映画「ナイトミュージアム」の舞台としてもおなじみのアメリカ自然史博物館へ行ってきました。
子供から大人まで楽しむことのできるアメリカ自然史博物館はとにかくアメリカのスケールに感嘆するばかり!!
正直1度じゃ見て回るだけで精いっぱい。
このページでは、何度でも来たいと思える自然史博物館の見どころやチケット情報についてご案内します。
このページの目次(もくじ)
アメリカ自然史博物館基本情報
ニューヨーク屈指の子連れスポットといえばアメリカ自然史博物。
もともと世界的に有名な博物館でしたが、映画ナイトミュージアムの舞台になったことで、世界中にファンが激増。
ニューヨークへ来たら、必ず一度足を運びたい場所のひとつになりました。
目玉であるシロナガスクジラの実物大模型や恐竜の骨格標本はもちろん、迫力のある映像と音楽が織りなすプラネタリウムなど見どころが満載で1日中遊んで、学べます。
子供のためにと思いましたが、大人の方が楽しんだくらいです。それでは、博物館の詳細情報やお得なチケット情報をぜひご覧ください!
アメリカ自然史博物館の入場料金・営業時間
入場料金
- 一般:28ドル
- 3〜12歳:16ドル
- 60歳以上:22ドル
自然史博物館のチケットは当日窓口に並んで購入できます。
入口が複数ありますが、どの窓口でも同じチケットが購入可能。
下記の場所に窓口があります。
- 正面入り口
- コロンバスアベニュー側入口
- ローズセンター入口
- 地下鉄直結口
訪れるのが土日や大型連休中の場合は混雑することもありますので、事前にオンラインでチケットを購入しておきましょう。
特別展示やスペースショーは一般入場のチケット以外にチケットが必要です。
- 特別展示
- 巨大スクリーンフィルム
- スペースショー
特別展示を見たい場合は、特別展示が見られるチケットを購入しましょう。
オンラインで購入する場合も、特別展示オプション付きのチケットを購入するのをお忘れなく。
ニューヨーク観光はニューヨークシティパスがお得
アメリカ自然史博物館はニューヨークシティパスを利用できる施設です。
ニューヨークの有名観光スポットを周るならパスを利用しなきゃ損!!
対象スポットの中には事前予約が必要なスポットがあるので、早めに事前購入しておきましょう。
営業時間
- 10:00〜17:30
定休日
- 11月第4木曜日
- 12月25日
アメリカ自然史博物館の見どころ
複数の入り口があるため、入り口によって周り方も異なってきますが、正面玄関から入館するのがおすすめです。
ルーズベルト大統領が出迎えてくれることでテンションも上がりますよ♪
正面玄関から入場すると、階段を上がって2階から入館する形になります。
今回は正面から入館し、そのまま4階まで上がって上から館内を周りました。
化石エリア
4階には一番人気の化石エリアがあります。
化石エリアには主に恐竜の化石が展示されていて、一番最初に目に入るのは大迫力のティラノサウルスの骨。
ティラノサウルスは白亜紀に生息していた最も有名な大型肉食恐竜で、ジュラシックパークなどの映画でもT-Rexの愛称で登場しています。
小さい恐竜の展示もかわいい!!
他にも人気があるのが、首の長い世界最大級の草食恐竜、Titano Saur(ティタノサウルス)の化石。大きすぎて写真に納まりきらないくらい大迫力です( ゚Д゚)
本物の骨の化石が組んでいる部分があったり、足跡の再現がされていたりと見どころがいっぱい!大昔、本当にこの生物たちが地球上に存在していたかと思うと胸が熱くなりますね!
ティラノサウルスに似たアロサウルスという恐竜の骨も展示されています。ジュラ紀に生息した肉食恐竜で、恐竜ファンの間でも人気が高いんですよ~。
壁に脊椎動物の起源エリアがあり、子供にも分かりやすく説明してくれます。
恐竜以外にも古代生物の化石が所狭しと並んでいます。個人的にはシーラカンスなど古代魚の化石が面白かった!
とっても人気のエリアで混雑していることも多いので、お子様連れの方は目を離さないようご注意を!
映画「ナイトミュージアム」でも登場したマンモスの化石。
動物エリア
3階~1階は、動物のジオラマなどが展示されている動物エリアが展開されています。
これ本物!?
映画「ナイトミュージアム」を見た後に訪れると、「もしかして動き出すんじゃない?」と思うくらいリアルな動物たち。まるで動物園のようですね!
