物価が高いと言われるニューヨークですが、実際のところ物価は日本と比べてどうなのか気になりませんか?。
ニューヨークの物価は、日本と比べてやや高めです。
特に外食が日本に比べて割高なのが、旅行者にとってはきびしいところ。
とはいえ、スーパーでは日本より安く手に入るものもあるので、うまく活用できれば節約可能。
今回はそんなニューヨークの物価について、物のカテゴリー別に調べてみました。これからニューヨークに訪れる方はぜひ参考にしてみてください♪
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このページの目次(もくじ)
ニューヨークの物価と税金・チップ
ニューヨークの物価は高いです。アメリカは数都市滞在したことがありますがニューヨークとハワイが一番高かった印象。
もちろん、物によっては日本と同等だったり、遥かに高かったりとまちまちですが、1週間から10日ほどの旅行であれば我慢できるくらい。
TAX
日本と違って消費税という概念がなく、州、群、市によって税率が変わり複雑な構成(州と群の税金の合算で計算)となっています(笑)
わたしたちが買い物をしたときに発生するTAXをピックアップして紹介します。
- ニューヨーク 8.875%
- ニュージャージー 6.625%
ニューヨークからほんの15分いくとお隣はニュージャージー。
TAXが2.25%違うので同じような商品ならニュージャージーで買った方が安くなります。知った時は不思議で仕方ありませんでした。
2019年にニューヨークへ滞在した時はニュージャージーへ1週間泊まって宿泊代も節約しました。
関連記事NY子連れカウチサーフィン体験・無料で宿泊!利用方法と良いホストの探し方
チップ
アメリカで悩みのたねがチップ。日本はチップ文化がないので慣れるまで毎回時間がかかります。
覚えておかねばならないのが、チップといってもほぼ100%義務ということ。
よほど悪いサービスを提供されたとき以外は払うのが当たり前なので払うかどうかを迷う必要はありません。
レストラン・飲食店 | 食事代金の15〜20%が目安(高級店だと20%〜)※料金に含まれている場合は不要 テイクアウト系の飲食店だとレジ横にチップ入れの瓶などがあるので、お釣りの小銭を入れておく程度でOK!(なくても大丈夫) |
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タクシー | 乗車料金の10〜15%が目安 荷物の積み下ろしをお願いした場合は、荷物1つにつき$1程度 |
ホテル |
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アクティビティ・ツアー | 総額料金の10〜15% (パッケージツアーではチップ不要の場合がほとんど) |
スパなどの美容系サービス | メニュー料金の15〜20% (会計時またはセラピストに直接支払う) |
食事代金の15〜20%が目安(高級店だと20%〜)になるので、「20ドル(約2200円)だからちょっと高いけどまぁいっか。」気軽に頼むと後で慌てます!
