旅のお供といえばガイドブック。インターネットでほとんどの情報が調べられるようになったとはいえ1冊買っておくと心強いですよね。
ネットの弱点はとにかく情報がまとまっていないこと。
また、現地でうまくネットがつながらなかったり、トラブル時の対応を考えると最低1冊は持っていくことをおすすめしたいです。
とはいえイタリアのガイドブックは色んな種類があるので、どれを選べば良いか迷ってしまう方もいるかもしれません。
そこで、イタリアの有名なガイドブックを10冊、その他気になったものを合わせて20冊以上を実際に読んでみました。
当ブログ(オハヨーツーリズム)では、内容やデザインを比較し分類してみたので、これからガイドブックを購入する際の参考にしてみてください!
人気ガイドブック1位のるるぶが無料!
るるぶが掲載されている
電子書籍読み放題サービス
楽天マガジンと
KindleUnlimitedは
なんと初月無料でお試し可能◎
月額料金を支払ったとしても
るるぶを1冊読むだけで元が取れるので
購入予定の方は活用してみてください
→ 個人的には、るるぶ以外にブルーガイドやトリコガイド、その他エッセイ系の読み物も充実しているKindleUnlimitedがおすすめです!
ガイドブック以外の持ち物については「イタリア旅行に必要な持ち物と便利グッズを旅のプロが徹底解説【チェックリスト付】」を見ながら準備をどうぞ!
このページの目次(もくじ)
イタリアのガイドブックは用途に合わせて選ぼう
イタリアにまつわるガイドブックや書籍は想像以上にラインナップが幅広く、本当に驚きました。
わたしは海外旅行の際、小さな都市であればaruco、詳しい情報が知りたいときはほとんどの場合地球の歩き方を購入します。
しかし、イタリアの場合は見どころが本当に多い!
時間にも予算にも余裕があれば、ガイドブックを数冊購入するが結構おすすめ。
例えば…
旅行先では情報量が多く、網羅性の高いガイドブックを持っていると安心なので、先ほど紹介した地球の歩き方を持ち歩く。
しかし、旅行の旅行計画段階となると、地球の歩き方は細かい情報が多すぎてちょっとお腹いっぱいになってしまうので、KindleUnlimitedでるるぶやまっぷるなどの雑誌タイプガイドブックを読む。
といったように、状況に合わせて使い分けができたら最高。
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
以上の内容をふまえて
- 現地では
行先に合わせた地球の歩き方を1冊持っていく - 旅行計画段階では
KindleUnlimitedでるるぶ・まっぷるなどの雑誌タイプガイドブックを読む
をおすすめします!
エリアに注意
また、イタリアならではのガイドブックの選び方があるので注意してください。
イタリアのガイドブックはイタリアの複数都市をカバーしているガイドブックのほかに、
- ミラノ・ヴェネツィアなどのイタリア北部
- ローマ・フィレンツェ・トスカーナ地方などイタリア中部
- ナポリ・シチリアなどイタリア南部
などエリアによって発行されているガイドブックがあります。
これは他の国でも同じではないの?と思われるかもしれませんが、イタリアはちょっと状況が違うのです。
フランスならパリ、イギリスならロンドンと、ほとんどの国では圧倒的に首都や1都市に人気が集中します。
しかしイタリアはそれぞれの地方に沢山のファンがいて、それぞれの情報が他の国と桁違いに多い!!
「イタリア」と題された複数都市収録のガイドブックを購入するときは、かならず収録エリアを確認してください!
旅行計画には雑誌系のイタリアガイドブック
旅行準備段階におすすめしたいのは雑誌系のガイドブック。
どんな観光スポットがあるか、写真を見ながら計画を練るならカラー写真が大きく掲載されている雑誌を利用するのがおすすめです。
実際に旅先へ持っていくことを考えると、情報量が少なめでかさばるというデメリットはあるものの、パッケージツアーで行く場合は雑誌系ガイドブックで十分こと足ります。
個人旅行の場合も、出発前にざっくりとした予定を決める用途として使いやすいのが雑誌系ガイドブック!
