ニューヨークと言えば誰もが思い浮かべる「自由の女神」はニューヨーク唯一の世界遺産。
映画やテレビなどで見たことがあるおなじみの像ですが、やはり一度は本物を見てみたいですよね。
自由の女神は大きな像なので、近くに行かなくても遠目に見ることはできますが、今回は自由の女神があるリバティー島まで行って見学する方法をご紹介します。
このページの目次(もくじ)
ニューヨーク唯一の世界遺産「自由の女神」
アメリカの象徴である自由の女神。あまりにも有名なので自由の女神がいつ、どういった経緯で建てられたかご存じの方も多いでしょう。
事前に知識を入れておくとさらに楽しめるので、知らないという方のために、自由の女神の歴史についてざっくりとお伝えしていきますね!
ニューヨークの自由の女神像は、アメリカ合衆国の独立100周年を記念してつくられた像。独立を記念してフランスからプレゼントされました。
パリで設計され、ニューヨークに運ぶため分解!なんと214個ものパーツに分けられ、ニューヨークまで運ばれたというのだから、とっても大変だったでしょうね。
設計にはエッフェル塔で有名なギュスターブ・エッフェルも参加していました。
1984年には文化遺産として世界遺産に登録。
9.11のテロが起きた後は、自由の女神像もテロの標的となるのではないか・・という噂が広まり、3年ほどリバティー島への上陸すら禁止されてしまいます。
女神像の台座部分の展望台までは3年ほどで公開が再開されましたが、安全上の理由で女神の冠にある展望台の再開までには8年もかかりました。
現在も、女神の頭部にある展望台は人数制限&予約必須となっています。
自由の女神の入場料金・チケット情報
自由の女神(リバティ島)に行くには、チケットの購入が必要です。
チケットの購入方法は、以下3つのいずれかになります。
- 現地の窓口購入
- オンラインで事前購入
- ニューヨークシティパスを使う
自由の女神の冠部分の展望台は予約が必須です。公式サイトから予約しましょう。
チケットは3種類ある
自由の女神の見学するチケットは3種類あります。
- Reserve Ticket(リバティ島に上陸するのみ)
- Pedestal Reserve Ticket(台座まで行ける)
- Crown Reserve Ticket(台座、冠まで行ける)
すべてのチケットにリバティ島・エリス島(移民博物館)へのアクセス(船代)とオーディオツアー料金が含まれています。
①Reserve Ticket(一般)
自由の女神の内部に入る必要がないならこのチケットでOK!
当日購入可能。ニューヨークシティパスを使った場合このチケットになります。
大人:24ドル / 子ども(4-12歳):12ドル / シニア(62歳以上):18ドル
3歳以下は無料入場料
②Pedestal Reserve Ticket(ペデスタル)
自由の女神の台座まで入場できるチケット。
大人:24.30ドル / 子ども(4-12歳):12.3ドル / シニア(62歳以上):18.3ドル
3歳以下は無料入場料
③Crown Reserve Ticket(クラウン)
自由の女神の冠部分まで入場できるチケットです。
予約しないと手に入らないチケットですが、人数制限があるので直前の予約では入手困難と言われています。
11/1に予約カレンダーを見たとき、3月末まで予約可能でしたので5カ月前から予約できるようです。
ちなみに、11月1日にチェックしたとき予約可能な最短日時が1月7日の13:00~でした。やはり、直前の予約は厳しいようですね・・。
大人:24.30ドル / 子ども(4-12歳):12.3ドル / シニア(62歳以上):18.3ドル
3歳以下は入場不可
ハイシーズンなら半年前にチェック必須。
シティパスはそのままだとリバティ島上陸のみ
自由の女神はニューヨークシティパスが使えます。
ですが、シティパスを使うとリバティ島に上陸するのみになってしまうので、自由の女神内部には入ることができないので注意してください。
自由の女神の見どころ
チケットを購入したらスタチュー・クルーズでリバティ島へGO!
スタチュー・クルーズは、9:00-17:00の間20~25分間隔で運行しています。
バッテリーパーク(25分間)⇒リバティー島(5分間)⇒エリス島(10分間)⇒バッテリーパーク
という感じで船が往復しています。
その日のスケジュールを公式サイトで確認できるので、訪れる前にチェックしてみてください!