ニューヨークの場合TAXが8.875%。20ドル×8.875%=1.775ドル チップはTAXの2倍が相場なので、20ドル+TAX1.775ドル+チップ3.55ドル=27.85(約2785円)
小売店やスーパーマーケットでの買い物、ファーストフード店やフードコート店、公共のバス利用、病院、銀行、両替店などではチップ不要です。
払いたくないわけでなく、会計の時に混乱するのでチップ込の料金にしてくれればいいのに…といつも思います。
ニューヨークのホテル宿泊費の目安
旅行で訪れるなら絶対知っておきたいのがホテルの宿泊代の目安!地域によってかなり差があるのがホテル代。
わたしが知る限りニューヨークは世界一ホテルが高いのではないか…というくらい高いです。
特筆すべきはホステルでも一般ホテル並みの料金がかかること。エリアとシーズンによっても数倍かわってくるのでニューヨークのホテル選びは慎重に。
- 3つ星ホテル:20,000円前後
- 4つ星ホテル:30,000円前後
- 5つ星ホテル:50,000円前後
- ホステル:6,000~10,000円前後
ニューヨークの食事・レストランの物価
ニューヨークで外食するととても高いと感じます。
料理のボリュームが多いのでコスパで考えればそれなりかもしれませんが、サービス料として乗ってくるチップがズッシリ(笑)
カフェ・ベーカリー
まともなレストランで食事をすると日本の2倍くらいはかかってしまうので、ニューヨーク滞在中はカフェやベーグルショップで食事をすることがよくあります。
お気に入りのベーグルショップを見つけて毎朝通ったこともあります。
パンやマフィンが5ドル前後、コーヒーをつけて約10ドルでおさまりますし、かなりボリュームがあるので2回にわけて食べても十分。
バーガーショップ
日本ではファストフードのハンバーガーも、ニューヨークではグルメな食事に早変わり。
味も値段も全然違って美味しいです。
安いバーガーで6ドル前後~、ドリンクやポテトをつけたりしていると余裕で10ドルは超えます。
ニューヨークでバーガーやパンケーキをお店で食べるとだいたい20ドル(2,200円~)くらいにはなるイメージ。
https://ohayotourism.com/newyork/hamburger/
ステーキレストラン
ニューヨークへ来たら絶対食べたいグルメステーキ!
日本ではステーキは全然食べないしどちらかというと分厚いお肉は苦手なのですが、本場アメリカのステーキは本当に美味しい。
写真は人気店ピータールーガー。Tボーンステーキ2人前で100ドルちょっと。ドリンクやチップを考慮すると15,000円くらいはかかります。
安くはありませんがボリューム満点で、2食分くらいの満足感がありました。
https://ohayotourism.com/newyork/steak/
- ランチ:約20ドル(2,000円前後)
- ディナー:約50ドル~(5,000円~)アルコールありで+15ドル
- カフェ・ベーカリー:7ドル~(約800円~)
- バーガーショップ:10ドル~20ドル(約1,100円~2,200円)
- ステーキレストラン:50ドル~(約5,500円~)
カジュアルなレストランでもディナーは50ドル前後するのが当たり前なので、リーズナブルに済ませたいならテイクアウトや中華系のレストランを利用するのがいいかもしれません。
ニューヨークの食料品・飲料・お菓子の物価
スーパーやコンビニは旅行者にとっても強い味方!大袋のお菓子や、調味料などをお土産にするのも楽しいですよね♪
日本も同じですが、アメリカはスーパー間の価格差が結構大きいので一参考としてご覧下さい。
ホールフーズやトレーダージョーズは成城石井のような高級スーパー。お土産におすすめです。
水・お茶・ジュースなどの飲料
ミネラルウォーターは購入場所によって価格差が大きいです。
タイムズスクエアなどの中心地だと1本2~3ドルしますし、スーパーなら半分以下で手に入ります。
なぜか大きいペットボトルもほぼ同じ料金なので、移し替えるのが面倒でなければさらに安くなりますね。
日本のようにペットボトルのお茶を飲む習慣はほとんどなく、ココナッツウォーターやアーモンドミルクなどの飲料が豊富な印象。
牛乳は日本より安く日本と違ってプラスチックボトルスタイル。
海外で紙パックってあまり見かけないけどなぜ日本は紙なんだろう…。1/2ガロン(約1.9リットル)で1.5ドル(約160円)のお手頃価格。
ちなみにわたしの大好きなYogiのハーブティーは種類が豊富で約4ドル。珍しいフレーバーを購入!