〈雑誌系ガイドブック〉
年齢性別問わずに人気の雑誌系ガイドブック
一見非常に似ている両者ですが
- 「まっぷる」は地図大手の昭文社が出版
- 「るるぶ」は旅行大手のJTBが出版
もちろんイタリア編も出版されています。
まっぷる(イタリア)
- 写真が大きくてきれい
- イタリア旅行への期待感やイメージを膨らませるのにおすすめ
- ツアー旅行で行くなら十分な内容
現在出版されているのは「まっぷるイタリア」1種。
収録エリアはローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア、ミラノ、ヴァチカン市国、ナポリ、ポンペイ、アマルフィ、ピサ、チヴィタ・ディ・バーニョレージョ、ヴェローナ。全168ページ。
主要都市以外の地方も興味あり。という人に嬉しい内容!
地球の歩き方と比べると情報量が少ないため、現地に持っていく場合は別に情報量が多いガイドブックがあると安心です。→後述してます
持ち歩きにぴったりのサイズも出版されているので、カバンにいれて持ち運びしたい方はミニサイズ版がおすすめ。
るるぶ(イタリア)
- 写真が大きくてきれい
- ツアー旅行で行くなら十分な内容
- るるぶを買うならKindleUnlimitedがおすすめ
現在出版されているのは「るるぶイタリア」1種。2018年版では「南イタリア・シチリア版」もあります。
収録エリアはローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア、ミラノ、ナポリ、ポンペイ、カプリ島、アマルフィ、ポジターノ、チヴィタ・ディ・バニョレージョ、ピサ、ムラーノ島、ブラーノ島。全152ページ。
アマルフィやカプリ島、ピサなどの情報は見開き1ページ程度なので、個人旅行では使えないかなという印象。
まっぷると同様に、地球の歩き方と比べると情報量は少ないので、現地に持っていく場合は別に情報量が多いガイドブックがあると安心です。→後述してます
紙媒体の雑誌もありますが、電子書籍読み放題サービスのKindleUnlimitedにも対応。初月無料でお試しできるので、購入予定の方はぜひ利用してみてください。(時期によって本が入れ替わるので、対象かどうか、事前に確認するのがベター)
月額料金を支払ったとしても、るるぶを1冊読めば元を取れてしまうのでおすすめです。
より洗練された作りのネオ雑誌系ガイドブック
上記の有名ガイドブックの雰囲気や作りがあまり好みではない方におすすめしたいのが、より洗練された写真や見せ方が魅力の雑誌系ガイドブック。
サイズは大きいので持ち運びには向きませんが、どちらも電子書籍読み放題サービスKindleUnlimitedで読めるので、初月無料でお試しできます。
どちらもとても素敵な書籍で大満足だったので、イタリア旅行の際はぜひともKindleUnlimitedに加入し、ストレスフリーで色んなガイドブックを探してみて欲しい!
トリコガイド イタリア
トリコガイドの収録エリアはフィレンツェ、ミラノ、ヴェネツィア、ローマ、シチリアの主要都市。
全185ページでたっぷりと解説しています。
まっぷるやるるぶと比べて圧倒的に洗練されイタリアらしさに溢れています。
特に料理やお土産の写真は素敵なものが多く、ほしいもの、食べたいものばかりで困ってしまうほど!
