知る人ぞ知るディズニープライベートVIPツアー。
ざっくりいうと、6時間だけ専用ガイドを貸し切って、すべてのアトラクションや買い物を列に並ぶことなく体験できるというものです。
有名ユーチューバーやキャバ嬢が体験していることで浸透しつつありますが、まさか自分が体験する日が来ることになろうとは夢にも思いませんでした。
今回はそんな夢のようなVIPツアーの参加条件や料金、実際体験してどうだったのか、経済的には一般庶民代表のわたし（コロナ禍の年収は100万円…泣）が詳しくレポートしていきます。
また、VIPはどのような思考をするのか、お金で買える価値とは。についても考える非常に良い機会になったので、自分ならどう考えるかなど想像しながらぜひ最後までご覧ください。
読み物として軽く楽しんでもらえると嬉しいです。
それではまずは概要から♡
このページの目次（もくじ）
東京ディズニーリゾート・プライベートVIPツアー
参加条件
VIPツアーには厳しい参加条件があります。
VIPというくらいですから、わたしのような一般庶民が紛れ込めないようになっているのでしょうか（笑）ふふふ、今回は紛れ込みましたよ…。
条件はディズニー3大ホテルのスイートルームに宿泊すること！
- アンバサダーホテル
- ホテルミラコスタ
- ディズニーランドホテル
それぞれの最高級スイート（50万円）であれば即予約可能。
ファンタジアスイートなど20万以下で泊まれるスイートの場合は宿泊日1ヵ月前から予約できます。
ツアーは人数でわればまぁ捻出できなくもないかもしれないけど…。ホテル代もか～。
1泊2日に100万円を出せる選ばれしものだけが体験できる世界。
なんでわたしが参加できたのかって？それは富豪のお友達が誘ってくれたからですよ！！
富豪だから友達なんじゃなくて、友達がたまたま富豪だったんです。友は宝だよね。本当に。
わたしはチケット代の3万円で参加しました。誘ってくれてほんとありがとう！好き！！
ちなみにこの花も持って帰れるけど、パークで遊んだりして荷物にもなるので置いて帰りました。
料金
料金は6時間6名までの利用で44万円または55万円
2023年9月現在
人気のシーズンや土日祝は55万円、オフシーズンが44万円。6名にはあかちゃんの人数も含みます。
1分あたりの費用は約1,500円。震える・・・。
ちなみに過去に有名人のエンリケ氏が利用した3年前は33万円（6時間10名）、2年前は44万円（6時間10名）なので毎年尋常ではない値上がりをしています。
この値段なら安かった！と思える日が来るのかもしれませんね（一生来ないわww）
ここにチケットは含まれません。
大人ひとり、子供ひとりで1パーク1.5万円。今回は2パーク利用したのでチケット代だけで6人で9万円かかりました。ひぇー。
宿泊代、パーク代を合わせた料金は約115万円！！
- スイートルーム代50万円
- VIPツアー代55万円
- チケット代9万円
- 当日飲食代1万円
最安のスイートが20万円弱なので、44万円の日に1パークだけいけば最安で70万円くらいかな。
内容
さぁ、それでは本題にいきましょう。
体験できる施設は平均10～14か所。担当ガイドがスムーズな導線を組んで希望の場所へ連れて行ってくれます。
ショーやパレード、体験時間が長いアトラクションを選んだり、距離がある体験を希望すると体験数が減るのでバランス注意。
- アトラクション
- キャラクターグリーティング
- 買い物（ポップコーン・お土産など）
下記の項目についてプレミアアクセス（ファストパス）もびっくりのスキップ具合でぶっ飛ばしていきます。
スキップできないのはトイレだけだとか（笑）。
噂に聞いていた「まわりの人から割り込みでムッとされた」とか「優越感で有頂天」みたいなことはわたしは全然なかったです。
カメラもまわしていないし一般人なのであまり目立たなかったのかな。また連れてきてもらってるだけのエセVIPという自覚があるので偉ぶることもなく普通に楽しみましたｗ
- パレード
- ショー
- レストラン
パレードやショーも好きな時間、希望の場所をリクエスト可能。最近はショーの抽選も全然当たらないし、最前列で見れたのはかなり貴重な経験。
9:30～15:30に体験した施設
そして実際に4歳～7歳児連れで体験した流れは下記の通り。
ディズニーシー
✔トランジットスチーマーライン（船）
✔ダッフィー（グリーティング）
✔ソアリン（アトラクション）
✔餃子ドッグ購入
✔トイストーリーマニア（アトラクション）
→ランドに移動
ディズニーランド
✔チュロス＆ワッフル購入
✔ポップコーン購入
✔ジャンボリミッキー（ショー）
✔バズ・ライトイヤーのアストロブラスター（アトラクション）
✔クラブマウスビート（ショー）
✔スプラッシュ・マウンテン（アトラクション）
✔イッツアスモールワールド（アトラクション）
✔ピーターパン空の旅（アトラクション）
✔空飛ぶダンボ（アトラクション）
レストランでの食事はいれず、軽食を挟みつつこれくらいの体験ができました。
