オマーンへ行かないか。そう連絡をもらった時はなんとなく行けないような気がしていたのだけれど、話しを聞くうちにどんどん興味が出て1年10ヵ月ぶりに海外へ行くことを決めました。
オマーンは日本人にとって未知の国。
いまわたしが行ったところで、すぐに収入につながることはないだろうけれど「オマーンを日本人に紹介する」という役割を担ってみるのもおもしろそうだと思ったのです。
これから14日間にわたる旅行記を作成し、少しでもみなさんがオマーンに行ってみたいなという気持ちになってもらえると心の底から嬉しいです。
ついにマスカットへ到着。
このページの目次(もくじ)
オマーン女ひとり旅|13泊14日旅行記1日目|マスカット
ドバイ国際空港(EK862便→マスカット)
日本からドバイとは違って搭乗率はかなり高め。ほぼ満席だったと思う。
なぜだか忘れたけれど「打ち上げ花火下から見るか横から見るか」を選んで鑑賞。1.5時間のストーリーが終わる前にマスカットへ到着。
快晴のマスカット。久しぶりに感じる異国の香りとムワッとする暑い空気。
早速アラブテイストのトイレを発見!かわいい!!
オマーンの空港がこんなテイストだとは知らずに驚いた。まるでドバイにいるみたい。
2018年にできたばかりとあって東京よりもモダンだし、きれいで本当に驚いた。
飛行機にはイタリア人グループ(スポーツ選手だろうか)が大勢乗っていて、ひとり旅はわたしくらいしかいなかったので優先してパスポートコントロールを通してもらえた。
何事もなく入国審査を終える。荷物をとって、事前に準備していたQRコードを見せるとあっけなく終了。PCR検査を受けることもなく外へ出られる。
迎えに来てくれたクライアントのイブラヒム(インド人)とも無事合流し、早速荷物を置きにホテルへ。
イブラヒムは事前にSIMカードも買っておいてくれたので、すぐにネットが使えたのも心強い。
いつもは空港でSIMを買うし、ホテルまでバスで行けないか調べるのに苦労するけど送迎があるとなんと楽なんだろう。
海外のツアーを利用する時、国によっては相手が遅れてきたり、返事が遅くて不安になるようなこともあったが、今回のオマーン旅行はイブラヒムのおかげでそういったことが全くなかった。
わたしがオマーンで最も頼れて信頼できる男性だ。
高い建物もなく、山とナツメヤシ、広大な土地が広がる。信じられないほど道がきれい。
ゴミ一つ落ちていないし、車も高級車が多い。
あとで知ったのだけど、オマーンでは車の洗車をしていないと10OMR(約3,000円)の罰金と言うルールもあるほど徹底して街の美しさを保つ努力をしているようだ。
Sheraton Oman Hotel(シェラトンオマーンホテル)
シェラトンはRuwiというエリアにあり、車で30分ほど。
ルイ自体にさほど見どころはないが、車移動ならどこへ行くにも便利。
Mwasalatバスターミナルもある。
イブラヒムから「少し眠る?夕方迎えに来ようか?」と聞かれたけれど、さほど疲れてもいないし、早くオマーンを観光してみたかったので1時間後に来てもらうようお願いした。
お部屋はジュニアスイートにアップグレードされてウキウキ。
エレベーターホールには堂々と国王の写真が飾られていた。
シェラトンに限らずほぼ全てのホテルで。現国王スルタンハイサムと前国王スルタンカブースの2人がセットになっている。
なぜふたりなのか聞いたところ、現国王が偉大なスルタンカブースへの敬意を示し、並べるよう指示したのだとか。
スルタンカブースは1970年の無血クーデターで即位して以来、アラブ湾岸国家を統治し、オマーンを近代国家へと導いた人物。
オマーン人の多くがスルタンカブースを愛し、事あるごとに彼は偉大だ、素晴らしいと語った。
電話番号やSNSを交換した時も、待ち受けを国王の写真にしている人が何人もいた。
日本だと考えられない。誰が岸田首相や天皇の写真をSNSのアイコンにするだろうか。
そんなことを考えながら客室へ向かう。クラブラウンジのある13階でとても便利。
54平米もあるのでひとりだと持て余してしまう。
オミクロンさえ来なければSAORIさんと泊まるはずだったのになぁ…。
料金は約18,000円、わたしはポイント(18,000p)を使って予約したのでかなりリーズナブルだった。
サッと一通り写真を撮って、シャワーを浴び服を着替える。
あっという間に待ち合わせの時間。日本から持ってきた手土産を持って出発。
ホテルの詳しいレビューは「シェラトンオマーンホテル(Sheraton Oman Hotel)宿泊記」をご覧ください。
ドライブ(Yiti & Al Sifah Beach)
事前に何度か打ち合わせをし、国内にあるすべてのガイドブックを購入していたものの、なにせオマーンについての事前知識がないので地名を言われてもピンとこない。
今日これから行くYitiビーチやAl Sifahビーチがどれほどの知名度なのか、絶対行くべき場所なのかが全くわからない。
普段は自分が行きたいところを調べて周るので、ある程度人に任せるというのは本当に久々の経験だ。日産車に乗り込みいざ出発。
オマーンは本当に日本車が多い。毎日100台以上のTOYOTAとすれ違ったと思う。
「のど乾いていない?水を買ってくる。」と早速ちょっとした小売店へ。
ぜひ店内を覗きたいので一緒に!