ホテルなどの情報量は少ないですが、計画段階でぜひ手に取りたい1冊です。
フィガロ
また、人気の雑誌フィガロジャポンでは、過去のムック本がKindleUnlimitedで読めることがあります。
フィガロもまた、旅の計画に大変役に立つ1冊。
イタリアのファッションブランドや心躍るホテルなど、おしゃれな人に特に刺さる内容になっており、見逃せません。
イタリアは多くの雑誌で特集される常連国。
その他、ダヴィンチ没後500年を記念したCREA Travellerも最高でした。
旅行計画〜持ち歩きにも便利なイタリアガイドブック
旅行準備段階におすすめしたいのは雑誌系のガイドブックだけでありません。
有名雑誌系ガイドブックの雰囲気があまり好きでない方におすすめするのは、持ち歩きにも便利な小ぶりなガイドブック。
雑誌系ガイドブックと同様に情報量は少なめなので、実際の旅行先には網羅性の高いガイドブックを併せて持っていくことをおすすめしますが、パッケージツアーで行く場合は小ぶりタイプのガイドブックのみで問題ありません。
また、小ぶりタイプのガイドブックは見た目の可愛さから「女性向け」と思われがちですが、女性向けに偏らないものもあるので、性別関係なくご覧いただけると嬉しいです。
〈小ぶり系ガイドブック〉
以前はここに「ララチッタ」や「タビトモ」も加えて紹介していましたが、最近は上記の3タイトルを読むことが増えました。
aruco(イタリア)
- 女子旅にぴったりな内容でありながら情報量も◎
- 新品の取り扱いが無い場合もあるので注意
arucoは、一見女子向けですが、地球の歩き方編集室がつくっているガイドブックだけあって情報量も◎
イタリア版も252ページでなかなかのもの。
かわいい見た目をしていますがじつは結構、本格的なんです。
掲載都市はローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア、ミラノの4大都市をはじめ、ヴェローナ、ピサ、南イタリア、チンクエテッレまで!
世界遺産や古代ローマ遺跡、美術館の見るべきポイントや、映画のロケ地情報もあって楽しい。
プランの提案が多いので、基本情報をより詳しく知りたいときは、地球の歩き方などの詳しいガイドブックやインターネットでの情報収集をおすすめします。
持ち運びしやすいようにコンパクトで軽い素材で作られているので旅先でも活躍しそう!
ことりっぷ(イタリア)
- 持ち歩きしやすいサイズ
- 情報量は多くないが短期旅行であれば大丈夫
ことりっぷは女性目線の切り口で、イタリアの王道スポットなどが紹介されています。写真やレイアウトなど本の雰囲気が素敵♡
かばんにすっぽり入るサイズ感なので、街歩きのお供にぴったり!一見、ガイドブックらしくないおしゃれな装丁なので、現地で読むのにも抵抗がありません。
冒頭は芸術と美食の街フィレンツェからスタートローマ、ヴェネツィア、ミラノが続きます。全228ページ。
厳選したお店を紹介しているということもあり、情報量自体はそこまで多くありません。
また、2019年発行なのでショップ情報などはインターネットで最新の情報を調べてから訪れると失敗がないと思います。
1,320円とコスパもよく、持ち運びにも便利なサイズなので集めてみるのも楽しいですね♪
ハルカナ(イタリア)
近年どんどん新しいガイドブックが出るので驚いています。後発組のハルカナをご存じですか?
毎日頑張っているあなたにこそ、いい旅をしてほしい。女性向けのワンランク上の旅を提案するおとな旅プレミアムというサブタイトルがついています。
これはわたしのことでは…?(笑)
テーマは「歴史ある都市で出会うアートとグルメ。時を超えるイタリアの街歩き」
主要都市の街歩きさんぽシリーズは、まるっとそのまま巡りたいくらいのモデルコース。
わたしのお気に入りは、建築、美術を楽しむための美術用語がまとまったページ。とっても勉強になりました!
現地で1冊持っておきたいイタリアガイドブック
正直、その国をしっかりと堪能したいなら地球の歩き方一択といっても過言ではありません。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやっぱり地球の歩き方。
全616ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
また、地図の詳しさも他のガイドブックとは一線を画すので万が一現地でネットが使えない場合のお守りにもなります。
〈情報量満載ガイドブック〉
わたしのように観光大好き、現地の文化や食べ物、観光スポット全部しっかり情報をキャッチしたいという人には地球の歩き方またはブルーガイドわがまま歩きをおすすめします。
地球の歩き方(イタリア)
- 情報量の多さは断トツ!