3連休のわりには人数は絞られており、たいていのアトラクションは1時間以下の待ち時間でしたが、ソアリン、美女と野獣が終日150分～170分待ちだったのでこの2つを待ち時間なしで乗れるのはありがたい。
15:30～19:30体験した施設
VIPツアー終了後は友人とわかれ、しばらくランドで写真を撮った後にシーへ戻りました。21時までいようかと思ったけれど疲れたので20時少し前に退園。
ディズニーシー
✔マーメイドラグーン（プレイグラウンド）
✔ジャンピン・ジェリーフィッシュ（アトラクション）
✔シンドバッド（アトラクション）
✔インディ・ジョーンズ（アトラクション）
✔チュロス購入
✔タートルトーク（アトラクション）
充実の1日。エレクトリカルパレードも復活していてディズニーも活気が戻ってきましたね！
周り方のコツ
今回友人はVIPツアー2回目の利用、わたしは初めてで内容は完全にお任せしました。
それを踏まえてもし次回、自分がまわるなら、こんな風に組み立てるかな～と思ったことをメモに残します。
VIPツアーに参加する人はそもそもこんなにバタつくプランは嫌だと思いますが、ちょっと効率を意識して組んでみました。
事前にやっておくこと
- 移動時間削減のためパークかシーどちらかに絞る（たぶんパーク）
- 天気が悪かった用のプラン2を用意
- iDやQUICPayなどワンタッチで支払いできるよう用意
- 連続で乗るアトラクションがなくていいか確認
- ショーは全部、パレードも参加できるようオーダー
当日
- ハッピーエントリーで一般より15分早くインパーク
- 美女と野獣、ビッグサンダーマウンテンあたりに乗車
- ショーの抽選（AMにあたれば参加、はずれたらVIPにまわす）
- 写真撮ったり、プレイパークなど待ち時間がないもので遊ぶ
- 軽く腹ごしらえ
- 13:30～VIPツアースタート
- 抽選漏れしたショート好きなアトラクション
- 19:30エレクトリカルパレードの席取りorディナー予約で終了
最後に、ショーかパレードが始まる手前でツアー終了にしてもらうorレストランを予約してもらって最大限アトラクションに時間をまわせれば最高かな～。
パークを選んだ理由は2022年秋の時点ではパークの方がショーとパレードが充実しているから。
わたしはシーで絶対乗りたいのはソアリンだけなので、公式ホテルに泊まって朝一で向かえばほとんど並ばずに乗れるかなと思いこんなプランを組んでみました。
雨降りプランは用意しておくと当日焦らなくてすみそう。
東京ディズニーVIPツアーを体験して感じたメリットデメリット
それではディズニーリゾート経験は10回くらい。そこそこ周り方はわかっている一般人のレビューをまとめましょう。
VIPツアーはもちろん初めてでしたが、シンガポールのユニバやフランスのディズニーでプレミアアクセスやシングルライダーを利用したことがあるので、そことの「差」にも注目しました。
メリット
①ショー・グリーティング
わたしが感じた最も大きなメリットはショー・グリーティングに抽選なしで確実に参加できること。
6時間のツアーの後は少し時間があったのでパークチケットを使って抽選を行いましたが、6人分×2パーク。10回分抽選して当たったのはなんと1ペアのみ！
絶対これは見たい、このキャラクターとグリーンティングしたい！という場合に抽選しか選択肢がないというのはあまりにも残念。
ディズニーリゾートのショーはレベルが高いので、これに参加できるとできないのでは差が大きいと思います。
②ガイドの解説が秀逸
何度か足を運んでいると、どうまわったら効率的か、どのアトラクションは体験できそうかということはわかってきます。
ただそこから更にステップアップするには年パスを持っているレベルにならないと到底無理。
担当ガイドが自分では絶対気づかないようなパークに隠されたトリビアや秘密を沢山教えてくれました。
イヤリングの水晶を触ると願いが叶うんだそうだ
ディズニーランド
シンデレラ城 pic.twitter.com/GhX3X4pMER— マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム✈nextシンガポールマレーシア (@makiro77) October 10, 2022
子供たちも本当に楽しそうで親たちも大満足。オリエンタルランドのキャスト（スタッフ）は全体的にレベルが高いけれど、その中でも特別優秀な人がアテンドしてくれているのだなぁと感じます。
③買い物の時短とストレス軽減
小さい話ですが、チュロスとかポップコーンを買うのに並ばないのが最高でした！
正直なところ、アトラクションはある程度混雑の予想時間が立てられるし、プレミアアクセスなどを使ったりやりくりすれば割と並ぶのは平気なんです。
ただ、ちょっとしたおやつを買ったりするのに列に並ぶのがこれまで大きなストレスでした。混んでいるからやめておこう。ということも多々あり、今回はそれが全て解消された感じ。
ミッキーワッフル😊 pic.twitter.com/lHUrLt4ZRG
— マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム✈nextシンガポールマレーシア (@makiro77) October 10, 2022
食べ物や飲み物を買うのに意外と時間取られて結構疲れるのでチリツモでめちゃくちゃ時短になった気がする。
その他にも雨が降ったら傘を持ってきてくれたり、ごみが出たら預かって捨ててくれたりと至れり尽くせり。子供の相手をしてくれるのも大助かりです。
デメリット
メリットは料金の対価なので、デメリットは特にありませんが体験してみてわかったことをシェアします。
購入前のリスクとして頭にいれておくとがっかりする可能性が減ると思います。
天気
いくら払おうが当日の天気は直前までわかりません。キャンセル規定は5日前から30％発生、前日の17時を過ぎると100％になります。
わたしたちの滞在時は午前中雨から曇り予想。結局当日ほとんど雨が降ることはありませんでしたが、お昼過ぎに15分だけザーッと降ったんです。
それがちょうどショーの時間で、15分のショーが8分で切り上げになりました。ちょうど盛り上がってきたところだったので残念すぎた～！！
時間
VIPタイムは6時間しかないので、できれば効率的にまわりたい。
ツアーに参加していなければ時間をかけてたっぷり写真を撮ったり、ゆっくり食べたりするところを急ぎ足になることは否めません。
今回子供たちはにっこにこでよく歩いてくれましたが、1時間ぐずられたりしたらその後が大変なことになりそうで怖いです（笑）
子供の年齢が小さいうちは6時間のツアーを楽しめそうかしっかり考えて時間帯や日付を選びましょう！
東京ディズニーVIPツアーはこんな人におすすめ
以上を踏まえてディズニーのVIPツアーはこんな人におすすめです。
- お金はあるが時間はない
- 並ぶのが大嫌い
- ディズニーリゾートに詳しくない
- 絶対に体験したいショーやアトラクションが複数ある
お金があるのは大前提ですが、ある程度はプレミアアクセスや自分で予習したり、詳しい友達に連れて行ってもらうことで解決できるので、VIPに参加する必要はないかもしれません。
コストパフォーマンス云々。という人や自分でプランを立てたい人にはおすすめしません。
VIPツアーは最大限の効率化と希望を実現できる夢のツアーです。
東京ディズニーVIPツアーおすすめ持ち物
最後にディズニーリゾートを楽しむための持ち物を紹介しておきます。
防寒・雨対策
季節によりますが、朝夕の寒暖差とパーク内外の寒暖差があるのでちょっとしたストールやひざかけくらいはあると安心。
夏以外はユニクロのウルトラダウンをリュックに入れていくか、ユニクロの極暖を仕込むなど工夫しています。
VIPツアーの場合傘はすぐに貸してもらえるので持っていかなくてもOK。子供の場合はレインコートがあった方がいいかも。
モバイルバッテリー
アプリを使ってチケットと待ち時間を管理するのでモバイルバッテリーは必須。（VIPの場合いらないかもだけど、ツアー以外の時間は使用マスト）
写真や動画を撮るのも全てスマホなので、長時間お出掛けの時は必ずモバイルバッテリー持参します。Anker超おすすめ！！
クレジットカード・アプリ
子供と一緒だと会計時にもたつきたくないので、スマホのID決済をフル活用。
- QUICPay／QUICPay+
- iD
- 交通系IC
他にもJCB、AMEXを持っていれば使えるQUICPay、SuicaやPASMOなどの交通ICも対象なので、1枚も持っていないならこの機会につくっておくことをおすすめします。
特に首都圏の在住の方は、ディズニー以外にも使えるお店がほとんどなので、マジでめちゃくちゃ便利です。
わたしが愛用しているカードはマリオットボンヴォイアメックスやヒルトンアメックス。
年会費は高いですが、条件を満たせば無料でホテル宿泊ができたり朝食が無料になるので重宝しています。
東京ディズニーVIPツアーまとめ
この記事を書くにあたって去年のディズニーの様子を思い出していました。
去年は希望日のチケット争奪戦に敗れ（全然WEBサイトにつながらなかった）、少し割高になるけどシェラトンのチケット付きプランを予約したんだったな…と。
出せる金額はそれぞれ違いますが、よっぽど暇ですという人でなければ時間をお金で買うという経験は一度やってみることを強くおすすめします。
チケットを買うために数時間張り付く、プレミアアクセスを買わずに3時間並ぶ、開園前に始発から並ぶなど。それ自体がもし楽しめていないなら数千円出費をしてみて価値を感じてみてください。
1度やって必要ないなと思うのと、やったことがないのに「もったいない」と感じるのは別物です。
わたしが1日に100万円出せる日は一生来ない予感がしますが、夢の国だけにまたそんな夢も見てみようかなと思いました（笑）さてしごとしごと～♪
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