店内に入った瞬間早速السلام عليكم(こんにちは)とアラビア語が聞こえてくる。懐かしい響き。いくつかの挨拶を覚えていたはずなのにほとんど忘れてしまった。
どんなものが売られているのかサッと見て周り、何も買わずに出ようとするとイブラヒムが本当に何もいらないの?と聞く。
「うん、お水だけで大丈夫。」そう答えたのに彼はオマーンチップスとコーラも買ってくれた。
彼は何か必要なことや、見たいもの、車を止めて欲しかったら何でも言ってくれと笑った。
アラブ人は(イブラヒムはアラブ人ではないけどアラブに暮らすムスリムなのでまとめてしまう)本当に親切だと思う。
この日だけでなく、イブラヒムだけでなく、到着から帰国するまで毎日誰かが何かをくれたし、何か困ったことはないか聞いてくれた。
帰国後オマーン人の友人、ナセルに話すと、オマーン人はこと外国人に対してかなりホスピタリティ高く接する習慣があるということだった。なんとツーリスト向けの国だろう。
オマーンで初めて食べたのはオマーンチップス。コーラもとても美味しかった。
わたしは日本であまりスナックやソフトドリンクを飲まないから、なおさら開放的な気分になる。
それから車をどんどん走らせ、山を越え谷を越え海に着いた。
途中野良ヤギが沢山いるのが可愛くて車をとめて近づくと逃げられた。
写真はSifah Beach。Jebel Sifahというリゾート施設で多くのヨーロピアンが休暇を楽しんでいる。
マスカットの街をドライブし、オマーンのイメージがなんとなく出来上がりかけていたのにとても困惑した。
ここがオマーンなの!?
グアムやハワイと言われたほうがしっくりくる。美しいビーチにヤシの木。
そして人が少ないからとてものんびりリラックスできる。
正直なところわたしはあまりビーチリゾートに興味がないので(どうせ来るなら友達や家族と一緒がいい)、ひとりでどうやって楽しめばいいのかよくわからなかったけれど、日本人はオマーンにこんな場所があるなんて絶対に知らないだろうからそういう点ではとても良い体験だった。
クリスマス時期と言うこともあって、英語のポップソングが流れる。くつろいでいるのはほぼ全員ヨーロピアン。
なんだかとても不思議。ミステリーツアーに参加したような気分だ。
わたしのようにあまりあちこち移動するのが好きではない人は、こんな場所で1週間くらい年末年始休暇を過ごしてはどうだろう。
ハワイより安いし、人は少ないし、かなりの穴場だと思うのだけど。
マスカットに戻る途中、素敵な景色が見えたので車を止めてもらった。
どうやらMajlis(座る場所を意味するアラビア語)と呼ばれる新国会議事堂らしい。
山の合間に浮かび上がる白い城塞のような建築物。山の向こうには深い青の海と空。最高の景色じゃない?
