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47都道府県周った旅ブロガーのわたしが佐賀について自分が旅行前に知っておきたかった情報をまとめてみました。
県庁所在地 | 佐賀 |
---|---|
人口 | 808,821人(全国41位) |
面積 | 2,440平方キロメートル(全国42位) |
平均寿命 | 男性80.65歳(全国26位)女性87.12歳(全国23位) |
旅行おすすめ度 | |
子連れおすすめ度 |
ランキングは観光庁が発表している延べ宿泊者数を参考に、わたしの好みもいれつつ無理矢理1~5に分類しました。
佐賀県は2と迷いましたが、九州の他の県と比べても存在感がなく、泣く泣く1にしました。
わたしは佐賀県大好きなので、この記事を参考に、佐賀の良さを見直していただけると嬉しいです♡
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佐賀県の気候とベストシーズン
佐賀県は県中央部に連なる天山山系を境に北部は日本海型気候、南部は内陸型の気候に大きくわけられると言われています。
旅行する際は、北部と南部の気候の違いは気にしなくても大丈夫!それよりも気を付けたいのは、山間部の気候です。
平野と山間部では、気温差があります。特に冬!
平野部で穏やかな天気でも山間部ではウソみたいに雪が降っていたり、路面が凍結していることも。運転をする方は、侮ってはいけません。
北部九州に縁のない方の中には「九州だから温暖」というイメージを持っている方もいますよね。
ガイドブックやネット情報でも「気候は穏やか」って書かれてたりするので、仕方ないかな。
でも、実際は「それはないでしょ」って思います。個人的な感覚では「夏は暑いし(特に南部は猛暑日になることが多い)、冬は東京より寒い」。
旅行中は屋外で活動することが多くなるもの。それを踏まえて、夏の暑さと冬の寒さに対する心構えはあったほうがいいですよ。
とはいえ、極端に気候がきびしい地域ではないので、ちょっと対策をすれば大丈夫です。
春(4月~梅雨前まで)と秋(10月、11月)が観光のベストシーズン。
やっぱり気候的に過ごしやすい時期が観光がしやすいですね。冬に行くなら嬉野、武雄温泉がいいと思います。
航空券の情報をまめにチェックするのがおすすめ
旅行にかかる値段は、航空会社や出発する曜日などによって金額が変動するので、一概には言えませんが、大切なのは、まめに情報をチェックすること!
できるだけ安く旅行をしたいなら、複数の旅行代理店の情報を比べたり、安い航空券が出ていないか、まめに情報収集をしてみましょう。
エアトリの航空券アプリは検索しやすさ抜群。
わたしも電車や料理の待ち時間などの隙間時間にポチポチして、安いチケットはないか、良さそうな行先はないか探しています。
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祭り・イベント
佐賀で注目のイベントと言えば、まず思いつくのが佐賀インターナショナルバルーンフェスタ。
毎年10月下旬から11月上旬にかけて、佐賀市嘉瀬川河川敷をメイン会場に開催される熱気級の国際大会です。
カラフルなバルーンがいっぱい浮かんでいる光景は、一見の価値アリ。
やきもの好きなら、ゴールデンウィークに開催される有田陶器市がおすすめ。掘り出し物が見つかるかも⁈
体験型の旅がしたい方は、鹿島ガタリンピックに参加してみるのはいかがでしょうか。
有明海の干拓で繰り広げられる各種おもしろ競技。泥んこになるのは必須です。
他にも、唐津くんち(11月2日3日4日)など伝統的なお祭りもいろいろあるので、旅行の日程が決まったら、調べてみてください。
佐賀県のおすすめホテルと選び方
せっかくなのでわたしの一押し嬉野温泉のお宿を紹介します!
旅館の食事が多すぎて…という方は夕食なしのプランで予約して、近くの食堂で食べるのもおすすめ。
上の方が高級旅館で予約が取りづらくなっています。華翠苑はリーズナブル。古さは感じますが清掃が行き届いているので嫌な感じは全くしませんでした。
- 大正屋 椎葉山荘
- 旅館 大正屋
- 茶心の宿和楽園
- 嬉泉館
- 華翠苑
佐賀県のおすすめ観光情報
佐賀県の人気観光スポットランキング
3つとも全くタイプの違う観光スポットになってしまいました。佐賀県の観光スポットってバラエティに富んでいるんですよ。意外でしたか!?