- 水:1リットルあたり0.2ドル~3ドル(約20円~300円)
- ジュース・炭酸飲料(500ml):2Lv(約124円)
- 牛乳:1リットルあたり0.9ドル~(約100円)
ビールなどのアルコール類
アルコール類は日本に比べると安いと感じるかもしれません。
ビールはだいたい1本3ドル~6ドル。アメリカ人は大量買いが当たり前なので、1ダース(12本入り)で購入すると1本あたり1ドルくらいと大幅ディスカウントされます。
お土産にもおすすめのカリフォルニアワインもお手頃価格がそろいます。
- ビール(レストラン):1杯5ドル~(約550円)
- ビール(スーパー):355ml缶1ドル(約100円)
- ワイン(スーパー):10ドル~(1,100円)
パン・ケーキ
食パンは1.3ドル(約150円)くらい。
スーパーのベーグルはとても安くて1ドル~売られていますがそのまま食べると全然美味しくなかった・・・。
トースターがないなら専門店で買うことをおすすめします。
日本人が絶対に選ばなそうなド派手なホールケーキ。
どこのスーパーでもこのようなデコレーションケーキが売られていていつでもパーティーできそうですね!
安い物だと10ドル以下で売られていました。購入していないので味はわかりませんが激安ケーキだから美味しくなさそう(偏見!?)
- 食パン:1.3~2ドル(約150円~)
- ベーグル:1個1ドル~(約110円~)
- ホールケーキ:10ドル~20ドル(約1,100円〜約2,200円)
シャンプー・コスメ
アメリカのスーパーマーケットで好きなコーナー。
ヘア、ボディケア商品のパッケージがとてもかわいくて必ずチェックしています。
ジョンマスターオーガニックなどの高級ブランドもスーパーで買った方が安いので、ホールフーズへぜひ行ってみてください。
値段は日本とあまりかわりませんが、ブランド系は3割~半額近くで手に入ります。
そこも含めて新しいものを買うのが楽しい!
生鮮食品
短期の旅行だとなかなか購入する機会はないかもしれませんが、生鮮食品の値段もご紹介します。
鶏肉も牛肉もとにかくボリュームがすごい!!
国産の肉と単純比較ができないし、部位によって金額もかなり違うので難しいですがグラムあたりに直すとアメリカの方が安いと感じました。
バナナは通常のもので1本25セント(約30円)、オーガニックで69セント(約75円)~
1個あたりで値段が表示されているものあれば、1ポンドあたりの量り売りもあります。
アメリカは重さや量がポンド、ガロンなど日本とは違う単位で表記されてるので全然ピンときません(笑)
いとこが送ってくれたブドウの写真。こんなにたくさん入っていて1.88ドル(約200円)これは激安!
アメリカに住んでいるいとこ曰く、基本的に健康に悪そうなもの(スナック、アイス、ファストフード)はとても安くてヘルシーなものが高いということです。
太って不健康そうな人も多いけど、オーガニック製品が多いのはアメリカで一番羨ましいところかな。
乳製品・たまご
たまごはちょっと高め。他の商品と同様値段に幅があり3ドル~高いものだと7ドル近くする商品もありました。
牛乳1リットルあたりの価格は日本の半分といわれているので全体的に乳製品はアメリカの方が安いと思います。
チーズの種類も豊富。これだけ大きなチーズで3.99ドル(約440円)。
アメリカで楽しみなのがスーパーで美味しいヨーグルトを買うこと♡
日本の10倍くらい種類があるんじゃないか?と思うくらいグルメヨーグルトが売られています。
わたしはチョコチップやココナツがザクザク入った具沢山のヨーグルトが好きでよく朝食にしていました。
2~3ドル(220円~)するものも多くちょっと高いなという感じもしますがコンビニスイーツレベルでボリュームもあるのでおすすめです。
- たまご:3~4ドル~(約400円前後~)
- チーズ:4ドル~(約440円~)
- ヨーグルト:1ドル~(約110円~)
ニューヨークの人気お土産の物価
物価の高いニューヨークですが、アメリカブランドを購入する場合は日本よりずっと安いです。
スターバックス、ディズニーストア、GAPなどは定番ですね。ニューヨーク限定品がおすすめです。
わたしが必ず足を運ぶのがオーガニックスーパー。前述したホールフーズやトレーダージョーズでちょっとしたお菓子やオーガニック化粧品を購入します。
時間があればニューヨーク郊外のセントラルバレー にある「ウッドベリーコモン プレミアムアウトレット」へ行ってみてください。
コーチ、アバクロ、ケイトスペード、トミーヒルフィガー、子供服のカーターズなどが半額~7割引きで売られていて驚きます。
化粧品はセフォラがいたるところにあって、ブラブラしているだけで楽しいです。ぜひ自分のピンとくるお土産を探してみてください!