鳥類ゾーン、アジアの哺乳類ゾーンなど、様々な動物のジオラマや起源に触れることができる魅力いっぱいのエリアです。
例えば… ライオンはアフリカでこの20年で50%近くまで頭数が減っており、回復の見込みはないとされています。
保護区や国立公園などに指定されたエリア以外では生息が難しくなっているのだそう。しかし、明確に頭数が減少している理由は分かっておらず、現在は生息地の減少や人間との衝突によるためと考えられているんだとか。
像も象牙のために密猟が絶えず、徐々に数が減っている動物のひとつです。
こういった現実を知らない人もいる中で、ミュージアムで現在までの歴史を改めて勉強できるのは非常に魅力的だなと思います。
動物や鳥類だけでなく、霊長類、人間の骨格標本のエリアなどもなかなかインパクトがあり目を惹きました。
映画「ナイトミュージアム」に出てくるCebus(オマキザル)も周辺のエリアに潜んでいますよ!
民族エリア
動物エリアと同じく1階~3階にかけて、民族エリアも展開されています。
インディアンの色鮮やかな服や髪飾り、古典的なマヤ文明の遺跡など、なかなか見ることのできない歴史に間近で触れることができます。
民族の人形はかなりリアルなので、子連れで行ったら怖がるかもしれません。それくらい臨場感があってリアルにその時代の文化を感じることができるの旅育にはこれ以上ない場所ですね!
人形やその時代の衣装より、遺跡を再現しているエリアに興味がありました。
アステカ文明の太陽の石や、マヤ文明の遺跡などを見ることができるほか、古代を再現したミニチュアのジオラマなどもあります。
動物や化石エリアにしか興味のない男性やお子様でも比較的楽しめるエリアかなと思うのでぜひ足を踏み入れてみて!
映画「ナイトミュージアム」で印象的だったモアイもいます。15年前、ここで記念撮影した写真をずっと玄関に飾っていたのですが、久しぶりのニューヨーク旅行で新しい写真が撮れたので、新しいものと差し替えようと思っています!
鉱物・隕石・宝石エリア
1階では、世界最大級の隕石や美しい鉱物、宝石をみることができます。
大きな隕石を囲むようにして、キラキラと美しい鉱物や宝石が展示してあり、女性ならば一瞬で目を奪われてしまう神秘的な空間です。
展示物の中にはスターオブインディアとも呼ばれる世界最大級のブルーサファイアも!
他にも、巨大なアメジストやアンモナイトなど、ここでしか見ることのできない魅力的な鉱物や宝石を見ることができる貴重なエリア。
ここを抜けるとアメリカ自然史博物館で一番の見どころと言われることも多い、環境エリアに突入です。
環境エリア
ミルスタイン海洋生物ファミリーホール。巨大なクジラのレプリカが印象的で、写真や映像で目にした方も多いのではないでしょうか?
化石や民族のエリアとは違い、現在も生息している海洋生物を見ることができるエリア。今も地球上には、自分が見えない所で様々な生物がこうして生きているのだな~としみじみ感じることができる神秘的なゾーン。
海を泳いでいるかのように天井から魚が吊るされていたり、様々な海洋生物のレプリカが並べられている様は美しく、足を止めて写真を撮影している人がたくさんいました。
水族館などとはまた違う、海の魅力をじっくりと堪能できる空間ですね。
驚くべきことに、アメリカ自然史博物館には館内に宿泊できるツアーがあります。
ツアーでは、大きなクジラのレプリカの下に寝袋をしいて眠るのだそう!さすがアメリカ。なんだか壮大な夢を見ることができそうですね。
ローズ・地球宇宙センター(プラネタリウム)
ガイドブックにも載っていないし、前回行った記憶もないんですが(笑)館内で30分ごとに見られるプラネタリウムのスペース・ショーがめちゃくちゃ面白かったです。
ネットで調べると「人気なので、到着したらすぐに予約が必要」と書いてありましたが、私たちはシティパスでチケットを引き換える時に自動的にチケットを手渡されました。
入場から1時間半後だったので、それまでその他の展示を見て周ります。
時間になると順番待ちの人たちが一斉にプラネタリウムへ。撮影不可なので写真はありませんが、公式ページにYouTube動画がありました。
プラネタリウムは子供の時から行ってないので、最新の日本の様子がわかりませんが、アメリカ自然史博物館のダークユニバースの映像は迫力満点でかなり集中して楽しめました。
星座系のまったりした綺麗な星空ではなく、ビッグバンやダークマターなど地球の起源や宇宙の起源のような壮大なスケールの物語が繰り広げられます。
全編英語ではありますが、映像がすごいので言葉がわからなくても飽きたりしないと思います。時間があれば絶対参加してほしい!!