バッテリパークからも自由の女神が見えますが、船に乗ってどんどん近づいていきます♪
船内では、ドリンク・軽食や自由の女神のグッズなどが売っています。
スタチュー・クルーズからの景色
スタチュー・クルーズから見る自由の女神はもちろん、どんどん離れていくニューヨークの街並みもとってもきれい!!
天気が悪くなければデッキに出ることもできるので、船の外に出てニューヨークの風を感じましょう。
セキュリティチェックをしてから乗船するので、繁忙時期はそこそこ並ぶ可能性もあるので注意。
自由の女神を見に行くなら半日程度の時間は空けておくと良いと思います。
リバティ島について船を降りたら、出口付近にオーディオガイドの貸し出しを行っているので、日本語のものを借りるのを忘れずに!
近くで自由の女神を見られるのはリバティ島ならでは
自由の女神は、はっきり行ってアクセスしにくい場所です・・。
でも自由の女神を一番近くでじっくり見られるのはリバティ島ならでは!
自由の女神像は、地上から約93 mの高さ、225tもの重さがあります。
ちょっと見にくいのですが、足元には引きちぎられた鎖と足かせが。
これは、弾圧や抑圧からの解放と人類は皆自由で平等だということを表しているんだとか。
女神像の冠部分には、7つの突起がついています。
ちなみに、自由の女神はブロンズ製。完成直後は茶色かったのですが、年月とともに酸化し、いまの緑色に近い色になりました。
せっかく時間をかけて行くのですから、自由の女神の展望台にもぜひ登ってみてください♪
カフェやお土産屋さんなども入っています。
ヘリコプターや観光クルーズでの見学もおすすめ
自由の女神の顔をじっくり見られるヘリコプターツアーもおすすめ!
上空からの景色も素晴らしいですが、世界遺産でもある自由の女神を上空から独り占めできるのってかなり特別な体験ですよね・・!
地上から見上げる自由の女神像とはひとあじ違う風景を楽しめます。15分・20分・30分のコースがあるので、スケジュールに合わせて選べます。
GetYourGuideから簡単に予約でき、とても人気のコースとなっています。
また自由の女神は夜間ライトアップされるのですが、その姿がなんとも素敵!
ライトアップの時間帯はスタチュー・クルーズが運行されていないため、夜のサークルライン観光クルーズがおすすめです。
私は昼間のクルーズに参加しましたが、お昼でも十分楽しめました(・∀・)
自由の女神への行き方・アクセス・最寄り駅
自由の女神は、リバティ島(Liberty Island)という小さな島にあります。
リバティ島はマンハッタン島の南西約2.7kmに位置しており、島まで移動するにははスタチュー・クルーズ(船)に乗らなければなりません。
スタチュー・クルーズの乗り場は、バッテリーパークから出航しているので、バッテリーパークへのアクセス方法をご紹介します♪
メトロで最寄り駅まで行く
フェリー乗り場の最寄り駅は、ボウリンググリーン(Bowling Green)駅と、サウスフェリー/ホワイトホールストリート(South Ferry-Whitehall Street)駅です。
ボウリンググリーン駅からは、徒歩3分くらい、サウスフェリー/ホワイトホールストリート駅からは徒歩8~10分くらいです。
バッテリーパークへ向かう
photo by Travis Grathwell
ハドソン川沿いにあるバッテリーパーク。
とっても美しい公園で、たくさんのモニュメントが所々に点在しているので散策するのも◎
チケット売り場は、「キャッスル・クリントン・ナショナル・モニュメント」というレンガ造りの建物の中にあります。
photo by Jazz Guy
ちなみに、キャッスル・クリントン・ナショナルモニュメントは米英戦争のために建てられた城塞だったそうですよ。
ここまで来ると自由の女神が見えます♪
自由の女神まとめ
ニューヨークのシンボルとしてあまりに有名すぎる自由の女神。
ちょっとアクセスしにくい場所ではありますが、下調べしておけば全く問題ありません!
ぜひ、近くで『自由の女神』を堪能してみてくださいね。
自由の女神に行くならニューヨークシティパスがお得!
- エンパイアステートビルディング
- アメリカ自然史博物館
- トップオブザロック
- グッゲンハイム美術館
- 自由の女神とエリス島
- サークルライン観光クルーズ
- 9.11メモリアルミュージアム
- イントレピッド海上航空宇宙博物館