9.11メモリアルパーク・ミュージアム一生に一度は訪れるべきおすすめの場所!アクセス見どころ完全ガイド




2001年9月11日にNYで起きた同時多発テロ。

日本のニュースでも大体的に報じられたので記憶にある方も多いのではないでしょうか。

テロによって崩壊したワールドトレードセンターですが、2014年5月、その跡地(グラウンド・ゼロ)に9.11メモリアルパーク・ミュージアム9.11記念博物館)が建てられました。

その当時のものがそのまま展示されているので「観光気分♪」という感じではありませんが、多くのことを考えさせられる場所です。

今回は、9.11メモリアルパーク・ミュージアムへの行き方や入場料、みどころなどをご紹介します。






1度は訪れておきたい『9.11メモリアルパーク・ミュージアム』

9.11メモリアルパーク・ミュージアムは見学してウキウキするような場所ではありません。

テロ事件をリアルに捉えられる場所なので、胸が締め付けられるような展示物もたくさんあります。

ですが、日本でテレビで見ただけではわからないことをたくさん感じられますし、同時に多くのことを考えさせられる場所です。

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同様の展示は他の場所では決して見ることができません。

NYに訪れるなら、「1度は足を運んでみるべき」と思うおすすめのスポットのひとつです。

「9.11メモリアルパーク・ミュージアム」は、アメリカ同時多発テロ事件によって崩壊したワールドトレードセンターの跡地に建てられた博物館です。

3000名近いテロの犠牲者や、被害者を救うために自らの命を捧げた人々の勇気を記憶にとどめ、追悼するためのパーク。

以前は予約制で入場制限がありましたが、現在はチケットを購入すればだれでも見学することが可能です。

もちろん、ミュージアムでテロ事件に関して知識を深めることができるのですが、予習したい方は映画で事前学習すること可能です。

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既に観たことがある方も多いかもしれませんが、実話をもとにしたお話です。

9.11メモリアルパーク・ミュージアムへの行き方・アクセス

最寄り駅は、地下鉄E線 ワールドトレードセンター(World Trade Center)駅

かなり特徴的な外観の駅ですがここから歩いてすぐのところにメモリアルパークがあります。

新しく建てられたワンワールドトレードセンターがすぐそこに見えますね!

周辺は地下鉄の駅がたくさんあるので、他にも2,3,4,5,A,C,J,Z線のFulton St(フルトンストリート)駅、E線のChambers Street(チャンバーズストリート)駅、R線のCortlandt St(コートランドストリート)駅からも歩いて行くことが可能です。

ミュージアムは有料。同じ敷地内のメモリアルエリアは無料で訪れることができます。

メモリアルエリアには犠牲者の方の名前が彫られた石碑や、プールのような噴水のような穴が。

この四角い部分は、倒壊したワールドトレードセンタービルが立っていた場所。

9.11メモリアルパーク・ミュージアム チケット情報

9.11メモリアルパーク・ミュージアムのチケットは、

  • オンラインで事前購入
  • 当日窓口で購入
  • シティパスなどの観光パスで入場

のいずれかの方法で購入することができます。

今回私はシティパスを購入していたので、シティパスを使って入場。

シティパスは並ばずに入場できるということが多いですが、シティパスに引き換えるため、初回は列に並ばないといけません。ここが初回だったので結構待ちました・・・。30分くらいかな?

世界でここだけの特別なミュージアム。混んでいることが多いので、パスを使わないならオンラインで事前購入しておくことをすすめます。

日にちと時間枠を選択しての購入となりますので、予定がしっかりたってから予約しましょう。6ヶ月前まで購入可能です。

9.11メモリアルパーク・ミュージアム入場料金

窓口にある入場料金の表です。

当日券やシティパスの購入もできます。主要クレジットカードも使えるので安心ですね!

入場料にいくらかプラスしてガイドをつけることもできるようです。

mari
私はシティパスでの入場なので、オーディオガイドを借りて楽しみました!

大人(18歳以上) $24
シニア(65歳以上) $20
13~17歳 $20
7歳〜12歳 $15

9.11メモリアルパーク・ミュージアム営業時間

かなり見ごたえのある博物館なので、全部見て回るには最低でも2時間半くらいかかるかも!