- カバーしているエリアが多い
- 写真小さめ・文字多め
すでに興奮して伝えた通り、わたしのナンバーワンガイドブックが地球の歩き方。
文字ばかりで写真もいまいち…と言われていたのは昔の話で現在は随分と雰囲気が変わりました。
この1冊あれば個人旅行で困ることがないように作成されており、観光情報だけでなくホテルや基本情報、おすすめルートなど何パターンも網羅されています。
「地球の歩き方」シリーズは、マイナーな都市までカバーしているのが特徴のひとつ。
イタリアは「イタリア全土」の他、地方ごとの分冊も出ていて便利です。
正直、ここまで詳しくガイドブックは他にありません。読者の口コミ情報もついているので、いろんな方の意見を参考にできるのも面白いところ。
「旅行の計画を立てよー♪」を超えて、「勉強になったなぁ…」としみじみ思える1冊です。
ただ、情報量が多いため価格は他のガイドブックと比べて値段が高め。重いので荷物になるのが欠点です。
ツアーでしか旅行しない方や、2泊3日の短期滞在だと内容を読み込む前に旅行が終わってしまうので必要ないかもしれません。
ミラノ ヴェネツィアと湖水地方
ミラノ、ヴェネツィアを中心にイタリア北東部エリアの情報を収録。
コモ湖 コモ、ベッラージオなどの湖水地方、パドヴァ、ヴィチェンツァなどヴェネト州の街など他のガイドブックにはあまり載っていないエリアまで網羅しています。
北部諸州(ローマ、ミラノ、ヴェネツィアは含みません)
北部諸州とありますが、「ローマ、ミラノ、ヴェネツィア」の情報は載っていません。
収録エリアは下記の通り。
- ピエモンテ州(トリノ)
- アルプス山脈やアオスタ渓谷が見どころのヴァッレ・ダオスタ州
- 商工業が発達したロンバルディア州に北部3州
- リグーリア州(ジェノヴァ)
- 生ハム、チーズの産地パルマ、
- エミリア・ロマーニャ州
フィレンツェとトスカーナ
花の都フィレンツェを中心にトスカーナ地方の町が収録されています。
ドゥオーモ、洗礼堂、ジョットの鐘楼、ウッフィツィ美術館など有名スポットからウンブリア州、マルケ州なども収録。
ローマ
ここまでイタリアのガイドブックを調べて感じたこと。意外と「ローマ」だけのガイドブックがない。
ローマの情報だけでいいのに他のエリアも載っている重たい本は持ち歩きたくない・・という方のために分冊されているのがありがたい。
内容も詳しいので、ローマに長期滞在するという方にもおすすめです。
南イタリアとシチリア
ナポリ、アマルフィ海岸、アルベロベッロなど観光地から、ランペドゥーサ島などの離島まで南イタリアを余すところなく紹介しています。
南イタリアだけで416ページあるので、なかなかのボリューム。南イタリアの都市を複数訪れる方におすすめです。
中部諸州/南部諸州
主に中部のエリアが収録されています。
- トスカーナ州/中部2州:ウンブリア州/マルケ州
- カンパニア州/南部3州
- シチリア州/シチリア島
- サルデーニャ州/サルデーニャ島
ブルーガイドわがまま歩き(イタリア五都市)
そして今回大ヒットだったのがブルーガイド。
情報量も5都市だけであれば、地球の歩き方と並ぶほど(全311ページ)で濃厚。
もともと好きなガイドブックではあったのですが情報がやや古いのが難点でした。
しかしこの度なんとKindleUnlimitedで無料ダウンロードできるのを発見し即読み込んだところ、都市やテーマによっては地球の歩き方より詳しい部分があり情報を補完するのにかなり重宝しました。
特に美術館のページは小さなガイドブックに比べると欲しい情報が載っていて助かりました。
地域ごとの概要やプラン、おすすめのグルメとおみやげなどを紹介してくれるのも嬉しい。
情報量もかなり多くかなり使えますが、最近更新されていないので最新情報をキャッチしたい人には向いていません。
