オーチャードは「シンガポールの銀座」とも呼ばれる、大きなショッピングセンターが立ち並ぶエリア。
メインロードのオーチャードRd.は全長およそ3kmあります。
まさに大都会東京と似たような雰囲気で、人によってはつまらないと感じるかもしれませんが、一本路地を入るとフォトジェニックな雰囲気の場所もあり意外と楽しいです!
セントレジスはそんなオーチャードの端っこにあり、あの有名なカクテル「ブラッディ・メアリー」のレシピ発祥のホテルとしても有名です。
また2018年にトランプ大統領と金正恩による史上初の米朝首脳会談が行われた際に金正恩が宿泊したことでさらに知名度を増しました。!
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シンガポールでマリオット系のどこに泊まったらよいか迷っている人のために「旅ブロガー厳選!シンガポール人気マリオットボンヴォイホテルおすすめ6選」もまとめています。
それではセントレジスの絶品朝食と豪華絢爛な世界をぜひお楽しみください!
このページの目次(もくじ)
セントレジス・シンガポール宿泊記
セントレジスはアメリカの財閥アスター家の一族ジョン・ジェイコブ・アスター4世(タイタニック号で逝去)が創設したニューヨークの最高級ホテル。
スターウッド・ホテル&リゾートの最高級ホテルとしてアジア第一号に選ばれたのがシンガポール(2007年)でした。現在はマリオット傘下となっています。
ちなみに日本の第一号は大阪(開業は2010年)で、首都圏にはありません。
同じくアスター4世が創立したホテルに「ウォルドルフ=アストリア」があり、こちらはヒルトングループの最高級かつ旗艦ホテル。
クラシカルで伝統的な雰囲気のホテルが大好きなのでハードの好みはドンピシャです。
ホテルのあちこちにアート作品が飾られ唯一無二の世界観。
小さな子連れにおすすめのホテルとはいえず星は2にしています。
接客・サービス
セントレジスと言えばジョン・ジェイコブ・アスター4世によって導入されたバトラーサービス。
バトラーとはいわゆる執事のように要望を聞いてくれる客室担当者のこと。
通常高級ホテルであってもハイグレードの客室ゲストにしかバトラーがつくことはありませんが、セントレジスでは宿泊客全員が対象になります。
公式ホームページによると24時間下記のサービスがお願いできるのだとか。
- 荷造り荷ほどきサービス
- ドリンクサービス
- 衣装のプレスサービス(2着まで無料)
- サービスデスク
- Eバトラーサービス
正直シンガポールのバトラーサービスは全く使えず、電話してもなかなかつながらないのでドリンクサービスを頼んだあとはあきらめました。
せっかくサービスがあっても、うまく稼働していないのでは困ってしまいますね。改善を期待しましょう。
特にバトラーサービスを使ったり、スタッフにお願いすることがなければ気になる点はありませんが、リクエストをした時に即答できるスタッフがほとんどいません。
サービスのドリンク、子供用にアイスミルク(牛乳)をお願いできますか?と聞くと数分間確認した上でホットしか対応できないのでホットチョコレートはどうですか?と言われてびっくりしました。
対応できないのは仕方ないですが、わざわざ数分待たせて確認することなのかな?と不思議でいっぱい。ましてや5つ星ホテルですからとても残念でした。
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セントレジス・シンガポール | |
---|---|
住所 | 29 Tanglin Rd, シンガポール 247911 地図 |
電話 | 065066888 |
施設 | フィットネス、レストラン、プール |
子連れおすすめ度 | |
HP | https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/sinxr-the-st-regis-singapore/ |
ルームカテゴリー
- ゲストルーム 1キング
- ゲストルーム 1キング シティビュー
- ゲストルーム 2ダブル シティビュー
- ラージゲストルーム 2ダブル
- ペントハウスゲストルーム 1キング ボタニックガーデンビュー
- セントレジススイート
- カロラインアスタースイート
- スペシャリティスイート
- プレミアスペシャリティスイート
- プレジデンシャルスイート
56平米もあるかなりゆったりとしたラージゲストルームへアップグレードされました!ありがとう!!
料金
お部屋は季節にもよりますがわたしが泊まったクリスマスシーズンは1泊6万円でした。
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※デメリットは年会費が高いところですが、継続特典の無料宿泊で年会費の元は取れます。
わたしは継続特典に8,000ポイントプラスして58,000ポイントで宿泊しました。
セントレジス・シンガポールフロント・ロビー
フレグランス
ホテルに入ると香ってくるのはセントレジス専用フレグランス 「キャロラインズ・フォーハンドレッド」。
ニューヨーク社交界を代表する存在だったアスター夫人。
香りは社交界をモチーフとしており、彼女がお気に入りだったバラの花、アメリカンビューティーを再現しました。
高級感のある大人の香りが館内を漂います。
フロント・ロビー
高級感のあるロビーフロント。クリスマスツリーも上品でとても素敵です。
南国のクリスマスツリーはやや違和感がありますが、この季節はどこのホテルも装飾が素晴らしいのでおすすめ。
うっとりする螺旋階段も印象的でした。
また館内の至る所に展示されているアートの数々はオーナーの個人所有。かなりのコレクションに驚かされます。
以前はアートコレクションのマップもあったようですが、マップも毎日のアートツアーも休止していたのが非常に残念。
問い合わせると翌日の17時~なら案内できると言われたのでチェックアウト後にお願いしました。
詳しくは後述します。
それではさっそくお部屋に向かいましょう!
