ボスニア・ヘルツェゴビナでは日本のコンセントをそのまま使用することはできません。
なぜなら、ボスニア・ヘルツェゴビナと日本のものでは形状が違うから。
ボスニア・ヘルツェゴビナのコンセントタイプはCタイプかSEタイプで、主流なのはCタイプ。
日本のコンセントプラグをCタイプに変換するプラグは100円ショップのダイソーでも購入可能ですが、安価で購入できる変換プラグは使い勝手がイマイチなのであまりおすすめできません。
このページでは
- ボスニア・ヘルツェゴビナのコンセント事情
- おすすめの変換プラグ
- ボスニア・ヘルツェゴビナで日本の電化製品を使用する方法
- 旅先で変圧器は必要か
を世界一周経験者のわたしが詳しくご紹介したいと思います。
このページの目次(もくじ)
ボスニア・ヘルツェゴビナのコンセントの形状はC・SEタイプ
日本のプラグは平行で四角く、長方形状のAタイプ。
対してボスニア・ヘルツェゴビナのプラグは、丸ピンが平行で2本のCタイプかSEタイプなので、旅先で日本の電化製品を使いたい場合は変換プラグが必要です。
Cタイプはヨーロッパで広く使用されているプラグで、イギリス・アイルランド・マルタ・キプロスを除いた国で利用できます。
SEタイプはCタイプと似ていますが、プラグ部分がより太く安定性が高いことから、冷蔵庫など電力消費が激しい電化製品によく使用されています。
SEタイプはドイツで設計されたため、ドイツをはじめとしたヨーロッパ各国や東ヨーロッパでよく使用されており、ドイツ製品もSEタイプが使われていることが多いです。
ボスニア・ヘルツェゴビナ旅行に持っていく変換プラグなら、Cタイプを持っていきましょう。
ボスニア・ヘルツェゴビナで使えるおすすめ変換プラグ
先述したように、日本のプラグと海外のプラグは形状が違うため、旅先で日本の電化製品を使いたい場合は変換プラグが欠かせません。
変換プラグは大きく2種類あります。
- 1つのタイプしか使えない簡易型
- 複数タイプに対応してるマルチ型
どちらを選べばいいかはハッキリ言って好みによりますが、わたしは最近USB付きのマルチ型を新調し、その便利さに感動したのでマルチ型を推してます。
普段全く旅行に行かないなら安価な簡易型で十分ですが
- 今後も海外旅行に行く
- 身の回りにUSBの電子機器が多い
- ホテルで充電したいものがたくさんある
どれか1つでも当てはまるならUSB付きのマルチ型がおすすめ。
海外のホテルは日本のようにたくさんのコンセントはありません。1つ挿せれば複数充電可能になるマルチ型は本当に快適でした。
簡易型の変換プラグはダイソーで購入可能
簡易型の変換プラグ(C型・O型・A型)はダイソーが最安です。
もし近所にダイソーがあるならぜひ一度足を運んでみてください。プラグがたったの110円でゲットできるのでラッキー!
※店舗によっては取り扱いがない可能性もあります。
ダイソーの簡易型は非常に安価なので
- 物をよく失くす人
- 滅多に海外に行かない人
におすすめですが、残念ながら品質が微妙で、コンセントに挿すとグラついて上手く充電できないこともありました。
デメリットを許容できるならコスパ最強です。
質が良い簡易型変換プラグを求めるなら、Amazonなどのネット通販で購入できるカシムラの簡易型プラグがおすすめです。
おすすめはマルチ型変換プラグ
価格だけを比較すると簡易型プラグに軍配が上がりますが、どうせ買うならマルチ型がおすすめ!
王道なのはカシムラ
マルチ型プラグの王道といえばカシムラのマルチプラグです。
バックパッカーの間でも知られた商品。
ロボットのように組み立てるだけで、世界どの国へ行っても使用可能。
平たくてスペースを取らずに持ち運びにも便利です。
必要最小限に抑えられたシンプルな万能型。
わたしもUSB付きのマルチプラグを買うまでは長年愛用していました。
今となってはUSB付きが便利だと思いますが、コンパクトさと丈夫さを重視するならカシムラもあり。
今買うならUSB付きマルチ型
最近、USB付きのマルチ型を新調したのですが、めちゃくちゃ便利で助かりました。
USB付きマルチ型プラグのおかげで複数の充電が同時に行えるようになり、快適すぎてもはや手放せません。
今後も海外に行く予定があるなら迷わず買いの商品ですが、そうでなくても充電するものが多い人や複数人と旅行する人におすすめです。
わたしはスマホ2台持ちで、モバイルバッテリーやAirPodsも充電したいので重宝しました。
あわせて持っていきたいガジェット
マルチ型プラグとあわせておすすめしたいのがマルチUSBケーブルとモバイルバッテリー!