https://ohayotourism.com/newyork/souvenir/
郊外のアウトレットまでは行けないという人はセンチュリー21でもアウトレット商品を購入可能(品揃えはウッドベリーと比較になりませんので期待しすぎないように!)
ニューヨークの公共交通機関・タクシー料金
サブウェイ・路線バス
公共交通機関の地下鉄と路線バスについては、運賃は一律(地下鉄の片道乗車券の場合3ドル)。
バスと地下鉄の共通チャージ式カード「メトロカード」を利用すると、2.75ドルと割引があるうえ、バスで小銭を出さずに済むので便利です。
地下鉄なら主要な観光地に簡単にアクセスできますし、路線バスもGooglemapなどを使えば、旅行者でも利用しやすくなりました。
タクシーの乗り方・初乗り料金
ニューヨークのいたるところに走っている「イエローキャブ」。
初乗りは2.5ドルと、日本の都心部よりもずっとリーズナブルですね!
約320mごと、もしくは1分ごとに50セントが加算されていきます。
小型のタクシーもミニバン型のタクシーも基本的に料金は同じで、チップの支払いも15%〜20%。
もちろんクレジットカードの利用も可能!
UberやLyftも人気ですがわたしが滞在した時はタイミングが悪かったのかなかなかつかまりませんでした(;’∀’)
ニューヨークの有名観光スポットの料金目安
メトロポリタン美術館
アメリカの美術館と言えばメトロポリタン。
あらゆる芸術作品が集められた世界最大級の美術館は、1日では足りないほどのボリュームがあります。
世界中の名画や展示をよくぞここまで集めたなと惚れ惚れ。アメリカの国力を感じさせるわたしのパワースポット。
入場料は大人25ドル、学生12ドル、12歳以下無料です。
https://ohayotourism.com/newyork/metropolitanmuseum/
自由の女神
ニューヨークを訪れたからには、やっぱり見ておきたいのが自由の女神!
自由の女神があるリバティ島へはマンハッタン南端のバッテリーパークからフェリーで15分ほど。
自由の女神の王冠まで入場可能なチケットは大人22.25ドル。ニューヨークに行くことが決まったら一刻も早く予約しましょう。
リバティ島に上陸せずにちょっと離れて眺めるなら、サークルライン観光クルーズもおすすめです。
コースは複数あり、わたしが参加したのは1時間で30ドル。
https://ohayotourism.com/newyork/statue-of-liberty/
エンパイア・ステート・ビル
有名なエンパイア・ステート・ビルからの景色は感動すること間違いなし!
昼間の大パノラマにするか、ロマンティックな夜景にするかが悩みどころ。できれば、両方とも堪能したいものですね。
上からの眺望なら、ロックフェラーセンターの「トップ・オブ・ザ・ロック」もおすすめです。
エンパイア・ステート・ビルの入場料はメイン展望台42ドル。メイン展望台+トップ展望台72ドル。
https://ohayotourism.com/newyork/empire-state-building/
https://ohayotourism.com/newyork/bestspot/
ニューヨークの物価 まとめ
ニューヨーク旅行は正直なところかなりお金がかかります。
歩いているだけでも楽しい街ではありますが、やはり買い物やグルメも楽しいのでここは思い切って散財するのがおすすめ!!
世界最先端の街だけあって、心くすぐるものばかり。ぜひ最新のトレンドを楽しんできてください!