「風立ちぬ」は軽井沢が舞台だっていう話は聞いたことがあります。
小説「風立ちぬ」の堀辰雄が滞在したこともあるし、映画での描写のようなホテルは軽井沢に一つしかないからそうなのかもしれないですね~♪
このページの目次(もくじ)
クラシックホテルを巡る旅、第三段は軽井沢万平ホテル
富士屋ホテル、奈良ホテルと続き、今年3つめのクラシックホテルは軽井沢万平ホテル。

本館のアルプス館128号室は、ジョン・レノンが滞在した事で知られます。
今回の滞在も大満足で、クラシックホテルの良さをひしひしと感じています!
軽井沢はグルメな街で食べ歩きやお蕎麦も楽しみだったので、残念ながらメインダイニングの夕食は見送りましたが、必ず再訪したいホテル!
夕食のフレンチは来年の楽しみにとっておくことにします( ;∀;)
「万平ホテル」宿泊するなら客室は本館アルプス館が絶対おすすめ!
客室は公式パンフレットで5つ紹介されており、11/1~4/28までのシーズンオフが最安値となっています。
7/29~8/19のピークをはさんで緩やかに値段が下がっていくので少し敷居が高いと感じる方はシーズンオフが狙い目です。
- アルプス館(48平米)
- アルプス館(36平米)
- ウスイ館(46平米)
- アタゴ館(32平米)
- 別館(52平米)
やはりクラシックホテルといえば本館!ですから、空いていればアルプス館をおすすめします。
わたしたちは直前の予約になってしまい、今回はウスイ館に宿泊しました。
平米数を見ていただければわかるように、都内のビジネスホテルと比べると3倍近い部屋の広さになっています。
リゾート地ですから、ゆったりと過ごせて良いですね。あもちゃん(娘)も部屋を駆け回って喜んでいました。




「万平ホテル」アルプス館(48平米)が予約不可ならウスイ館(46平米)もおすすめ!
早速わたしたちの宿泊したウスイ館を紹介していきます。
万平ホテルで初めて三脚使ってみた! #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
選んだのはウスイ館の書斎タイプ。パジャマとバスローブが置いてありました。



アメニティの中にはマーガレットジョセフィンの基礎化粧も含まれていました。
化粧水を持ってくるのを忘れていたのでこれはとってもありがたい♡メイク落とし、洗顔、化粧水、クリームの4点セットがたっぷり入っていて使い心地もばっちりでした。
本当は本館に泊まりたいところでしたが、バスルームが新しくてとってもきれいなのでウスイ館もなかなかよかったです。
万平ホテルバスルーム! #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA
ジョンレノン直伝ミルクティーとアップルパイが楽しめる「カフェテラス」
クラシックホテルは著名人が数多く訪れていますが、万平ホテルといえばジョン・レノン。
ジョンレノンファミリーも利用していたことで広く知られる「カフェテラス」はウッドデッキもあって季節の風を感じながらお茶を楽しむことができます。
ジョンレノンファミリーが、万平ホテルに滞在していたのは1976年から4シーズン。毎年夏になるとアルプス館へ宿泊していました。
毎朝10時にきまって、一番奥の席でミルクティーを頼んでいましたが、
当時のメニューにはロイヤルミルクティーはなかったため、普通の紅茶に温かいミルクを入れて飲んでいたそう。
そして彼がお店に通い始めて2年ほど経った頃、カフェの店員である小澤さんに「こういうのできるかな?」とロイヤルミルクティーの作り方を伝えてオーダーしました。
そして出来上がったものが、お店のロイヤルミルクティーの始まりです。

現在は当時のものに、ホイップクリームを合わせるなどのアレンジを加えてさらにおいしくなっているとか?
でもレポートしないわけにはいかないから、普通の紅茶とロイヤルミルクティー両方頼んでみましょう!
楽しみにしていたアップルパイのお味はふつう
店員さんによっては温めるかどうか聞いてくださるそうですが、わたしたちは特に聞かれずそのまま出てきたのでアツアツだったら美味しかったかも?!
ロイヤルミルクティーはクリームは美味しく、ミルクティー好きの人にはたまらないのでしょうがやっぱりわたしは苦手・・・。
一番残念だったのは普通の紅茶がちっとも美味しくなかったこと。安いティーパックで入れているようなお味でビックリしました( ゚Д゚)
アップルパイを美味しくいただくために、あっためてバニラアイスを添えられることをおすすめします。

それにしても素敵なテラスだわ~♡
万平ホテルでの朝食はオムレツが最高だった!
今回の宿泊では夕食をホテルでいただかなかったため、メインダイニングでの食事は朝食のみでした。
前日のカフェがいまいちだったので、少し不安ではありましたが、結論としては名門クラシックホテルの名に恥じないすばらしい朝食でした!