- 嬉野温泉
- 吉野ヶ里歴史公園
- 呼子の朝市
嬉野温泉は、日本三大美肌の湯として有名。温泉に詳しくないわたしが入っても、泉質が素晴らしいのがわかるくらいでお肌の調子がめちゃくちゃ良くなります(ほんとびっくり)。
とろとろの温泉湯豆腐も人気で、日本の原風景を見ているようで、ぜひ大人に楽しんで欲しい。
吉野ヶ里歴史公園は、歴史ファンなら一度は行ってみたい場所。
子連れなら、ちょうど学校で勉強する小学校高学年くらいで訪れるのがおすすめ。
呼子は何といっても海の幸。特にイカ(イカ刺、イカシュウマイ)が絶品!
他にも、歴史系では佐賀城本丸歴史館や名護屋城址など。
景色を楽しむなら太良町の海中鳥居や玄海町の棚田、唐津市の七ツ釜あたりが人気。
日本三大稲荷(諸説あり)と言われる祐徳稲荷神社は昔から定番の観光スポットで、想像以上に立派!!
頑張って4歳娘と奥の院まで登ってみました。早朝に散歩がてら参拝するのも心が洗われてすがすがしいですよ!
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佐賀県を観光するのに必要な日数
王道中プランだと日が長い季節なら1日でまわることも可能ですが、やっぱり嬉野温泉か武雄温泉あたりに泊まってみるのをおすすめします。
- 吉野ヶ里歴史公(2-3時間)
- 世界遺産三重津海軍所跡(1時間)
- 佐賀市内散策(1-2時間)
- 嬉野温泉泊
- 呼子の朝市(1-2時間)
- 唐津散策(1-2時間)
温泉宿に泊まる以外は、「佐賀+福岡」「佐賀+長崎」といった感じで北部九州のセットで訪れることが多いようです。
佐賀県には魅力的な観光スポットが点在していますが、如何せん田舎なので賑やかな繁華街がなく、ホテルや飲食店の数が限られてしまいます。
もし「夜は街歩きをしたい」「リッチなホテルに泊まりたい」とお考えなら、福岡など大都市を拠点に佐賀県の観光スポットに足を運ぶのもアリ。
世界遺産
明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業
2015年に登録された文化遺産『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業』の構成資産、「三重津海軍所跡」が佐賀市にあります。
こちらは歴史公園として整備されていて、隣接の佐野常民記念館では遺跡について学ぶことができます。
三重津海軍所跡とは・・・
佐賀藩海軍の訓練所・造船所で、現存ずる日本最古の乾船渠(ドライドック)の遺構
ちなみに、『明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業』は23件の構成資産があり、全国8県に点在しています。
三重津海軍所跡の他には、長崎県の端島炭坑(軍艦島)や旧グラバー住宅、静岡県の韮山反射炉などがあります。
佐賀県の子連れスポット
- 吉野ヶ里歴史公園
- 有田ポーセリンパーク
- メルヘン村
- 元祖忍者村 肥前夢街道
- 佐賀バルーンミュージアム
- 中冨記念くすり博物館
- 三瀬ルーベル牧場 どんぐり村
- 干潟よか公園
こうやって並べてみると、佐賀県らしい個性的な施設がいろいろありますね。
総じてテーマパーク系は地味ですが、素朴でアットホーム。小さい子どもなら十分楽しめます。
絶妙なゆるさは大人の心もくすぐります(笑)。そして、お財布にも優しい。
アクセス・移動方法
主要都市まではバスや電車を使って楽にアクセスできますが、周遊するなら断然レンタカーがおすすめです。
車がないと行きにくい場所も多く(というか、大体が行きにくい)、移動で時間がとられてしまうので効率が悪くなってしまいます。
でも車があれば道は運転しやすいし、駐車場はとめやすく、無料か安いところがほとんど。ドライブ旅は快適です。
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佐賀県旅行のおすすめ持ち物
旅行の持ち物は人によってかなり差が大きく出ます。必ず持って行きたい重要アイテムと、考え方のコツをご紹介します。
必ず確認したい現地の気候
まず最も大事なのが旅行先の気候!