ショーの後帰ろうと思ったら、なにやら体重計に乗っている人がたくさん!
なんと月での体重を表示してくれる体重計でした( ゚Д゚)自分で計ろうと思ったけど、読者のみなさんに体重がバレると思い自粛w
アメリカ自然史博物館お土産
館内はお土産コーナーも非常に充実していました。カラフルで可愛いぬいぐるみたち。
ルーズベルトグッズも豊富。コーナーがいくつもあって、購買欲をくすぐってきます。危険なので早く出ましょう(笑)
展示物に関係のある雑貨やTシャツなども豊富に揃っていて、お土産コーナーを見ているだけでもどんどん時間が経っていきます。
恐竜のリュックかわいい!!思わず買いそうになりました。これねだられたら買っちゃうわ~。
自然史博物館の滞在時間は平均2~3時間だそうですが、時間が許せば1日中ゆっくり見ていたい。これは3度目の訪問をせねば!
アメリカ自然史博物館の入館に関する注意事項
正面玄関から入場し、階段を上がるとコートチェックがあります。
9月~3月の間は、地下で追加のコートチェックがあるのでこちらも頭に入れておいてくださいね!
持ち込み禁止の荷物
傘やコートなど、スペースが空いていれば一つ$2で預けることも可能ですが、持ち込みが禁止になっている荷物もあるので注意が必要です。
- 大型スーツケース
- キャリーバック
- リュックサック
これらは持ち込みが禁止されているので、持っていかないように注意しましょう。
館内の写真撮影は基本自由
館内で個人撮影をするのは許可されています。
自撮り棒、ライト、三脚の使用は不可。
劇場やスペースシアターはフラッシュの使用が禁止されているので注意。
持ち込み禁止のものや禁止事項
- 自転車、ローラースケート、スケボー
- 介助犬以外のペット
- 食料品 水のペットボトル以外
- 子供の肩車
- 館内を走る、展示物に座るなどの迷惑行為
指定されている場所以外はペットボトルのお水を飲むのも禁止になっているので、注意書きやパンフレットを確認しましょう。
子連れの注意点とポイント
ニューヨークへ来てみて幼児連れの観光はかなり厳しいなと感じました。少なくとも自然史博物館が楽しめる年齢になることが、ひとつの目安になると思います。
館内には4歳~5歳くらいの子供がたくさんおり、パパやママに地球や自然のことを教えてもらっている光景を目にして微笑ましくなりました。恐竜や動物の展示は子供たちの好奇心をそそるのにぴったりです!
館内は賑やかなので、子供の声は気にする必要はありません。どちらかというと時差で体調を崩さないか気になるので、様子を見ながら観光するようにしてください!
アメリカ自然史博物館への行き方・アクセス・最寄り駅
自然史博物館は、地下鉄でかんたんにアクセス可能です!
地下鉄のC、Ⅾ線の【81st St-Museum of natural History駅】(各駅停車)で下車。
79st側出口にミュージアムへ直結した入り口もあるので迷うことなく、雨の日でも濡れずに到着できます。駅にはタイルで描かれた動物たちが迎えてくれますよ!
アメリカ自然史博物館まとめ
魅力いっぱいでワクワクして、子供から大人まで楽しむことのできるアメリカ自然史博物館、本当に最高でした!とにかくアメリカのスケールに感嘆するばかり!!
アメリカ自然史博物館では無料のガイドツアーも毎日行われています。英語での案内ですが、1時間半でポイントを周ってくれるのでとっても効率的。
リスニングOKの方はぜひ参加してみてください。
正直1度じゃ見て回るだけで精いっぱい。何度でも来たい自然史博物館、ぜひ楽しんできてください!
アメリカ自然史博物館に行くならニューヨークシティパスがお得!
- エンパイアステートビルディング
- アメリカ自然史博物館
- トップオブザロック
- グッゲンハイム美術館
- 自由の女神とエリス島
- サークルライン観光クルーズ
- 9.11メモリアルミュージアム
- イントレピッド海上航空宇宙博物館