Kimpton St Honoré Parisは新しくオープンしたばかりのIHG系列のホテル。
オペラ座ガルニエ宮からマドレーヌ寺院を結ぶマドレーヌ通りにあります。
キンプトン サン オノール パリ 外観想像以上に素敵なお部屋で、今回パリで泊まった中でも１、2位を争うラグジュアリーな客室でした。
キンプトン サン オノール パリ デラックスルームIHGはマリオットやヒルトンと比べるとエリート特典が少ないのでついつい優先度が下がりますが、ここは本当におすすめ。年に100泊してこれだけ印象に残るホテルはそれほど多くありません。
パリのホテルは今信じられないほど高騰しています。
わたしが運営している「FRANCE BOX(フランス旅行情報だけのブログ）」で今回やりくりした内容を載せているので気になる方はぜひご覧ください。
このページの目次（もくじ）
キンプトン サントノレ パリ宿泊記
キンプトン サン オノール パリキンプトン サン オノール パリ （Kimpton St Honoré Paris）は2021年8月に開業しました。
1917年に建てられた建物はもともとサマテリーヌ・ドゥ・リュクス（デパート）だったとか。
はて、サマリテーヌといえば、最近16年もかけてリニューアルしたことで話題のあのサマリテーヌ？
調べてみるとオペラに出した2店舗目のサマリテーヌで、1980年代まで営業していたらしいのです。
パリはちょっと歩いただけでもストーリーが出てくる出てくる。これこそ訪れれば訪れるほどパリに夢中になる理由のひとつ。
キンプトン サン オノール パリ 外観アールヌーボーの印象的なファサードは歴史的建造物として保護されています。
昔のエレベーターを再利用したミニサロン建物の中へ入れば、デパート時代から残るレトロでエレガントなエレベーターがお出迎え。
当時から残る大階段やエレベーターは絶好のフォトスポット。
デパート時代から残る大階段歴史を感じられるフロントロビーとは打って変わって、客室はシックでモダン。
スタイリッシュなデザインとなっていてとにかく使いやすい。
白を基調とした客室に黒でデザインが施されているのはココシャネルのオマージュ。とにかく隅から隅まで美しいキンプトンはぜひ一度訪れてほしいおすすめホテルです。
接客・サービス
キンプトン サン オノール パリ ロビー接客レベルも非常に高く、PCRや蚤の市のことなど質問をしたら丁寧に回答してくれました。
ホテルなら当たり前だと思うかもしれませんが、そんなことはありません。安宿だとスタッフによっては全然調べてくれないということも普通にあります。
| Kimpton St Honore Paris | |
|---|---|
| 住所 | 27 – 29 Bd des Capucines, 75002 Paris, フランス地図 |
| 電話 | +33 01-8040-7610 |
| 施設 | フィットネス、レストラン、ラウンジ |
| 子連れおすすめ度 | |
| HP | https://www.ihg.com/kimptonhotels/hotels/jp/ja/st-honore-hotel-paris-france/parbc/hoteldetail |
| 予約 | Booking.com |
ルームカテゴリー
- エッセンシャル 1ベッド（20-22平米）
- エッセンシャル 1キングベッド バルコニー付（20-22平米）
- デラックス 1ベッド（23-28平米）
- デラックス 2ツインベッド（24-28平米）
- デラックス 1クイーンベッド バルコニー付（23-28平米）
- プレミアム 1キングベッド （30-35平米）
- プレミアム 2ツインベッド （30-35平米）
- プレミアム 1キングベッド バルコニー付 （30-32平米）
- ジュニアスイート 1キングベッド（38-45平米）
- ジュニアスイート 1キングベッド バルコニー付（38-45平米）
- スイートコレクション 1キングベッド（50-58平米）
- スイートコレクション 1キングベッド バルコニー付（50-58平米）
- スイートオノール 1キングベッド（110平米）
ポイント予約でアップグレードがありました。
料金
お値段は1泊350ユーロ～。