ガイドブックのコンパクト版としてブルーガイドポシェというシリーズを出していますがこれもなかなか良いです。
ポケットのコンシェルジュというキャッチフレーズで売り出しているだけあって持ち運びに便利です。
ハレ旅 イタリア (改訂版)
- 写真と情報量のバランスが良く読みやすい
- 主要観光スポットを巡りたい方におすすめ
朝日新聞出版から発売されたハレ旅もお気に入りガイドブックのひとつ。
定番の過ごし方からツウな過ごし方まで提案してくれるので、思いがけない過ごし方に出会えるのが嬉しいです。
わたしがハレ旅シリーズを気に入っているポイントは、写真と情報量のバランスが絶妙なところ。
旅の準備から、出国・帰国までを流れで解説してくれる読みやすさと、それぞれのページの内容の充実具合がちょうどいいのです。
ただアートや歴史面の情報がわたしには物足りず、最近は地球の歩き方に戻ってきました。情報がやや古いところもマイナスポイント。
イタリア旅行をさらに楽しむための本・書籍
一般的な観光地を網羅したようなガイドブックではなく、地方やのんびりとした街歩き、特定の趣味に特化した素敵な本を紹介します。
上記のガイドブックに加え、自分の趣味にあったものがあればぜひ一度手に取ってみてください。
現地で持ち歩いて使う!というよりは読み物として楽しめる書籍が多いので、旅行の予定がなくても読書にいかがでしょう。
旅のヒントBOOK
ここぞという時に必ず購入するのが旅のヒントBOOKシリーズ。イタリアからは3冊の本が出版されています。
このシリーズは各エリアにゆかりのある著者が時間をかけて取材し、渾身のスポットやお店を紹介しています。
著者のおすすめから、もともと行く予定でなかった場所を旅程に組み込んだり、楽しい出会いがあるので手放せません。
ローマ在住の経験がある著者がローマの日常を素敵な写真と一緒に紹介してくれます。どちらかというと、有名なスポットが知りたい・スタンダードな観光情報が欲しいという方には不向き。
暮らすように旅したいという方やローマに何度も行っている方、普通のガイドブックに飽きてしまった方におすすめ。
フィレンツェの「食」に特化したガイドブック!
とにかく写真がきれいだし、美味しそう。今すぐイタリアへ飛んでいきたくなってしまいます。
また、トスカーナ州の日帰りできる街や村までの交通手段などもくわしく解説しています。
シチリア在住でシチリアを愛してやまない日本人の方が書いている本です。食材の宝庫とも言われるシリチア島のおいしい情報がたくさん!
シチリア島をはじめ、世界遺産・エオリエ諸島の島々などの魅力をたっぷり紹介しています。
美術・アートに関する本・書籍
「ヨーロッパを思いのほか楽しめなかった、アートや教会にあまり興味がないから…」という声を聞くたびに少し残念な気持ちになります。
それはわたしもその気持ちがわからないでもないから。
はじめて行ったヨーロッパ旅行ではガイドをつけなかったので、バチカンやウフィツィ美術館も個人でまわりました。
ボッティチェッリやミケランジェロなど主要な作品を探してまわるような感じで、感動こそしましたが、疲れも同じくらい感じた旅でした。
学生時代の旅なんてそんなものだと思います。しかし、思い返せばもったいない…。
ここでは、あの時の自分や、娘に教えておきたい情報をまとめています。
これはイタリアに限った話ではありません。知識を身に着けておくことは、これからの人生で、よりアートや文化を楽しむために知っておいて損のないことだと思うので、参考にしていただけたら嬉しいです。
美術館に関しては、楽しみ方を教えてくれる書籍がたくさん出ています。
活字が多めなのでKindleUnlimitedの試し読みでちらりと読んでから購入するのがおすすめです。
山田五郎オトナの教養講座 世界一やばい西洋絵画の見方入門
ご存じかもしれませんが、山田五郎のYouTubeチャンネルはびっくりするくらいおもしろい!