セントレジス・シンガポール客室
シンガポールで泊まった中でもかなり高級感のある上質な客室。とにかく広く快適でした。
今回友達のwakabunさんと一緒に泊まったので、これだけ広さがあるのはとてもありがたい!
ベッドルーム
バスルーム(トイレ・お風呂)
バスルームは凝った形の洗面台。ここもかなり広い!
アメニティ
アメニティはセントレジスでおなじみ、アメリカのコスメブランドREMÈDE。爽やかなミントの香りですっきりとしたバスタイムが過ごせます。
WiFi・ネット環境
WiFiは快適につながりました。仕事も滞りなくできるレベル。
カフェ・お菓子
南国らしい素敵なウェルカムフルーツ。
3人でちょこちょこつまんで美味しくいただきました。
そして子供用の歯ブラシあるかな?と問い合わせたキッズアメニティ。
歯ブラシやシャンプーなどはなく、めちゃくちゃかわいいお菓子が届きました!予想外すぎてびっくりだけどあもちゃん大喜び。
シンガポールの高級ホテルといえば茶葉は定番のTWG。毎回TWGの時は嬉しくて沢山飲んでしまうし、飲みきれない時はお持ち帰り~♪
スナックもパッケージがおしゃれなものばかり。
振り返ってみてもいいお部屋だったなぁ。
セントレジス・シンガポールレストラン・バー
セントレジス・シンガポールには5つのレストラン・バーがあります。
- Brasserie Les Saveurs
- Yan Ting
- The Drawing Room
- Shinji By Kanesaka
- Tentsuru
朝食はThe Drawing Roomでいただきました。
朝食
セントレジスの朝食は質がとても高く大変満足でした。
日本も同じでサービスがちょっとな…と思ったところ朝食で巻き返してきます。
卵やデザートはオーダーしてあとはビュッフェのセミビュッフェタイプ。
これが一番嬉しい。コーヒー紅茶は注文すれば席まで運んでくれます。
紅茶は高級ティーブランドのTWGなので美味しいですよ。
エプキュリアンオムレツはタイガープロウンとロブスタービスクでいただく豪華なオムレツ。
大好きなバクテーと点心をつまみつつ。
麺も食べねば。
フレンチトーストも豪華。ついつい食べ過ぎてしまいます。
その他ベーシックな洋食はもちろん、和食もあり。ぜひお腹をすかせてどうぞ。
The Drawing Room
The Drawing Roomも洗練された雰囲気でとても素敵でした。ここでアフタヌーンティーを頼んでみたい。
ASTRO BAR
「ブラッディ・メアリー」が楽しめるASTRO BAR。
ピカソの作品も飾ってある極上の大人の雰囲気。
今回子供と一緒だったので利用しませんでしたが、いつみても賑わっていました。
セントレジス・シンガポール館内施設
セントレジス・シンガポールの館内施設は下記の通りかなり充実しています。
特にスパは海外ではめずらしく温浴施設もあるので日本人は嬉しいのでは??
- トロピカルスパプール
- フィットネスセンター
- Remède Spa(スパ)
トロピカルスパプール
フィットネスセンター
Remède Spa
スパのスタッフが大変フレンドリーで館内を色々と案内してくれました!
奥の石のイスはとっても温かくて岩盤浴のような感じ。
床に敷き詰めてある石で足踏みするんだって!!
館内アートツアー
以前は毎日夕方の17時~?1時間程度の館内アートツアーがあったそうです。
現在はリクエストに応じ、可能であれば対応するとのこと。
フロント後ろが館内で一番大きな作品ということでここからスタート。
特にNanyangArtの作品が豊富でオーナーの好みであることや、シンガポールやセントレジスについても色々お話ししながら45分ほどかけて1階、2階、プール、外を散策しました。
コロンビアのアーティスト、フェルナンド・ボテロの作品も色んなところに♡
キャンディーで有名なフランス現代彫刻家ローレンス・ジェンケルの作品も!同じものがオーチャードのアイオンにもありました。
ラウンジ部分にはジョアンミロ。あっという間で楽しい時間だった!
西洋美術以外はあまり詳しくないのでとても勉強になりました。
ツアーをしてくれたWILBUR氏は素敵なホテルマン。さすがセントレジスと感じさせてくれる対応でした。ありがとうー!