わたしが滞在した日は1泊530ユーロ（14.4万円）。ポイント利用をしたので、2泊で142,800ポイントでした。円高の時にポイントを購入していたので半額近くで泊まれたかな…。
キンプトン サン オノール パリ客室
キンプトン サン オノール パリ エレベーターホールエレベーターは最新式のタッチパネル。これがなかなか使いこなせず逆に不便（笑）
ぜひ体験してほしい。初めての感覚でした。
客室
キンプトン サン オノール パリ デラックスルーム温かみのあるインテリア。上品で上質な空間です。
キンプトン サン オノール パリ デラックスルームキャビネットにはおもちゃが色々置かれていました。
キンプトン サン オノール パリ デラックスルームめずらしいカラーのバスローブ。
バスルーム（トイレ・お風呂）
キンプトン サン オノール パリ バスルームなんとおしゃれなバスルームでしょう…。入った瞬間大興奮。いつか海外でこんなおうちに住んでみたいな～。願うだけなら自由。
キンプトン サン オノール パリ バスルームアメニティ
キンプトン サン オノール パリ アメニティバスアメニティはパリのマレ地区発のスキンケアブランド「CODAGE」。とっても良い香りで使用感もいい。
パリで最高のバスタイム。
WiFi・ネット環境
WiFiは快適につながりました。仕事も滞りなくできるレベル。
カフェ・お菓子
キンプトン サン オノール パリ ウェルカムギフト素敵なウェルカムギフトが届きました。
フルーツと焼菓子。嬉しい！！
キンプトン サン オノール パリ カフェお茶は大好きなKUSUMIティー。
キンプトン サン オノール パリレストラン・バー
キンプトン サン オノール パリ Montecitoキンプトン サン オノール パリには2つの飲食店があります。
キンプトン サン オノール パリ Montecito- Montecito Restaurant ＆ Bar
- Sequoia Rooftop Bar
中庭もとっても素敵です。こういう雰囲気はやっぱりヨーロッパらしくていいね～！
朝食
キンプトン サン オノール パリ Montecitoレストランは夜と雰囲気が全然違う。
キンプトン サン オノール パリ Montecito朝食ディスプレイは雑誌に出てくるようなおしゃれなものばかりで参考になりますね。
キンプトン サン オノール パリ 朝食
キンプトン サン オノール パリ 朝食
キンプトン サン オノール パリ 朝食
キンプトン サン オノール パリ 朝食
キンプトン サン オノール パリ 朝食Sequoia Rooftop Bar
キンプトン サン オノール パリ Sequoia Rooftop Barキンプトンパリで絶対外せないのがルーフトップ。エッフェル塔まで見えます。
Sequoia Rooftop Barからの眺望大人気スポットなので、到着したら予約がベター。
キンプトン サン オノール パリ館内施設
館内施設は下記の通り。
- スパ
- プール
- フィットネスジム
スパ＋ウェルネス
キンプトン サン オノール パリ プール（参照：公式HP）キンプトン サン オノール パリエグゼクティブラウンジ
キンプトン サン オノール パリ Montecitoエグゼクティブラウンジはありませんが、プラチナ特典でバーの利用ができました。
キンプトン サン オノール パリ Montecitoメニュー音楽がガンガンかかっていてパリピな雰囲気。
キンプトン サン オノール パリ ドリンクチケットバーテンダーは死ぬほど忙しそうで、注文がなかなか出てきませんでした。
キンプトン サン オノール パリ ラウンジもったいないけど、アルコールダメなのでココナッツジュース。
キンプトン サン オノール パリ ラウンジ父はワイン。友人とだったらいくらでも話せるけど、日中ずっと一緒にいるので家族とこういう場に来ても持て余す。
せっかくだけれど、結構賑やかだし早めに退散。
キンプトン サン オノール パリ近隣施設
パリの主要観光地を地図にまとめてみました。
エッフェル塔 La tour Eiffel
トロカデロ広場から眺めたエッフェル塔パリのシンボルといえば、エッフェル塔。何度見ても飽きることがなくパリらしさを感じさせてくれるモニュメントです。
エッフェル塔は、1889年にパリ万博博覧会のために建設されました。