マスカットの建物はどこも白を基調としていて、高層ビルもない。
おかげで街の景観が美しく統一され「ここがマスカット」なのだと旅行者に感じさせてくれる。
しばらく景色を眺めていたが27度、中東の日差しは強い。そろそろ車に戻ろう。
マスカット市内(ショッピングモールで両替)
少しだけキャッシュを持っておきたくて自宅からユーロを持ってきていた。
イブラハムに頼みショッピングモールに入っている両替所へ。
基本的にフレンドリーで優しいオマーン人がほとんどなのだけど、両替所の女性はやや塩対応。
結局わたしの両替をするのがめんどくさかったようで、イブラヒムのIDで両替した。
その場でブログ用の写真を撮り、財布にしまう。オマーンの治安は日本と同等に良く、盗難の心配はほぼ皆無。
キャッシュを散らつかせるなんてもってのほかの南米と違ってストレスフリーだ。
紙幣に描かれているのはもちろん国王。新札は新しい国王の肖像がプリントされているみたいだけど目にする機会がなかった。
キャッシュは2週間で約2万円。多くの場所でカードが使えるので(東京と同等)100円でもタッチ決済することもあった。
クリーニングやカフェ、一部のレストランがキャッシュオンリーなのと、時々チップを渡したかったので1、2万円あると安心。
オマーンのマクドナルドとマックアラビア
ランチはそれほどお腹が空いていなかったのと、たまたまモールの隣にマックを見つけたので友人にすすめられたマックアラビアを食べに行くことにした。
実は妊娠中にとあるドキュメンタリーを観てからマクドナルドに行くのを止めてしまった。なので実に6年ぶり。
できれば行きたくない程度で、すすめられたり友達が行きたいなら全然行くくらいの感じなんだけど機会が全然なくて。
マックアラビアはアラブ諸国とパキスタンの限定商品。バーガーと言うよりはピタパンのサンドイッチ。
イブラヒムも誘ってふたり分購入(4.4OMR)。ドリンクもポテトもつけてないのに、1つ600円だからシュワルマの2倍の値段か。結構高いね!
大きいけどわりとあっさりしていて美味しかった。パッと食べるのにちょうどいい量と味つけ。
マックアラビアの他、オマーンやアラブののローカルフードに関しては「オマーンで絶対食べたい人気料理」の記事で詳しく解説しています。
両替も済んだし、トイレも行ってこれからマトラスークへ。
そうそう、トイレだけはアラブ圏ハードルが高いかもしれない。基本的に全て水で洗うので、トイレットペーパーが常備されていないのだ。
いわゆるウォシュレットなので日本より清潔だと思うのだけど、水で濡れているトイレが多いのでちょっとびっくりするかもしれない。
ほとんどの場所で入り口の手洗い場に紙があるので、それを使ってゴミ箱に捨てればOK。便座が濡れている場合もきれいなので、そのまま紙で拭いて座ってみよう。
マトラスーク(Mutrah Souq)
マスカット随一の観光スポットマトラスーク。
目の前はカブース港でムサンダム行の高速船や、フィッシュマーケット、バスツアーの乗り場なども見える。
スルタンの豪華客船も含め、大きな船が停泊していて素晴らしい眺め。山の雰囲気といい、モスクといい完全にディズニーシー。
それでいて作り物でないというのが最高。
あたりには人懐っこい猫が沢山いるし、犬も見かけた。犬はめずらしく、この後もそう見かけることがなかったな。
16時少し前なので時間的に閉まっているお店も多い。
隈なく歩きたいならもう少し遅い時間がおすすめ。
最初に目についたのはフランキンセンスの樹脂。
事前に買って帰りたいなと思っていたけど、こんな感じなんだ。初めて見た。フランキンセンスはオマーンの特産品のひとつ。
アロマ好きなら絶対知っている香り。
そして、フランキンセンスの上に置いてあるのがBakhoor。
とっても良い香りがする。
この時は説明を聞いても何なのか、どう使うのかよくわからなかったんだけど、帰るまでに何度も目にしたり、耳にしたりしてなんとなく理解した。
オマーン人はフランキンセンスやボホールを焚いて香りを身に纏う。部屋はもちろん衣服や髪の毛も良い香りになるので普段から使用しているみたい。
他の香水やお香と比べて香りが長持ちするのが特徴で、みんな良い匂い。
ただ、彼らは香水も浴びるほど振りかけるのでtoo muchな気がするけど(笑)
欲しいけど炭が必要だし、この類は絶対使わなくなるのが目に見えていたのでパス。
その後はランプや小物、いわゆる定番土産的なものを物色してまわった。
初日は物価が掴めていないので、時間に余裕がある時は買い物はしないようにしている。
お店はほとんど外国人労働者で、とてもフレンドリー。物売りもソフトで激しくないし、ぼったくりと言ってもたいしたことはない。
パシュミナ(カシミアのショール)をやたらと勧められ、インドを旅した時のことを思い出した。
ハイブランドもあるよと、DiorやCHANELを出してきたところで興ざめ。ヨーロピアンや日本人には絶対逆効果だと思うんだけど。
わたしはこういう何の役にも立たなそうなものが好き。
オマーンの代表的なお土産半月刀(ハンジャル)は至る所で購入できる。
マトラスークにいたことで、少しずつアラビア語の挨拶を思い出してきた。
Hello,How are you?⇒Assalamu alaikum kayf halik.