そのため、営業時間に対して最終入場時間が早いです。

  • 日~木曜:9:00~20:00(最終入場:18:00)
  • 金・土曜:9:00~21:00(最終入場:19:00)

チケット購入やセキュリティチェックなど、とにかく入場までに時間がかかる。

時短するならチケットはオンラインで事前購入しておくのがベターです!

セキュリティチェックを受けてから入館

内部に入るのに空港レベルのセキュリティチェックを受ける必要があるので、チケット購入後も列に並びます。

これが何となくのセキュリティチェックではないので、甘く見てはいけません!!できるだけ身軽にして訪れましょう。

  • 大きな荷物、リュックサック、傘はNG
  • 20cm x 43cm x 48cm以上のアイテムはNG
  • ガラスやアルコール飲料などはNG

とにかく大きいものがダメみたいですね・・。係員が危険と判断したものはコートルームに預けなければなりません。

また、大きなスーツケースなどはコートルームでも拒否されるので、大きな荷物は一切持ち込まないようにしましょう。

展示エリアの直前に↓のようなコートルームがあります。

インフォメーションで日本語のオーディオガイドを借りることができます!

有料(7ドル)ですが、展示物の解説は英語なので日本語のオーディオガイドがあると重宝しますよ。ただ、レンタルする際にパスポートなどの身分証明書を預ける必要があるのでパスポートを忘れずに!

こんな感じのスマホ型のガイドです↓英語版はなんとロバートデニーロ。近くに住んでいた彼もまた、この事件の目撃者であったようです。

地下へ続く展示スペース

コートルームを過ぎるといよいよ、展示スペースへ・・。

9.11メモリアルパーク・ミュージアムは7階建てですが、1階と地下6階で構成されている建物です。

展示を見るにはどんどん地下へ降りていくことになります。これは、飛行機激突後ビルの階段を降りて避難した人々の気持ちや様子を伝えるためなのだとか。

ワールドトレードセンターについての展示

9.11メモリアルパーク・ミュージアムは、テロ事件を時間を追うように順番に展示されています。

その日の飛行機の航路や時間などが大きく展示されていました。

まだ19歳だったあの頃。何度も繰り返し映像を観たのを覚えています。

こちらは、ワールドトレードセンターの平面図。

他にも同時多発テロが起こる直前に撮られたワールドトレードセンターの写真など、当時のビルについての展示がありました。

ありのままの展示物がたくさん!

もう少し進むと、倒壊したタワーの廃墟に最後まで残っていたという鉄筋「Last Column」があります。

かなり大きな鉄筋の柱。

文字が書いてありますが、これはテロ事件の後、グラウンド・ゼロの復興をした人たちの書き込みです。テロ事件や復興に向けた思いが記され、復興のシンボル的存在になったそうです。。

こちらも実際のビルの壁。どうやら実際の地下2階の壁だったんだとか・・・。

大きくて迫力がありますね。

これは、生存者を探すためのチラシと思われるものの映像。

やはり、被害者の方全員が確認できたわけではありません。今もなお、消息不明とされる人たちもいます。

ここにもし自分の家族がいたかと思うと、胸が締め付けられるような気持になります。

犠牲者を悼むモニュメントたち

実際の展示物以外にも、テロ事件を受けて造られたモニュメントやたアートなどがありました。

犠牲者を悼むようなものが多いですね。

「NO DAY SHALL ERASE YOU FROM MEMORY OF TIME」

これはローマの詩人ヴィルギルの古い詩の一節らしいのですが、いかなる日もあなたを時の記憶から消し去ることはないというような意味合いだそうです。

きれいなブルーのモザイクは、テロ事件のあった日のNYがとてもきれいな青空だったことを表しているのだとか。

人々の生死をわけた『生還者の階段』

ワールドトレードセンターの実際の階段です。ただ残った階段というわけではありません。

この階段はロビーから外に出るための階段だったそうです。この階段を降りることができた人は無事に避難できましたが、そうではない人は亡くなったと言われています。

この階段が生と死を分かつ境目になってしまったことから、生還者の階段(Survivors’ Stairs)と呼ばれています。

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ほんの少しの差でこの階段を降りられなかった人たち・・・。無事生還された方のインタビューを音声で聞くことができます。