近場に行く場合は考慮しなくても大丈夫ですが、都道府県をまたぐ場合、気温がかなり変わることがあるので必ず天気予報を確認しましょう。
以前出張で北海道と東北へ行ったとき、パンプスで雪道を歩いてしまい派手に転んだ苦い経験があります。
足元と、寒さ暑さ対策は必ずとって、旅を快適なものにしておきましょう!
必需品とおすすめグッズ
国内旅行の場合、財布とスマホがあれば、ほとんどの場合現地調達でもなんとかなります。
常備薬、免許証、クレジットカード、眼鏡など替えがきかないものだけ、前日までに用意するかチェックリストを作っておくと安心です(わたしは普段眼鏡をかけず、旅行先でしか使わないので結構忘れてしまいます・・・)
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一般的な圧縮袋のように
空気を抜く手間は一切なし
※複数購入はセット購入がお得です
旅の持ち物については下記の記事で詳しくまとめたのでぜひご覧ください。
関連記事旅行に必要な持ち物と便利グッズ
おすすめガイドブック
佐賀県のガイドブックは非常に少ないです。わたしは九州1周のるるぶとことりっぷを購入しました。
ガイドブックなしでも観光できますが、あると思いもしない素敵な場所とめぐりあえるので、最近は必ず読んでから計画しています。
人気ガイドブック1位のるるぶが無料!
るるぶが掲載されている
電子書籍読み放題サービス
楽天マガジンと
KindleUnlimitedは
なんと初月無料でお試し可能◎
月額料金を支払ったとしても
るるぶを1冊読むだけで元が取れるので
購入予定の方は活用してみてください
→ 個人的には、るるぶ以外にブルーガイドやトリコガイド、その他エッセイ系の読み物も充実しているKindleUnlimitedがおすすめです!
佐賀県の特産品・料理・名物
特産品
- やきもの(有田焼、唐津焼など)
- 佐賀錦(伝統織物、同名の銘菓もありますね。)
- 肥前びーどろ
焼き物が好きなら有田焼の窯巡りもおすすめです。人間国宝の作品は芸術品そのもので、使うのが怖いくらい。
金額的に手が出せないという方にはアリタセラがいいと思います。
おしゃれでポップで、自分や大切な人へのプレゼントになりそうな素敵な作品がたくさんありました♡
料理・名物
ガイドブックやインターネットで調べると、だいたい下記のような食べ物が名物とされています。
- シシリアンライス(佐賀市内のB級グルメ)
- からつバーガー(「虹の松原」名物)
- 呼子のイカ(活造りがオススメ お土産にはイカシュウマイ)
- 佐賀牛(言わずと知れたブランド牛)
- 嬉野の温泉湯豆腐(温泉水で豆腐がとろ~り)
- 有明海料理(ムツゴロウ、ワラスボなど珍しい食材いろいろ)
- 竹崎カニ(太良町名物、ワタリガニの一種 竹崎はカキも美味しい)
- うれしの茶(嬉野はお茶の名産地)
- 佐賀海苔(有明海の恵み)
特におすすめしたいのは・・・悩むところではありますが、やっぱり呼子のイカ!!!
新鮮な活造りは刺身を食べたのこりを天ぷらにしてもらうのが定番。
全然イカに興味のなかったわたしが初めてイカを美味しい!!と思ったのも佐賀で食べたイカです。
有名どころは河太郎、萬坊。行列必至の人気店です。
珍しいところでは、有明海の幸。
ムツゴロウやワラスボなんて他ではなかなかお目にかかれないのでは?中でも、わたしが好きなのは、アゲマキ貝。バター焼きが絶品です。
佐賀県のお土産・銘菓
上記と被りますが、名産から抜粋します。
佐賀銘菓で思い浮かぶのは、さが錦、丸ぼうろ、小城ようかん。
さが錦は和洋折衷の上品なスイーツ。好きな大きさに切り分ける棹菓子タイプが定番ですが、カットして個包装されたものもあります。
子どもからお年寄りまで幅広く親しまれているのが丸ぼうろ。小麦粉、砂糖、卵が原料の素朴なお菓子です。牛乳によく合うんですよね。
小城ようかんも有名で、昔から愛されています。
甘いもの以外のおすすめは、佐賀のり、佐賀牛、呼子のイカ、有明海の幸、温泉湯豆腐。
佐賀牛は、しぐれ煮やカレーなどお土産用商品がいろいろ揃っています。
呼子のイカのは、シュウマイや一夜干しがお土産にピッタリ。
話題性重視なら、有明海の幸。ムツゴロウやワラスボの干物、甘露煮などいかがでしょう?