I’m fine,and you?⇒Waalaikum salam hamdulillah.
Where are you from?⇒Min ayn anti?
I’m from JapanA⇒Ana yabana.
これだけ話せれば彼らはとても喜んで大きな笑顔でほめちぎってくれる。懐かしい中東。やっとこの旅が現実のものだと感じる。
観光も食事も楽しいけれど、やっぱりローカルとの交流が旅の醍醐味。
オールドマスカット(アラム宮殿・ミラニフォート)
マトラスークからオールドマスカットへ向かう前にイブラヒムがとっておきの場所があると教えてくれた。
ちょうど日が陰りなんともいえない雰囲気。完全にひとりだったら座ってしばらく眺めていたいくらい。
オールドマスカット
この景色が見たかった pic.twitter.com/GCBErE0XSy
— マリ@子連れ旅ブロガー オハヨーツーリズム (@makiro77) December 11, 2021
海外なんて行かなくても写真や動画で見られるなんて言う人がいるけど全然違う。
景色だけじゃない空気が違う。匂いが違う。聞こえてくる音が違う。
そして少し車を走らせアラム宮殿(Alam Palace)へ到着。
アラム宮殿は国王の儀式用の宮殿で1972年に建設。普段はここに住んでいるわけではないのでとにかくひとけがない。
王宮の正門にオマーンの国旗が掲げられているときはスルタンが滞在しているとか。
残念ながら外からの見学しかできないが、手入れされピカピカに磨かれた床も素晴らしいし、絶好のフォトスポット。
ここも完全にディズニーシーだよね(笑)。
徒歩圏内に国立博物館(最終日に訪問)、1580年代にポルトガルのフィリップ1世によって建てられたJalali Fort、Mirani Fort、オマーンフランス博物館が並ぶ。
来るまで裏側にまわる。
ミラニフォートも同じく内部見学不可だけれど、これだけ要塞が固まっていれば当時どれだけこの場所が重要だったか容易に想像できる。
16世紀初頭、ポルトガルに占領され1650年に奪回するまで何度となくこのあたりの砦は増改築を繰り返したという。
当時世界の交易は船だったから、どの国もマスカット押さえたかったんだろう。
オマーンの歴史全然知らなかったけれど、ポルトガルの占領期を経て最盛期にはザンジバルを首都にしたり、1919年にはイギリスの保護国になったり結構波乱万丈。
今の豊かなオマーンとはまた全然違ったんだろうな。
そして帰り際に目にしたモニュメント。
何かと思えば巨大な香炉のレプリカらしい。リヤム公園は子供の遊び場がとても充実していたので子連れならぜひ足を運んで欲しいスポット。
そしてコロムにあるクラウンプラザ。
オマーン人に聞くと、ここのロケーションは最高!!といってみんな大絶賛。
クラウンプラザホテルがインターコンチネンタルより高い理由はこのロケーションでした
素晴らしい景色 pic.twitter.com/bfKj4cjKT8
— マリ@子連れ旅ブロガー オハヨーツーリズム (@makiro77) December 11, 2021
わたしも数日後宿泊したのだけど、朝陽もサンセットも素晴らしくて、絶賛されるのも納得だった。
コロムビーチは旅行者だけでなくローカルも沢山訪れ散歩していた。わたしもこんな街に住んでら絶対毎日散歩しに来るよ。
マスカットって首都だから、てっきりもっとごちゃごちゃしたカオスな都市かと想像してた。
実際は全く違って、海沿いの自然も文化も豊か。今は一番気候の良い時期だから、これなら住めそうだなと思ったけど、夏は50度近くになるというからやっぱり無理かも…。と一瞬で撤回。
そんなことを考えていた時、車の外からアザーン(イスラム教に対する礼拝への呼び掛け)が聞こえた。
ハッと車の窓を開けて聞き入る。そうそう、これが聞きたかった。懐かしいなぁ。ちょっと涙が出そうになりながら初日のツアーは終了。ありがとうイブラヒム。
Sheraton Oman Hotel(シェラトンオマーンホテル)
明日は別のドライバーが迎えに来るからと言ってイブラヒムは帰って行った。
そもそも彼はドライバーではないのだけど、土曜日は会社がお休みだから自らアテンドしてくれたみたい。優しさがありがたい。
夜は友人ナセルの弟マリクと待ち合わせ。日本から持ってきたお土産(わたしからとナセルから)が重いので初日に渡すことに。
その前にちょっとラウンジをのぞいてみよう。
結構ぎっしり並んで盛り付けも素敵!
