近所のお出かけはあまり記事にしないのですが、あもちゃんとふたりで出かけた日帰り川越トリップがとても楽しく、思い出に残しておきたくなったので旅行記を書きました。
本当に何気ない1日だけれど、何年か後に一緒に読み返したいと思います。
このページの目次（もくじ）
子連れ埼玉川越日帰り旅
最近フェニーの仕事が忙しく、たまたま週末も仕事になってしまったのであもちゃんとふたりで出かけることにした。
わたしもフェニーも基本的に在宅なので子供が家にいるとほとんど仕事にならないのはよくわかる。
近くの公園だと限度があるので、少しだけ足を延ばして川越へ行くつもり。
小江戸川越。なんとなく観光地っぽい雰囲気がするのはわかっていたけど、埼玉県というと全然旅っぽさがなくて気分が上がらない。
けれどいつも行って帰ってくると良かったと思えるのも埼玉。
子連れのお出かけにとって「近い」というのはある意味正義だ。
本川越駅
わたしからの急なデートの誘いを受けご機嫌。自分の荷物は自分で持ってね。と約束し、電車に乗って出発。
本川越駅に到着するまでの車内でどこに行こうか検索する。
Twitterを開くと川越八幡宮の美しい花手水が目に飛び込んできた。
お清めの手水に並べられた華やかな花々。落ち込む気分を持ち上げてくれるような生き生きとした写真に心惹かれる。
とりあえず、ここは行こう。あとは川越定番の一番街。時間的には氷川神社は厳しいだろうか。そんな風に考えていたらあっという間に到着。
驚いた。想像以上に大都会。埼玉の主要都市をなめてはいけない。
街ブラ
駅前で街歩きのパンフレットをもらい、メインストリートに向かって歩き出す。
あもちゃんが福引を引きたいというのでSoftbankの福引に参加。
スマホの福引は時々参加するのだけど、使っている通信会社がマイネオだと言うと一瞬で営業が去っていく。
ちょっとしたアンケートに答えるとあもちゃんへミニーちゃんのビニール風船をくれた。
手打ちうどん長谷沼
お昼はなんとなくうどんにしたくて、Googoleマップで検索。人気店が近くにあるので行ってみることに。
川越 手打ちうどん長谷沼川越で百名店に数えられる手打ちうどん長谷沼。本来行列店だろうが、時間も遅かったのですぐに入店。
コロナ唯一のメリット。いつも混んでいる場所が空いていること。
川越 手打ちうどん長谷沼ミニーちゃんを気に入ったらしくご機嫌。とにかく今日1日機嫌よく過ごしてもらうことが目標だ。
ふたり旅の時はだいたい機嫌がいいけど、悪くなったら全部ひとりで対処しないといけないから気を付けないと。
おろしぶっかけうどん（800円）。ふたりでシェアするから中盛り（＋100円）にしたらとんでもない量が出てきた。
川越 手打ちうどん長谷沼あもちゃんこの笑顔。さぞかし沢山食べてくれると思いきやこの日に限って小食ぶってくる！！
川越 手打ちうどん長谷沼天ぷら3点盛（380円）はちくわ、卵、カボチャとあもちゃんの好物ばかりなのに意外と進まない。
うどんのコシが強すぎたかな…。
値段は都会価格だけど、この前食べた香川のうどんより美味しかった。近所にあれば通いたいのに、ちと遠い。
はち切れそうなほどお腹いっぱいでなんとか完食。
それでは街ブラを再開しよう。
街ブラ
メインストリート、蔵造の街並みや時の鐘までは1キロの道のり。
疲れたと言わせないよう、声掛けしながらブラブラ歩く。お店も多くて楽しい。
川越湯遊ランドホテル三光 顔ハメ看板大好きな顔ハメ看板発見。ママもやってというけど、一緒に写真撮れるわけじゃないしパス。
なんでこんなに好きなのかな。
ちなみにここは「川越湯遊ランドホテル三光」という大浴場付き宿泊施設。
帰りに立ち寄ることにした。
顔ハメ看板も好きだし大浴場も大好き。昭和テイストのあもちゃん。
川越 熊野神社
歩いていると神社を発見。
室町時代に紀州熊野本宮大社から分祀された開運と縁結びの神社。
川越熊野神社 参道の足つぼ参道の両脇には足つぼ。子供はホイホイと軽やかに歩き、大人は悶え苦しんでいた（笑）
わたしは怖いので挑戦せずカメラマンとして動画撮影。
川越熊野神社小ぢんまりとしているが、色々工夫が凝らされていて人気の神社みたい。