事件の凄まじさを語るさまざまなもの

まだまだ、テロ事件の凄まじさを語るさまざまなものが展示されています。

飛行機がぶつかって折れ曲がった鉄筋や、

ワールドトレードセンターのエレベーターの一部

燃えさかえるNYの街並みの写真や

1回目の通報でかけつけていた消防車が、2機目の飛行機が突っ込んだことで、ぐちゃぐちゃになってしまったものも。

テロによる影響がどのくらいすごかったのか目の当たりにすることができます。

やはり実物を見ると日本でテレビを見ているだけとは全く違いました。この、「世界一の大都市ニューヨーク」で本当にこんなことが起きたなんてますます信じられなくなりました。

テロのすさまじい脅威と、私たちが住んでいる街でもいつこのような事件が起きるかわからない。どうやって生きていくべきだろうかということを考えさせられました。

写真撮影NGの被害者に関する展示物たち

9.11メモリアルパーク・ミュージアムは基本的に写真撮影OKの場所ですが、一部撮影ができない部分があります。

その部分に当たるのが、テロ事件の被害者に関する展示物のコーナー。

中には被害者のプライバシーにかかわるような展示もあります。顔写真や、のこされた遺品、ニュースの映像や事件当時の被害者の音声だったり生々しいものがあります。

やはり映像や音声は文章や写真より、ダイレクトに伝わってきますね。

当時の緊迫した空気や叫び声などNYの人々の恐怖におののく様子にぞっとするような、悲しいような、、色んな気持ちになります。。

mari
なかには小さい子の写真もあって・・涙が出そうになりました。

日本で同じ事件があったとしても、絶対にこのようなミュージアムが作られることはないでしょう。ここまで作り上げたのはさすがアメリカだと思います。

私が行った時は泣き崩れている人などはいませんでしたが、行った方の記事などを読むと、立っていられなくなった方もたくさんいるようです。

家族や友人が訪れるにはとてもツライ場所ですが、多くの人の心に残ることができたほうが良いという考え方もあるかもしれません。私にはとてもじゃないけど正解はわかりませんし、そんなものないのかもしれません。

胸が苦しくなるような展示ではありますが、なんとなく生きている人生意を考えさせられます。この展示は、9.11メモリアルパーク・ミュージアム一番の見どころと言えるでしょう。

復興の様子を上映するシアターも

いちばん下のフロアでは15分ほどのシアターが上映されています。少し並びますが、その間も陽気に従業員が話しかけてくれ、唯一大きな笑い声が聞こえました。

悲しいミュージアムだからこそ、あえてふざけて笑わせたりしていたのでしょうね。英語を聞き取ろうと真剣に話をきいていたら、大丈夫??と心配されました(笑)

内容はグラウンドゼロの再開発が着手された2004年から完了した2014年までの復興の様子をまとめたもの。

英語ではありますが、映像だけでも何となく雰囲気を掴むことができるのでお時間があればぜひご覧になってください。

賛否両論あったお土産屋さん

911メモリアルミュージアムのオリジナルデザインの服やグッズ、国旗などいろんなものが販売されていました。

どこにでもあるミュージアムショップではありますが、はじめは賛否両論あったようです。

ニューヨーク・ポスト誌は「悪趣味だ」と批判したそう。遺族の方も 自分の家族が亡くなった悲惨なできごとが、商品になることを良く思わない人もいたようです。

施設を維持するのにはお土産屋さんも必要だとは思いますが、遺族の方の気持ちもわかります。私は何も買いませんでしたが、この日の気持ちを思い出すというために何か買っておいてもよかったなと思いました。

9.11メモリアルパークまとめ

「アメリカ同時多発テロ事件」は世界中の人が知っている大きな事件だと思いますが、こうしてメモリアルパークを訪れる前と後では事件に対する印象も変わりました。

犠牲になった方たちもあの瞬間までは、いつもどおりの日常生活を送っていたことでしょう。

当事者ではないのでどこか他人ごとになってしまいがちですが、ささやかな日常はいつ壊れてもおかしくない・・・という危機感を再確認できました。

ニューヨークでは楽しい時間を多く過ごしましたが、ショッピング・グルメだけではなくぜひここへ足を運んでいただきたいと思います。