お店では簡単にお酒は買えないけど、ホテルならラウンジでも飲めるしオマーンは比較的寛容だね。
軽ーく腹ごしらえしてマリクを待つ。
約束の時間に到着。お土産を渡すと「疲れてなければドライブでもどう?」と誘ってくれた。
マリクの車は(車種に詳しくないので全然わからないんだけど)すっごく高級感のあるジープだった。
帰って調べたけどたぶんラングラーってやつだと思う。そもそも普段車に全く乗らないし、こんな大きな車は初めてでとても楽しい。
街をドライブしながらオマーンでは砂漠がおすすめだよ、とか今度時間があったら僕の家族と一緒に遠出しようと色々気にかけてくれてありがたい。
持つべきものは友と家族だ。さっき通ったコロムに戻り、クラウンプラザへ車を停める。
やっぱりここが一推しみたい。イブラヒムもマリクも、別のオマーン人も後日このあたりへ連れ出してくれた。
確かになんともロマンチック。静かだし、気持ち良いし、来週泊まるのが楽しみだ。
お腹は空いてない?と聞かれたけどラウンジで少し食べたので特に空いていない。
できればシーシャ(水たばこ)に行きたいというとクラウンプラザから目と鼻の先のスポーツバー(当然お酒はなし)のようなおしゃれなお店へ連れて行ってくれた。
わたしがシーシャを吸いたいと言うとかなりの確率で驚かれる。
他の国と違ってオマーンで路上喫煙はほとんど見ないし、水たばこ=smokingでたぶん女性はほぼ利用しないんだろう。
タバコはもう随分と前にやめて7年近く1本も吸っていない。シーシャもたぶんその間1回くらいだと思う。
中東ではシーシャはとてもポピュラーなのでフレーバーの種類も豊富だ。わたしは1番人気のダブルアップルにした。
マリクは少しだけ頼んだけど、あまり手をつけなかった。旅の間、何度かラウンジや朝食に知人を招待したがみんな全くがっつかない。
タダだから食べないと損。みたいな感覚は皆無だった。
品があるというか余裕があるというか、オマーンの豊かさを感じる。
わたしたちは2時間ほど色々な話をした。マリクはとてもインテリで、大学時代はアメリカで過ごしていたということもあり相当リベラルなのだろう。
聞きたかったことが沢山聞けて本当に楽しかったし、初日の夜連れ出してくれて本当に感謝でいっぱいだった。
最終日は夜中のフライトなので、夕食をマリクの家でいただく約束になっている。今からそれもとても楽しみ!
さすがに1日英語漬けで脳もだいぶ疲れていたようで、ホテルに戻ってからは気を失うように眠った。
オマーン女ひとり旅|13泊14日旅行記1日目|マスカット
ドキドキの入国のあとは、旅行会社の丁寧なアテンドで何の面倒もなく楽しい1日を過ごせました。
お金さえあれば楽に旅行できるのは知っていたけどここまで快適だとわ…。贅沢旅が身についてしまわないよう気を引き締めないと。
オマーンに来て初日に感じたことはとにかく清潔(日本並み)、英語めっちゃ通じる(ほぼ通じる)、インテリな人多い、車ないとどうもならん、敬虔なムスリム多い、外国人めっちゃ多い。です。
ずっと車移動で自分が今どこにいるのかよくわからないことが多かったので、明日からもう少しちゃんと予習しようと思いました。それにしても既にオマーン大好き。楽しかった。
この投稿をInstagramで見る
オマーンで観光地を満喫するなら
現地ツアーの手配がおすすめ
手配旅行や同行の相談も承ります♪
オマーンを隅々まで旅したわたしが旅行の
コーディネートをお手伝い
信頼できる現地ツアー会社を紹介します