弁天様がいて、宝池でお金をお清めできるようにザルまで用意されている。
これが子供にも大人気で、小銭を清めてお賽銭。中にはお札をお清めしている人もいて千円札がびしょびしょ。
川越熊野神社の白蛇横には白蛇が祀られていて、撫でる場所によって違った御利益が得られるのだとか。
- 頭を撫でると学業成就、合格必勝
- 巻物を撫でると技芸上達、知恵
- 体を撫でると身体健康、病気平癒。
- 卵を撫でると金運、商売繁盛、出世・開運、安産・子宝
- 左右の蛇を二匹同時に撫でると良縁、夫婦円満、家内安全、職場安全
無数に並べられた小さな蛇が可愛い。
帰ろうとすると小学校高学年くらいの男子学生が保護者と一緒に運試し輪投げ賑やかに楽しんでいる。
一緒に参加したいあもちゃん。お賽銭を10円以上納めると参加できるので、しっかり納めて輪投げに挑戦。
ちっともうまくいかなかったけど、お兄ちゃんたちが応援してくれて嬉し恥ずかし照れまくっていた。
川越熊野神社 参道の足つぼたまたま立ち寄った神社でほっこりするようなやりとりがあって嬉しい。
帰りももちろん足つぼ。
大正浪漫夢通り
大正浪漫夢通り少し歩くとようやく観光地っぽいエリア。大正浪漫夢通りへ到着。
大正浪漫夢通り今年は鬼滅も流行ってるし、「大正」を売り出すには絶好のチャンスだよね。
着物を着て散策する若者が沢山！いいねー。
大正浪漫夢通りお腹いっぱいだし、子供とふたりだから入らなかったけど、気になる喫茶店やコーヒーショップを発見。
今度またひとりで来てみようかな。
大正浪漫夢通りうなぎが名物らしく、本格的なお店から立ち食いOKの串焼き屋さんまで狭いエリアにいくつも店舗があった。
大正浪漫夢通りわたしは川越のこと本当に何も知らないなぁ。
大正浪漫夢通り大正浪漫夢通りを抜け、中央通り昭和の街へタイムスリップ。
alphalpha 川越
alphalpha 川越陶器の浮き玉が可愛くて、ついついお店を覗いてみたくなったalphalpha。
alphalpha 川越取り扱っている商品がどれも素敵で可愛いのだけど、元々1,000円ショップだったらしくとにかく安い。
あもちゃんが欲しいといった水に浮かぶ小さなサイズを購入。たしか数百円。
alphalpha 川越浪漫茶房右門
浪漫茶房右門本当は色々食べ歩きが楽しみだったのに、うどんのせいでお腹はパンパン。
あもちゃんが食べたいというので川越定番土産の「いも恋」を1つ購入。
浪漫茶房右門 いも恋いも恋の中身はさつまいもとつぶ餡で、外側は山芋ともち粉の生地を使っている。いわゆる昔懐かしのお菓子。
浪漫茶房右門 いも恋素朴な味わいで、甘い物が苦手な人や子供にぴったりのおやつ。
しかしわたしは甘味に素朴さよりパンチを求めているのでいまいちテンションが上がらない。ケーキやシュークリームが食べたい（笑）
しかもこれがまたお腹にたまるので、ますますお腹いっぱい。
ぽっちり pocchiri 川越店
食べ終わると店の向かいにあるがま口屋がなんだか可愛くて店内へ入ってみた。
2012年京都で生まれのがま口ブランドで「ぽっちり」というお店らしい。
川越限定のお芋のイラストがとってもキュート。
レトロでついつい買いたくなったが、自分の洋服の系統とはどう考えても違うなと冷静になり我慢。
1,000円前後～可愛い小物もあるのでぜひチェックしてみてください。
公式サイトぽっちり
少し歩くと創業1783年、老舗の亀屋。
亀屋店構えからしてしっかりしている。次回はここの和菓子を食べよう。
時の鐘
街の中心にそびえたつ川越のシンボル時の鐘。
今も現役。1日4回時を告げる鐘つき堂だ。
こういう周りより少し高い建物があると見ごたえがあっていい。
ここが川越だという目印になるし、どこかで写真や映像を見る度に思い出せる。
川越のスタバは木造りでとても素敵。もちろん今日は入らないけど。
一番街商店街を概ね楽しんだので、次は菓子屋横丁へ。
この路地も素敵で、色々写真を撮りたかったのにテンションが上がりすぎて全く撮らせてくれない…（笑）やっとのことでこの1枚。
菓子屋横丁