マルチUSBケーブルとは、ひとつのUSBで複数台同時に給電できる充電ケーブルのこと。
先述した通り、わたしは旅行中もスマホ2台持ち。さらにモバイルバッテリーやAirPodsも充電したいので、行き帰りの飛行機でマルチUSBケーブルがかなり役立ちました。
飛行機の機内はUSBがひとつしかないので、いつもどれを優先すべきか悩んでいたのですが、これからは安心して眠れます(笑)
モバイルバッテリーを買うならANKERが一押し。昔から大ファンで何度もリピートしています。
- 普段使いなら5,000mAh
- パソコンも充電するなら20,000mAh
- 旅行先で少し心配なら10,000mAh
がちょうどいいと思います。
ANKERならどれを選んでもハズレを引くことはないでしょう。
その他の持ち物に関しては「世界中旅したわたしが海外旅行に絶対外せない持ち物と不要なものをまとめてみた」で紹介しています。
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ボスニア・ヘルツェゴビナで日本の家電を使用するには変圧器が必要
ボスニア・ヘルツェゴビナの電圧は220Vに対し、日本の電圧は100Vです。
なので、220Vに対応していない日本のドライヤーやヘアアイロンをそのまま使うと壊れます。
対応していない電化製品を使う場合、基本的には変圧器を使うことになりますが、変圧器を使ったとしてもすべての製品が安全に壊れることなく使えるかというと、物によってはそうはいきません。
また、使用ワット数が増えるとその分だけ変圧器のサイズも大きくなり、持ち運びに現実的ではありません。
わたしは変圧器を使わず、海外対応のものを持参するようにしています。(最近変圧器持ってる人見ないですよね??)
ドライヤー / ストレートアイロン / コテは海外対応製品がおすすめ
海外用の240Vまで対応している製品を持っておけば、どの国へ行っても重宝します。
日本の製品を持っていく場合は、事前に100V‐240V対応をしているかチェックしておきましょう。
わたしは髪がボサボサになりがちなので、コンパクトで使いやすいリファのストレートアイロンを愛用しています。
旅行用にこれ以上小さいサイズも買ってみたことがあるのですが、それだと時間がかかりすぎて前髪を整えるくらいしかできなかったので、普通サイズが断然おすすめです!
ドライヤーに関しては、最近は格安ホテルでも洗面所に設置されているケースが多く、部屋にない場合もフロントに伝えると貸してくれるホテルもほとんど。
荷物を減らすためにも思い切って持っていかないという選択肢もアリだと思います。
※タップするとAmazonにとびます
スマートフォン(iPhone・Android)は変圧器不要
スマホ、カメラは基本的に変圧器は不要。
アンドロイド系のスマートフォンやiPhoneでも、充電器は100-240V対応が主流になっています。
変換プラグに差し込めば充電も可能。カメラの充電器も同じです。
充電するものが多い人はコンセント不足に備えてマルチUSBケーブルの購入を忘れずに!
パソコンやタブレットも原則変圧器不要
日本で使用しているノート型パソコンやタブレットも電源にはたいてい「100-240V」と表記されています。
PCも変圧器は不要で、変換プラグを使用すればそのまま使えます。
ボスニア・ヘルツェゴビナを旅するうえで気を付けたい2つのこと
プラグを忘れた場合は現地で手に入れる
変換プラグは現地の電気屋で購入可能で、価格も安価。万が一忘れた場合はホテルのスタッフにどこで買えるか尋ねてみてください。
高級リゾート地のホテルやヴィラであれば、日本のプラグがそのまま使用できる仕様の部屋もあります。
プラグを貸してもらえることもありますし、最近ではUSBケーブルを用意してくれる宿泊先も増えていますよ!
1番おすすめできないのが日本の空港での購入です。
空港では海外旅行に必要な商品がたいてい購入できますが、とにかく値段が高い。
空港で高級な変換プラグを買うなんてことのないよう事前にしっかり準備しておきましょう♪
現地の治安と海外旅行保険加入のすすめ
海外ではどれだけ治安が良さそうに見えたとしても日本とは全く異なることを忘れてはいけません。
また、スリや盗難だけでなく、慣れない食事や飲み物でお腹を壊したり熱を出すこともあるかもしれません。
どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ医療と携行品保証が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
おすすめは年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカード。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
クレジットカードを複数枚持っていると補償額が合算されるので、すでにメインカードを持たれたいる方にもおすすめ。
店舗受取を選択すれば即日発行も可能なので、ギリギリでも諦めずに申し込んでみてくださいね。
ボスニア・ヘルツェゴビナのコンセントと変換プラグまとめ
ボスニア・ヘルツェゴビナではC型の変換プラグさえあれば、スマートフォンやパソコンなどの充電は可能です。
ドライヤーやストレートアイロンを持っていく場合は、事前に100V‐240V対応をしているかチェックしておきましょう。
電気シェーバーも240V対応のアイテムが多いので、充電タイプは事前に確認しておくと良いでしょう。
快適な旅を満喫するために、変換プラグはぜひ事前に用意しておきましょう。早めに準備しておくと慌てずにすみます。ぜひ、楽しいボスニア・ヘルツェゴビナ旅行を満喫して下さいね!
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