佐賀県についての雑学・豆知識
そのほかにも、どんな人が出身なのか、どんな会社があるのか色々調べてみました。
佐賀県のロケ地・聖地
佐賀のがばいばあちゃん、のだめカンタービレ、悪人、黒執事などあります。あまり多くはないですね。
がばいばあちゃんや悪人は佐賀を舞台にした物語(悪人は福岡・佐賀・長崎)。のだめちゃんは実家が筑後川の対岸、福岡県の大川なので佐賀でもロケがありました。
黒執事のロケ地は、ドイツの宮殿が再現されている有田ポーセリンパーク。コスプレの聖地でもあります。
アニメ好きの間では、ゾンビランドサガが有名。聖地巡礼の旅をする方も多いようです。
そして意外かもしれませんが、近年はタイの映画やドラマのロケがたくさん行われています。
公式リンクwikipediaで佐賀県を舞台とした作品一覧をみてみる
佐賀県出身の著名人
調べてみると有名な方もいるものですね。
俳優・タレントでは、荒川良々、松雪泰子、中越典子、優木まおみ、本村健太郎など。
お笑いでは、はなわや江頭2:50が知られていますが、他にどぶろっくの二人も佐賀県出身です。
スポーツ界では、古賀俊彦(柔道)、緒方孝一(野球)、長野久義(野球)あたりが有名。
あとはキングダム作者の原泰久。それから、超有名人の孫正義がいました。
その他、wikipediaに死ぬほどまとまっているので気になる人はチェックしてみて!
佐賀県が本社の有名企業
売上高ベスト5は下記の5社。
1位 久光製薬(1434億800万円 )
2位 松尾建設(723億928万円 )
3位 佐賀銀行(466億6400万円 )
4位 田中電子工業(299億6800万円 )
5位 戸上電機製作所(233億5000万円 )
サロンパスの久光製薬は鳥栖市に本社があります。子連れスポットで紹介したくすり博物館は関連施設です。
佐賀県まとめ
佐賀県はお隣の福岡県と長崎県の存在感に隠れて、注目されない県かもしれません。
でも、それはもったいないなぁと思います。
豊かな自然とのんびりした田舎の雰囲気が佐賀県のいいところ!どこまで行っても自然いっぱいで都会から来るととても癒されます。
田舎ですが、とんでもない僻地というのは少なくて、適度な田舎がほとんど。街の賑わいやおしゃれなお店がなくても、車があれば生活には不自由しません。
とっても暮らしやすく、子育て世代にも好評。流行りの移住先としてもおすすめです。
お祭りでもない限り、街の賑わいが感じられないのが寂しいところではあります。
元々、人口が少ないうえ、実は県民でさえ県の中心(佐賀市)に集まらないというのが佐賀県の実態。
買い物や遊びはお隣の福岡に行く人が多いんです。第2の都市唐津からも第3の都市鳥栖からも福岡市内まで電車1本。佐賀市にいくより便利。
これでは、佐賀の街が寂しいのも仕方ないですね。
若い人は物足りなさを感じるのと仕事が少ないのとで、佐賀県は20歳前後での進学・就職で転出が多いというデータがあります。
ただし、これは暮らす人にとっての話であって、旅行しても何にもないと思われるのはちょっと心外。観光地としては結構ポテンシャルが高いと思う。
そのPRが上手じゃないだけで・・・それが佐賀県の地味さの所以かもしれませんが。
佐賀県を訪れたら、きっと心に染みる素敵な旅になりますよ。
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