菓子屋横丁では100円分お菓子を買っていいよと言っていたのに意外と置いてあるお菓子が高い。
途中若いカップルが食べていたいちご飴がほしいと駄々をこねるが350円だし、わたしは全然食べたい気分じゃないし…。
巨大な麩菓子には一切興味を示さなかったが、駄菓子屋へ入ると気分が変わった。
「どれなら買える？」と目を輝かせて聞いてくる。
結局悩みに悩んでおもちゃ付きの笛吹きラムネとモロッコヨーグルを購入（計110円）。
モロッコヨーグル。今食べると全く美味しくないし全然食べたくないのだけど子供の頃は好きでよく買っていた。懐かしいなぁ。
そろそろ日も落ちてくる時間。歩いて戻るのは大変なので路線バスを使って駅前まで引き返そう。
やっぱり氷川神社は無理だったので、近いうちにフェニーを連れて再訪決定。
段々と疲れて機嫌も悪くなってきたが、なんとか持ちこたえている。駅から川越八幡宮までは徒歩8分。
小さなころから神社仏閣、世界中の教会を見てきたあもちゃん。お参りできる場所を見つけると、自ら頭を下げるようになった。
信心深い子どもに育ってもらいたいとかそういう望みは特別ないけど、可愛いので遠くから見守った。
このあたりは猫が多く、猫好きのあもちゃんと猫を追いかけながら目的地へ向かう。
川越八幡宮
いよいよ本日の目玉川越八幡宮へ到着。思った通りの素晴らしい花手水。
川越八幡宮 花手水見ているだけで癒される。静かで雰囲気の良い神社。
川越八幡宮 花手水1ヵ所だけかと思っていたら本殿の前にもお花が飾られていた。
川越八幡宮 本殿センス抜群の色合い。dici peuというお花屋さんが手掛けたもので、わたしが見つけたのもこのお花屋さんのツイートだった。
川越八幡宮川越に住んでいる人は要チェック！センスあるドライフラワーが沢山飾られていてアレンジメントがとても素敵。
ひょんなことで足を運んだ川越八幡宮ではあったものの、調べてみると実は古くから歴史のある由緒正しき神社だった。
1028年、平忠常の乱を鎮圧するため出陣した源頼信がこの地で戦勝を祈願。
戦勝に感謝して創建したのが川越八幡宮だと伝えられている。
川越八幡宮神社内には風変わりな魔除けの桃が神様としてお祀りされている。
大量の「厄割り桃」が投げつけられている様子がとってもシュール。
川越八幡宮あもちゃんも投げたがっていたけど、今日は既に輪投げもしたし、お参りだけにしておいた。
川越湯遊ランドホテル三光
元来た道を戻り、お風呂でゆっくりして家に帰ろう。
湯ゆうランド3時間お風呂コース780円。あもちゃんは無料だったので安上がり。
お風呂は古いけれど人もいないし、広いし、種類も多いしで十分満喫。
風呂上がりの牛乳を買ってやり、その間に着替えと帰宅準備をすませる。
ホテルはお風呂と大衆演劇の観劇に力を入れているようだった。
帰宅
店を出ると外はもう真っ暗。
最後の頑張りで駅へ向かう。体がポカポカするね。と声も足も軽やかになる。
駅前のショッピングモールで可愛いマスクを買いたいとねだるので今日のお土産に1枚購入。
鬼滅の刃モチーフのお店で胡蝶しのぶっぽい紫の蝶々柄。
抱っこするとすぐ腰を痛めてしまうので、ママは抱っこできないから駅に着いたら歩いてね。と約束すると5分もしないうちにすぐ眠ってしまった。
駅に着くと少しグズグズしたけれど、すぐに状況を理解して歩き出してくれる。
もう何も心配ない。しっかり者の小さな旅のパートナー。
子連れ埼玉川越日帰り旅まとめ
4歳ともなると成長のスピードに驚かされる毎日。多くのことを理解してくれるようになり、旅行がとても楽になりました。
オムツが取れた分、トイレ問題はいつも心配ですが、わりと賑わっている場所へ出かけることが多いので今のところ大丈夫。
なかなか遠出が難しい環境が続いていますが、近場でも子連れでこんなに楽しめるのだと再発見がありました。
しかも新幹線も飛行機も使わないのでこれだけ堪能してもとても安上がり。
ふたりで5,000円も使わなかったんじゃないかな？今後も千葉や群馬、栃木、茨城など関東近辺を開拓していきたいです。
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