セントレジス・シンガポールクラブラウンジ
セントレジスシンガポールにはクラブラウンジがありません。
その代わりにバトラーサービスがあるのですが、うまく機能していない様子で大変残念でした。
セントレジス・シンガポールバトラーサービス
バトラーサービスの詳細を紹介します。
ドリンクサービス
まずはドリンクサービス。お部屋までコーヒー、紅茶を持って来てくれます。
前述の通りドリンクはホットのみ(これだと部屋で自分で作った方が速いし楽)で来るのも時間がかかるので1度頼んで次にお願いすることはありませんでした。
日本は2度までと決まりがありましたが、シンガポールはそういったものはなさそうでした。
荷ほどきサービス
本来はこのサービスもあるはずですが頼まなかったので大阪で依頼した時の様子を貼っておきます。
スーツケースの中身を出して、クローゼットに閉まってくれます。
通常はお出掛け中自分のいない時に作業することになっているそう。
手際よくきちっとした間隔でハンガー掛けや収納をしてくださり最高でした。見られて困るものがなければ、わたしのような収納難民のみなさまへおすすめです。
衣装のプレスサービス
旅行中、リネンのワンピースをコインランドリーで洗濯したらしわくちゃになってしまったのでプレスサービスもお願いしました。
これ、衝撃ですよ…。
旅行中に洗濯したらシワシワになったリネンのワンピース
セントレジスのバトラーにプレスお願いしたらこの通り生き返りました…
プロの技に感激です(*_*) pic.twitter.com/kXankYaOuj
— マリ@子連れ旅ブロガー 取材先募集中!オハヨーツーリズム (@makiro77) July 10, 2021
わたしのシッワシワ。完璧なプレスです。
荷造りサービス
荷造りもお願いしたところ、びっくりするほど完璧なパッキング!
洋服のしわが少しでもつかないように種類によってミルフィーユ式とロールケーキ式のMIXで収納されています!!ひゃー感動!!
詳しくは「旅ブロガー伝授!パッキングのコツと便利グッズ」をどうぞ(笑)
ちなみに隙間がある時は、くしゃくしゃになる紙を入れて中身がズレないように工夫してくれるそうです。プロの技とおもてなしすごいね!
セントレジス・シンガポール近隣施設
場所はシンガポールの銀座と呼ばれるオーチャードの端っこ。中心から離れていてやや不便ではありますがその分静かです。
東京なら歩いて10分、20分の距離はたいしたことありませんがシンガポールは暑いので日中荷物を持って歩くのは結構きつい。
比較的涼しい朝と夜にお出かけを楽しみました。
地図をご覧になれば一目瞭然。シンガポールの銀座と呼ばれるだけあってモールやデパートがひしめき合っています。
メインロードのオーチャードRd.には大型ショッピングセンターが立ち並びますが、そこから脇道に入ると、個性的な小さなお店もあります。
エメラルドヒルロードはフォトジェニックなカフェやレストランが沢山あってとっても素敵な場所!
ぜひこんな素敵な場所で食事やカフェを楽しんでください。
オーチャードの観光とグルメ情報は「オーチャード人気ショッピングモール15軒を地図付きで解説するよ」や「在住者おすすめオーチャードの人気グルメスポットとレストラン」で紹介しています。
ぜひ読んでみてね!
セントレジス・シンガポール行き方・アクセス
- MRT南北線・トムソンイーストコースト線 Orchard駅から徒歩約11分
駅からは少し歩くので、スーツケースがあるならタクシー、Grabがおすすめです。
空港からはタクシーで20分、その他の方法だと50~60分と表示されました。
たったS$25(約2,500円)でホテルまで行けるなんてありがたすぎる…。
空港からのアクセス方法は「チャンギ国際空港から市内ホテルへのおすすめ移動方法」で詳しく解説しています。
セントレジス・シンガポールエリート特典
エリート特典
マリオット系列のホテルに興味があるならマリオットボンヴォイの会員になるのがおすすめです。
朝食、ラウンジが無料になるプラチナエリート以上が理想ですが、ゴールドエリートでもレストランの割引やレイトチェックアウトが楽しめます。
- お部屋のアップグレード
- 14時までのレイトチェックアウト
- ウェルカムギフト500ポイント
- 25%のボーナスポイント
朝から子連れでバタバタするのは結構疲れちゃうんですよね。
- ラウンジアクセス(大人2名)
- お部屋のアップグレード(スイートルーム含む)
- 16時までのレイトチェックアウト
- ウェルカムギフト1,000ポイント
- 50%のボーナスポイント
セントレジス・シンガポールお得に楽しむ方法
マリオットボンヴォイアメックスプレミアム
- マリオットゴールドエリート
- 150万円利用で5万ポイント分無料宿泊
- 年間400万円以上でプラチナ
ブランド | 年会費 | 還元率(マイル) |
---|---|---|
AMEX | 49,500円 | 3.00%(1.25%) |
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セントレジス・シンガポールの総評・感想
写真でご覧の通り、重厚感がありクラシカルなホテルが好みの方には大変おすすめのホテルです。
朝食の種類も多く質も高いので、食事重視の人にもいいですし、ホテルのアフタヌーンティーも有名です。
子連れにはそこまで適していないことと、サービスがいまいちだったこともあり、おそらくリピートはないかな。
その他のマリオット系おすすめホテルについては「シンガポールのマリオットボンヴォイホテル一覧とおすすめ6選」でまとめています。
このあたりならマリオットホテルが比較的手ごろで便利。少し場所を変えてウェスティンやWも大好きなホテルです。
この記事が参考になると嬉しいです~。
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