jinz Turtle Reserve宿泊レビューご覧ください♪
このページの目次(もくじ)
Ras Al Jinz Turtle Reserve
ラス アル ジーンズ タートル リザーブ(Ras Al Jinz Turtle Reserve)は世界有数のウミガメの産卵地であるラス・アル・ジーンズにあるホテルです。
このホテルはウミガメ保護や環境保全に力を入れており、ウミガメの見学ツアーも実施されています。
見学ツアーが行われるビーチは目の前徒歩1分の距離。(実際はポイントによって結構歩くんですけど…)
ここではオサガメ、ヒメウミガメ、タイマイ、アカウミガメ、アオウミガメの5種類のウミガメを見学できます。
オサガメ以外の4種類のウミガメはラス・アル・ジーンズで産卵をするので、産卵時期に訪れたら高確率でウミガメの産卵もお目にかかれるのだとか!!
早朝のウミガメ見学ツアーだけでなく、トレッキングや星空観察、ヨガなど様々なアクティビティも用意されています。
一般的なお部屋以外にエコテントで宿泊体験ができるエリアもあるので、家族連れでキャンプ気分でオマーンの大自然を満喫できるでしょう。
ラス アル ジーンズ タートル リザーブ(Ras Al Jinz Turtle Reserve) | |
---|---|
住所 | Ras al Jinz،P O Box296 411 Sur,Oman地図 |
電話 | 09655-0606 |
施設 | フィットネス、レストラン、バー |
子連れおすすめ度 | |
HP | https://www.rasaljinz-turtlereserve.com/en/ |
ルームカテゴリー
- Carapace ルーム
- ラグジュアリー エコテント
Ras Al Jinz Turtle Reserveフロント・ロビー
チェックイン
ホスピタリティの高いオマーンでここだけわりと雑な対応でした(笑)
それもそのはず他のホテルと比べて圧倒的に混んでいるし、後で気づいたのが宿泊客以外のウミガメ見学客をさばくのに大忙し。
なるほどそれは仕方ないですね・・・。フロントの時計にかろうじてTOKYOが入ってるのが嬉しすぎる。次来たときはBeijingになっているかも。
Ras Al Jinz Turtle Reserveの客室
客室はシンプル。広くて清潔でした。
ベッドルーム
バスルーム(トイレ・お風呂)
バスルームも熱いシャワーが出て助かりました。ウミガメ見学の後はけっこう冷えたので身体をあたためてから就寝。
アメニティ
オマーンはエコに配慮したアメニティを使っているところが多い印象。わたしも少しエコの気持ちを高めて、このアメニティは使わず前のホテルから持ってきたものを使います。
Ras Al Jinz Turtle Reserveレストラン・バー
ラス アル ジーンズ タートル リザーブにはレストランがあります。
- Sea Giants
朝食
朝食はビュッフェスタイル。ウミガメ見学で仲良くなったインド人女子とふたりで楽しくおしゃべりしながらの朝ごはん。
Ras Al Jinz Turtle Reserveタートルツアー
宿泊費に夜と早朝の2回のツアーが含まれていたので、4時半起きで行ってきました!
夜は日本語が聞こえて、声をかけるとドバイ在住のイギリス人パパと日本人ママのとっても素敵な国際ファミリー。
オマーンが大好きで何度も旅行に来ているとか。せっかくなので一緒に参加させてもらうことに。
夜の暗さは半端ないので、外へ出てすぐは本当に全く何も見えません。20時半に開始、1時間半くらい見学しました。
スマホの光を頼りにガイドの先導でポイントまで歩きます。
その日によって見える場所が違うのですぐに見つかる場合もあればかなり時間がかかることもあるのだそう。
この日はあまり見つからず沢山歩きました。そのうちだんだん目が慣れてきます。
ポイントが見つかるとウミガメについての解説や質問を受け付けてくれます。
写真はガイドだけライトを(優しいやつ?)使っていいのでその間に撮ることができフラッシュは禁止。
夜は産卵を、翌朝は産卵から戻るところや赤ちゃんウミガメが海に戻るところを見学しました。
朝の方が見学者が少ない(ホテルに泊まっている人がほとんどかな?)し、明るくなっていくので写真も撮りやすくおすすめです。
ツアーは5時開始。ホテルに戻ったのは2時間後。
赤ちゃんが頑張って歩いているのがかわいすぎて・・・。
ここで仲良くなったのがバーレーンで働くインド人女子。友達と一緒に来たんだけど起きてこなかったらしい(笑)外国人ってこういう人多いですよね。
Ras Al Jinz Turtle Reserve館内施設
館内施設は下記の通り。
- 博物館(Turtle Visiter Center)
- ライブラリ
- ギフトショップ
Ras Al Jinz Turtle Reserve行き方・アクセス
- マスカット国際空港から車で約3時間
オマーンをもっと楽しむ
現地ツアーに参加する
わたしはほとんどの時間をプライベートツアーを使って過ごしました。
マスカットだけであれば個人旅行でも十分ですが、オマーン人やオマーンで働く外国人と話すのはとても楽しいし、沢山質問をすることで中東への理解がさらに深まりました。
連絡先も交換し、今でも時々やりとりするほど。オマーンではぜひローカルとの交流を楽しんでください。
わたしはattomantoursにお世話になりました。
おすすめホテル
オマーンはとても治安が良いので、特に泊まってはいけないエリアというのはありません。しかしマスカットでホテルを探すならQurm付近のホテルが一押しです。
わたしはクラウンプラザ(一押し)、インターコンチネンタル、Wマスカットに宿泊しました。ロケーションが素晴らしく目の前がビーチです。
市街地から離れますがアルブスタンパレスリッツカールトンがマスカットで最高のホテルだと思います。
もう少し安いホテルがよければ日本食レストランが入っているファラジホテルが老舗で日本人に人気です。
最高級ホテルリッツカールトンアルブスタンパレス
今まで泊まった中でも5本の指に入るほど豪華絢爛なリッツカールトン。
アラブサミットのためスルタン肝いりで建てられたとあって、壮麗で気品あふれるホテル。
夢のような滞在ができるので、ぜひ1日ホテルでゆっくりしたいですね!
観光の注意点
オマーンはアラブ諸国の中でも旅行者を積極的に受け入れており、治安も悪くありません。
また、いくら治安のよいオマーンでも海外旅行保険は絶対に必要です。
スリや強盗はいなくても、食事や気候が合わず体調を崩すということもあり得ますし、交通事故のリスクは日本より高いです。
どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前に保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険自動付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は年会費無料で海外旅行保険が自動付帯なのは他の無料カードにはない隠れた魅力。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
またイスラム諸国を旅する際の注意点もぜひ目を通しておきましょう!
旅行の準備は「オマーンに必要な持ち物と便利グッズを旅のプロが徹底解説【チェックリスト付】」を見ればバッチリ♪
ガイドブック
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
オマーンのガイドブックは恐ろしく少ないのであまり選択肢がありません。
地球の歩き方1択といってよいでしょう。
他の国もしかりですが、ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやっぱり地球の歩き方。
内容は充実しているとはいえませんが、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
わたしはオマーンを知るための55章も購入し、読み込みました。
「エリア・スタディーズ」にはファンも多く、旅という捉え方だけではなく学びとしてオマーンに行く予定がない人でも面白く読めると思います。
Ras Al Jinz Turtle Reserveの総評・感想
とっても貴重な体験ができ大満足でした。
オマーンに滞在した2週間の中でここが最も混んでいたと思います。ツアーの後すぐにホテルで休めるのもポイントが高いので、おすすめですよ!
このレビューが迷っている方の参考になりますように。
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