普通は画家や作品を褒めることに終始している書籍や動画が多いのですが、五郎さんは「あいつは変人で友達がいないから~」とか「絵が下手だから~」とわたしたちがちょっと感じているような、素直な表現を多用しています。
ゴシップも取り入れてくれるのでエンタメ要素が強く美術ファン以外も飽きずに楽しめる五郎さんならではの解説。
最近、山田五郎のYouTube動画を時代別にまとめた書籍も発売され、いま一番勢いのあるアートチャンネルになっています。まだ見たことのない方はぜひ一度ご覧ください。
マンガでわかるシリーズ /「西洋絵画」の見かた
活字が苦手な人に読みやすいのが「マンガでわかるシリーズ」。イラストがとってもキュートで堅苦しくないので楽しく勉強できます。
5歳にの娘と一緒に眺めることも多い旅育にも使える1冊。
わたしはこのシリーズが好きで、5種類購入しています。
- マンガでわかる「西洋絵画」の見かた 聖書編
- マンガでわかる「西洋絵画」の見かた ギリシャ・ローマ神話編
- マンガでわかる「西洋絵画」の見かた: 美術展がもっと愉しくなる
- マンガでわかるルーヴル美術館の見かた
- マンガでわかるロンドン・ナショナル・ギャラリーの見かた
イタリアの美術館シリーズが出ていないのが残念。
レオナルド・ダ・ヴィンチ
レオナルド・ダ・ヴィンチに関する書籍も、多数出版されています。
豊富な資料で解説していて、知識がなくても面白く読めます。
その他、バチカンを訪れなるなら、ダヴィンチコードで有名な ダン・ブラウンの「天使と悪魔」フィレンツェに行くなら「インフェルノ」を読んでおくと、より観光が楽しめるかもしれません。
Trip Route 5.1 イタリア編
- スマホ・タブレット用のガイドブック
- 旅人目線の細やかな情報が知れる
kindle版しか発売されてい、スマートフォン・タブレット向けのガイドブック。
カナダでのツアーガイド経歴を持つ旅のプロが書いています。旅人目線のコラが良かったという口コミも♪
市販のものに比べて、交通機関の時刻表、運賃などが詳しいので現地で役にたちそう。
個人のブログよりも読みやすく簡潔にまとめてあるので、知りたい情報をすぐに引き出せます。収録エリアは、ヴェネツィア、ミラノ、ローマ、フィレンツェ、ピサ、ナポリ&南イタリアです。
イタリア旅行のガイドブックは電子書籍もおすすめ
最近は海外でもインターネットが使えることが多いので、以前ほどガイドブックの必然性高くないかもしれませんが、トラブルに備えて1冊持っていると安心感が違います。
紹介したガイドブックの中にもKindle版やアプリで見られるタイプもあります。
- 荷物が多いのがイヤだ
- 2ヵ国以上周る
- キレイな画質で読みたい
そんなあなたには電子版で決定ですね!
るるぶが無料で読めるサブスク
また、人気ガイドブックランキングで1位に輝いた「るるぶ」を無料で読む超お得な方法を発見しました!!それが「楽天マガジン」と「KindleUnlimited」
楽天マガジンは月額たったの418円で1,200誌以上が読み放題なのですが、なんと初月無料です。
わたしも最近友達から教えてもらい、めちゃくちゃお得すぎてハマっています(笑)
他の書籍も豊富だし、るるぶ1冊の値段でKindleUnlimitedが使えるなんて嬉しすぎますね♪
とりあえず楽天マガジンやKindleUnlimitedでチェックしてみて内容がよかったら購入するでも良いですよね!旅行が近づいてきたらぜひ使ってみてください♪(※時期によって本が入れ替わるので、対象かどうか、事前に確認してから入会しましょう!)
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ローマでぜひ泊まっていただきたいのがパラッツォ ナイアディ。
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とにかく立地が良くスペイン広場 、コロッセオ、テルミニ駅などどこに行くにもとっても便利!お部屋も明るく朝食も美味しい誰にでもおすすめできる一押しのホテルです。
その他にもイタリアは素敵なホテルばかりなのでぜひお気に入りのホテルを探してみましょう!