メニューもクラシカルでかわいい(・∀・)!!
アラカルトも注文可能ですが、アメリカンブレックファースト、サラダブレックファースト、シェフのおすすめプレートから選ぶ人が多いのかな?


このオムレツとソーセージが絶品!どうやったらこんなきれいなオムレツができるんでしょうね。
ホテルの朝食って最高です。

サラダはいたって普通で胡麻ドレッシングがさっとかけてあります。

3種のジャムとバターがついてくるので、もっとたくさん食べたかった~( ;∀;)

あもちゃんにもちゃんと席を用意してもらいました!トーストをほぼ1枚完食。オムレツも食べて大満足。
平日の朝でしたが、お庭側は満席で子供用の椅子はおけないとのことで真ん中の辺りに着席。
他にも赤ちゃん連れの家族が二組ほどいて食事を楽しんでいました。

メニューの料金にサービス料10%と消費税がかかるので、朝食といえどもふたりで5000円~6000円してしまいますが、
たまにのことだと思いますのでぜひメインダイニングでお食事されることをおすすめします!
万平ホテルの歴史とクラシックホテルの仲間たち

万平ホテルと同じく有名クラシックホテルである奈良ホテルに滞在中、「クラシックホテルの仲間たち」というグループを結成したというお話を聞きましたが、
万平ホテルにもクラシックホテルの仲間たちのポスターが飾ってありました。
クラシックホテルの仲間たちについての詳しい記事はこちら♪

万平ホテルの歴史について少しお話ししたいと思います。
江戸後期から旅籠をしていた「亀屋」の9代目佐藤万平は、西洋からやってきたゲストを言葉も通じない中一生懸命もてなしました。
佐藤万平亡き後は、嫁婿の国三郎が佐藤万平を襲名したのだそう。
残念ながらホテル内ツアーなどはなく、ホテルスタッフの方からお話を聞くことはできませんでしたが、館内には「万平ホテル史料室」があり、そこでホテルの歴史をほんの少し覗いてみることができます。
史料室
万平ホテル史料室には、ホテルの歴史に関する史料や調度品をはじめ、1972年に当時日本の首相であった田中角栄と、アメリカ・国家安全保障担当大統領補佐官のヘンリー・キッシンジャーが会談の際に座った椅子、一家で避暑の定宿としていたジョン・レノンが気に入ったとされるピアノなどが展示されています。

1936年のクリスマス献立。イラストが今見てもかわいいですね。

昭和初期のパンフレットには、宿泊費が4円や10円と書いてあってとってもおもしろい!
売店
1階ロビー近くの売店ではジャムなどのグルメ品や、アクセサリー、食器なども購入できます。


軽井沢はお土産の種類も多く、パッケージも可愛いものばかりなのでついつい買いすぎてしまいます。

こんなにかわいいパッケージはお土産にもぴったり!

メインダイニングディナーメニュー
ディナーはフレンチ、中華をいただくことができます。
今回わたしたちは別のレストランで食事をしましたが、メニューがとっても素敵なデザインだったので写真だけ撮ってきました。


朝食も洋食の場合、同じ会場となっています。ランチはディナーよりリーズナブルなので、宿泊しなくても楽しむことができますね!

いかがでしたでしょうか?万平ホテルは旧軽銀座からも歩いて7、8分の距離にあるのでカフェやランチだけ立ち寄ることも可能です。
ビートルズ、ジョンレノン、風立ちぬ好きのみなさんぜひオンシーズンに訪れてみてください♪
>> Amazon欲しいものリストでサポートする
旅が好きすぎて毎月海外旅行!
お金がなくてもマイルを貯めれば
無料で海外旅行に行けちゃいます
なんと!!マイルを使って
家族で世界一周を実現しました♪
一緒にマイルを貯めて家族旅行!
気になる方は今すぐチェック☆