錬鉄で作られているため、パリ市民から親しみを込めて「鉄の貴婦人（La Grande Dame de Fer）」と呼ばれています。
鳥肌が立つくらい素晴らしく、感動的でした。
本当に素晴らしいので、朝、昼、晩と違う時間帯に足を運んだほど。
トロカデロ広場から眺めたエッフェル塔ライトアップされた美しいエッフェル塔はもちろん、日没後毎時０分から5分間だけの「ダイヤモンド・フラッシュ」もお見逃しなく！
混雑を避けるため、エッフェル塔の入場チケットは事前購入がおすすめです。
ルーブル美術館 Musée du Louvre
閉館直前ライトアップされた夜のルーブル美術館世界三大美術館のひとつ、ルーブル美術館。
これまでに世界的に有名なエルミタージュ美術館、メトロポリタン美術館、プラド美術館など、ルーブルと比較される美術館を見てきましたが、やはりルーブル美術館が世界一といっても過言ではないでしょう。
38万点もの美術品が収蔵され、丸1日あっても時間が足りません。
年間の来館者数が約1000万人を超え、モナリザの前には行列ができますが、それでも日本の美術館で鑑賞することを思えば空いています。
美術品に興味がなくても、建物や内観を見て回るだけでも感動できる特別な美術館です。
混雑を避けるため、ルーブル美術館のチケットは事前購入がおすすめです。
※ルーブル美術館のチケットはパリ・ミュージアムパス対象です。
その他の詳しい見どころや観光情報はフランスボックス「パリ人気観光地と見どころを地図付きでご案内」で詳しく説明しています。
キンプトン サン オノール パリ行き方・アクセス
- メトロ Line7 Opera（オペラ）駅から徒歩約2分
- RER Auber（オーベール）駅から徒歩約4分
近くに他のメトロ駅やバス停も沢山あるので荷物がなければとても便利。
荷物が多いときは断然タクシーがおすすめ！パリの地下鉄はスリが多くエレベーターやエスカレーターはほぼありません。
大荷物だと狙われやすく、移動もとても大変なので2人以上であればできるだけタクシーを使ってください。
空港からのアクセス方法は「シャルルドゴール空港⇔パリ市内への行き方・アクセス」で詳しく解説しています。
タクシー料金は定額制で交渉なし！ぼったくりなし！
シャルルドゴール空港からパリ右岸53ユーロ、パリ左岸58ユーロと固定で乗車できます。
キンプトン サン オノール パリエリート特典
エリート特典
インターコンチネンタル系列のホテルに興味があるならIHGの会員になるのがおすすめです。
マリオットやヒルトンと比べると特典が少ない感じもありますが、お部屋のアップグレード、ボーナスポイント、レイトチェックアウトは嬉しい特典です。
また、わたしが加入している「インターコンチネンタル・アンバサダー」というプログラムを利用すれば通常40泊必要なプラチナエリート（4段階中上から2番目）に自動的になれるほか、アンバサダーの特典を受けることができます。
年間200ドルが必要ですが、ウィークエンド無料宿泊という特典がついてくるのでうまく使いこなせればプラスに。
- お部屋のアップグレード
- 16時までのレイトチェックアウト
- 滞在ごとに20ドルのホテルクレジット
- 専用チェックインエリア
- ミネラルウォーター無料
過去の宿泊経験から、ドリンクチケット2枚と20ドルのホテルクレジット、アップグレードを考えると少なくとも1滞在で5,000円～1万円くらいはお得になります。
ドリンクチケットを使って利用したラウンジのドリンクラウンジ付きのお部屋に泊まった場合、翌日のアフタヌーンティーも利用できるのでその場合はさらに数千円変わってきますね！
クラウンプラザにはよく泊まるけど、インターコンチネンタルまでは不要という感じならANAの上級会員になれるSFC修行というおもしろいシステムもあります。
キンプトン サン オノール パリの総評・感想
IHGはマリオットと比べると、どこのホテルもそれほど奇抜な点はありませんが、王道の高級感がありクラシカルなタイプが好きな人にとてもおすすめです。
特にキンプトンはかなりレベルが高いので、これから評判が上がっていくこと間違いなし。
料金は高いけれど、新婚旅行など記念日なら奮発する価値のある素晴らしいホテルです。
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